スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜   作:シロX

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今回も展開が急です

本編をどうぞ!


第59話 団結と未来の約束

一時離脱したプリキュア と星空連合は、ノットレイダーたちの介護をして目覚めるのを待っていた

 

「…プリキュア ……私は…?」

 

1番始めに目覚めたのはガルオウガだった

 

「アイワーンが助けたニャン」

 

「すまない」

 

「べ、別にいいっつーの…」

 

「皆は?」

 

カッパードとテンジョウは隣のベッドで静かに眠っていた

 

「フワとプリンセスは何処に居るでプルンス!!」

 

ガルオウガが安心する中で、プルンスはフワたちの身を心配して食って掛かる

 

「恐らく…我らが行く事は叶わない場に…。そして儀式には、器と我らの星を貫いたアレを使うと奴は言っていた」

 

「だから、ノットレイダーの星の近くに居ると?」

 

「星への行き来は、全てダークネストのワープだったニャン」

 

「腕輪が無き今はなす術も無い」

 

今まではガルオウガの腕輪でワープしていたが、それも前の戦闘でへびつかい座のプリンセスに奪われてしまった

 

「…待てよ、確かトッパーたちがノットレイダーの星の座標を調べてた筈だ」

 

「その通りでアル」

 

タイミングよくトッパーたちが病室に顔を出した

 

「グーテン星で、ノットレイダーの星の座標を割り出せたでアル」

 

「じゃあ!行けるルン?」

 

「うむ。何度かワープを繰り返す必要があるでアルが」

 

「私達も行く」

 

話を聞いていたのか、テンジョウとカッパードが起き上がって付いて行くと言う

 

「奴の好きな様にはさせぬ」

 

「カッパード!うん、行こう一緒に!守ろうみんなの宇宙を!」

 

各々で、ワープしてる間に準備を進める

 

準備をしてる時、ユニはプルンスに問い掛ける

 

「何も知らなかったわけ?宇宙を創ったのが13星座のプリンセスだって?」

 

「長らくお使いしたでプルンスが、初耳でプルンス…」

 

 

 

 

 

ノットレイダーたちが拠点としてる星では

 

「無駄だ。お前達は全ての力を放ったのだから」

 

プリンセスたちも拘束を解こうとするが無理に等しかった

 

「力を放ったフワ?」

 

溢した言葉にフワが反応する

 

「分かっておらぬな。お前だよ。以前パレスを襲った際、プリンセス達は我に力を奪われまいと力を宇宙に放ち散らせた。その力をプリキュア が集めて、お前に与えたのだ。プリンセス達の力は器である、お前に宿っている」

 

「フワ!?」

 

フワは、プリンセスの力が自分の仲間にあると知って驚く

 

「見よ、アレがパレスに収まりし時。我の力がお前に注がれる。さすれば大いなる闇が広がり、この宇宙を全て呑み込む」

 

その話を聞いてフワは恐怖を感じる

 

「我が新たな宇宙を創る!」

 

「勝手は許しません!」

 

今まで黙っていたプリンセスたちが、口だけでもと抵抗する

 

「忘れたのですか?」

 

「宇宙に放った我々の力は、フワにあるのみではありません!」

 

「フッ…無論忘れる筈が無かろう」

 

 

 

 

 

場面は星空連合の船内

 

そこでは、カッパードが次なる戦いに向けて武器の手入れをしていた

 

「カッパード!」

 

そんなカッパードにひかるは、おにぎりの差し入れをする

 

「何だそれは?」

 

「おにぎりだよ!」

 

「艦内食ルン」

 

「水でいい」

 

初見でのおにぎりは、やはり宇宙人には些か抵抗があるらしくキッパリ断る

 

「そう言わずにさぁ〜!美味しいよ!!」

 

相変わらずひかるはおにぎりを押し付ける感じで近付ける

 

「グイグイ来るな!要らぬ!その様な得体の知らぬ物体は」

 

「決め付けは無しルン!」

 

「さぁ!」

 

カッパードも観念したのかひと口試しにひかるの手から食べると

 

「美味い…!」

 

「ね、キラやば〜っでしょ?」

 

「……あぁ」

 

 

 

別の場所ではテンジョウとえれなが話していた

 

