マクロスF futurering timeranger(フューチャーリング タイムレンジャー) 作:イマジナリ
様々な戦隊コラボ作品を書いていますがタイムレンジャーは直球世代だったのと恋愛やSF要素がマクロスと合わせたらと面白いと思い投稿を開始しました。
そしてマクロスは三角関係が代名詞なので今作は私の好きなシェリルとキャシーをヒロインとしてオリ主との三角関係の展開にしていきます。
基本的に長文の作品なのはご了承下さい。それでは第1話をどうぞ!
西暦2009年2月・・・地球人類と異星巨人種族ゼントラーディとの間で開戦した第一次星間大戦・・・この戦いで地球上の生命の大半が死滅に追いやられ嘗て美しかった惑星は死の星に変貌した。
アイドル歌手であるリン・ミンメイの貢献と一部の文化に共鳴するゼントラーディとの共闘により人類は勝利し荒廃した地球環境の再生を目的とした新統合政府を樹立させ、星間戦争を再発を防ぐ事と全宇宙に存在する種の保存・拡張を目的とした宇宙移民計画を立案した。
その為の居住艦を中心とした大規模移民船団が次々と結成され人の住める惑星を探索のため銀河の彼方へと旅立って行った。
其れから・・・数十年後の西暦2059年
旗艦アイランド1を中心に大小様々な数千隻の宇宙船で構成された25番目に当たる新マクロス級移民船団・・・通称マクロス・フロンティアは1000万人規模の移住民達を乗せ銀河の中心を目指し星々の海の中を航海していた。
そんな中・・・アイランド1に接舷するマクロス・クォーターを母艦としフロンティア政府との契約に基づき。平時に船団予定航路の先行偵察や要人護衛、軍用装備品の評価試験・補給・兵站などを新統合軍に対して支援を主任務としているフロンティア移民船団駐留の民間軍事プロパイダー。Strategic Military Services・・・通称S.M.S。
その建物内にあるブリーフィングルームで多くの隊員が顔に大きな傷と立派な髭に貫禄を感じさせるクォーター艦長であるジェフリー・ワイルダー大佐と、S.M.Sのスカル小隊の隊長でありコールサインにスカル1を与えられているオズマ・リー少佐の話に耳を傾けていた。
ジェフリー
「諸君。フォールド断層の異常な歪みを検知してから半月が経過したが・・・何も情報が掴めないまま時を同じくして頻発している正体不明の怪人による犯罪・・・そして必ずその場に現れる謎の赤いスーツを纏った存在に関して情報を纏めておきたい。」
オズマ
「艦長。此処から俺が・・・現在我々に分かっている事は2つ!先ず1つ目は正体不明の異形な怪人達の組織名だと思われる名がロンダーズだと言うこと!そして2つ目にロンダーズと敵対し赤いスーツを纏って戦っている存在の名称が判明した!その時の映像がコレだ。」
オズマが背後の壁に設置されている大型ディスプレイを指差すと火が上がる街中で身分証明書の様なエンブレムを掲げた赤いスーツの存在とロンダーズの怪人の姿が映し出された。
???
『き、貴様まさか!』
???
