デート・ア・ライブ 指輪の魔法使いと精霊の恋愛譚 作:BREAKERZ
ー四糸乃sideー
「・・・・っ!?」
目を開けた四糸乃は、狼狽に身を震わせた。
隣界の闇の中で微睡むかのような感覚が掻き消えると同時に、ひんやりとした空気が頬を撫で、視界に街の景色が流れ込んできた。
「ぇ・・・・、ぁ・・・・っ」
四糸乃は辺りを見回す。どこか知らない街の真ん中。
四糸乃の周囲だけが、爆発でも起こったかのように消し飛んだ光景と、空から降る冷たい雨。
幾度も、それこそ飽くほど経験した、現界の感触。
ただ違いがあるとすれば、四糸乃の左手に、無二の友達がいないこと。
「・・・・っ!」
空から聞き覚えのある音が聞こえてきた。
そこには、四糸乃の予想通り、機械の鎧を纏った幾人もの人間が浮遊していた。
「目標を確認。総員、攻撃開ーーー」
ーーーグギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!
「っ! 何よあれはっ!?」
突如、機械を纏った人間達の頭上から、最近四糸乃に襲いにくる灰色異形のアンノウンに良く似た、“羽を生やした紫色のアンノウン達”が、人間達に襲い掛かり、人間達は手と足から幾つもの弾を放った。
「アンノウン!? こんな時に! 総員、アンノウンと交戦! 〈ハーミット〉も逃がすんじゃうわっ!」
指示を飛ばそうとした女性は、襲いくる怪物達を光刃の剣を取り出して交戦した。
「・・・・・・・・っ!!」
四糸乃は今の内に地面を蹴って空に舞い、その場を逃げた。ほぼ錯乱気味に空を舞っていた四糸乃が、不意に下に目をやるとーーー。
「っ・・・・よしのん・・・・?」
眼下のビル街から、ウサギのパペットが人気のない道路に置いてあった。
「よしのんっ・・・・!!」
四糸乃はようやく見つけた無二の友達、よしのんを迎えに行こうと、その場に向かい地面に降り立ち、よしのんを迎えに行こうとする。がーーー。
「よ、よしのん・・・・?」
よしのんは、その場に立ち上がり、四糸乃の左手を入れる穴を地面に着けたまま、まるで生きているかのように動いて、四糸乃から離れようとした。
「ま、待ってよしのん・・・・!」
四糸乃は急いでよしのんを追うが、よしのんは四糸乃から逃げるように去っていく。
しかし、四糸乃からある程度離れると止まり、四糸乃が近くと離れるを繰り返し、付かず離れずの距離感で逃げていた。
ーメデューサsideー
「おいミサ。“ヤツ”に何を渡したんだよ? ただのグールじゃねえだろ?」
「『ワイズマン』が新たに造り出された飛行能力を持つ量産型ファントム、『インプ』だ。戦闘能力はグールと大差ないが、飛行能力を有している分、小蝿共<AST>の相手くらいにはちょうど良いだろう」
「ケッ、下らねえ・・・・」
「行くぞ。私達の“目標”は別だ」
四糸乃はASTからも、交戦せず逃げる事を繰り返す事から、『臆病〈ハーミット〉』と侮蔑の名前を付けられており、メデューサとフェニックスも、“貧弱な精霊”と思っている〈ハーミット〉に、そこまでの戦力を割くつもりはなく、あくまで『インプ』の実験の為に利用したに過ぎない。
〈ハーミット〉の事は“最初から任せているヤツ”に任せて、“目標”に向かった。
ー士道sideー
「なんだコイツら!? 今まで! こんな! ファントム! 見たことねえぞ!」
ウィザードハリケーンスタイルに変身している士道は、次々と空中から迫りくるインプ達を逆手に構えたウィザードソードガン・ソードモードで応戦した。
