後六海ちゃんの水着の方も、できればで構いませんのでご協力をお願いします。なかなか思い浮かばなくて・・・。
・・・もう何もやる気が起きない。何もしたくない。自信が湧いてこない。・・・この修学旅行が始まる前から私は、フータローにおいしいパンを作って、私の気持ちを、知ってもらいたかった。私の頑張りを、もっと認めてもらいたかった。
・・・けど、一花が先に山の頂上にいて・・・四葉のカミングアウト・・・そしてあのタイミングでのフータローが来て・・・。私の気持ちは、フータローに知ってもらいたい・・・それは、私の望むこと。でも、いざフータローに私の気持ちを知られてしまったらと思うと・・・不安と恐怖が真っ先に込みあげてきた。だからあの時、私は逃げ出した。
・・・もちろんあれは四葉のせいじゃないし、一花のせいでもない。何においても、告白を先延ばしにしようとした、私の自業自得。
・・・今はフータローにどんな顔していいのかわからない・・・。今は、顔を合わせる勇気もわいてこない・・・。これが逃げであることはわかってる。でも・・・それでも・・・
「ご迷惑おかけします」
「いいのよ。せっかくの修学旅行なのに、体調不良だなんて、残念ね・・・」
「・・・もう少し部屋で休んでいきます」
「ええ。元気になったら教えて。・・・あ、そうだ。このホテルで盗撮があったみたいだから気を付けてね」
「・・・ありがとうございます」
・・・ホテルの自室でじっとしていたら、外で先生と誰かが話してる。どうやら相手を私と認識しているみたい。・・・そんな芸当ができるのは、私の姉妹以外ありえない。話が終わったら、部屋の扉が開いた。
「・・・ふぅ・・・あんたの言葉で言うなら・・・知りがたきこと影の如く・・・だっけ?」
部屋に入ってきたのは、私の変装をしていた二乃だった。
「・・・何してるの、二乃」
「あんたの真似事をしてみたのよ。二重の意味でね。さすがに姉妹2人も仮病なんて怪しまれるわ」
私が聞きたいのはそんなことじゃない。
「次の点呼は・・・うん、まだ全然余裕があるわね」
「なんでここに来たのかって聞いてるんだけど・・・」
「昨日電話で言ったでしょ。あんたと2人で話がしたいのよ。誰にも邪魔されずにね」
・・・確かに昨日そんなことを言っていた。二乃が何でここに来たのかというのもだいたい察しが付く。だからこそ・・・放っておいてほしかった。
「・・・慰めなら聞くつもりない」
「・・・はあ?」
私の言葉に二乃はわけがわからないと言わんばかりの顔をして、私に近づいてきた。
「慰める?アタシが?あんたを?そんなのするわけないでしょ」
じりじりと近づいてきて、気が付けば二乃は私の目の前まで迫ってきていた。
「恋のライバルが自分から勝手に手を引いてくれたんですもの。アタシにとってはラッキー以外の何物でもないわ。後の障害は一花と六海ね。あの泥棒猫と女狐をどうしてやろうかしらね・・・。・・・と、いうわけだから、フー君はアタシがもらうわ。それでいいわよね?」
フー君・・・温泉旅行の時に六海が考案して、気が付けば二乃がフータローにたいしてそう呼んでる・・・。これは二乃がフータローに心を許してる・・・ううん、それ以上の好意を持ってる・・・。それに、二乃の気持ちは班決めの時からわかっていた。だからこそ、わからない。
「フー君って・・・。二乃はいつからフータローのことを・・・」
「何よ?まさか自分の方が早かったから譲れって、あんたはそう言いたいの?」
「そ、そういうわけじゃ・・・」
「・・・そりゃあんたが1番だったのかもしれないわね。正直、愛に時間は関係ないなんて言えるほど、アタシもまだ全然、よくわかっていないわ。こんなの生まれて初めてだもの。何が正しくて何が間違ってるかなんて、誰にもわからないのよ。ただ・・・」
