落石にあって私は死んでしまった。そしたら神様っぽい人がいる神殿に私は何故かいたんだけど……何これ、テンプレですか?
「ハローハロー私はお前を殺した神様だ」
「ちょっ、アンタっ!!」
「お前にはアニメと小説の世界に転生してもらいます」
なにこいつ。死ねばいいのに。確実にまた死ぬよ。あんなの馬鹿な世界が多いんだから。
「お前に力をやるから安心しろ」
「力? というか、普通にこっちの思考を読んだ……」
現状、どうしようもないかな。貰えるだけもらっておくのがベストかな。
「何個貰える?」
「ふむ。お前に与えるのは5個だな」
神様はダイスを振って決めやがった。ランダムか。でも、10面ダイスだからまだ許してやる。
「世界は?」
「ふむ……FATEだな」
「死亡フラグ満載か……なら、一つ目はエクストラに出てきた月の聖杯のオリジナルと同じ能力が欲しい。もちろん、完全なコントロール可能でデータの英霊を現実に呼び出せるようにしてね」
「おい、一切遠慮してないな」
「第六魔法。詳細不明だっけ。そうだね。セーブ&ロード、スロットは10個でいいよ。死んだらセーブ地点に能力や記憶を引き継いだ状態でお願い」
「……」
「次は浅上藤乃と同じ最終能力」
「おい、それは一つではないぞ」
「いいじゃん。後は魔力かな。いや、月の聖杯があれば魔力なんて無限か。じゃあ精神力無限で。例えアヴェンジャー……もといアンラ・マンユに飲み込まれても逆に支配できるようにしておいて。あ、もちろん全部ONOFF利用可能で。5個目は……見稽古で」
「わかった。それでいいぞ。じゃあ、ゼロから送るな」
「うん」
こうして私は転生した。自分でもアレだと思うけどチート存在だと思う。第三魔法もどきと第六魔法が使えるし、自身も聖杯だしね。でも、神様、なんかニヤニヤしてる。なんか、嫌な予感がする。
生まれてから数年の時が経った。現在、私はお城で過ごしている。やったね、貴族のお姫様だよ。もう、私の名前がわかるよね?
え? ヒント? しかないなー第三魔法を使う為に生み出された人口聖杯型魔法少女だよ!
使用人も沢山。お母様はホムンクルスで銀髪に赤目だよ。お父様は日本人の魔術師殺し。つまり私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルンでしたー!
やったね! って喜べるか!!
あの神め、やってくれた!
まさか聖杯にさせられるとは……って、身体の中にエクストラで月にあった聖杯、ムーンセルを持ってるんですけどね!
ああ、それとしっかり失明しておりますとも。異能もちゃんと持ってるので問題ないけどね。ちなみに両親には気づかれている。流石ですよ。ああ、後アインツベルンの魔術師にひたすら魔術とか可愛くおねだりして見せてもらって覚えたりもしたよ。知識大事! まあ、この家は錬金術が主流なんだけどね。後は千里眼で透視して魔術師の戦いや武術家の動きなどを盗み見て覚えたりしてるんだよね。
さてさて、そんな事をしていると私も6歳になった。だから、私はアハト爺様の所に向かったのです。来年にはセイバーが召喚されちゃうから。
「アハトお爺ちゃん!」
「なんじゃ、イリヤか。どうした?」
「聖遺物ちょーだい!」
「ぶっ!?」
私の言葉に吹き出した爺様。必要とあらばおねだりなんていくらでもしますよ。
「せ、聖遺物がどんなのかわかっておるのか?」
「うん! イリヤ、ちゃんとわかってるよ! イリヤね、欲しい聖遺物の場所を占ったんだよ!」
「ほほう……どこにあるのじゃ?」
「えっとねー」
私は教えてやる。教える聖遺物はヘラクレスの物とアルトリアのエクスカリバーの鞘アヴァロン。それにゴルゴネイオンのだ。
「ま、誠か……」
「本当だよ。それと切嗣のサーヴァントはイリヤも決めるの!」
「いや、しかしだな……」
「切嗣に選んでもらうの!」
「ほら、さっさと取ってくるの! それともイリヤが行く~?」
「いや、それは……って、行けるのか」
「うん! いっくよー」
許可を取ったと判断して聖杯のスイッチをオンにして転移の魔術を発動する。私の魔力は無限なりーあははははは!
