スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

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ちょい時期外れ

久々の休話をどうぞ〜


休話 その20 気持ちの良い誕生日

「〜♪」

 

「甘い匂いがするルン…流星何を作ってるルン?」

 

「ん?あぁ、ケーキだよ」

 

「何でケーキルン?」

 

特にこれと言った行事は無く、あるとしたらクリスマス。だけど今日はもう25日。作って食べるにしては1日遅かった

 

「24日…昨日僕の誕生日だったんだよ」

 

「そうルン」

 

「そう」

 

「……」

 

「…」

 

「誕生日ルン!?」

 

少し遅れてその単語に反応する

 

「何で言わないルン!」

 

「忘れてた」

 

「忘れたって…」

 

自分の生まれた日付をうっかり忘れる流星に少し呆れてしまう

 

「だから適当に、ケーキ作ってクラッカー鳴らして終わりにしようとしたんだけど…?」

 

作業しつつも横目でララを確認するが、その姿は何処にも見当たらなかった

 

それから程なくして

 

「流星君!何故言ってくれなかったのですか!?」

 

「まどか!?ララの仕業か、余計な面倒事を増やして…」

 

まどかが勢い良くロケットに入る。ララがみんなに誕生日の事を話したら全員が祝いに来た

 

それは有難いなのだが今更である。正直、こんな事を話せば何かしらのアクションがある事は薄々気付いていた。あまり、気を使いたくないから1人でひっそりと事を進めるつもりだったのだが、その思惑はララによって打ち砕かれる

 

「そんな事はいいじゃん!」

 

「ほらほら主役は黙って座って!続きはあたしたちが作るから」

 

「…分かった。それじゃあ甘えるとしよう」

 

流星は椅子に座って家族写真を立てる

 

「やっぱり」

 

「何が?」

 

「流星君、やっぱり寂しいのではありませんか?」

 

「まぁ…誕生日なんていつも家族と一緒に過ごしていたからな。それよりも!」

 

流星はララに向き直る

 

「何で言っちゃうの?」

 

「祝いたいからルン!」

 

「あたしたちも同じだよ」

 

「流星君にはいつも頑張ってるから」

 

「素直に受け取るニャン」

 

ララに便乗してえれなと続き、流星に気持ちを伝える

 

「「流星!(君!)」」

 

「近い近い近い!!」

 

くっ付きそうなぐらいの距離で顔を近づける

 

「何か欲しい物はありませんか?」

 

「何でも言ってほしいルン!」

 

「そ、それはだな…」

 

チラッとひかるたちの方へ目を移すが、笑顔で手を振り返されただけで何もしてはくれなかった

 

「き、気持ちだけで十分だよ!」

 

「そうルン?」

 

「しかし、流星君の誕生日を忘れてしまうなどと香久矢まどか、一生の不覚です!」

 

「そんな不覚は取らなくて良い」

 

その時、ララが流星の腕に体全体を使って抱き付く

 

「!?」

 

「あのー、ララさん?」

 

「気持ちならいっぱいあげるルン!」

 

「ララ…あなた…」

 

「何々〜?」

 

そこへ、えれなたちも集まり始めた

 

「流星の誕生日プレゼントは『気持ち』らしいルン!」

 

「じゃあわたしたちも!ユニも一緒に!」

 

「ニャ!?」

 

ひかるがユニの手を引いて、流星の上に乗っかる感じてダイブした

 

「あたしも〜!」

 

「おいコラ待て…ぐへぇ!」

 

「み、みなさん駄目ですよ!!」

 

「そ、そうだそうだ!言ってやれまどか!」

 

「わたくしも混ぜて下さい!」

 

さらにまどかも乗っかり、5人の全体重が流星にのし掛かる

 

「い…命の危険が……」

 

「フワ行くでプルンス!」

 

「行くフワ〜!」

 

「こ…これ以上は…」

 

プルンスに続きフワも上に乗っかると

 

「うぅ……たす…け……」

 

そう言い残して意識を手放した

 

 

 

 

 

////////

 

「し…死ぬかと思った…」

 

あの後、意識を失った流星を全員で介護してたった今目を覚ました

 

「き、キラやば〜…」

 

「じゃないよ!?マジやば〜だよ!!」

 

「流星も目を覚ました事だし」

 

えれなが言うと、みんな手にクラッカーも持ち

 

「「「「「ハッピーバースデー!」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祝福してくれた




ではでは!ここまでの拝読ありがとうございました!
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