ジョブ・ジョンの野望   作:休眠シート

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ジョンとメイによる捏造設定の設計。
鹵獲や接収部品からなる改修が多い。


これは、私設軍当初に資源的余裕がないせい。

型番が無いモノは、作業用機体。
型番があるモノは、戦闘用機体。
個人専用機が多いという外連味が特徴。

人体に負荷が過ぎるシステムを嫌う。
ジョンは、その類いの機器を忌避している。


◆私設軍

■私設軍 第一号機

『突貫くん』

作業用MWからの改造。

「プチモビ」というカテゴリーに入る小型機体。

機密性と防弾性能を高める処理を施した。

何気に、宇宙対応にしている。

飛行と海中は無理だが、浅瀬なら水陸両用。

救命ポッドに、重機が付いている外見。

胴体は丸みがあり、小さな手足が可愛い。

メイは「コロポックル」みたいだと呟いた。

 

突貫くん

突貫くんMK-2 メイ専用機

 

突貫くんは、パイルバンカー装備。

壁を効率よく破壊するために装着している。

 

メイ専用機には、麻酔ガス発射機能を装備。

対人施設に注入して眠らせるのが目的用途。

 

パラライザー、レーザートーチ、サーチライトを装備。

電子機器をショートさせたり。

溶接したりと多目的に対応している。

 

足が小さいので、ホバー走行する模様。

ポッド本体だけは、かなり硬い防御力がある。

手足をパージすれば、海面に浮く程度の浮力はある。

現時点では、大気圏突入性能は無い。

 

 

 

■私設軍 第二号機

YMS-04RS ブグ改ザク複合型

ジオニック本社の地下区画産廃からのレストア。

ブグとザクの融合機体。

高価なザクの試作パーツとブグの動力を結合。

ザクII汎用機並の性能はある。

OSは、メイの謹製をインストールしている。

高出力ではあるが、じゃじゃ馬なピーキーさ。

一戦限りの稼働時間を代償に、臨界機動となる。

予備パーツはないため、本機のみの現物。

パワード・パック雛型に、ありったけの武器を満載。

重量過多であったが、弾薬が減ったら身軽に。

旧式ザクと戦車群を蜂の巣にした。

 

カーウィン卿を救出するために造成。

ジオン収容所の警備部隊と戦闘をした。

中破されたが、本懐を遂げて御父さんを救出。

持ち帰り出来ないのが惜しい。

ジョンは最後の奉公として、とある場所に移動。

クルスト博士が寝泊まりしていた施設にて自爆。

博士の病院送りを敢行した。

博士が病院に搬送されるのを確認後に立ち去る。

 

三人は「突貫くん」と共に、地球に帰還した。

御父さんは「突貫くん」の中に匿い、再送。

後に、貨物便で送られる御父さんは不憫と述懐する。

 

 

 

■私設軍 第三号機

RX-76 ガンローダー

ジョンが懸想した空想MS。

安易に、ガンタンクの発展系かなと推測した。

即断実行で、メイと共に製作。

ガンキャノンの上半身と六輪駆動の下腹部を結合。

六輪駆動の下腹部は、装甲車っぽい形態。

 

来世知識によると『狼牙』なる機体に似ている。

走破性は高いが、ジャンプ性能が残念。

『可動式移動砲台』だと、メイは呟いている。

極モノ機体と化したが、防衛戦力に活用。

クロエの練習機に使用されたと記録にある。

 

 

 

■私設軍 第四号機

RRf-06R ザニー改

試作機であるザニーの改修型のレストア。

精確に言えば、ザクIIの動力に初期型ジムの外装。

その上で、バックパックを高機動化した。

思い付きで試作したが。

暗躍部隊汎用機として不充分なため、廃案。

ローコスト過ぎるのも問題だと再認識した。

現物しかないが、練習機に転用している。

 

 

 

■私設軍 第五号機

RMT-07G サージェント・ガンヘッド

局地型戦術級可変指揮装甲車両(モビルタンク)。

ジョンが懸想した来世知識よりの機体。

戦術AIを有しており、自律性独自思考で動く。

推論型コンピューターによる独自判断。

 

ガンタンク・アウルベアのデータを基軸に。

ガンローダーの検証データも加味。

ヒルドルプとザメルの機構を取り込み完成した。

原作再現には至らなかったが。

対話できる人情味のある戦術AIを堪能。

八洲謹製の戦術AIを移植(拝借)している。

 

特務部隊のガンヘッド(アウルベア)とは別物。

あちらには、戦術AIは付いていない。

ワイヤーアンカーとかいろいろ足りてない。

ジョンが原作再現にこだわったため。

こちらでは、MSキャリア性能を撤廃している。

 

動力源は、タキム製核融合炉を主基に。

副動力源に、ガスタービンエンジンを4基搭載。

 

「大型のタチコマ」という見方も出来るが。

ジョンはこれを「ガンヘッド」と明言している。

 

人の判断で攻撃が行える仕様でもあり。

火器管制のトリガー要員にて、3名搭乗可能。

原作以上に、複数の火力を積んだせいらしい。

前面主力武装要員(パイロット)

背面補助武装要員(ガンナー)

広域索敵監視要員(ナビゲーター)

として、それぞれの役割を分担している。

 

タンクモードは、高速移動用の棺桶。

スタンディングモードは、近接格闘戦用の態勢。

ワイヤーアンカーで、高層通路の移動も可能。

 

再現不可能だったのは、雑食性のジェネレーター。

廃棄機体やお酒すら燃料に変換する性能は脅威的。

『リアクター』と呼ばれる物質変換器。

未知過ぎる技術だったので、断念している。

 

 




思い付きのネタ。
作業用機体は、レイバーだとか思ってはいけない。

考察と検証の世界です。
捏造とコアなネタを仕込みます。

狼牙の世界には『ドム』が居たのです。
なのであちらもガンダム関連に違いない。

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