「ただ・・・?」
「確かにわかっているのは、誰よりもアタシが、彼が好きなの事よ」
話を聞くたびに、二乃のフータローへの思いが伝わってくる。それはもう、羨ましいほどに。二乃は本気で、フータローのことが、好きになっちゃったんだ・・・。
「・・・わ、私だって・・・諦めて・・・ない・・・」
今のは気落ちしてる私の・・・精いっぱいの抵抗・・・なのかもしれない・・・。でも、諦めきれないのは本当。
「・・・せっかくの修学旅行で自分をアピールするチャンスをこんな部屋で閉じこもってふいにしてる時点で諦めたようなものよ。あんたのターンはもう終わり。ご苦労様・・・」
「諦めたくない!!」
二乃の言葉に私は必死になってそう言い返した。
「・・・でも怖いの。いつかこうなるってわかってたはずなのに・・・いざ自分の気持ちがフータローに知られたら、私なんかじゃダメだって・・・そう思えてきて・・・」
「・・・・・・」
「私なんかがフータローに好かれるわけがないよ・・・公平に戦うことが、こんなに怖いなんて思わなかった・・・」
万が一フータローに認められなかったら・・・そう考えるだけで私は・・・怖くなってきて・・・気づいたら涙を流していた。
「・・・はぁ、なんで負けること前提で話をしてるのよ。もうそこからして気持ちで負けてるのよ」
「だって・・・相手はあの一花だもん。かわいくて社交的で男子から人気で・・・自分の夢を持つ強さもある。私が男子でも一花を選ぶ。それに、六海だって・・・。かわいくて、前向きで、女の子らしくて・・・やんちゃしてた時でも、誰かに手を差し伸べる優しさがある。私とは、全然違う」
一花も六海も、みんな魅力的で、もしも私が男子だったら、みんなと同じ気持ちだった。それに比べて私は、何もない。あの2人に勝てる要素なんて、何1つない。ううん・・・2人だけじゃない・・・四葉や五月だってかわいいし・・・
「それに・・・二乃だってかわいい」
「!・・・それはどうも・・・。ま、私がかわいいなんてわかりきってたことだけどね!!」
二乃が照れてる。やっぱりかわいい。
「・・・それだけに、私の告白を即オッケーしなかったあいつが頭おかしいのよ・・・どれだけ勇気を振り絞ったことか・・・って、返事を先延ばししたのはアタシだけど・・・それでも超ムカつくーーー!!」
「告白まで・・・やっぱりすごいよ、二乃は・・・そんな大胆に・・・」
「やっぱあんたはまだしてないのね。あの朴念仁は言葉で言わなきゃわからないわよ」
「一応・・・したことはある・・・不発だったけど・・・」
あの時の告白はあのマンションで菊ちゃんとおままごとをしてた時にふいに・・・。まぁ、不発で終わって、フータローには伝わらなかったけど。でも・・・あの時みたいな告白は・・・
「・・・でももう今は・・・告白するほどの自信なんて、湧いてこない。テストで1番になったら・・・おいしいパンが焼けたら・・・。そんなのただの言い訳。そうやって先延ばしにしたのは私だから・・・一花も・・・誰も悪くない。全部私のせい・・・自業自得・・・」
こんなことになるのなら、フータローに恋なんてしなければよかった・・・なんて思えてくる始末・・・。自分の不甲斐なさに嫌気がさしてくる・・・。
「・・・あっそ。ならそうやっていつまでも塞ぎ込んでいればいいわ。いつまでもうじうじうじうじと・・・煮え切らない。やっぱりあんたとはそりが合わないわ」
それは私も一緒。だから私と二乃はいつも喧嘩ばかり。
「・・・それでも・・・アタシはあんたをライバルだと思ってたわ」
「!」
