メガネくんに転生しました   作:花蕾

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お気に入り人数が230越してビビリ腰になった花蕾です。どうも。
では三話。すこし無理やりの部分もありますが、どうぞ


イレギュラー門

翌日、いつも通りつまらない授業を能動的に受け、時刻は昼休みとなった。

 

修と空閑は屋上で昼食をとっていた。周りを見れば、多くの生徒がいる。この学校、珍しいことに屋上が解放されているのだ。普通の学校だと解放されてないからね。確か、自殺防止とかだっけ。

 

「うまいな、この弁当。オサムって料理上手いんだな」

 

「まあね。母親が帰ってくるのが遅い時があるから」

 

この会話から分かるように空閑が食べている弁当は僕の手作りだ。いつも、自分用と母用に作ってるので、一人増えたところでそこまで負担にならないのだ。

 

弁当を食べながら話してる内容は日本での一般常識だ。人をむやみに殴らないとか蹴るなとか、まあ小学生レベルの道徳の話だ。

 

「なかなか窮屈な暮らしですな」

 

空閑はそう言った後、少し経ちほうほうと呟く。おそらく、レプリカと話したのだろう。レプリカというのは空閑と行動を共にしている多目的型トリオン兵のことだ。まあ、この時点での僕は本来知らないことのはずだし、今の僕も知り合ってはいないため、あえて無視する。

 

「まあ、オサムがそう言うならそうしてみるか」

 

信頼感高すぎない?原作に比べて交流回数減ってるはずなんだが…まあ、おそらく僕が空閑のこちらの交流関係の中で一番接してるのだろう。

 

「オイオイ、どうなってんだぁ〜人がたくさんいるぞ〜」

 

クラスの不良3人組が屋上に現れる。そりゃ、たくさんいるだろうよ。眺めいいし、教室にいるよりすっきりするし。

 

「おめーら、誰に断りいれて屋上使ってんだ、あ?」

 

学校に断りいれています。

ていうか凄んでるけど、僕がボーダーだと分かった瞬間、こいつら僕から手を引いたんだよね。ただのチキンなんだよね。

 

屋上にいる人に絡んで、使用料500円をせびってる。

 

「ほう、そんなルールが」

 

「あるわけないだろ、馬鹿馬鹿しい」

 

冷めた目で不良達を見る。数分たちようやく不良達がこちらに気づく。

 

「何、じろじろと…ヒッ」

 

「あ?…チッ」

 

不良達は何か怯えたように気にくわないように、屋上から去る。ボーダーの威を借りている感じだが使えるものは使わないと。

 

それから僕は空閑とこの世界でのネイバーのことを話しながら食事を続けた。というか、一人分増えるからといって張り切りすぎた。いつもより量が多い。

 

『緊急警報!緊急警報!』

 

学校の、いや、市内のスピーカーからけたたましい警告音が

 

『門が市街地に発生します。市内の皆さんは避難してください』

 

門から現れたのはモールモッド。本来なら警戒区域内に誘導されるものなのだが、まあ色々とあって市内に出る。原因は分かっているが、実際にこのイレギュラー門にあった後に報告したほうが信憑性が増すだろうし、自然でしょ。

屋上から見渡せばもう被害は出てるようで南館のほうで校舎の一部が崩れ落ちる。

 

「オサム、どうするんだ?」

 

「お前はシェルターに逃げろ。僕はあいつらを倒しにいく」

 

はあ?と言ってる顔をしてるが。あ、そうだった、僕、まだ空閑にボーダー隊員だって話してなかった。

 

「トリガー・オン!」

 

掛け声と共に僕の身体はトリオン体に変換される。

 

「ほう、オサムはボーダーの隊員だったのか」

 

「まあね」

 

勢いよくジャンプし、先ほど崩れてたところへ移動する。

 

「バイパー!」

 

変化弾を繰り出す。いつもならしないのだが、今回は一般の人もいるし建物をなるべく壊さないように、リアルタイムで弾道を決める。これをすると脳の五割以上が演算に持っていかれるからいつもはしたくないのだ。涼しい顔でやる那須さんと出水さんはヤバイと思う。

 

「さっさと逃げる!」

 

「三雲くん!!」

 

「ボーダー隊員だ!」

 

こちらを見て足が少し止まったが、みんな上のほうへと走っていく。さて、狭い密室での二対一。なんとかして、外に出したいものだが。

 

ブォンという音と共にモールモッドが鉤爪を繰り出す。それをジャンプで避け、アステロイドをいじらず射出。大したダメージにはならないが、相手の腕一本ぐらいだったら持っていける。

 

「シールド!」

 

次に後ろから来たモールモッドの爪をシールドで防ぐ。ひびが少し入るが、まだ持ちそうだ。そして、

 

「アステロイド」

 

ふたたび、アステロイド。半開きとなったモールモッドの口に弾が入っていき撃ち抜いた。

一体を倒し終わり、同じ数となったこの戦い。

まあ、腕は一本削れてるから楽っちゃ楽。

 

そんな修の戦いを見てる空閑は

 

「強いな、オサム」

 

『そうだな。荒削りのところはあるが、モールモッドをあの短時間で倒したのは実力がある証拠だ』

 

砂煙で見えないはずだが、空閑とレプリカはトリオンの動きで修とモールモッドの戦いを見ていた。戦況が悪かったら自身も参戦しようと、手の黒い指輪を触っていたが、それをする必要もないと空閑は決断を出す。

 

もう一体のモールモッドも先ほど同様に倒し終わり、修は南館から外に出る。そんな修にシェルターから出てきた生徒がわらわらと群がる。イレギュラー門の原因を探しに行きたいものだが、これも悪くない、と少し愉悦に浸る。

 

それからしばらくして、A級5位の嵐山隊が現着した。

嵐山さんからは原作同様感謝され、木虎さんからは敵対視された。なんで???あ、イレギュラー門の原因は見つけて報告しました。なんか排水溝にいた小さいトリオン兵。こいつが原因だ。周りから少量ずつトリオンを採取し、集まったところで門を展開。厄介すぎない?

 

あと、本部のほうに連絡するの忘れてた、純粋に

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