≪どうやら、グールと同じ量産型のファントムのようだな。戦闘能力は大したことないが、数と飛行能力がウザったい≫
《士道。聴こえる?》
折紙の部屋のジャミングが消えたのか、今まで沈黙していたインカムから〈フラクシナス〉にいる琴理の声が聞こえた。
「琴理かっ!? 今ちょっと、忙しい!」
《そんなのこっちでも確認済みよ。後、十香とプラモンスター達もシェルターに避難しないでいたから、こっちの方で回収したわ。今は〈フラクシナス〉の小部屋に居て貰っているわよ》
どうやら今日も四糸乃を捜索をしていたようだ。
《そのファントム達は?》
「どうやらグールと同じ量産型だ! 正直ちょっとやりづらい!」
《今ASTもソイツらが襲い掛かって来て、四糸乃から引き剥がされているわ。・・・・ついでに聞くけど士道、今貴方、“四糸乃のパペットを持っているわよね?”》
「はぁ? 何言ってんだよ!? よしのんは折紙の部屋に有ったのを回収済みだ!」
《・・・・・・・・・・・・》
「おい琴理、どうしたんだ、よ!!」
『『『グギャァっ!』』』
士道がそう言うと、琴理は唸らながら黙った。ウィザード<士道>がインプを3体同時に回転斬りで切り裂きながら琴理に聞くと、琴理が“あり得ない事”を喋った。
《今四糸乃が、パペットを追いかけているのよ》
「はぁ?」
≪ん?≫
琴理の言葉に、ウィザード<士道>とドラゴンは言葉の意味が分からず首を傾げた。
「琴理、それどういう意味だ?」
《今四糸乃が、パペットを追いかけているのよ》
「何言ってんだ! よしのんは俺が持っているんだぞ!」
《だから。今。四糸乃が。四糸乃のパペットと同じパペットを。追いかけているのよ》
琴理も良く状況が分からないが、取り敢えず分かりやすく単語で説明した。
「・・・・・・・・・・・・はぁっ!?」
『ギャァッ!!』
ウィザード<士道>はインプを切り捨てながら、訳分からないと言わんばかりに声を上げた。
≪・・・・・・・・なるほど。そう言う事か≫
「(なんだドラゴン? 分かったのか?!)」
≪少し瞑想する。お前は雑魚掃除でもしてろ≫
「おいドラゴン!!」
士道が叫ぶが、ドラゴンはお構い無しに静かになり、後数体になったインプが迫り、士道は半ば辟易としながら応戦した。
ー十香sideー
「・・・・ぬう、私はどうすれば良いのだ・・・・!」
〈フラクシナス〉の一室に保護された十香は、保護される直前に起こった警報から、四糸乃が現れたと思ったのだが、令音からここで待機してるよう言われ、一応プラモンスター達と待っているのだが。
四糸乃が現れたならば士道もきっと四糸乃を助ける為に行動している筈、自分も何かできないかと悩んでいた。
≪・・・・い・・・・プリ・・・・聞こ・・・・!≫
「むっ? なんだ?」
突如、自分の頭に“声”が響いてきて首を傾げるが、気のせいかと思って再び悩むが・・・・。
≪おいプリンセス、聞こえているか?≫
「な、なんだ!? 今度ははっきり聞こえたぞ! 何者だ!? 姿を見せろ!!」
≪おいコラ聞こえているのかいないのか可及的速やかに答えろ、この腹ペコ暴食精霊!!≫
「なんだとっ!! 貴様は一体何者だっ!!」
≪喧しい。我の事は後でお前の力を封印したヘタレ根性が骨の髄にまで染み付いている小心者の僕ちゃんにでも聞いておけ≫
「ぬ?・・・・もしやシドーの事か?」
自分の力を封印したのは士道であるから察した。その前のかなり酷い事を言っていたのだが、十香は気にしなかった。
≪分かっていると思うが、今小僧は少し手が離せん状況だ。お前も何かしたいと思っているか?≫
「勿論だ! 」
