アブノーマルな転生者ー魔法先生とともにー(仮) 作:ゼロツー・トライバル
亀更新というより気まぐれ更新ですね…これでは。
では、どうぞ。
目が覚めて、前には大空があった。
そういえば、私は屋上で寝たのかーーー
そう考えながら起き上がる。
取り敢えず制服のまま寝たので、制服についた土や塵を払う。
そして、ふと気付いた。
(…私…か…)
記憶がないところで自分を女だと認識したため、自分も完全な女になり始めているのだろうか。
あまり変わらないだろうが…
自分も少し変わったな。
もしかして、男だと思いこんだら男になっていたかもしれないな。
そんなことを考えながら屋上を去り教室に向かう。
教室につくと二日ぶりに見た騒がしさだ。
まぁ中学生だから、騒ぎたい年頃なんだろう。
自分はあいさつをされたら返して、自分の席についた。
この姿になってからずいぶん性格が変わった気がする。
気がする、というのは基本的に前の記憶がないからだ。
(…思い出すべきなのかな…)
思い出すべきなのかは自分にはわからない。
だから、後回しにすることにした。
「……はぁ…」
隣の長谷川 千雨がため息を吐きつつ座る。
騒がしいな、と言わんばかりの顔だ。
確かに元気なクラスと言えばそうだ。
言い方を変えれば騒がしい、なのだが。
そしてネギ先生が来てSHRが始まった。
一瞬静かかと思えば…ネギ先生が修学旅行、とその単語が出てきた瞬間大きく騒がしくなった。
「えーと皆さん!来週から僕たち3-Aは京都、奈良へ修学旅行に行くそーで…!もー準備は済みましたかー!?」
「はーーーい!!♡」
(こいつら…小学生かよ…)
生徒の大半がはーい、と答える。
呆れたような顔をする長谷川千雨。
気持ちはわかるけどね。
どうやら京都に行くみたいだ。
(…京都と奈良…なにか記憶の手がかりでもあればいいんだけどな)
「うわー楽しみだな修学旅行!!早く来週がこないかなー!」
先生が一番楽しみのように見える。
やっぱり子供だなと、そう思う。
先生が英国人で、留学生も多いこのクラス。
委員長が日本を学ぶいい機会だ、と京都と奈良を選んだらしい。
まぁ、妥当なところだろう。
それにしても、服とかがいささか足りない気がした為、買い物に向かうことにした。
取り敢えず屋上へ。
日常品全てそこに隠していたからである。
そこで私服に着替え、いざ買い物へ。
そして店に向かっている途中…
「あっ…如月さーん!」
「…はい」
自分を呼んだのはネギ先生だ。
後ろには近衛 このかと神楽坂 明日菜がいる。
自分に何のようだろうか?
「あのー修学旅行の準備しに行きませんかー?」
「?よろしいですよ」
何故と聞こうと思ったが、ちょうど買い物でも行こうかな、とそう思っていた頃なので聞かないことにした。
店の看板には修学旅行セール、と書かれており、人もまぁまぁいる。
「ネギ君かわええわぁ♡スーツだけじゃなくてこういうのも着よなー?次はー…」
「あ、アスナさーん…」
「まぁ付き合ってやりなさいよ。服が少ないのは事実なわけだし」
ネギはもはや近衛このかの着せ替え人形であった。
この年頃の女子はこういうことが好きみたいだ。
おっと、自分の服も見ないと。
どんなのが似合うのかな…
「…そういえば如月さん。今何か部屋とかもらってるの?」
「んーいや、いま屋上で寝てたりする」
「え!?早くもらいなさいよ!もしないならこっちの部屋に来て大丈夫だからね?」
「ありがとう。こまったらそこに行かせてもらうよ」
なんとも優しいやつだ。
ネギの対応とは違う、なぜこうも違うのだろうか。
そしてアスナに服選びを手伝ってもらった。
アスナに似合う、と言われたものをかった。
自分とアスナの買い物は終わった後、ネギを探すことに。
アスナは試着室から声がした、とのことで試着室に向かう。
そして試着室のカーテンを控えめに開けると…
「ネギ先せ…はっ!」
「……」
…これでも私は年頃。
この状況には少し目が光かけた。
ネギ先生と共にネギ先生の頬にキスをする近衛がいたのである。
足元にオコジョもいたが。
そしてぼうっと光ったあと、このかの手にカードが現れる。
描かれた絵は気の抜けたような絵だ。
「えー!?なんやこのへちゃむくれー!」
「あ、やっぱりちゃんとキスしないとダメなんだ…あ、消えた」
「え、そうなん!?じゃもっかいー♡」
どうやら近衛はキスによって現れるカードが欲しいようでもう一度キスしようとする。
そこをアスナがこらこらこら、と止めた。
…キスによってカードが現れる?
