スター☆トゥインクルプリキュア 〜星々達の煌めき〜 作:シロX
偏った知識で書いたので、それに関する意見等は有り難く受け止めます。
エピローグどうぞ〜
「こうして集まるのはいつ振りかな?」
ロケットの中
この場に居るのは、流星、ひかる、ララ、えれな、まどかにユニ。そしてプルンスとフワ。
みんな大人になってたくましくなっている
「ララ達が丁度来た時、ひかるは宇宙に行ってましたから、こうしてちゃんと皆さんが揃って集まるのは久し振りです」
「皆んなズルいよ〜!私だけ画面越しで喋ってたから」
「やっぱり、ララ達の見た目の変化凄すぎ!」
「昔のひかるとお揃いルン!」
「ユニは元の姿は少し違和感あるかな。今まで見てた分ギャップが凄いよ」
「ん?あの時の姿になろうかしら?」
「今のままでも大丈夫でプルンス!」
「綺麗フワ〜!」
机を囲んでドーナッツを食べる。あの時と何も変わらない風景が今もある
思い出話に花を咲かす
「そう言えば流星ってまどかと結婚したんでしょ?」
「あぁ、今は『香久矢 流星』として名乗ってるよ」
「オヨ?あれから地球の文化を調べてたけど、普通は流星の名字がまどかに移るんじゃなかったルン?」
そう、普通なら夫との名字なのだが
「それなら
「なら、流星とまどかがどんな風に結婚したのか知りたいわ!」
「プルンスも気になるでプルンス!」
「フワもフワ〜!」
ララ達、宇宙人組は興味深々
「ではでは話をしようか!!」
「何でひかるが自分の事の様に話すんだよ…」
「フフッ……そうですね。プロポーズに関しては、皆さんは知っていますよね?」
「覚えてるよ。宇宙での熱い告白」
ニヤニヤとえれなは笑っていた
「でしたら…婚姻届を書く所から話しましょうか」
私と流星はあの日──
「ちょ、ちょっと待つニャン!」
「どうかしましたか、ユニ?」
「まどか、貴女昔は流星の事を『流星君』と呼んでなかった?」
まどかが流星を呼び捨てで呼んだ事に気が付いた
「それも順を追ってお話します」
「そ、それは助かるわ」
「コホン!では、気を取り直して」
私と流星はあの日、婚姻届を出しに役所に向かいました
「よっしゃ!高校の卒業式も済んだし役所に行くぞ!」
「お〜!」
「2人共、もう出掛けるのか?」
「はい!一刻も早く流星君と一緒になりたいです!!」
フンスッ!と言わんばかりに冬貴に告げる
因みに流星は、地球に残ってるアブラハム監督から資金援助を受けて生活はしてるものの、住んでる所は香久矢家なのである
「そ、そうか。では気をつけるんだぞ」
「後で行くからね〜」
「行って参ります」
「行って来ま〜す!」
役所に向かう途中で、ここまでの道のりを話す
「やっとですね!」
「説得するのに一体どれだけ掛かったやら…」
結婚に関して家族に話したのは高校に入ってから。3年生に上がるまでひたすらに説得して、ようやく掴み取った幸せ
「おじさん…じゃなかった。これからはお義父さんか。手強かったね」
「お母様は即許可が降りましたね!」
そんな話をして役所の前に着く
「私、きき緊張して来ました!」
「僕なんて、緊張を通り越してしまったよ」
「い、いざ!出陣です!」
「取り敢えず落ち着け」
役所に入り用紙を受け取る。あらかじめ、書き方は調べていたのでスラスラと空白を埋めてく
