ブラックブレットの世界を使って。 作:とくめいん
というかお盆短いですね。
あと350日くらい休み欲しいと思いませんか?
自動でお金降ってこないかなー。
ステージⅤ
恐ろしく強いガストレアにして、世界最恐の敵。
このガストレアも、死ねば人間に恩恵を与える存在となる。
イニシエーターに使う侵食抑制剤や、プロモーターに使う薬も全てステージⅤから恩恵を受けている。
だからこそ人類はガストレアによって進化を遂げていると考えるべきでは無いだろうか。
今までに駆逐されたガストレア、1番始めに屠られたピクシスを筆頭として21体。
彼らの犠牲に深く感謝しよう。
そして人類の敵になったのなら、迷わず屠れ。
by民警マニュアル第30条2項
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私は知っていました。
私の中のガストレアウイルスの侵食率が40%以上あることは知っていました。
モノリスへの拒否反応、銃器のバラニウム弾への意識が変化し、なのに、それでいて、身体は戦闘を欲していました。
体は素直です。
お医者様が告げて下さらなかったのが残念極まりないです。
逃げちゃってごめんなさい。
私の心の大半はこう思っていました。
なぜ逃げたんだろう。
知っていたのに。
ごめんなさい。
別れた後は、どこをどう歩いたなんて記憶にありません。
悲劇のヒロインになりたいとか、囚われのお姫様になって王子様に連れ出されたいとか、そんなどうでもいいメルヘンチックなことを、考えていたのが滑稽で、哀れだと、私は思いました。
だって外界からの接触を全て断ち、『千寿夏世』という檻に閉じ込め、そうして出来たのが今の現状だと知っているから。
そんなときでも体は素直です。
食事や排泄行為、睡眠をとることを忘れません。
本能、でしょうか。
でもなんでまだ東京エリアにいるんでしょうか?
もうすぐ滅びるであろうここ。東京。
フフッ。
思わず笑みが漏れました。
天文学的数値とか、そんな風に言われていようが興味ないです。
だって、あの、私を、皆を、護ってくれる、最強じゃないけど最強の、私の命、私の愛する、絶対のナイト様が護ってくれるから。
絆?信用?信頼?いいえ。これはそんなものじゃないですよ。
私はイニシエーターになる時に、イニシエーターであろうと思ったんです。
幾千の時が過ぎようと、私の心は変わりませんでした。
むしろ、あの人と会ってからもっとイニシエーターでありたいと、そう思いました。
イニシエーターでない自分。
それではあの人に恩返しが出来ないんです。
私の処世術は、やっぱりイニシエーターであることです。
そう、これはイニシエーターとプロモーターのみが分かる世界の価値観ってやつです。
私のプロモーターに嫌われたわけではないのを知っています。
だって、あんなふうに必死で、罪悪感に潰されて、自分を責めて私に、体内侵食率について話すんです。
きっと今ごろはここに向かってるんじゃないでしょうか
。
迎えに来ないのなら一生ここで生活、それも老人のように寝たきり。
ええ、それもいいですね。
なーんて。とっても傲慢です。
いつからこんな女に成り下がったのでしょう。
失礼、人であって人ならざるもの。
それが私です。
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ーーーーーーーーーーーーー痛い。
お腹が痛いよ。
痛いな。
お腹が焼けるようです。
視界がぐらつきました。
平衡感覚を失うのは何度やっても慣れませんね。
なんで痛みが分かったの?
なんででしたっけ?
あれ?
このぬくもり、とっても安心しますね。
もう、いいですよね?
少なくてごめんなさい。