どんな魔法なのだろうか。
ちょっと欲しいな、と思って見たり。
まぁ、キスは恥ずかしいから何と無く戸惑うけど。
「そういえばあんた、また屋上で寝るつもり?」
「え、あ、うん。まぁ…」
「あかんってーそんなとこおったら。うちにおいでよ。」
いいの?と聞くといいよ、と言ってくれた。
断るのもあれなのでお言葉に甘えることにした。
屋上での寝心地が悪くて嫌になったからとかではない。決して。
…そういえばずっと視線を感じてたんだけど、誰かな?
「…お邪魔しまーす…」
「はいどうぞー。」
またこの部屋に来たか。
そう思いながらおずおずと入る。
そんなおずおずとせんでええて、と言ってくれたが…なんだかそうなってしまう。
「もー遠慮しがちやなぁ」
「でも最初よりかはマシじゃない?」
なぜか自分の話が始まってしまった。
最初よりかは、とはなんのことだろうか。
「最初はなんかこう、…(てんてんてん)が多かったよねー」
「あ、わかりますー。それに比べたら表情とかもだいぶ柔らかくなりましたよねー」
なんとなく、だが自分の話を自分の前で話されると恥ずかしい。
まぁ、自分でも少しマシになったなとは思うけれど。
「あ、とりあえず屋上に荷物置いてるんでしょ?取ってきなさいよ。」
「あぁ、うん。わかった」
「こんな時間ですし、着いて行きますよ。」
そういって、ネギが着いてきてくれた。
荷物には他人からは見えなくなるように魔法がかけてある。
ばれなきゃいいが…そこはまぁばれないように解除する。
そうだな…屋上の扉を開けたら解除することにするかな。
そして屋上についた。
ドアに手を掛けた瞬間に魔法を解除する。
「…?」
「?どうかした?ネギ先生。」
「い、いえ、なんでも…」
あれぇ?みたいな顔をしている。
…ばれて、ないよな…と声に出そうなのを抑え、荷物の元へ進む。
「それですか?」
「うん。これだよ」
「意外と小さいんですねー」
「たくさんも衣服ないし。」
屋上から、ふと遠くの山が目に入る。
先日、キマイラと戦って逃げた場所だ。
もし、あのキマイラがここまで来たらどうなるか。
そのことを考えると、キマイラは駆除すべきではないだろうかーーー
「どうしたんですか?」
「…あ、いや、なんでもないよ。」
結構考え込んでたみたいだ。
ネギの声を聞いてはっと気付き、返事する。
そして二人で部屋に戻って行く。
ー部屋ー
「ただいまー」
「あーおかえりネギ。」
「おじゃまし…た、ただいまー?」
「言い直したのはいいけどなんで語尾疑問系なのよ」
なんかどうも…慣れない。
人の部屋にお邪魔してるってのが大きい。
部屋に入り、ふと机を見るとそこには自分の分もある晩御飯があった。
「晩御飯、あるでー。」
そう言われ、おずおずと席に座る。
いただきます、と三人が言ったのを追って自分も言う。
いただいたが、とても美味しかった。
いいお嫁さんになりそうだね。
そのあとは大浴場にいって風呂にした。
早い時間だったので自分以外はほとんどいなかったんだが。
まぁザジ・レイニーデイさん、かな?
あの人とあったので隣同士で洗ったり湯船につかったりはしたけど…
「……」
「………」
会話はほとんどなかった。
まぁ、自身会話はなくても大丈夫だから特になにも感じないけど。
でもザジさんの顔を見ると少し、楽しそうだった。
楽しんでいただけたなら、よかったな。
「じゃあ、先上がるね」
「…またね」
それだけ言葉を交わして自分は先に上がった。
そして服をきてネギ先生たちの部屋に戻る。
部屋に戻るとすでにアスナはベッドに入り眠りかけていた。
朝早くからバイトみたいだ。
それに準じて、二人もベッドに入る。
自分は、このかにベッドきいよー、と言われたけど遠慮してソファで寝ることにする。
ソファに寝転んで考えごとをする。
キマイラのこととか、魔法のこととか。
記憶のこととか、前の自分のこととか。
しばらく考えているといつの間にか眠っていた…
現代入りをする予定ですので東方のキャラで出して欲しい人がいればまた言ってください。
検討させていただきます。
前の通り誤字脱字などについてもコメントお願いします。