≪ならば聞け。その部屋を出て、ある部屋に“置いてあるモノ”を使えば、どうにかなるかもしれん。プラモンスター達に聞けば連れていってくれるぞ≫
「うむ! 分かったのだ!」
≪では任せる≫
そう言うと、十香みたいに頭に響いていた声が聞こえなくなった。
「・・・・ガルーダ! ユニコーン! クラーケン!」
『『『???』』』
上の空で喋っていた十香にいきなり声をかけられ、プラモンスター達は首、もしくは身体を横に傾げた。
ー折紙sideー
そして折紙も、CR-ユニットを纏って新たなアンノウン<インプ>と交戦していた。
いつものアンノウン<グール>達と違って飛行能力があり、さらに頑丈で数もいるから少し手こずっていた。
「折紙! 大丈夫!?」
「問題、無い・・・・でも、少し厄介・・・・」
近くにやって来た燎子に答える折紙の顔はいつもと同じ冷静だが、わずかに息切れを起こしていた。
「しっかし、新しいアンノウンが現れるだなんてね・・・・」
「多分、このアンノウン達は、あの時のアンノウンと関係があると思われる」
「それってどういう事?」
「あの時、〈ハーミット〉が逃げ込んだデパートに突っ込んで行ったバイクに乗ったアンノウンはーーーーーー」
ー四糸乃sideー
「ま、待って・・・・よしのん・・・・!」
よしのんを追いかけていった四糸乃は、よしのんがその場で止まったのを見て、安堵したように近づき、後数メートルの距離まで近寄ると・・・・。
ボォウッ!!
「っっっ!!!!??」
すると突然、よしのんの身体が、四糸乃の目の前でよしのんの身体が燃え出してた。
「あっ・・・・あぁっ・・・・!!」
四糸乃は目の前の現実に愕然となった。
動悸が激しくなる、お腹が痛くなる、目がグルグルと回り出す。
いつもよしのんが側にいてくれた。
よしのんはとても強くて便りになってくれた、だから四糸乃は平気だった。“皆を傷つけずにいられた”。
そんな無二の友達が目の前で、見る影もなく燃えてしまった。
「ぅ、ぁ、ぁ・・・・!!」
ガチガチと歯が鳴る。
ガタガタと足が震える。
グラグラと視界が揺れた。
どうしようも無いくらいに、頭の中がグシャグシャになる。
もうどうしようも無いくらいの恐怖心が、心に広がり。
真っ暗で恐ろしい場所に沈んでいく感覚になる。
不意に四糸乃は天高く右手を上げていた。
ーーーそして。
「・・・・〈氷結傀儡<ザドキエル>〉・・・・ッ!!」
災厄<てんし>の名を呟くと、右手を振り下ろし、その身に紫色の亀裂が走った。
ー士道sideー
《士道、最悪の状況よ。四糸乃が天使を顕現させたわ》
「何っ!?」
≪っ! まずい! 空高く飛べ!!≫
インカムから聞こえた琴理の声と、瞑想していたドラゴンの声に、士道は思わず上空に飛ぶと、それは起こった。
鈍重そうなシルエットの人形に四糸乃が張り付いていた。四糸乃の『天使〈氷結傀儡<ザドキエル>〉』だ。
〈氷結傀儡<ザドキエル>〉は前屈みになり、両前足を地面につけたかと思うと、その四足の先と腹部、そして口元から、コォォォォ、と白い煙のようなものを吐き出し、〈氷結傀儡<ザドキエル>〉は頭部を天に向けて。
ーーークゥォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォーーー
と、耳鳴りが残るような咆哮を上げると、天使を中心に、地面がバリバリと音を立て、放射状に白くなった。
「な、なんだよこれはっ!」
《四糸乃のパペットが四糸乃の目の前で燃えたのよ。そのせいで四糸乃が暴走したの。しかも四糸乃の身体が『ゲート』のように皹が入ったわ》
「そんな・・・・!」