「聞いたわ、貴方達が皆んなの暴走を止めてくれたって。駒ちゃん達を救ってくれて礼を言うわ」

 

「そんな、お礼だなんて」

 

「ありがとう」

 

「テンジョウ…!」

 

やっと分かり合えた事に、えれなは喜ばしく思った

 

 

 

「相変わらず開かないっつーの!」

 

「ったく、派手に改造してくれたわね。本当センス無いニャン」

 

1人で整備してるアイワーンにユニが茶々を入れる

 

「うるさいっつーの!滅茶苦茶癖がある宇宙船だっつーの!」

 

怒るアイワーンを無視して、ユニは宇宙船に乗って手を加えた

 

「コツがいるニャン」

 

「…!」

 

 

 

そしてガルオウガ、まどかの2人も

 

「何故受け入れる?」

 

「?」

 

「我々の仕打ち、そう簡単に忘れられるものではない」

 

それに対する答えは

 

「…みなさんが心の底から受け入れているのか、わたくしには分かりません。でもわたくしは、ただ前を向いて歩いて行きたいです」

 

「…」

 

『もうすぐノットレイダーの星に着くでアル!皆んな配置に着くでアル!』

 

艦内放送を聞いて一斉に動き始める

 

「では、わたくしはこれで」

 

まどかもみんなが待つ場所へ移動した

 

「あれ?流星君は?」

 

「いないルン」

 

「さっきの放送を逃したのかな?」

 

「それは無いニャン」

 

「一度探してみましょう!」

 

全員で流星を見つけることになった

 

「流星君一体何処へ行ったのでしょう?」

 

歩いてると偶々通り掛かったカッパードに声を掛けてみることにした

 

「カッパード、すみませんが流星君を見ませんでしたか?」

 

「奴ならさっきアッチで軽食を取っていたぞ。全く、こんな時に呑気な奴だ」

 

「ありがとうございます」

 

まどかはカッパードの言われた方向に行った。

そして見つけた。のんびりとおにぎりと飲み物を持って食べていた

 

「流星君さっきの放送を聞きましたか?」

 

「ん?ふぁふか(まどか)?」

 

「飲み込んでから喋って下さい」

 

「…ん。これ飲んだら行くよ」

 

飲み干して席を立つ

 

「行きますよ」

 

まどかは手を引いて歩く為手を握ると

 

「流星君?」

 

震えてる事に気付いた

 

「…まどかは怖くないの?」

 

「流星君…」

 

「僕は怖い。失敗は絶対に許されない。…今更だよね、でもこの戦いで負ける様な事があれば…」

 

「大丈夫ですよ」

 

顔を伏せる流星に優しくする

 

「わたくしたちはフワを助ける。いつもと変わりません」

 

「随分と大きくなったな」

 

「流星君とみなさんのお陰です」

 

笑顔で感謝の言葉を紡ぐ。それを見た流星から、いつの間にか震えてが収まっていた

 

「ではみなさんの所へ」

 

「まどか!」

 

流星は、手を引いてまどかを正面に向けさせて両手で肩を持つ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「──結婚しよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…えっ///!?」

 

「ん?何だよその反応」

 

流星は平然とするに引き換え、まどかは顔を赤らめる

 

「けけけ結婚ですか!?」

 

「そうだよ!結婚!この戦いが終わって将来結婚しよう!」

 

流星はプロポーズを続行する

 

「駄目か…?」

 

「う…」

 

「う?」

 

「嬉しいに決まってるじゃないですか!!」

 

声を上げて最大の喜びを表す

 

「はい!将来わたくしたち結婚しましょう!」

 

まどかは両手を取り強く握る

 

「結婚、結婚ですか…えへへ///」

 

幸せの時。何とも言えぬトロけた顔にもなる

 

「約束だよ」

 

「はい、約束です。…わたくしもいいですか?」

 

まどかも約束事をする

 

「わたくしは、この先どんな事がありましても絶対に離れません。ずっと一緒です」

 

「ずっと一緒…それも約束だな」

 

2人の約束。ずっと一緒、そして結婚

 

「流星君!流星君!結婚式はどの時期に挙げますか?その前に籍を入れなくてはなりませんね!」

 

「それなら、高校卒業したらすぐにでもするか?」

 

まだ先の未来。それでも2人は楽しく、未来の約束について思いを馳せていた

 