『タイムレンジャー!ロンダーズのギジェ!時間保護法違反により・・・お前を逮捕する!!』
その後、タイムレンジャーと名乗った男とギジェの戦いの様子が最後まで流され映像が終了すると同時に立ち上がったオズマが難しい顔をして口を開いた。
オズマ
「此れが我々が入手した映像だが・・・ハッキリ言って謎だ。ロンダーズにタイムレンジャー・・・この映像から何か分かる奴はいるか?「隊長!宜しいですか?」如何したルカ?」
先ほどのオズマの意見に手を挙げたのスカル小隊のスカル3で准尉である少し幼さが見られるルカ・アンジェローニ。
彼は手元の端末を操作しながら映像の一部を抜粋しディスプレイに表示すると話を始めた。
ルカ
「タイムレンジャーと名乗った彼の装備は我々の技術の遥か先を行く物だと思います。「如何言うことだ?」先ず彼が武器である剣や銃を出した部分の映像を見て下さい・・・何も無いところから一瞬で武器を出現させる技術を僕は聞いた事も見た事もありません。そして怪人を倒したと思われる攻撃・・・あの合体させた武器から放たれた光弾は零下270度です。あのサイズで零下270度のエネルギーを生み出すのは今の技術では不可能です。「本当に何者なんだろうな〜此のヒーローの正体は?」ミシェル先輩。」
ミシェル
「確立されていない技術に装備。其れに新統合軍の兵士が全く歯がたたなったギジェを圧倒する程の実力・・・とんでも無く強いぞ此奴。」
彼はミハエル・ブラン。スカル小隊のスカル2であり少尉。金髪に眼鏡がトレドマークで、敵も女も・・・狙った相手は百発百中で撃ち抜く凄腕スナイパーである。
オズマ
「ミシェルの言う通りだ。「報告では装甲車を破壊したギジェの攻撃を受けても無傷だったらしいな?」そうだカナリア。此奴らは一体何者なんだ?」
寡黙で落ち着いた雰囲気を纏った女性はカナリア・ベルシュタイン。階級は中尉でコールサインはラビット1で平時は衛生兵として勤務し治療やカウンセリングなどを行なっている。
ジェフリー
「兎に角!今の我々には圧倒的に情報が無さすぎる。どんな些細なことでも構わん!何か彼等に関する情報を掴んだ者は必ず報告を怠らない様に・・・では本日は解散とする。ゆっくりと休んでくれ諸君。」
労いの言葉を掛けるとジェフリーはブリーフィングルームを後にし其れに続き隊員達も持ち場に戻ったり自宅や艦内の自室に戻り休む為に次々と出て行く。
カナリア
「オズマ。ランカの事だが。「分かってる。予定通りに連れて来る。」頼むぞ。ロンダーズの事もある・・・しっかりとランカを支えてやるんだぞ。」
オズマ
「ああ。ミシェルとルカもしっかりと休めよ!数日後には本番なんだからな。」
ミシェル
「分かっていますよ隊長。何せ銀河の妖精のライブ・・・失敗は許されませんからね♪」
ルカ
「そう言いつつ浮かれていませんかミシェル先輩?「堅いこと言うなよルカ♪」仕方ないですね・・・明日も学校なんですから早く休まないと行けませんよ。」
オズマ
「しっかりと頼むぞ。俺も今日は早く帰ってランカとゆっくり過ごすか。」
彼は仲間にそう言うと先ほども名前が上がった妹のランカ・リーの待つ自宅に向かい為に軽く手を振り部屋を出て他のメンバーも各々に帰路に着く中・・・場所は変わり。
街を一望できる広い公園の中心部にある大きなモニュメントの前に赤いスーツを纏ったタイムレンジャーの証であるタイムエンブレムを持った1人の存在・・・炎の様な真紅のスーツが特徴のタイムレッドこと浅見 拓也が変身を解除し冷気の立ち上る中心にいた。
拓也
「圧縮冷凍完了。此の時代にロンダーズを追跡して半月・・・かなりの数の囚人を捕らえたが未だ30世紀に戻れそうにないな・・・そろそろ事務所に戻るか。」
拓也は西暦3030年の未来で時間保護局司令であり母親でもある浅見 ユウリによって鍛え上げられた実力で単独での捜査や犯罪者検挙の為の時間移動のライセンス、更には緊急システム発動要請やタイムレンジャーの装備も個人用として与えられている敏腕エージェントである。
ロンダーズ怪人が入った圧縮カプセルを抱えると彼は公園前に止めてあるバイクに跨るとアクセルを踏み込み走り出した。
暫く走るとフューチャーリサーチと看板がある拓也の便利屋の事務所兼自宅が見え中に入りカプセルを厳重に管理されている保管庫に入れ施錠をし外に出て来た拓也は夕食を食べようと向かいの店に目を向けた。