「流星君、本当に良いのですか?」
まどかは書く手を止めた。
その理由は
「私の姓で…」
「それはもう決めたでしょ?僕は『香久矢』として生きていく」
相も変わらず頭を撫でる
「分かりました。では」
『妻の氏』の空欄にチェックする
「まどか、続き書くよ」
更に書き進め、香久矢家全員集合する
未成年なので、親の同意の同意を書いて貰い
「良し!出来た!」
「こうして婚姻届は無事提出出来ました」
「普通ね」
「何を期待してたんだよ…」
「まどかの事だから、役所に行ってもずっと引っ付いているかと思ったルン」
「流石にそんな恥ずかしい事はもうしません!!」
「流星は…プルンス?」
「何だよ!?その間は何?気になるよ!!」
「皆んな話が逸れてるよ」
えれなの一言で一同話のレールを戻す
「次は結婚式…前日から行きましょう!」
「その時って確か、流星がひかるの家に泊まったんだよね?」
「あ、あぁ…」
「どうしたのです?」
結婚式前日の言葉が出た途端に、流星の顔色が悪くなる
「私、前日にどう過ごしていたのか気になります!」
「私はまどかさんの話が聞きたいな〜…」
「私は興奮して眠れませんでした!」
「「……」」
「以上です!」
「ひかる…」
「うん…」
おもむろに2人は席を立つ
「まさか2人共、何かトラブルでも起こしたの?な〜んて」
ユニの冗談交じりの言葉なのだが
「「すみませんでした!!」」
「本当に何かあったルン!?」
「「じ、実は…」」
結婚式前日の朝
「ひかるひかる!ひ〜か〜る〜!!」
「どうしたの?」
「貴様!指輪を何処へやった!!」
「ちゃんと元の場所に戻したよ」
「えっ……」
流星はひかるの部屋に駆け込んだ
「ひかる!マジで無いぞ!!」
「そんな筈は……あ、あれ?」
「おいまさか…」
「どっかいっちゃったね…」
その言葉に流星は絶句した
それからは、2人で部屋中を探し始めた
「マズいよ!結婚式は明日なんだよ
〜!」
「分かってるよ!…何処にいったんだ?」
とにかく漁った。時間は過ぎて行き夕方
「ひかる!見つけたぞ!!」
「やった!!」
「「万歳!万歳!」」
指輪を見つけて大はしゃぎする2人
「ところで、何処にあったの?」
「……引き出しの中」
「おかしいな。私も見たけど無かったよ?」
「奥にあった」
「「……」」
「「疲れたね…」」
「前日にそんな事があったんだ…」
えれなも苦笑いしか出なかった
「とんでもないトラブルメーカー達ね」
「「ごもっともです…」」
「流星、ひかる、次からはちゃんと確認して下さいね」
「まどかが怒らないなんて意外ルン」
いつもなら、決め技を一つか二つはする筈が今回は何も起こらなかった
「ララ、まどかの眉の所を見て」
えれながララに耳打ちで話す
「オヨ?…あっ…」
まどかの眉の上を見ると、怒りマークが浮き上がっていた
「静かに怒ってるよ」
「まどかも大人になったルン」
まどかは深呼吸して落ち着く
「では、次は結婚式当日ですね」
場所は教会。流星とまどかは一般で言う「挙式」で式を挙げる
式はもう既に始まっており、新郎である流星は新婦のまどかが来るのを待っている
席には皆んなの顔が見える。勿論、ひかるにえれなも参加して見守っている
そして、新婦のまどかと父親である冬貴が入場する
(やばい!今更、緊張して来た!!)