「ま、ま……」
アハトお爺ちゃんの声を無視して転移する。
「邪魔、邪魔、邪魔なのだ~」
ゴルゴネイオンが隠されてる場所まで大地を曲げて引き寄せる。地の奥深くに封印されていた
ゴルゴネイオンを回収。これは私のサーヴァントにするの。
「よーし、次に行こっと」
次はエクスカリバーを発掘している人達から受け取って(強奪)、ヘラクレスの聖遺物もGETしちゃうの。そして、転移でおうちに帰るの。すると、大変な事になってるみたい。
「たっだいま~~」
「イリヤ!!」
「無事だったか!」
「うん♪ 面白かったよ! はい、お土産!」
エクスカリバーの鞘アヴァロンとヘラクレスの聖遺物を渡してあげる。
「こ、これって……」
「聖遺物だ……」
「お、おい、イリヤが見つかったと聞いたが……」
「アハトお爺ちゃん、ただいま~」
「お、おう、お帰り……って、それは! 強奪されたと聞いたのだが!!」
「ん~? ちゃんとイリヤは受け取ってく~っていったよ~?」
「イリヤ、それは駄目な事ですよ」
「は~い」
それから魔術について聞いてきたから答えてあげた。
「イリヤは千里眼と歪曲の魔眼があるんだよ~」
「「「っ!?」」」
「あとねー魔術は見ただけで覚えられるからー」
「千里眼で沢山見ていたという事?」
「そうだよー」
「とんでもない才能だな」
「ほ、他にもあったりするのかの?」
「後は秘密だよ!」
「すごいわね、イリヤ」
「すごいというレベルではないぞ……まあ、いい」
それから大変だった。色々とあったけどやっぱり切嗣や母さんは聖杯戦争に参加する事になっちゃった。なら、私がやる事は一つ。新しい別のマスターとして切嗣とお母さんを守るの。
「ふふふ、素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。
巨大な魔法陣を作り上げた上に立ち、聖杯の力と第六魔法を使いながら英霊を召喚する。
「―――――
巨大な魔法陣は体内に存在する聖杯の力によって光り輝いていく。
「――――――告げる」
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の主たる我の寄るべに従い、この意、この理に従い応えよ。
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たりて我を守護せよ、天秤の守り手よ―――!」
召喚されたのは小さな少女。獣耳帽子を被った銀髪の子だ。
「ふむ。妾を召喚したのは貴方か。オリジナルの聖杯をその身に宿すとは……なかなか豪気である。我が名はアテナ。原初のアテナだ」
召喚されたのがカンピオーネのだとは……これはいいです。
「それじゃあ、よろしくアテナ。私はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン。イリヤって呼んでね」
「わかった」
「じゃあ、もう一体召喚しよーっと」
「ふむ。では手伝ってやろう」
「うん、ありがとう。バーサーカーにするよ」
「よかろう」
アテナのサポートを受けながらもう一度儀式を行う。
「素に銀と鉄。礎に石と契約の大公。祖には我が大師シュバインオーグ。降り立つ風には壁を。四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。
新たに聖杯から莫大な魔力が流れ出ていく。
「――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の主たる我の寄るべに従い、この意、この理に従い応えよ。
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。
されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――。
汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たりて我を守護せよ、天秤の守り手よ―――!」
アテナも手伝ってくれたのでさらn簡単に発動していく。召喚されたのはアレだ。原作通りの大きな大男だよ。
「これは使えるな。妾の加護も与えておいてやろうもちろんイリヤにもな」
「ありがと。さて、帰ろうかな……」
「我らは控えておる」
「うん」
二人は霊体化して姿を消して隠れたので転移する。これで私は聖杯戦争に参加できる。それもイレギュラーとして。ふふ、欲しいサーヴァントはもらっちゃうよ。