拓也
「今日の仕事は終わりだし夕食は・・・娘娘の銀河ラーメンにするか。明日は朝から仕事の依頼者が来るからな。さて・・・今日も大繁盛だな娘娘は「あっ!拓也君いらっしゃい♪何時もの銀河ラーメン?」ああ。頼むよランカ。「分かった♪店長!銀河ラーメン1つお願いします!」今日も頑張ってるなランカは♪」
フロンティアの中で人気第1位の中華料理店の娘娘で働いているランカは日中はお嬢様学校の聖マリア学園に通っているが夕方からアルバイトとしてシフトに入っている為、半月前に来店して以来は仕事上がりの拓也が夕食をとる時間には殆ど時間が重なり彼女が彼のオーダーを取ることが多かったので仲良くなり今では気心知れた友達になっている。
ランカ
「はい!銀河ラーメンお待たせ♪「ありがとう♪忙しくて昼食を食べ損なって限界だった!頂きます!」そうだったんだ!大変だね。でも其れだけ拓也君が色んな人に頼りにされてる証拠だよ♪」
ナトセ
「ランカさんの言う通りですよ♪「ナトセ!そうか今日はランカと同じシフトだったな。」はい。話は聞いていましたが拓也さんの確かな仕事と人となりが評価された結果なんですから凄いと私も思いますよ♪だから街の至る所から依頼が殺到してるんですよ。」
拓也
「ありがとう2人共♪そう言ってくれて嬉しいよ。明日も朝から新しい依頼が来るから大変だが頑張らないとな・・・ランカ!銀河ラーメンお代わり!「OK♪店長!拓也の銀河ラーメン追加お願いします!」ランカの明るさが何時も元気を分けてくれる・・・ありがとう♪「其れはランカさん本人に言ってあげたら如何ですか?」其れは・・・友達に面と向かって言うのは恥ずかし過ぎる。「ふふっ♪」笑わないでくれよナトセ!」
一杯目のラーメンを完食した拓也の追加オーダーを厨房で豪快に振っている店長に伝えに行ったランカの後ろ姿を見ながら感謝意味合いを込めた言葉に少しからかう様な笑顔で笑うナトセ。
その後二杯目のラーメンを完食しアルバイトが終了した2人と共に店を出て事務所前で別れた拓也は寝室に戻り明日に備え眠りにつくのであった。
次の日・・・朝食などを済ませ事務所をオープンさせた拓也の元に新統合軍の制服を着た1人の女性が訪れていた。
拓也
「お待ちしておりましたキャサリン・グラス中尉。「そんな堅くならなくていいわよ拓也♪今日は私1人だから普段通りで大丈夫よ。」・・・分かったよキャシー♪ただ此の事務所や色々と世話になっているからな。」
キャシー
「貴方は父を助けてくれた恩人なのだからあれぐらいは当然よ。其れにしても仕事も順調そうで安心したわ。貴方の噂は私の耳にも伝わっているわよ「ハワード大統領やキャシーと比べたら大した事ないさ。」謙遜する事ないわ♪」
彼女は新統合軍参謀本部所属のキャサリン・グラス中尉で拓也とは彼が此の時代に来た時に彼女の父親でマクロス・フロンティア第4代大統領であるハワード・グラスが休暇中に倒れた所を助けて以来の親しくなった。
その後ハワードが助けてくれた御礼として現在の事務所を用意してくれ自分の事を詳しく語らない拓也の事情を汲み取り全く追求はせずに様々な援助をしてくれた。
其れからも仕事や個人的な頼みなどを以来する事が増え其れを伝える為に彼女が事務所を訪れることが増えた時に彼女から他に人がいない時は愛称で呼ぶ事を許して貰う程の仲になっている。
拓也
「今日はどんな依頼なんだ?話を聞かせてくキャシー「貴方も知っていると思うけど近々シェリル・ノームのライブが行われるの」街中がその話題一色だが・・・誰なんだ其のシェリル・ノームは?」
キャシー
「まさか知らないの!「ああ。そういう事には疎い上に忙しくて其れどころじゃなかったからな。」はぁ〜相変わらずね・・・シェリル・ノームは21番目の移民船団であるギャラクシー船団出身のギャラクシー・ネットワークで絶大な人気を博している大人気歌手よ。」
拓也
「歌手か・・・大予想の依頼は分かった。シェリル・ノームの護衛の手伝いといったところか?「ええ。私達フロンティア政府の方でも護衛は付けるつもりなんだけど緊急事態が起きた時に信頼できる貴方に彼女の護衛を頼みたいとお父様が。」分かった!他ならぬハワード大統領と・・・日頃から世話になっているキャシーからの依頼だ。引き受ける。」
