妹のように甘えてくるみんなが可愛すぎて死にそう   作:青虹

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どうも、青虹です。

なんとか今日中に投稿できました。これで実質ほぼ毎日投稿ですね!
沢山の人に読んでいただいて、何度もランキング入りを果たしまして、とても嬉しいです。
これからも頑張っていきたいと思います!感想、評価、待ってます!

今回は過去一文字数が多いのと、かなり攻めた描写が多いです。


今夜は今世一の試練

 夜、女子高生と二人きり。字面だけでも十二分にやましい状況が目に浮かぶことだろう。

 朝起きたら全裸でした、みたいなシャレにならない事が起こるかもしれないこの状況。

 俺は今まで、なんとか本能に打ち勝ってきたのだ。だが、今日で俺の連勝記録が途絶えそうだ。

 

「ただいまー」

「おかえり……なさい……兄さん」

 

 黒髪ロングストレートでスタイルが良く、顔も整っていて、それでいて礼儀正しい(はず)の目の前の少女、白金燐子。前にもファミレスで一緒になったことはあるのだが、今回は家でスタンバイの模様。

 ただ、問題はその服装だった。

 

「なんでそんな露出の多いメイド服を選んだかなぁ……」

 

 盛大にため息を漏らし、苦笑いすることしかできなかった。それでいて顔は引きつっていることだろう。

 なんて言うの、こころの家にありそうなやつ。とにかく男の欲求を的確に刺激してくる服装だ。

 それに加え、りんりんが着ることによって、谷間を覗かせて巨大な胸がより激しく主張している。要するに、えっっっっっろいってことだ。

 

「今井さんに言われたので……」

「あの野郎……!」

 

 あとで何かしら仕返しをしておこう。これは許されることではない。

 りんりんは恥ずかしいのか、頰を赤らめて虚空を見つめている。なら今すぐ俺のいないところで着替えてくれよな。

 

「もしかして、さ、今日ずっとそれ?」

「は、はい……」

「えっ?着替えとか持ってきてないの?」

「そう、です……今井さんに要らないとか言われたので……」

 

 よし、仕返しレベルアップ。キツくやっとかないと。

 そもそも、生徒会長たる人がこんな服装でいて良いはずがない。これ学校に知られたらどうするのやら。明日は休みだからいいものの、少なくとも家まではこの格好だからな?

 

「兄さん?」

「あ、ああ」

 

 動こうとしない俺の目を覗いてくる。

 この格好の破壊力えげつないな!?どうしても谷間が目に飛び込んできて落ち着かねえ!顔があっついわ!暖房ついてんのか?

 咳払いをして歩き始めると、りんりんは隣にピタリとつけてくる。

 人間の視界は180度ほどあるらしい。だから、りんりんの方を向いていなくても、正面を見ていればギリギリ元凶が激しいアピールをかます。

 だから、りんりんの反対側に視線を向けなければならない。

 この前頼んだ人をダメにするクッションが届いてしまったようで、母上が奴の餌食になっていた。

 

「おかえり〜」

「ただいま。そんなぐーたらしてていいのかよ」

「大丈夫よ、働くわけじゃないし」

「太るぞ?」

「……」

 

 急に姿勢を直し、自分の腹に手を当てた。人差し指と親指でお腹をつまむと、贅肉が顔を出した。

 

「だ、大丈夫よ〜あはは……」

「運動しなきゃ将来寝たきりになるぞ」

「もう既に……寝たきりじゃ……」

「それを言ってはいけない」

 

 現実逃避を始めた母上に、りんりんの思いの外鋭い打球が襲いかかった。本人も、まさかの不意打ちにたじろいだ。

 結局は自業自得なんだけどね。

 

「母さんを介護する気が無くなったんだけど」

「ひどいわね」

「じゃあ生活態度を改めろよな」

「流石にこれは……しょうがないと思います……」

 

 早速生徒会長の成果が出ているのか、はたまたメイド役になりきっているのか、りんりんが的確に母上を口撃している。

 