「アタシとあんたじゃ勝負にならない?はあ?恋敵ってアタシ言ったわよね?アタシがかわいいのはあっさりと認めたくせに、自分には何もない?何それ!あんたちょっと冷静に考えてみなさいよ!アタシ達は・・・六つ子よ!あんたもかわいいに決まってるじゃん!!」
「・・・!」
二乃・・・。
「言いたいのはそれだけ!じゃあね!!」
言いたいことを言った二乃は部屋から出ていった。・・・二乃は絶対否定するだろうけど・・・今のは二乃なりの気遣いで・・・私へのエールだと思う・・・。本当に・・・慰めでもなかった・・・。けど・・・
「・・・二乃・・・ごめん・・・」
やっぱり私は・・・二乃ほど強い人間じゃない・・・。私の気持ちは・・・そう簡単には・・・。
♡♡♡♡♡♡
それから少し時間が立って、二乃が戻ってきた。二乃だけじゃなく、他の姉妹全員戻ってきた。ただ、外は雨が降ってたみたいで、二乃以外の全員はびしょびしょに濡れてた。今は一花がシャワーを浴びている。
「「「「「・・・・・・」」」」」
みんなが部屋に戻ってきても、空気はとても重くて、みんな沈黙を貫いていた。そんな時間が続いてると、一花がシャワーから戻ってきた。
「・・・シャワー、空いたよ。先にいただいてごめんね」
「六海、メガネ拭いてるから、先に五月ちゃんか四葉ちゃん行っていいよ」
「で、では、四葉、お先にどうぞ・・・」
「うへぇ~・・・下着までぐっしょりしてるよ~・・・」
(・・・行かなくて正解だったわ・・・)
「・・・・・・」
四葉はシャワールームに向かっていったか・・・。
「・・・わぁ、五月ちゃん、下着攻めてるね。着ないの?」
「こ、これは違うんです!私の身の丈に合わないので・・・捨ててしまいます!」
「遠慮なくつければいいと思うけどなー。なんなら六海がもらってもいいけどなー」
「だ、ダメです!!破廉恥すぎます!!」
・・・・・・。
「一花、あんた三玖に何か言うことがあるんじゃないの?」
「!!」
「あ・・・三玖・・・」
違う・・・違うんだよ二乃・・・一花は何も悪くない・・・悪くないんだよ・・・。
「・・・一花・・・ごめんね・・・」
「三玖・・・」
悪いのは全部私・・・誰のせいでもない・・・。だから、みんなが気にする必要なんて・・・
コンコンッ
「おい、入るぞ」
えっ!!?フータロー!!?
「6班全員いるか?連絡事項だ。30分後、二階の大広間に集合だ」
「なぜあなたが・・・」
「不本意だが・・・一応学級長だからな。雑用だ雑用」
ど、どうしよう・・・今フータローに合わせる顔がない・・・!というか、いざ面と向かうと・・・怖くなってきて・・・
「・・・おい、お前ら・・・」
「と、トイレ!!」
と、とにかく今は身を隠さなきゃ!フータローと、顔を合わせないために・・・!
「三玖ちゃん・・・」
「・・・お前ら、まだ揉めてるのか?ちょっと俺に話してみろ。気が楽になるぞ」
「え・・・いや、あの・・・」
「こ、これは・・・」
「そ、そうじゃなくってね・・・」
「ふー、スッキリしたー・・・って・・・」
バアアアンッ!!!
・・・今なんかすごい音したけど・・・フータロー・・・まだいるよね・・・?
「・・・・・・」
「・・・はっ!た、たいしたことないよね!」
「え、ええ!こんなの姉妹じゃ日常茶飯事よ!」
「じょ、じょーしき!じょーしきですよね!」
「う、うんうん!だから風太郎君は気にしなくていいよ!」
「・・・ならいいが・・・。とにかく30分後に大広間な。明日の選択コースもそこで決めるらしいから考えておけよ」
「う、うん。わかったよ。わざわざありがとうね・・・フータロー君」
「・・・ああ・・・」
バタンッ
・・・も、もう・・・フータローは・・・行ったかな・・・?