そんな様子を見てる人たちがいた

 

 

「帰って来るのが遅いから見に来ては…」

 

「プロポーズ!キラやば〜っ☆」

 

「凄い瞬間を見てしまったルン」

 

「2人とも幸せにね!」

 

陰から幸せな2人を見守っていたひかるたちであった

 

 

 

 

 

////////

 

流星とまどかは、指を絡ませて手を繋いで船の甲板でみんなと合流した

 

「2人とも結婚で浮かれるのはいいけど、ここから先はシャキッとしなさいよ」

 

「「!?」」

 

合流早々に、ユニから先程の出来事に浮かれる流星たちに喝を入れる

 

「き、聞いていたのですか?」

 

「いつから?」

 

「流星君が食べ終わった後ぐらいかな?」

 

「殆ど最初からじゃないか!?」

 

「弄るネタが増えて楽しくなりそうね」

 

そんなやり取りを見て、まどかは笑みを溢す

 

「良かったねまどか」

 

「えれな…」

 

「幸せになるルン!」

 

「ララ…。2人ともありがとうございます」

 

最後の団欒が終わり全員気を引き締め直す

 

「変身して準備スタンバイだ!」

 

「助けようフワを!」

 

 

 

「「「「「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」」」」」

 

 

「宇宙(そら)に輝くキラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねくミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月あかり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

「全てを包み込む母なる惑星!キュアアース!」

 

 

「「「「「「スター☆トゥインクルプリキュア!」」」」」」

 

 

 

////////

 

「まさか来るとは」

 

いくつものワープを繰り返して、アースたちはスターパレスへと辿り着いた

 

「儀式の邪魔はさせぬ」

 

助けるにしてもそう簡単には行かなかった。こちらに気付いたへびつかい座が、蛇の形をしたエネルギーが向かって来た

 

『しっかりと捕まって下さい』

 

「オヨ!?」

 

スターパレス直前でロケットに乗り換えて正解だった。AIが瞬時に攻撃を掻い潜り突っ込んで行く

 

ノットレイダーたちも、それぞれ陣形を保ちながら応戦していく

 

「ハァ!」

 

「ルン!」

 

「やぁ!」

 

何度も蹴散らしていくも中々前に進めずにいる

 

「鬱陶しい!!」

 

『皆様、3つの生命体がこちらに接近してます』

 

「3つ…まさか!」

 

交戦してる別の方向から3つの影が、へびつかい座の攻撃をもろともせずに向かう者たちがいた

 

そしてロケットを3方向から囲い込む

 

「やっぱりか…」

 

ゾディアーク、クエーサー、オールトの3人だった

 

「プリキュア 、星空連合、ノットレイダー」

 

「全員集合!いよいよ大詰めだなぁ!えぇおい!」

 

「その様だな」

 

「今度こそ決着をつけよう」

 

ゾディアークが合図を出してクエーサーがワームホールを2つ作る。1つは自分たち、そして2つ目はアースの近くに出現させる

 

「ついて来い」

 

「…」

 

「待って下さいアース!」

 

歩き出すアースをセレーネが引き止める

 

「……」

 

「どうかしたのか?」

 

(本当は1人で行かせたくはありません。本当はわたくしも……だけど──)

 

「ほ、本当にどうしたの?」

 

「いえ、何でもありません」

 

困惑するアースにセレーネは

 

「頑張って下さい!」

 

一言、それだけ言った

 

「頑張って来る!」

 

アースも一言だけ言ってワームホールへと足を踏み出した。ふと振り返り、笑顔を見せて消えて行った

 

「…」

 

「セレーネ大丈夫?」

 

「ありがとうございますソレイユ。アースがああいう人なのはもう分かっています」

 

「夫婦って凄いわね」

 

「…コスモ、今はフワを助ける事に専念しましょう」

 

「そ…そうね……」

 

「みなさん行きます!」

 

アースはゾディアークたち、スターたちはへびつかい座の相手をする事になる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの戦いが今──始まった




いけないフラグが建ちました。これが吉と出るか凶と出るか…

スターたちとへびつかい座との戦闘はほぼカットと考えて下さい。
期待してた方々申し訳ありませんでした

ここまでの拝読ありがとうございました
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