「というわけで今すぐ飯を作れ」

「子供に命令させる日が来るとは思わなかったわ……」

「あ、そのクッションは没収な」

「え」

「そのかわり俺が使う〜!……あー、学校辞めてやろう」

 

 想像以上の包容力に、思考回路がとろけ、ショートしてしまう。

 なるほど、ニートはこうして生まれるんだな。

 

「兄さんまでダメになったらだめじゃ……」

「まー、それはそうだな」

 

 学校から課された大量の週末課題の存在を思い出した。ここで魔の手に落ちてしまえば、週明けは地獄行きだろう。

 仕方ない、ここは大人しく退いておこう。

 

「クッションの代わりは……私が──」

「その方が色々まずい」

 

 りんりんの立場的にも、俺の社会的地位的にも。本心ではされたいと思っているのは否定しないし、出来るはずがない。だが、ここで負けては人生の負けと同等なのだ。

 何故かりんりんは勝手に妄想を膨らませ、独り言をブツブツ呟いているが、見て見ぬ振りをするのが身のためだろう。

 

「さて、勉強でもするか」

「わからないところを教えてあげるね……」

「おお、それは助かる」

 

 自分の部屋に入って勉強しようと考えたが、それはまずい。誰かの目から離れて二人きりなど、ろくなことが起こらないのが常である。

 彩ちゃんと千聖に関してはアイドルや女優業をしているから、その方向に進んでしまうことはないと思っていた。チュチュはあの状況では仕方ないし、そもそも俺はロリコンじゃない。好きな色は『瑠璃紺(るりこん)』じゃない。せめてシスコンにしやがれ。

 リビングの机に勉強道具を広げる。

 ちなみに、俺は高校2年生のこの時期を過ごすのは3回目である。1回目は冬ごろに逝って、2回目は夏頃に強制転移。なので今回で3度目である。

 だが、いつまで経っても物理が分からん。なんで数学の公式は覚えやすいのに、物理はなんでこんなにも覚えられないんだか。大量の文字が原因だろうけど、あれの恐ろしさは異常。

 ちょっとやっただけですぐに手が止まってしまう。

 

「どうしたの……?」

「この問題が分からないんだ」

 

 教えて、白金先生!みたいな感じ。花咲川で流行りそう(小並感)

 俺が分からないというと、りんりんが身を乗り出して身体を近づけてくる。腕が当たり、体温が直接伝わってくる。

 それに加え、りんりんの吐息が頬を撫で、余計に緊張してしまう。視界の隅では、暴力的な二つのたわわが四方八方に暴れまわり、理性を崩壊させていく。

 当然、勉強に集中できるはずがない。りんりんが教えてくれているのは嬉しいのだが、どうしても話が入ってこない。

 

「話、聞いてた……?」

「……ごめん、聞いてなかった」

「……兄さん」

「すいません」

 

 でもな、俺は悪くないと思う。悪いのはえちえちなりんりんだと思うの。そのメイド服だと思うの。おのれリサ、覚えとけよゴラ。

 気持ちを切り替え、勉強に集中する。それでもすぐに気が散り、その度にシャーペンで頬を突き刺すという方法で乗り切ることにした。

 

「大丈夫……?」

「……ああ。これは内なる自分との戦いだ。りんりんは関係ない」

 

 頰が赤くなっているのも俺のせい。シャーペンで突き刺しているからであり、りんりんに過剰反応する俺のせいなのだ。

 

 

 ******

 

 

 

 母上の料理は、意外にも美味かった。バカにするなと言われたが、それだけのスキルがあるなら真面目に働けよ。

 ちょっと感動した夜ご飯の時間を終え、俺はスマホゲームに興じていた。

 これは、りんりんという名の対男性最強兵器から逃げるためでもあった。相手をしてあげないと可哀想だとか思うかもしれないが、相手をしようものなら過ちを犯しかねない。ただでさええっちいりんりんがメイド服を装備したら最強、えっっっっっろい。

 

「兄さん……暇」

 

 くっ、りんりんは積極的にこないと思っていたのに。完全に計算ミスだ……!

