アブノーマルな転生者ー魔法先生とともにー(仮)   作:ゼロツー・トライバル

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お久しぶりです!毎日暑いですね、異常気象ですね。
遅かったけど待ってる人がいてくれてるかどうか不安になった僕であります。
では、どうぞ。

9月29日 記憶の欠片を変更しました。
12月19日 記憶の欠片や神と天使の会話などを小さく変更しました


第七話 ー京都へ到着。記憶の欠片との出会いー

「京都、到着っと」

 

今日との観光地の一つ、清水寺の本堂、いわゆる清水の舞台。

私たちは今ここに来ていた。

クラスメイトは…

 

「京都ぉーっ!」

「これが噂の飛び降りるアレかっ!」

「誰かっ!飛び降りれっ!」

「では拙者が…」

「おやめなさいっ!」

 

楽しそうにしている。

隣では夕映がペラペラと清水寺の説明をしている。

しかもこと細やかに。

それはさておき…天気がよくてよかった。

京の街が一望できて、いい眺めだ。

 

「そうそう、ここから先に進むと恋占いで、女性に大人気の地主神社があるです」

 

でたよ、神社でありがちの恋占い。

やはり中学生くらいになると恋にも興味が出るようで、反応している生徒は多かった。

 

「あ、そういえばそこの石段を下るとあそこの有名な音羽の滝に出るよ。あの三筋の水はそれぞれ健康・学業・縁 結 びが成就するらしいよ」

「両奈さんその情報は本当ですの!?」

「それだっ‼︎」

 

私が情報を出すと、ネギ先生を連れてクラスごと移動してしまった。

皆はキャッキャと言いながらそこへ向かって行く。

私はまぁ、ゆっくり向かってたよ。

急ぐこともないし、ね?

そしたら、ネギ先生がオコジョと喋っているのが見えた。

 

「木で作った古い建物って言うのが凄くいいっていうか…うんうん」

「おぉう結構ジジイ趣味だな兄貴…だが、警戒を怠るんじゃねーぞ兄貴!ここはもう敵の本拠地だからな!」

 

…普通に会話してるけどばれたらどうするのさ…

そのネギ先生とオコジョの会話も生徒の呼びかけて終了した。

私も行くかな。

 

「へー。目を瞑ってこの石からあの石へ辿り着けば恋が成就するんですか」

 

ネギ君はそういった。

石には地主神社恋占いの石とかいてある。

向こうの石までは20mくらいありそうだ。

我先に、と出たのは委員長だ。

 

「では早速私から…」

「あー!ずるい私も行く!」

「わ、私もー…」

 

まき絵とのどかが参加して三人同時にスタート。

委員長は武芸に長けているらしく、目を閉じたまま石に向かって一直線に走り出した。

まき絵もつづくが…薄目をあけている。

ちなみにのどかは右へ左へとフラフラ歩いていた。

すると…

 

「きゃあっ!」

「あんッ!」

 

二人が落とし穴に落ちた。

中にはカエルもいた。

二人はネギ君とアスナに救助されたけど…誰だこんなところに落とし穴作ったのは。

面白かったからいいけど。

 

「さ、気を取り直して音羽の滝にでも行こうよ」

 

そう言って音羽の滝に向かう。

しかし、すごい行列が出来ていた。

それにクラス一つが加わるから更なる大行列が出来ていた。

そして、クラスの大半が縁結びの水を飲み始めた。

すると…

 

「…何か皆が酔いつぶれてしまったようですが…」

「ええーーっ!?」

 

夕映の報告に驚愕するネギ君。

そりゃそうだけども。

音羽の滝が流れている屋根のところを見ると、甘酒の樽が置いてある。

あれのせいで皆を酔わせたようだ。

そして、近くを他の教員が通る。

 

「ん…?何かお酒臭くないですか?」

「あーそのこれは!」

「…新田先生、瀬流彦先生。甘酒ですよ。」

「あーなるほどねー」

 

途轍もなくネギ君が動揺していたから一応、私がフォローしておいた。

冷静さをかけるとミスが出るよ、とネギ君に伝えておいた。

次はバスで移動らしい。

移動すると、旅館に着いた。

汗もかいたので、私は風呂に行くことにした。

そして、風呂へ行く途中…

 

「…ん?」

 

曲がり角の、隅の方。

なにか、淡く光る何かがある。

色は青白く、なにか神聖なものを感じる。

私は、それに触れようと近づく。

 