キャシー
「ありがとう拓也♪貴方に依頼して正解だったわ・・・さあ〜そろそろ出発しましょうか。「えっ?一体どこに行くんだ?」間も無くフロンティアの宇宙港に彼女とマネージャーを乗せた宇宙船が到着するから出迎えに行くのだけど?」
拓也
「今からか?「そうよ?」ちょっと待て!依頼する以前に俺に護衛をさせるつもりだったのか!「断らないと分かっていたもの・・・貴方の事は私が1番分かっているもの♪」・・・キャシーには敵いそうにないな・・・分かった。支度するから少し待っていてくれ。」
思考を把握されてしまっている拓也はキャシーには腹の探り合いでは勝てないだろうと悟りながらも彼女の理解ある行動と言動に少し笑顔を浮かべると、フューチャーリサーチのユニホームに袖を通すと表に止めてある彼女が運転する要人用の車に乗り込むと宇宙港に向けて事務所を出発した。
一方で銀河の妖精であるシェリル・ノーム本人は宇宙船のリクライニングチェアーの上で体を起こしフロンティア船団を窓越しに眺めていた。
シェリル
「此処がフロンティア・・・あっ!海♪「Ms.シェリル。後数分で宇宙港に到着しますから下船の準備を。」分かってるわグレイス。」
シェリル
「しかし私は今回のライブは反対です。最近フロンティア船団にはロンダーズと名乗る怪人達の犯罪行為が多発しています・・・其のような危険な状況の場所に貴女を「忘れたのグレイス。私はシェリル・・・シェリル・ノームよ♪そんな事で私が歌うのを諦めるわけないでしょう♪」そうでした。貴女はいつでも変わらず歌・・・私とした事が忘れていました。」
マネージャーであるグレイス・オコナーは物腰の柔らかい笑顔を返すと彼女ともに下船の手続きを終えエアロックを進み気密ハッチの前で待ち構えていた大勢のマスコミの相手をしながら、出迎えの車に乗り込むと宇宙港を出発し車内でライブ中の日程や護衛計画などの打ち合わせを乗り合わせているキャシーと拓也を相手に始めた。
キャシー
「フロンティア船団にようこそ。私が今回のMs.シェリルの滞在並びに護衛。そしてライブ会場設営等の責任者である参謀本部所属のキャサリン・グラス中尉と申します。」
グレイス
「私はMs.シェリルのマネージャーを務めるグレイス・オコナーと申します。今回のライブでは宜しくお願い致します。ところで・・・お隣の方は何方ですか?新統合軍の方には見えませんが?「此処にいるから関係者なんだろうけど・・・大したことなさそうな男ね?」失礼ですよシェリル!すいません!」
拓也
「お気になさらないで下さいオコナーさん。私は今回のライブ中に大統領と此方のグラス中尉の個人的な依頼を受けて警備に加わることになった便利屋フューチャーリサーチの「便利屋ですって!冗談じゃないわ!」それは如何意味ですかMs.シェリル?」
拓也が便利屋だと知ったシェリルは表示を強張らせるとキャサリンの睨みながら怒り出した。
シェリル
「私のライブに便利屋をスタッフとして起用するなんて何を考えているの!「落ち着いて下さいMs.シェリル!ライブでの警備は初めてですが彼の仕事の腕は確かです。彼との付き合いが長い私が保証いたします。」ライブに関して素人同然の彼は必要無いは!それを知っていて何を考えているの貴女は!私のライブは遊びじゃ無いの・・・何も分かって無いんだから!」
拓也
「さっきから黙っていていれば何だ!随分と我儘だな!「なんですって!」俺はあんたの事も知らないし興味も無い・・・そして其れはあんたも同じだから俺の事を信頼出来ないと言うのも分かる。俺は如何言われても構わないが・・・大切な恩人であり友人である彼女へのさっきの言動は気に入らない!文句があるなら俺に言え!そして・・・便利屋とは言え仕事を引き受けたからには俺も妥協は一切しない!結果は仕事で示す!」
シェリル
「あんた・・・名前は?「拓也・・・浅見 拓也だ。」なら拓也・・・其処まで言ったからにはあんたの本気を私に見せて見なさい!その代わりあんたにも私の本気を見せてあげる!「いいだろ!俺から目を離すなよ!」其れは私の台詞よ!興味無いと言ったあんたの瞳にこの私・・・シェリル・ノームの姿を焼き付けて上げるわ!」
グレイス
「シェリルの失礼な発言には謝罪いたしますグラス中尉。」
キャシー
「此方も拓也が失礼をしてしまい申し訳ありませんでした。」