 ソファーに座る俺の隣で構ってちゃんに変身し、上目遣いで迫ってきては豊満なボディで俺を誘惑してくる。しかも、恥ずかしそうに目を逸らしながら。

 いやマジで襲撃イベント発生しちゃうぞ?襲撃されても知らないぞ?

 あ、本当に来た。うっわ、何だよこいつ固すぎやろ。ほとんど攻撃通らねえじゃんか。しかも攻撃痛いし。運営頭おかしすぎだろ。

 ……ふぅ、無事勝てました。10分かかりました。

 

「兄さん?(威圧)」

「……はい?」

「私、すごく暇です」

「おう」

「暇です」

「お、おう」

 

 何故だ、いつもより迫力が1.8倍くらいになってる気がするぞ(当社比)

 こっ、これが生徒会長の威厳なのか……!?

 

「構ってほしい」

「……何すればいいんだ」

「……一緒に、イベント……やらない?」

「ああ、いいぞ」

 

 それならもっと早く言ってくれれば良かったのに。わざわざここでコミュ障全開にする必要はなかったんじゃ?

 

「……ガチ勢じゃん」

「……そ、そうかな……?」

「少なくとも俺よりは強いな。それも相当」

 

 レベル差20とかえぐいぞ。しかもこのゲーム、レベル上げが地獄で有名なんだからな。でも、戦闘がかなり面白く、飽きることはない。さっきは愚痴っていたが、ゲームバランスは良く、勝てそうなギリギリのラインのクエストを高頻度で追加してくれる。マジ神っす(手のひら返し)

 ……でも、そんなこのゲームの醍醐味は見る影もなくなっていた。

 

「いや強すぎやろ」

「す、すみません……」

「謝るな、俺のゲーム愛が足りていなかっただけだから」

 

 敵を易々となぎ倒していくりんりん。Roseliaの練習と生徒会長をしながらここまでに到達するとか、さては人間じゃないな?女神ですね、分かります。

 一緒にイベントを攻略すること約1時間。ほぼりんりんに頼りっぱなしでボスに到達した。

 魔法でワンパン、ツーパンを当たり前のようにされると出番がなくなるんだわ。

 

「兄さん……!集中して!」

「お、おう、すまん」

 

 やばい、鬼教官がいるぞ。Mに目覚めそうだぞ。

 痛っ!体力8割くらい持っていかれたァ!前衛なのにィ!回復回復!……ふぅ。

 俺が回復している間にりんりんが怒涛の攻撃を仕掛けていた。あっという間に残りが半分を切っていた。強すぎて言葉が出ねえ。

 

「っしゃあ行くぞオラァ!」

「……もう一息です……!」

 

 ひたすら注意を引きつけて回避しまくるだけの残念すぎる仕事。しかし、集中力が途切れば致死傷という、地獄のような立ち回りである。

 その間にりんりんが攻撃を加え、みるみるうちにゲージが減っていく。

 りんりんが攻撃されそうになったところを俺が華麗にとどめを刺すという、理想の展開が起こる余地もなく、意外とあっさりクリア出来た。

 

「よっしゃあ!サンキュー、りんりん!」

「勝てて良かったね……!」

 

 いやぁ、りんりんがいなければ諦めるところだったわ。

 これからはりんりんに頼ろう、そうしよう。

 

「あの……よかったらフレンドにならない……?」

「おう、これからも頼りたいし」

 

 画面を操作して、フレンド登録をする。追加されたりんりんのプロフィールを見ると、超豪華な装備が並んでいた。

 

「一体何時間やったらこうなるんだ……」

 

 しかもこの人NFOのやってるんでしょ?どうやって時間を作ってるのさ。

 

「えっと……一日3〜4時間くらい、かな……?」

「どうやってそんな時間捻出してんの?」

「遅寝早起きは基本だよ……」

「うわぁ……健康に悪そう……」

 

 なのに何でこんなに心身ともに元気そうなのやら。睡眠時間が少ないと、成長に悪影響を及ぼすらしい。ちゃんと寝てたらもっと大きく──グハッ!?

