久しぶりに見たら感想が…
ヴァル×ウィラなかなか気に入って頂けてる様子
「っ!!!」
ヴァルガは狂者の仮面が割れたのを理解すると同時に般若の面をつける。そしてすぐに義手で窓枠を超えて逃げようとする空軍を殴る。しかし、運が悪かった。ヴァルガが仮面を付け直したのはクールタイム中。つまり、ルール違反だった。
「ア…ア”ア”ッ………」
ヴァルガが顔を抑えて呻く。本来ならば試合終了するはずのそれは
「アァァァァァァァァァァァァ!!!」
目元が赤く光り、意識が潰れる。そして、試合は終わらず。ヴァルガはサバイバーを殴り殺す殺戮兵器と化した。
「謝必安!范無咎!すぐに赤の教会に向かってヴァルガを止めろ!ワシはナイチンゲールに連絡する!!!」
「了解!!!」
バルクがそう指示を飛ばすと白黒無常は咄嗟に赤の教会に飛ぶ。サバイバーの人員はエミリーの指示の元男子勢は寝かせるためのマットを運び、女子勢は薬やらの支度を整えていた。
「あら?ウィラ誰か見てない?」
「見てないなの!」
「部屋を見てこよう。」
パトリシアがウィラの部屋に向かうと部屋には誰もおらず荘園内のあちこちを探してもウィラの姿はなかった。
「いない、もしかしたら赤の教会にいったのではないだろうか?」
「かもしれないわね…」
「ハスター様。恐れ入りますがウィラを探していただけませんかしら?」
「うむ、任せよ。ヴァルガとウィラは任せよ。」
祭司が状況を察してハスターに頭を下げ、ハスターに願うとハスターは頷き、承諾する。それと同時に瞬間移動で赤の教会に飛ぶ。
「なんだこいつっ!?ルール無視じゃねぇかよ!!!」
「いってぇ…いってぇよぉ…!?」
赤の教会は阿鼻叫喚だった。暴走したヴァルガにより弁護士は左腕を捥がれ、空軍は勢いよく壁に打ち付けられた影響で全身を複雑骨折し気絶、泥棒は木の枝に突き刺されて吊り下げられており、唯一残った傭兵のみが今逃げている状況だった。
「ぐっ…そろそろ肘当てもない…逃げきれないっ!?」
傭兵が逃げた先にはヴァルガを止めるために飛んでいた白黒無常の傘が見えた。その瞬間傭兵の顔は青ざめ、違う方向に逃げようとするがその瞬間ヴァルガが腕を振り下ろす。もうだめだ、そう思い目を瞑った瞬間。
瞬間移動の音が傭兵の背後に響いた。
義手と何やら湿ったものがぶつかる音がする。
「間に合ったかといえば間に合っていない…か。落ち着け、ヴァルガ。今楽にしてやろう。」
「ほら、あなたはこっちに。」
謝必安が傭兵を遠くに避難させればハスターは上々、と言った表情で触手をあたりのあちこちに生やす。すると触手の影に一つ、小さな影があった。
「む…?」
ハスターが不思議そうに視線を向けるとその影は突如としてハスターとヴァルガの間に現れてヴァルガに何かを吹きかける。
「調香師…?」
ハスターがウィラを視認したと同時にヴァルガは糸の切れた人形のように前に倒れる。ウィラはヴァルガが気絶したのを認識するとヴァルガの頭を抱きしめる。
「…調香師。運ぶぞ。」
「…お願い。」
その後、意図的に起こされたバグとしてナイチンゲールがサバイバー側に罰則を設け、関係荘園にはヴァルガに対して2500エコーの支払いを命じた。そして、泥棒だけは2500エコーの支払いを白紙にする代わりに一定期間の試合出場禁止命令とその間の室内謹慎を命じられ、泥棒は部屋から出るのを禁止となった。
気がついたら1300越え…
読んでくださる方がいると光栄です