互いに謝罪し合う2人とは対照的に睨み合う拓也とシェリル・・・2人のファーストコンタクトは最悪な形になってしまい。話し合いが進む中でも2人の険悪な雰囲気は宿泊のホテルに着くまで晴れることはなかった
其れから数日が過ぎライブの準備は着々と進み無事に本番を迎える事が出来た日・・・拓也とキャサリンは共に先に会場入りし警備体制や会場設営の進捗状況を確認するとホテルから到着したシェリルとグレイスを控え室に案内していたのだが・・・
シェリル
「私のライブにアマチュアのバイトを入れたの!「彼らは我が船団でも随一のレベルを誇る学園の。」邪魔しない様に控えて飛ぶように言っておいて!其れと拓也!私のライブ・・・しっかり見てなさいよ!」
キャシー
「・・・何が銀河の妖精よ。小悪魔の間違いじゃないの!「それだけ絶対の自信があるんだよ彼女には。」拓也は何とも思わないの?」
拓也
「思わない訳でもないが此のライブまでの関係だ。今日が終われば彼女はギャラクシー船団に戻り仕事は終わりだ。それまでの辛抱だ・・・全部終わったら飲もう。「そうね・・・最近は忙しかったから久しぶりに飲むとしましょう。2人っきりで・・・ね♪」ああ。俺はもう少し会場を見回ってくる。」
スタッフへの指示を彼女に任せて会場の巡回に向かった拓也はバックヤード近くで最終確認をしているアクロバット飛行を担当する美星学園の生徒達とここ数日で親しくなったリーダーであるミシェルに機材担当のルカがいた。
ルカ
「お疲れ様です拓也さん。見回りですか?「そんな所だ。問題無いと思うが何か不審な物や人物は見たか?」大丈夫ですよ。僕達の所にはEXギアや機材関係ばっかりですからね。」
ミシェル
「他の所で銀河の妖精に直接会いたくて侵入した奴を捕まえたらしいな。大変だな拓也は♪「あいつに宣言したからな”仕事で示す“ってな」宣言?一体誰にだ?」
拓也
「シェリル・ノームにだ。「おいおい!銀河の妖精に喧嘩売ったのかよ♪」色々あって俺を今回の仕事に抜擢してくれた友人に文句をつけて来たからな。だから俺の仕事でそれを払拭すると言ったんだ。「拓也さんって温厚なイメージがあるのに意外と怒ると怖いんですね?」彼女は恩人で数少ない友人だからな・・・そう思ったらついな。」
ミシェル
「そうか。俺は拓也のそう言う気持ち・・・分かるぜ♪「ありがとうなミシェル。さて!俺は巡回に戻るが・・・アルトはどこに行ったんだ?」アルトなら外で気分転換中さ。「そうか・・・ならライブでのアクロバット頑張れよ♪」心配しなくてもバッチリ決めるさ♪」
そう言って拓也が巡回に戻った頃。ランカも後の命の恩人であり話題に上がった青年である早乙女 アルトと出会い迷っていた所を案内され会場に無事に到着し、彼も気持ちを切り替えアクロバットの為にバックヤードに戻りライブの準備に入るのであった。
其れから数時間後にシェリルのライブは開幕し途中でアルトがアクシデントを起こしながらもミシェルの的確なフォローによって事なきを得て順調に進行して行く中・・・
シェリル
「(見ているわよね拓也!私の姿を!私の・・・本気を!)」
拓也
「此れがシェリルの・・・彼女が歌にかける本気か。性格は兎も角として・・・今の姿と歌は・・・悪くない♪」
キャシー
「拓也!今は何て言ったの!「えっ?唯悪くないなって言っただけだが?」だらし無い顔してるわよ!しっかりしなさ『グラス中尉聞こえるか!』大統領?どうなさいましたか?『ビクターIIIが発令された!』本当ですか!『直ぐに警報を発する!拓也君にMs.シェリルの護衛を頼み会場の市民を直ぐに避難させるのだ!』分かりました。拓也!緊急事態が発生したわ。軍関係者で市民を避難させるから貴方もMs.シェリルを連れて早くシェルターに!」
拓也
「緊急事態!「説明している時間は無いわ早く!」分かった。2人で飲む約束があるんだ・・・死ぬなよキャシー。「勿論よ。さあ早く!」シェリルの方は任せろ!」
突然発生した緊急事態による警報により会場は大パニック状態になり各出入り口では警備員や新統合軍の兵士が観客の避難誘導を行なっている中・・・バックヤードで護衛のSP達に囲まれながらもその場を動こうとしないシェリルの元に駆け付けた拓也。
拓也
「何をしている!早く避難するんだ!「私は此処を動かないわ!」何だと!