 

「兄さん!?」

「何してるのよ……」

 

 我が生涯に……一片の悔いなし……!

 りんりん、最後に最高の角度から最高のたわわをありがとう……(変態)

 

 

 

 ******

 

 

 

 目が覚める。まず視界に捉えたのは、見覚えしかない天井。それだけで実家のような安心感を覚える。ここ実家なんだけどもね。

 次に、なにかが頰にあたる感触を覚えた。サラサラなそれは、意外と肌触りがいい。

 最後に、安心したように俺を見下ろすりんりんと、やっぱりエロメロンが見えた。

 エロメロンって最近アニメ化されてるF◯teのやつに似てない?ほら、ロー◯エルメロイ。そっくりだね!

 

「おはよ、今何時?」

「今は朝5時だよ……」

「うっわ、めっちゃ時間経ってんじゃん」

 

 でも、R-18展開は回避できたから結果オーライってことで。うん。

 ……いや待て。前言撤回、現在進行形でピンチ。

 

「あのー、何でまたがってるんですかね?」

 

 病人を襲おうとか考えてるんだったら結構まずいですよ!時間的にも。隣の人とか起きてそうだもんね。

 

「それに、何で裸エプロンとかいう昨日よりもアブナイ方向へ着替えてるんですかね?」

「服がないので……」

「家から着替えを持って来なさい」

「汚れちゃうから……?」

「ちげえよ早く行けっ!」

 

 ねえ、やっぱりこの人って前の世界と同じビッチなの?確かにこっちの方がマシだけどさぁ。

 っていうか、あのメイド服はどうしたんだ?洗って返せよ?

 りんりんが一度帰り、落ち着いたところで違和感を覚えた。なんか、息子のあたりが涼しいぞ?と。

 冷や汗をかきながら這い出ると、剥き出しの聖剣が。

 

「りんりん!」

 

 いつぞのあこちゃんの中の人の真似をせざるを得なかった。

 俺の……貞操が……あぁ(絶望)

 

 

 

 ******

 

 

 

「着替えて来ました……」

「……そうか」

「どうしたの……?暗い顔して……」

「りんりん、自分で俺を襲っておいて良くそんなことが言えるね」

 

 剥き出しのエクスカリバー、何故か裸エプロンのりんりん。

 俺が意識を失っている間に襲ったという結論に至るのは、至極普通のことである。

 

「……私、襲ってないよ……?」

「えっ、じゃあなんで俺の息子は……」

 

 疑問が膨れ上がる。俺を襲った犯人は誰なんだ……

 いや、もしかしたら誰も襲ってないのか?息子が公に晒されたからといって、誰かが襲ったと決めつけるのは早計か。見たわけじゃないし。

 

「……今回はスルーでいいか。まだ時間があるからもう一回寝るわ」

「私も──」

 

 何か言っていたが、俺の意識が飛ぶ方が先だった。

 

 

 

 ******

 

 

 

 スマホの目覚まし時計がけたたましく鳴り響く。強制的に起こされた俺は、スマホを黙らせて大きく欠伸をする。

 そこで()()()()()()が右腕に当たったのを認識した。

 嫌な予感がし、機械のように首をひねる。

 

「……すぅ……すぅ……兄さん……大好き……」

 

 何やら無視できない寝言を口走っているが、それを無視せざるを得ないほど重要な問題が起こっていた。

 

「……何故裸エプロンに戻った……しかも結構はだけてやがる……」

 

 まさかのR-18並みのシチュエーション。頭がショートするのも無理はない。

 いやでも目に入る双丘。はだけているせいで、もろ見えている。何がとは言わないが。

 紳士な俺はその記憶の削除に努め、はだけている部分を慎重に直してから起こす。

 

「草」

「薙京!」

「盤面。おはよう」

「おはよう……ございます……」

 

 某ようつべ投稿者のネタで起こし、気になっていることを聞く。

 

