ブラックブレットの世界を使って。 作:とくめいん
とりあえずどうぞ。
隣にあるコンクリートでできたボロい階段を昇る。
あまりにもお粗末な所なので、民警があるのかものすごく疑問に思ったが、住所はここの3Fになっていたので(2日間にわたって確認した)歩いてみる。
【天童民間警備会社】
こう書かれていた。ビンゴ!ということで、ノックしてはいる。電話番号は分からなかったので、アポなしだが、大丈夫だろうか?
コンコンコン
「すいませーん。少々御時間頂いても宜しいでしょうか?」
今思えば、たち呆けずノックと声かけをしておけばよかった。
上記のように。
ガチャ
誰もいなかった。いや、出てきた。というかぶつかった。
「うわっ!?」「きゃっ!?」
階段を転げ落ちる。あれ?もう一人は落ちてこないぞ?
あ、扉がぶつかっただけ?
受け身を取って、なんとか体勢を整えて、扉を見ると
なかから美人がでてきた。のだが、様子がおかしい。切羽詰まっているのだ。だから
「なあ、あんた、なんで急いでるんだ?」
と聞いた。
「里見君がヤバイの。ヤバイからヤバイの!」
ヤバイのはあんたじゃあないか?ごめんくらい言えよ。
まあともかく、里見君?これはあいつの家の表札に書いてあった名字?ということは、あいつに何かあったのか?
ご飯のお礼ができてない。
向かうか。
そう思って、彼女を見ると、もう階段を降りて、タクシーを拾って、乗り込んでいるところだった。
なので、
「よっと。」
そうしておれはタクシーに乗り込んだ。後部座席ーー彼女の隣に。
運転手に「お前さんは?」と聞かれたが、「同じく、なんの問題ない、彼女の連れだ。料金は出す。急いでくれ」
といったら、まあスムーズに出してくれた。
料金はいくらだろう。
隣を見ると、顔面蒼白、屍のような彫刻もとい人間がそこにはいた。
声をかけてみたが、うつむいて何か呟くだけで、何も見えていないようだ。
これは、深刻だな。知らない奴隣に座らせるって、大丈夫か?
☆☆☆
事態は思ったより重かった。
銃創をいくつも縫って、さらに落下の跡があって、かなり広い範囲で裂け傷が縫われていた。
程度で言えば、まだ軽度の方だが、出血を押さえられなかったのか、輸血がまだ行われていた。
きっとこの状態になれていなのだろう、天童?さんが慌てる理由も慣れだと思うが、もう2日はこうなっていたらしい。
犯人は、蛭子ときいて、ちょっとこいつを見直したのは別のはなし。
なぜかはわからないが、イニシエーターが布団に潜り込んでいるし、隣で美人が心配してるし、なんだよ。リア充かよ。まあ、どうでもいいや。
コイツも僕と同種の恨みを持ってそうだから、見に来たってのに、、、
つまんねえ。
また来るって言っといた。じゃあな。
ご飯のお礼って結構重いな。
じゃあ、やりますか。
☆☆☆☆☆
民間に所属するために、聖天子に呼ばれた人間を一人一人捕まえて、いれてくれと頼み込むことにした。
もともと所属していた三ケ島ロイヤルガーターに行く気はなかったので、あの笑顔を絶やさない太った社長のいる大瀬フューチャーコーポレーションに行こうとしたが
社長が死んでいた。
死因は蛭子影胤のイニシエーターによる刺殺。
首は丁寧に切られて、里見蓮太郎に届けられたとのことだ。
情報統制されて、あまりおもてに出てこなかったため、驚愕だった。
他の民警に入ろうとしたが、どこにも受け合ってもらえなかった。
天童民間警備会社は?
勿論行きました。ただ、留守でした マル。
ということで、里見のところへ向かう。
そうすると、病室のなかから、
「社長として命令します。影胤、小比奈ペアを撃破してガストレアのステージⅤ召還を止めなさい。ー里見くん、君は私のために今までの百倍働いて。私は君のために千倍働くから。」
「絶対止めて見せます。あなたのためににも!」
うん、なんでこう、感動のシーンになってるんだろう?
でも空気を敢えて読まずにここで僕は向かう。
「あのーすいません。天童民間警備会社の社長、天童木更さんですよね。そちらの民警に入れて頂きたいんですが。」
おいこらいい度胸だな。みたいな目がこっちを向く。やべえ。死にそう。
「あなた、だれ?」じゃま。かえれ
「あれ?どっかで会ったことない?」じゃま。かえれ
「君、名前は?」じゃまなんだよおら
「なんでここにいるのか教えてくれない?」シネ
もうやだ目が語ってる。帰ろう。出直せばいいや。というか最後には殺意になってるし
よし、そうと決まったら実行だ!
「かえりまー「まって!!」あい?」予期せぬ声が出た。
「いまは人手が欲しいの。あなたは元民警?」
「ええ、そうです。元三ケ島ロイヤルガーター所属(形のみ)でした。」
「じゃあ、まだ使えそうだわ。三ケ島のとこは、結構強いのがいるらしいわね。でも君では、彼に勝てないわ。情報処理を任せるのもあれだし、下っ派として使ってあげれば」ブツブツ
「戦場、それも最前線へ出たいです。武器の供給をお願いしたいのですが。」
「むりよ、君は里見くんより弱いわ。出すわけにはいかない。」
「天童社長、あなたの方がそこの彼より強いと思うんですけど。」
そういうとこを見抜けるくらいには強いよ。っていったんだけど、わかるかな?
「っっっ!?」
彼女は言外に悟ったのだ。彼の言うことを。だが、引かない。
なのでだめ押しに殺気を放つ。濃厚な殺気が病院を駆け巡る。
彼女は畏怖した。目の前の高校生に。
それを理解したので、おれは、
「じゃあ、お願いしますね。」
といって出てきた。
一体何者なのだろう?彼女は思ったが、答えはない。
「なにあの怪しい奴、なんでここにいるんだろもー!里見くん!あれ誰?」
「そう言えば、なまえ知らないな。」
「会ったことあるの?」
「ああ、6日前くらいに呪われた子供を助けてたから、お礼にまあまあな量の夕御飯をご馳走したよ。」
「、、、そんなお金どこにあったの?」
「、、、、、、、そこが疑問に思ったとこ?」
「そうよ、悪い?誘ってよ、6日前って飢えて倒れそうだったのよ!ねえ!里見くーん!」
「うわあああああ!!そこ!怪我してるとこ!!痛っっ!!!」
☆☆☆
民警にはいれば、武器がもらえる。殺しにいける。
ここら辺の死体はすべて回収されたりガストレアになったりで、武器があまりなかったのだ。そもそも携帯許可がいる。だから、入らざるをえなかった。
個人情報が漏れるかもとは思ったが、隠すことないし、いいや、と思った。
蛭子、あんたは凄いな。邪魔はしない。頑張れ。だけどな、ガストレアは俺の獲物だ。今度も負けてやらんぞ。
天童民間警備会社内では、
なんで木更さんは青ざめて震えてるんだろう。
「木更さん、これは?」
「あのよくわかんない奴の履歴書のようなものよ。見る?他人に話しちゃいけないけど、里見君なら大丈夫よね。」
「はあ、はい。」
「驚かないでね。」
「なんでそんなこというんですか?」
「みれば分かるわ。」
「普通の経歴じゃ無いんですか?これ、内容的に普通ですよむしろ「二枚目を見て、里見くん。」二枚目?」
その後、東京の一区画内に聞こえるような叫び声が聞こえたとか聞こえなかったとか。
まあ、適当に行きます。