「う、うわっ!?」

 

手をそれに触れようとした時、魔力なのかなんなのか。

それがそこから手に入ってくる気がした。

反射的に、手を引っ込めた。

 

「今のは…?」

 

でも気になった、気になってしまった。

再び、手を近づける。

またさっきの感覚が広がる。

今回は手を引っ込めずに、それに耐えている。

 

「く…ふぅ…」

 

苦しい、のではない。

ゾクゾクするというか…なんというか。

その感覚がなんなのかを考えているうちに、終わったようだ。

その光が、手に入り切った…その時。

ある光景が見えたーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁ」

 

「…?」

 

「君もこの学校で…いや、この世で弱者になってしまったみたいだね。…こちらへおいで」

 

「…」

 

「信用ならないって目だね。この学校に来たところだから僕を知らないのかな?…とにかく、おいで」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?なんや?誰やねんそれ。」

「この子かい?この子はーーーーだよ。」

「…お前が連れて来るってことはそういうことだろ。」

「そう言う事ってなんやねん…」

「とにかく、こいつらは僕の兄弟分だ。」

 

君も僕らのことを兄妹と思ってくれていい。

 

 

 

 

 

 

 

「…?」

 

私はこれがなにか何と無くではあるがわかった。

これは、記憶だ。

相手の3人は、誰だ…?

どうやら仲のいい3人みたいだけど…前の私が仲良くするであろう人だったのか。

でも、男だったし、今近くにいる人間ではなさそうだ…。

しかし、名前を思い出せない。

顔は見覚えはあるし、四人でのの思い出も幾つか思い出した。

でも、肝心の人本人を思い出せないのだ。

…あと、今のでなにか新しい魔法が使えるようになった気がする。

 

「…いや…今は、やめよう」

 

今考えるのはやめて、とりあえずお風呂へ向かうことにした…

 

 

 

 

 

ーその頃、天国にてー

 

「ふぉふぉふぉ、見つけてくれたようじゃのう…」

「神様、あれはなんだったんですか?」

 

髭を生やした神様に、小柄な少女の天使が問いかける。

 

「あれは記憶の欠片じゃ。」

 

そこから、神様の説明が始まった。

 

「あの子の記憶を戻す為じゃ。…きっと彼…否、彼女にはまた必要になるじゃろう。…しかし、一気に戻すことはできないんじゃ。いろいろわけがあっての。だから魔力を込めた記憶の欠片として出現させたんじゃ。」

「…辛い記憶も蘇らせるのですか?」

「もちろんじゃ。彼女次第ではあるが…きっと成長の糧になってくれるじゃろう。…マイナスな方へ行ってしまうリスクもあるがの」

「ところで、どんなものを?」

「秘密じゃよ。こういうのは秘密にすると相場が決まっておる」

「そうですか…それはさておき、仕事ですよ、神様」

「うむ、了解じゃ…というか今度はなんじゃ?今日の分は終わったはずではないかの?」

「…お客様です」

 

ピク、と神様の目の下あたりが動く。

そして、ゆっくりと歩いてくる人が居た。

 

「少し、いいかな」

「お主は…!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

脱衣所の隅の方に脱いだ着替えを置き、タオルを持って風呂に入る。

 

「…ふぅー…」

 

別段そこまで疲れていたわけでは無いが、やはり風呂は気持ち良いものだ。

そして、ゆっくりしていると風呂の扉の音がした。

誰だろうかと思って探知魔法を広げた。

すると、入ってきた人はネギ君とわかった。

 

(あ、まずいっ!)

「…?今魔力を感じたような…」

 

ネギ君だとわかった瞬間に探知魔法を解き、奥の方にある大きな岩に身を隠した。

すると、どうやら感じた魔力は勘違いと思ってくれたようで、湯船でゆっくりし始めた。

危なかった…

 

「ふーすごいねーこれが露天風呂かぁ」

 

そういいつつオコジョと喋っていた。

そしてしばらくすると、再び風呂の扉の音がする。

入ってきたのは桜咲刹那だ。

それをみたネギ君はすこし見惚れていた。

そしてハッ!としてこそこそと逃げ出そうとするが、持った杖にすこしだけ殺気がこもってしまったようで…

 

「殺気?誰だッ!?」

 