「・・・ごめん、勝手なこと言って」
「いいわよ。フー君に心配されるのは1番避けたいもの」
「三玖、もう上杉君はいませんよ。出てきてください」
警戒しながら扉から出てみる。・・・本当だ・・・もういない・・・。
「全く・・・あんたも逃げてるんじゃないわよ」
「だって・・・」
「三玖ちゃん・・・いつまでもそうしてても何も変わらないよ。そろそろ気分を変えないと・・・」
そんなことは言われなくてもわかってるつもり・・・だけど・・・気持ちの整理が・・・今もまだできてないから・・・いざとなると・・・困る・・・。
「・・・みんな、そろそろ白黒ハッキリさせよう」
「一花・・・?」
「私たちはずっと、フータロー君と2人きりになる機会を窺ってる」
「アタシは班決めの時からそう言ってるけどね」
「まさかとは思うけど、五月ちゃんもそうだったりする?修学旅行始まってから急に回ろうって・・・」
「・・・否定はしません・・・」
理由はどうであれ、みんながフータローと一緒に回りたかったのは、同じ考えだと思う。四葉は私に協力してもらっていたけども・・・。
「このままじゃ誰の目的も叶うことはない。それは全員が望むところじゃないはずだよ」
「それはそうだけど・・・」
「あんたがそれを言うのね・・・」
「四葉、聞こえてるよね?ちゃんと聞いて」
「・・・も、もう・・・いないよね・・・///」
シャワールームから四葉が顔を赤くしながらこっそりと出てきた。赤い顔からして、もしかして、タイミング悪く出てきたのかな?
「明日の修学旅行最終日、コース別体験学習ってあるよね。それはAからFの6つのメニューから1つを選んで各地に赴くカリキュラムなのは知ってるよね。私たちそれぞれ1つずつ選択するっていうのはどうかな?チャンスを得るのは偶然フータロー君と同じコースになった人だけ」
6つのコースのうちの1つ・・・運がよかった人だけが、フータローと一緒・・・。確率は6分の1・・・文字通りの運試し・・・。
「最後はもう・・・運に任せよう」
「私は賛成!これなら恨みっこなしだね!」
「アタシは反対よ!何よ、散々出し抜きあって来たくせに、今更・・・」
「六海も・・・それでいいよ。もう自分の都合で困らせるのは嫌だもん」
「ぐぬぬ・・・」
一花の出した案に四葉と六海は賛成してるけど、二乃は未だに納得しきれてないみたい・・・。
「・・・三玖!あんたはそれでいいの?たった6分の1の確率よ?」
「・・・今は・・・どんな顔をしてフータローに会えばいいかわからない・・・。だから・・・低い確率の方がいい・・・」
それに・・・私が選ぶものにはフータローは選ばない・・・。だからそれでいい・・・。それに今は・・・フータローに会いたい気分には、ならないし・・・私の作ったパンはもう・・・どこにもない・・・。
「私は・・・これが最善の考えだと思います。最初からこうするべきだったんです」
「・・・はぁ・・・わかったわよ・・・。コース選択は指さしでいいわよね?どうせいつもみたいにバラけるわよ」
五月も一花に賛同し、二乃も最終的には渋々ながらも了承を示した。
「「「「「「せーの」」」」」」
そして、私たちは各各々が見学したいと思ったコースに指をさす。案の定、私たちが指したコースは全員バラバラだった。だけどこれでいい・・・どうせ私のところにフータローが来るわけないのだから。
♡♡♡♡♡♡
みんながシャワーを使い終わって、制服の乾かし作業、そしてコース選択の用紙の記入をしている間に30分間近になった。
「そろそろ30分ね。早く大広間に行きましょう」
「みんな、コース選択の紙持ったー?」
「大丈夫です」
「じゃあ、さっそく行こー!」
みんなコース選択の紙を持って、2階の大広間に向かっていった。私も早く、大広間に行かないと・・・。
「三玖、ちょっと待って」
「?一花・・・?」
部屋から出ようとしたら、急に一花から呼び止められた。何の用だろう・・・?