「なんで裸エプロンなの?」

「え、えっと……気がついたら……」

「まさかの禁断症状かよ笑えねえ」

 

 裸エプロン依存症とか聞いたことねえ何そのパワーワード。

 これは危険すぎる……。

 

「まずは着替えてくれ。俺出てくから」

「い、家出……!?」

「いや違うから。アホキャラしなくていいから」

 

 意外とりんりんってめんどくさい子?でも、放って置けない。放置したら心苦しくなる。

 部屋の中の物音を拾わないように、少し離れたところで待つ。

 しばらくして、りんりんが制服で現れた。

 何着てもエロいなこの人。制服越しでも、布地を押し上げて激しい主張を見せるおっπは、もはや国宝、いや、世界遺産級である。俺の中で世界自然遺産、文化遺産に登録されました。

 下に降りると、珍しく母上がクソ真面目に朝ごはんを作っていた。

 

「母さんどうした頭でもぶつけたか」

「はぁ……働いても働かなくても心配されるとか悲しすぎるわ……」

「いやだってあの母さんが、だよ?急に働き出したら頭がおかしくなったのかと心配になるわ」

 

 夢見てるんじゃないかとも思ってしまう。ニートが一夜で社畜に早変わりするのと同じ現象が今ここで起こったのだから。

 

「とにかく、もう食べれるから座りなさい」

「はーい」

「……分かりました」

 

 指定席に座ると、その隣にりんりんが座る。ガールズバンドのみんなにとって、俺の隣は固定らしい。

 しばらくして母上が持ってきた料理は、割と本格的だった。

 

「ねえ、これってどこのレストラン?」

「レストランSASAKI……かしら」

「安直すぎダサい」

「お世辞でも褒めようとしなさいよ……」

 

 仕方ないね、ネーミングセンス皆無だったんだから。

 でも、普通に美味い。リサに張り合えるくらいには。

 ただ、何故今までこの才能を隠してきていたのか全くもって謎である。

 無言の食事を終え、歯磨きまでして、登校までの残り時間をいつも通り無意味にボケーっとして過ごす。

 そうしていると、急に視界が動き出した。

 

「えーっと、一体俺は何をされているのかな?」

 

 もちろん現実逃避であり、状況理解は完璧である。

 後頭部に柔らかな温もりを感じ、頭を撫でられ、視線の半分をマシュマロが覆っている。

 そう、膝枕である。燐子さん大胆!お兄ちゃんびっくり!

 

「気持ちいい……ですか……?」

「うん、まあ気持ちいいぞ……」

 

 これそこにある人をダメにするクッションよりも人をダメにしかねない。

 一生りんりんに養われるのも悪くないが、その結論に至るにはまだ早い。

 人生設計は慎重に考えるべし、これ鉄則な。

 一周回って冷静になった俺は、あることを思った。

 ……嗚呼、風◯郎、君が四◯に膝枕されてた時の気持ちがなんとなく理解できたような気がするぞ。

 抱いている心情は違えど、景色は結構似ていると思うんだ。だから、ちょっとは共感してもいいよね。

 にしても気持ちいいなぁ。程よい肉付きの太ももが俺の心を浄化していく。毎日されたいとか思うのは当たり前のことだ。労働の後の癒しは必須ってそれ一番言われてるから。

 

「そろそろ時間よー。イチャイチャするのはまた後にしなさい」

「公衆の面前でとか恥ずかしすぎるわ」

 

 何?昨日も一昨日もしてただろって?あれは一方的に絡まれていただけだ。……昨日の夕方……?……手遅れやな。い、いや、りんりんが危険なだけだから!だからダメなだけだから!

 ……いや待てよ?りんりんは人前が苦手……なら登校中は大人しいのでは?

 よし、解決。さあ行こう!

 

「いってらっしゃい」

「行ってきます」

 

 久しぶりに帰ってきた声を聞いて少し嬉しく思ったところで家を出る。

 

「よっ、兄さん、白金先輩!」

 

 ソイヤソイヤソイヤ!(脳死)

 

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