冬貴からまどかの手を取り、流星は祭壇前まで腕を組んで歩く
流れに沿って讃美歌斉唱、聖書朗読に進む
牧師が朗読してる途中から、まどかが小さな声で呼び掛ける
「流星君、緊張してますか?」
「悪い、気になったか?」
「いえ、私も緊張しています」
朗読が終わり祈祷。神に祈りを捧げ、いよいよ挙式で最も重要な場面「誓約」が行われる
「星空流星さん。貴方は香久矢まどかさんと結婚し、妻としようとしています。貴方は、この結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従って、夫としての分を果たし、常に妻を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、その健やかなるときも、病めるときも、富めるときも、貧しきときも、死が二人を分かつときまで、命の灯の続く限り、貴方の妻に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」
「はい、誓います」
「貴方の夫に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」
「はい、誓います」
指輪の交換。流星からまどかへ、まどかから流星へと相手の左手薬指にはめる
誓約を立て、ベールアップ
「まどか」
「流星君」
「うぅ…//これは恥ずかしいです…///」
「言うんじゃない!こっちまで恥ずかしくなる」
2人とも、顔を俯かせて赤くなる顔を見られまいとする
「幸せだね〜」
「それが一番ルン!」
「け、結婚式の話は以上です!」
「もっと聞きたいニャン」
「それもいいけど…」
ひかるがふと外を見ると日が暮れてるのに気付く
「夕方か…」
「そろそろお暇しましょうか?」
「待ちなさい!」
ユニが、席を立つ流星とまどかを引き止める
「何故呼び捨てになったのかを聞いてないわ!」
「えらい食い付くな」
「興味を持つのはよろしいですけど、あまり期待はしないで下さい」
「それでも気になって眠れないわ」
「しょうがない。その前にお菓子足そう。プルンス、おかわりあるかな?」
「あるでプルンス!」
喋る前にお菓子を補充して話を戻す
結婚式が終わったその日の夜
「は、初めての寝室ですね!」
「そ、そうだね!」
当たり前だが夫婦になったのだ。勿論、寝る時も一緒
「「……」」
今日まで2人で暮らしていたが一緒に寝るというのは、昔一緒に昼寝をした時以来だった
その為、2人して緊張していた
『── 僕が一緒に背負ってあげる。こうやって手をつないで、一緒に隣を歩いて笑ったり泣いたり。だから困ったら頼っていいんだよ』
『── そうだよ!結婚!この戦いが終わって将来結婚しよう!』
まどかはこれまでの事を思い出す
「流星」
「うん……ん?何故呼び捨て?」
「私達はもう夫婦ですよ」
「そうだな。夫婦だもんな」
「「……」」
「うぅ…///」
『夫婦』と言う単語に耐え切れず、まどかは顔から火が出る
「改めて宜しくな!まどか」
「…!はい!流星」
「…そろそろ寝るか」
「そ、そうですね!…あっ」
「どうしたの?」
まどかはとある事を思い出す
「流星…その…//」
急にモジモジとする
「セッ……性…を…///」
(あ〜)
「その…あれを……」
「何々〜♪」
言いたい事を分かった流星は、ニヤニヤと笑いまどかが答えるのを待つ
「もう!///」
「可愛いなぁ〜」
「とにかく初夜を迎えましょう!!」
若干ヤケクソ気味だが、見事まどかの言いたい事が聞けた
「わぁ〜大胆」
流星を押し倒して馬乗りになる
「流星!か、覚悟して下さい!」
「あの後、即堕ちでした。ご馳走様」
「それは言わないで下さい!///」
結婚初夜は流星の圧勝だったらしい
「一心不乱に乱れる顔!クールなまどかがあそこまでになるとは…。素晴らしい思い出」
「流星、お口はチャック…ですよ!」
またも、まどかから黒いモヤが見える
「ご立腹ですね、はい。…さてと、そろそろ帰らないと」
今度こそ帰ろうとすると
「あっ!待って最後に良いかな?」
全員ロケットの外に出て並び始める
ひかるが「記念写真撮ろう!」と提案したので撮る事に
「AI、バッチリ写ってるルン?」
『はい、写っております』
AIの小型カメラで写真を撮る
『準備出来ました』
「ルン!皆んな準備はいいルン?」
「いいよ!」
「OK!」
「大丈夫です!」
「いつでも」
「バッチリ!」
「プルンスも大丈夫でプルンス!」
「フワもフワ〜!」
『では合図を』
「良し!」
言い出しっぺのひかるが合図を出す
「1+1は〜?」
「「「「「「に〜!」」」」」」
この巡り会えた奇跡を大事に
これにて本編ストーリー全てやり切りました。
休話SPがあるとは言え、物語としては終わりです
ではこれにて、ここまでの拝読を本当にありがとうございました!!