そういって刹那は納刀状態で刀を構える。

しかも、構える前に素早くライトを壊し、辺りを暗くした。

そして、見つかったと思ったネギ君は水の音を立ててしまった。

 

「逃げるかっ!」

ー神鳴流奥義 斬岩剣ー

 

刀を納刀状態から素早く抜き、ネギ君の隠れていた岩を真っ二つにする。

なかなか素早い抜刀術だ。

そしてネギ君に敵意を向け、刀を構えて向かう。

その瞬間にネギ君は魔法の詠唱を始めた。

間に合わなければ、死んでしまう。

そうなってしまってはまずいので、私が刀を弾くことにした。

 

(当たれ…)

 

そう思いつつ、手を銃のように構える。

指先から小さな魔法弾を放ち、刀を弾く。

 

ー風花 武装解除(フランス エクサルマティオー)ー

 

弾いた瞬間にネギ君の魔法も発動して武器を飛ばす。

あーこれなら私がいるってばれなさそうだ…。

刀を弾かれた刹那だが、そのまま止まらず、片手を首に、もう片手は男の急所を握る。

 

「何者だ…答えねば捻り潰すぞ?」

「あ、あふっ…」

 

股間を握られたネギ君は変な声を出した。

ガクガクプルプルと震えている…

 

「って…ネギ先生?」

 

ネギ先生だ、ということを認識した刹那はすぐさま両手を離した。

 

「す、すいませんネギ先生!」

「あわ…あわわわわ…」

「…お、オイ?どうしたんだよ兄貴、しっかりしろよ」

「いえっあのっこれはそのっ…仕事上急所を狙うのはセオリーで…えと…ごめんなさいネギ先生!」

 

…うーわ、コントみたいだ。

見てる側としてはかなり面白い。

刹那はー禁則事項ーを握ったので照れながら謝っている。

ん?照れてる…のか?

 

「やいてめぇ桜咲刹那!やっぱりてめぇ関西呪術協会のスパイだったんだな!?」

 

あ"!?といいながら桜咲刹那に迫る。

誤解だ、といいながら刹那は違うことをネギ先生にアピールした。

 

「わ、私は敵じゃない。16番桜咲刹那、一応先生の味方です」

 

そういって、刀を鞘に納刀した。

貴方と戦うつもりはない、という意思表示であろうか?

そして真剣な顔になってそれよりも、と続けた。

 

「…そこの貴様は何者だ」

 

…あれ、バレてる?

声の方向はこちらであり、私に向けて言っていることは明白。

まずい状況、かもしれない。

 

「は?今ここには俺っちと兄貴しかいないぜ?」

 

オコジョは岩の陰には誰もいない、と主張した。

しかしそれをネギ君は否定した。

 

「いやでも…刀を弾いた時、違和感を感じたんだ。僕の魔法が発動するより一瞬前に刀は弾かれていたし、背後から魔力を感じたんです」

「…じゃあ、あそこにいるのは確実ですね…出てこい、そこの貴様だ」

 

そういって刹那は刀を構え、ネギ君は杖を構えた。

このまま出るわけにもいかないので、ここへ向かう新幹線に乗る前に刹那と会話した時に使用していた仮面をつける。

そして、ボイスチェンジの魔法も使い、岩陰から出た。

 

「…やはり貴様か。」

「兄貴!あの時世界樹の丘にいた奴だぜ!」

「…やっぱり敵だったんだ…!」

 

そういってかなりの警戒をこちらへ向ける。

 

「…二人とも気が立ってね…穏便に行こうよ?」

「ほざけ…今度こそ目的を答えてもらうぞ!ゼロ・オルニティア!」

 

そういって刹那は斬りかかって、ネギ君は魔法の詠唱を始めた。

…今言うことでもないが仮面を被っているだけでタオルを巻いているとはいえ他は全裸。

ちなみにいえばとてつもなく恥ずかしい。

でも、そんなこといってる場合でもない…

 

「やめておいたらいいのに…二人じゃまだ勝てないよ」

 

すこしだけ、自分の魔法を対人で試してみるか。

そう思いながら、彼女らを見据えながら構えた。




記憶の欠片には魔法を習得する効果をつけました。
なにか「こんな魔法使って欲しい!」「このキャラの魔法を使って欲しい!」
と言う意見があればコメントを。僕が気に入ったら使わせようと思います。
誤字脱字もよろしくです!
ではまた会いましょう!
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