「どうしたの?」
「あのね、私、やっぱ三玖のDコールの方に行きたくなっちゃったよー」
「え?」
「それでさ三玖、私のと交換しようよ」
え?選択コースの交換?なんでそんなことを・・・?私が選んだDコースは織田信長のゆかりのある地を巡るものなんだけど・・・Eコースに比べたら何の面白味もないものなのに・・・。
「でも・・・面白くなんか・・・」
「いいのいいの。私が行きたくなっちゃったんだから。というわけで、私のと交換ね」
「あ・・・」
一花は強引に私のコース選択の用紙を取り上げて、自分の用紙を私に渡してきた。
「はい、これでオッケー」
「い、一花・・・」
「おっと、急がないと遅れちゃうね。みんなも待ってるし、早く行こうよ」
一花は私の有無を言わさずに、ずっと待っていたみんなのところへ合流していった。・・・なんで今になってコース選択の交換なんて・・・。・・・まぁ、別にいいか・・・。こっちの方が、フータローと出会う確率は、かなり少なくなるだろうし・・・。そう思いながら私は、姉妹と一緒に2階の大広間へと向かっていく。
♡♡♡♡♡♡
修学旅行3日目・・・選んだコースのバスに乗るためにみんなはそれぞれのコース別のバスに乗るために並んでる。みんなはそれぞれ別々のコースの列に並んでいってる。私も早く、Eコースの列に並ばないと・・・。Eコース・・・Eコースは・・・あ、あった。あそこに並んで・・・
「「・・・あ・・・」」
私がEコースに並んだ時、隣でフータローも並んでいたのに気づいた。え・・・もしかして・・・フータローも・・・Eコースを選んだの・・・?
♡♡♡♡♡♡
Eコースの目的地、映画村に到着した私たちは午前まで映画村の催し物を見学する。フータローは同じ班だけど・・・一緒にはいない・・・。私から離れてるんだから当然だけど。・・・でも、本当ならここは、一花が来る場所だったのに・・・。どうして急に選択コースの入れ替えなんて言い出したんだろう・・・?考えてもわからない・・・。
・・・考えているうちにも見学が終わった・・・。内容は考え事をしてて、頭に入らなかった。この後はお昼過ぎまで自由行動・・・どうしよう・・・。やることもないし・・・バスに戻ろうかな・・・。
「この後お昼過ぎまで見て回れるね」
「どこ行くんだコラ」
「片っ端からおもろそうなところ見ようや」
「!」
私が歩いていると、同じくEコースを選んだ武田君と前田君、坂本君の会話が聞こえてきた。ちらっと見てみると・・・3人だけでなく、フータローもいた。・・・フータローの時間は邪魔しちゃいけない・・・よね。そう思って私はこの場を素通りしようとした。
「ん?おお、三玖さんやないか」
「やあ、中野さん。また会ったね」
「!」
だけど武田君と坂本君に見つかった。この2人に見つかったということは当然ながらフータローにも気づかれることになる。フータローの顔を直に見られないから私は、その場から走り去る。
「ははっ、また逃げられちゃったね」
「嫌われてんじゃね?」
「上杉、お前何したんや?」
「こっちが知りたい・・・」
ごめん・・・フータロー・・・今は・・・
「!三玖!止まれ!!」
ドンっ!
「あっ・・・!」
前を見てなかったせいで目の前に人がいたのに気づかず、その人とぶつかってしまった。
カランッ
「やば・・・!」
「おい、大丈夫か⁉すみません」
「い、いえ・・・」
私とぶつかった人は落とした何かを拾い上げて急いだ様子でその場を去っていった。・・・あの声・・・どこかで聞いたような・・・。
「たく・・・ちゃんと前を見ないと危ないだろ?」
「・・・///」
ふ・・・フータロー顔が・・・まともに見られないよ・・・!顔も赤くなっているのも自分でもわかる・・・。二乃・・・ごめん・・・!私には・・・やっぱり無理だよ・・・!