シェリル
「冗談じゃ無いわよ!まだライブの途中なのよ!こんな中途半端な状態で投げ出すなんて納得が「いい加減にしろ!!お前が避難しなければお前を護るために残っている人達が危険に晒される・・・今のお前の命はお前だけの物じゃないんだぞ!それを考えろ!!」クッ・・・分かったわよ!!ならさっさとシェルターに案内し「見〜つけ〜た♪ああ〜〜〜会いたかったよ・・・俺のシェリル♡」一体誰よあんた?」
拓也の説得で漸く重い腰を上げたシェリルに話しかける黒いコートを羽織った男
???
「俺は君の大ファンなんだ♡君の事が好きで好きで堪らないんだ♪だがら・・・君を俺の物にする為に来たんだよ!!「何!急に姿が変わって!」俺はロンダーズのナバラ!さあ〜シェリル・・・俺のものになれ!!」
ナバラは叫びながら目の前に立ち塞がったSP達を薙ぎ倒すとシェリルに狙いを定め襲いかかって来ようする。
拓也
「下への道は進めない・・・シェリル!屋上に向かって走れ!「何なよあいつは!」そんな事は後回しだ!兎に角走れ!」
拓也と共に階段を駆け上がり屋上へと出たシェリルだが此処は高層ビルに匹敵する高さ・・・辺りには飛び移れる建物は一切ない。
ナバラ
「逃げても無駄だぜ〜俺のシェリル♡さあ〜大人しく俺の女になりな♪「冗談じゃないわよ!私は誰も縛られ無いわ!あんたの様な奴の女になるなんて真っ平ごめんよ!」今にそんな事は言えなくしてやるからよ!」
拓也
「シェリル・・・此処は俺に任せろ!「何言ってるのよ!あんな怪人にあんたが勝てる訳」言っただろ!一切妥協しないと!俺の役目はシェリルを護ること・・・お前が最後まで歌い続け覚悟があるように俺にも覚悟がある!さっきはシェリルの本気を見せて貰った。だから・・・今度はお前が俺の本気を目に焼き付けろ!!」
シェリル
「拓也・・・「お前・・・邪魔なんだよ!!何を気安く俺のシェリルに話し掛けてやがる!死んじまえ!!」ハッ!伏せろ!『ドカン!!』クッ!「キャァァァ!!」シェリルーーー!!」
ナバラの攻撃によって屋上から投げ出されてしまったシェリルを追って飛び降りる拓也の視線の先には、爆風によってかグッタリした彼女がどんどんと落下して行く姿が見た。
拓也
「このままだとシェリルが・・・仕方がない!彼女の命には変えられない!!」
そう言って身に付けていた事務所のユニホームに手を掛け一気に脱ぎ払った拓也の体には銀色にレッドのラインやマーキングが施されたインナースーツを纏っており。
更に左手に装備されたブレスレット・・・クロノチェンジャーを両手を胸の前でクロスさせ構えるとタイムレンジャーになる為の装着コードを叫んだ!
拓也
「クロノチェンジャー!!」
すると・・・次の瞬間!
チェンジャー内部の時空間であるストレージフィールドからクロノ粒子が放出され拓也の体の周りで吸着しクロノスーツとなって一瞬で装着された。
拓也
「タイムフライヤー!テイクオフ!」
拓也の掛け声と共に小型航時戦闘艇・・・タイムフライヤーが風を切りジェットエンジンを吹かせながら錐揉み回転し現れた。
その真ん中に着地すると操縦桿を握りとスピードを上げ落下しているシェリルに追い付くと彼女を腕の中に抱き寄せた。
シェリル
「私・・・生きてる?「大丈夫か?」ハッ!今度は一体誰よ!!」
拓也
「俺はタイムレンジャーの・・・タイムレッドだ。」
シェリル
「タイム・・・レッド?」
西暦3030年の未来人である浅見 拓也と銀河の妖精のシェリル・ノームが此れから激動の中心となる楽園を求めるフロンティアで出会った・・・新しい時と新たな物語を刻む為に。
はい!第1話は如何でしたでしょうか?
原作1話の半分程部分までの話でしたが基本的にはアニメ基準ですが今回のラストであるシェリルを助ける部分などで劇場版の要素も加えた内容になっておりますので宜しくお願い致します。
ロンダーズ怪人は劇中の怪人の中かから抜粋し名前を一文字変更し出していきます。最初の怪人ギジェはインスピレーションですが、シェリルを襲ったナバラは劇中第4話に登場した誘拐犯のナバルが元ネタになっております。
細かい解説は次回から致します。
では次回の第2話でお会いしましょう。