≪水と氷雪を操る天使、〈氷結傀儡<ザドキエル>〉か。〈ハーミット〉自身が戦闘向きの性質出なかったのが幸いしたとした言えんな。天候と気候だけではなく、水道管やらの水まで操るようだ。これほどの力を有していたとはな・・・・≫
降りしきる雨までも凍りつき、街が雪と氷に包まれ、一面銀世界へと変貌していった。
「これが・・・・四糸乃の仕業なのか?」
《ええ。あまり悠長にしていられるような状況じゃあないわね。本来なら排水されるべき雨水まで取り込んで凍結しているから、このままの状態が続けば、地盤や地下シェルターにも深刻な影響が出る可能性があるわ。ーーー四糸乃を止められるのは貴方と、そのパペットだけよ。もっとも、そのパペットが本物なのかどうか怪しいけどね?》
「・・・・・・・・・・・・」
士道は改めて、自分が持っているよしのんを手にとって見定める。
丸っこい顔、ピンっと伸びたウサミミ、縦形の右目、左目は眼帯をつけていた。
「間違いない。これは四糸乃のよしのんだ」
《それじゃ急いだ方が良いわね》
《・・・・シン、私の方からも一つ、良いかな?》
と、インカムから令音の眠たげな声が聞こえてきた。
《・・・・色々と調べてみたがーーーどうやら、君の疑問はあながち間違っていないようだ。四糸乃はーーー》
それは先日四糸乃が家に来た時に、士道とドラゴンが、四糸乃とよしのんに感じた“違和感と既視感”に関する疑問だった。
「・・・・っ」
≪・・・・≫
それを聞くと、士道は、四糸乃ならば、という納得と、やはり彼女を、“彼女達”を救わなければならないという、確信があった。士道は体内のドラゴンに話しかける。
「力を貸してくれ、ドラゴン。俺はあの子をーーー“あの子達”を助けたい・・・・!」
≪ふん。良いだろう≫
《士道ってば、四糸乃の為にそこまでやるとはね。ロリコン?》
ドラゴンと会話していた士道の耳に、琴理の茶化す声が響いた。
「違ぇよ!」
《やだなにその反応。図星? ストライクゾーンは中学生以下? キャー怖い。私も気を付けなくちゃ》
「や、それはないわ」
からかうように言ってくる琴理に、士道は速効で否定した。
《・・・・・・・・・・・・》
「琴理?」
《うるさい、さっさと行けっ!》
《司令! 私は中学生くらいの女の子も守備範囲です! むしろだらしない胸をした女よりも、膨らみかけの胸がーーーーーー》
《喧しいっ!!》
《はにゃんっ!!!》
高圧的な司令官モードには珍しく、少し声を荒らげながら叫ぶ琴理。神無月が何か喚いていたが、琴理が叫ぶと、バキッ!と音が響くと、恍惚の叫びを上げたが、ウィザード<士道>は取り敢えず無視して、四糸乃の元へ飛んで行こうとしたら。
突然、ウィザード<士道>の真下から火の玉が、ウィザード<士道>を目掛けて飛んできた。
「うわっ!」
ウィザード<士道>は真下にあるビルの屋上を見やると、そこにはーーー。
「あっ! アイツは!!」
そこには、四糸乃と初めて接触した時に交戦した『ヘルハウンドファントム』がいた。
『・・・・・・・・』
『ヘルハウンドファントム』が、焦げ跡が付いた人形を見せびらかすようにウィザード<士道>に見せた。
「な、何でヤツが生きているんだ!? しかもよしのんを持っているんだよ!?」
≪なるほど、倒したと思ったがどうやら生きていたようだな≫
《士道。ヤツの持っている人形を良く見なさい。貴方の持っていたパペットと細部が異なるわ》
ヘルハウンドが持っている人形は、よしのんと違って耳が少し垂れ、縦形の目がまん丸形であり、丸っこい顔が少し鼻が出ていた。