「ご、ごめん・・・」
「あ、ああ・・・」
「じゃ、じゃあ・・・もう行くね」
「あ、おい!」
早くこの場から逃げないと・・・じゃないと・・・頭がどうにかなっちゃういそう・・・。
「「「戦国武将の着付け体験いかがですかー?」」」
ピクッ
戦国武将の・・・着付け体験・・・?・・・ものすごく・・・興味ある・・・。そんな魅力的な体験に私は思わず立ち止まってしまう。
「着付け体験だってよ。コスプレとか恥じぃだろ・・・」
「いいじゃないか。郷に入っては郷に従えっていうだろ?」
「おっしゃ、いっちょやろか。上杉もやるやろ?」
・・・フータローの戦国武将姿・・・。
「いや、しないが」
「お前ノリ悪いやっちゃなぁ・・・」
「似合うと思うのに、もったいないね。中野さんもそう思うよね?」
そんなの、絶対に似合うに決まってる。私は正直に首を縦に頷いて肯定を示した。
「・・・はぁ・・・仕方ねぇ・・・1回だけだからな」
「よっしゃ」
「そうこなくっちゃ」
フータローは急に着付けする気になって、友達3人と一緒に着付け屋さんの中に入ろうとする。
「・・・三玖、お前もやるか?」
え?わ、私も・・・?でも・・・どうせ似合わないし・・・フータローに、好かれるはず、ない。
「い、いい・・・外で待ってる・・・」
「・・・そうか。じゃあそこで待っててくれ。勝手にどっか行こうとするなよ」
フータローは今度こそお店の中へ入っていった。・・・フータロー・・・どんな格好をして出てくるんだろう。ちょっと楽しみ・・・。
「・・・はぁ・・・」
・・・何を期待してるんだろう・・・私・・・。今更私にできることなんて、何もないのに・・・。やっぱり私じゃ・・・。
「ささ、こちらです」
・・・あ、今外に出てきたのは・・・お代官様みたいな恰好の武田君に・・・忍者の恰好の前田君、かな?そして、侍の恰好をした坂本君だ。空をぼーっと見てる間にも着付け終わったんだ・・・。・・・フータローはまだかな?・・・ちょっとだけ様子でも見ようかな・・・。そう思って私は着付け屋の中に入ってみる。・・・やっぱりまだ・・・かな・・・
「お待たせしました、お客様!」
「え?」
え?何?急に店員さんに話しかけられて・・・というか、どうして着物を持っているの?
「こちらの可愛い着物をご用意させていただきました!どうぞどうぞ!」
「え、いや・・・あの・・・」
「お着替えはあちらの試着室が空いておりますので、どうぞ、お着替えくださいまし!」
「い、いや、だから・・・私は着る気は・・・」
「お客様に絶対に似合いますので、ぜひともお試しください!」
何が何だかわからず、私は店員さんに着物を渡されて、試着室まで連れてこられた。え・・・?どうなってるの、これ?というより・・・どうすればいいの?
♡♡♡♡♡♡
何がどうなってるのか全く理解できなかった私は、結局私は着付けをすることになった。そんなつもりは全然なかったのだけど・・・店員さんのあの勢いには敵わなかったよ。うぅ・・・なんだかちょっとそわそわする・・・。
「ん?三玖か?」
店の外を出てみると、新選組のような恰好をしたフータローが待っていた。ちょ・・・ちょっと・・・恥ずかしい・・・///
「なんだ、結局お前も着替えたのか」
「そんなつもりは全然なかったんだけど・・・なぜか係の人がノリノリで・・・あれよあれよという間に着替えに・・・」
「?よくわからんが、大変だったな」
本当に大変だった・・・あの勢いには勝てる気がしなかった。
「・・・変・・・じゃ、ないかな・・・?」
「・・・ま、まぁ・・・似合っている・・・///」
「!!・・・///」
ほ、褒めてもらえた・・・フータローに・・・。心がぽかぽかしてるのと同時に、照れて顔が赤くなってるのが自分でもわかる。・・・褒めてもらえた・・・ふふ・・・。
「・・・は!そ、それより、お友達は?一緒じゃないの?」
「そ、それが来ねーんだよ。ったく、どんだけ着替えに手間をかけてんだ?仕方ねぇなぁ」
「え?あの3人、私が着替える前にもう出てきたけど・・・」
「は?待ちきれずに行っちまったのか?」
そういえばあの時・・・あの3人誰かと一緒にいたみたいだったけど・・・。
「電話してみたら?」
「そうさせてもらうか」
フータローはスマホを取り出し、電話をしようと・・・?急に動きが止まった?