よくよく見てみると、確かによしのんとは細部が違っていた。
《どうやら四糸乃が追いかけていた人形は、ヤツが作った偽物のようね》
「・・・・・・・・・・・・」
ウィザード<士道>は、ヘルハウンドがいるビルの隣のビルの屋上に降り立った。
『久しぶりだな、指輪の魔法使い?』
「何でお前生きているんだ? あの時確かにーーー」
『倒したはず? と言いたいようだな?』
「っ・・・・」
『あの時爆発したのは我が愛車『ブラックドッグ』だ』
「なに?!」
良く思い出して見れば、ヘルハウンドは壁をぶち破って外に飛び出した。そしてその後すぐに爆発が起こったので、士道は倒せたと思い違いをしていた。それに気づいていたのは、外で壁をぶち破って出てきたヘルハウンドを目撃した折紙だけだった。
『貴様に斬られ、壁を破って外に飛び出してすぐにバイクを爆発させ、それから潜んで貴様の様子を探ってな。あの人形が〈ハーミット〉を絶望させる鍵と思って偽物を準備しておいたのだが、運良く〈ハーミット〉が人形を無くしてしまっていたのでな。これはまさに行幸だったわ』
「それでお前は、四糸乃を誘き出して、目の前でよしのんと思い込んでいた人形を燃やして、四糸乃を絶望させたのかよっ・・・・!」
『・・・・・・・・クックックックックックッ!』
ウィザード<士道>が怒気を含んで声を発すると、ヘルハウンドは笑っているかのように身体を震わせた。
「何が可笑しい・・・・!」
『傑作だったぞ、〈ハーミット〉の顔は。大切な大切な人形が見つけて、安心しきったような笑みを浮かべてすぐ、目の前で人形が燃やされ、安堵と喜びに満ちた顔が一瞬で絶望に染まったあの顔・・・・! まさに最高だったわ! ハーハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!』
「テメエ・・・・!」
≪〈ハーミット〉であれば、偽物と本物の見分けが付いていただろうが、雨で視界が悪く、人形を失った精神的ショックで見分けがつかなくなったようだな≫
「・・・・・・・・・・・・ホント安心するぜ」
士道は、静かに拳を握りながら粒く。
『なに?』
「精霊は、十香は、四糸乃は、凄く良いやつらだ。話せば分かり合えるヤツらだ・・・・。だが、お前ら魔獣ファントムは違う。お前らは『ゲート』を絶望させるために、人の大切な物を傷つけ、心を弄び踏みにじる。お前らのような、クソッタレなヤツが相手で本当に安心できるぜっ!」
[フレイム フリーズ ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!]
ウィザード<士道>はハリケーンかフレイムにスタイルチェンジすると、ウィザーソードガン・ソードモードを構えた。
「さあ、ショータイムだ!!」
≪(さて、向こうはどうなっているかな?)≫
ー十香sideー
「ここなのかガルーダ?」
『ピィピィ!』
その頃、十香は令音の解析室に入ると、机に置かれた“ある物”を見つけた。
≪聞こえているか〈プリンセス〉?≫
「おお! お前か? これがあれば何とかなるのか?」
≪そうだ。そのリングを使えば何とかなる≫
十香の目の前に置いてあるのは、士道に渡された『エンゲージリング』が、十香の霊力によって変貌した『剣と玉座が装飾された紫色のアメジストのリング』だった。
ーオリジナルファントム・『インプ』ー
グールと同じ量産型ファントム。姿はグールと同じだが背中に虫の羽があり飛行能力を持ち、角の色はオレンジ色で後ろに伸び、体色は紫色をしている。武器はカギ爪。
戦闘力と耐久力はグールとほぼ同じ。