「・・・あいつらの電話番号、知らんわ」
「・・・本当にお友達・・・?」
私が見た感じ、フータローと親しそうだったけど・・・私の勘違いだったのかなぁ・・・?
「そう遠くは行ってないと思うんだが・・・最悪の場合迷子センターだな・・・。三玖、探すの手伝ってくれ」
「え?」
「さすがにこの衣装で1人で歩く勇気は俺にはない。かといって、ずっと俺と2人きりってのは嫌だろ?」
別に・・・そんなことない。むしろ・・・一緒にいるために・・・今までずっと・・・
「早いとこ見つけて、みんなで修学旅行、楽しもうぜ。3日目の思い出が人探しだけなんて、空しすぎだしな」
「う、うん・・・」
フータローと2人で人探しなんて・・・また急な展開。でも・・・それでも・・・悪くないって思える自分がいる。
♡♡♡♡♡♡
フータローのお友達を探すためにまずは近場から探してはいるんだけど、それらしいのは見当たらなかった。コスプレは目立つからすぐ見つかると思ったんだけど・・・。
「どうだ?見回してみてそれらしいのはいたか?」
「ううん、全然・・・」
「たく・・・あいつらどこに行ったんだ?とにかくコスプレを目印に探していくぞ」
「うん」
とりあえずはさっきまでと変わらずにコスプレを目印に探していく。
「あ・・・」
「見つかったか?」
「う、ううん・・・全く知らない人・・・」
「・・・ああ、戦国武将のコスプレの人か。すげぇな・・・恥じることなく1人で・・・」
「・・・・・・」
あの人が着込んでるあのコスプレは、かの有名な伊達政宗・・・。ぜひとも記念に残してみたい・・・けど、そんな勇気ないし、人探しの最中でもあるから・・・。
「・・・ふぅー・・・。すいませーん!記念写真を1枚、いいですか?」
「え?」
「学生さんですか?いいですよ」
「ほら三玖、こっちに来いよ。一緒に記念写真を撮るぞ」
「う、うん」
フータローに言われるがまま、私は伊達政宗のコスプレの人に並んで、1枚記念撮影を行った。
「よかったな、三玖」
「あ、ありがとうございました」
「よき旅を」
伊達政宗のコスプレの人は微笑んで手を振って私たちと別れた。フータロー・・・私の気を遣ってくれて・・・
「・・・フータロー・・・ありがとう・・・」
「べ、別に大したことはしてねぇよ。それより、次行くぞ」
私のお礼にフータローは前髪をいじりながらお友達探しを再開した。フータロー、素直じゃない。
「ここにもいないね」
「たく・・・あいつらどこに行ったんだか・・・やっぱ迷子センターか?」
「そっちは最後でいい」
別のエリアを探してみたけど、ここにいない。
「もしかしたら、お店の中にいるのかも」
「うーむ・・・そっちの方でも探してみるか」
フータローも同じ考えに至ったようで、お店の中も見て回るという方針で探してみる。それから数分くらい何件かのお店を見て回ったけど、ここにもいなかった。
「ここにもいないね・・・」
「くそ・・・絶対目立つ格好してるはずなのになぁ・・・」
今私たちがいるのは弓の射的屋さん。こういう何か遊べる場所にいそうと思ったんだけど・・・なかなか見つからないものだね。
「ふぅ・・・少し気分転換でもするか」
「気分転換」
「目の前に弓射的があるだろ。やって行こうぜ」
「え?でも、いいの?」
「あいつらもやってるかもしんねーだろ?俺らだけ3日目の思い出が人探しになってたまるか」
そう言ってフータローは店員のおじさんにお金を払って弓射的を始める。・・・新選組の恰好をして、弓を構えてるフータロー・・・かっこいいな・・・。おもちゃの弓だけど・・・。あ、フータローが狙った的が当たった。フータローも初めてやるはずなのに当てちゃうなんて、すごいな・・・。
「すごい・・・」
「ゲーセンの射的には不覚を取ったが、これくらいはな」
ゲーセンって・・・フータローでもそういうところ行くことはあるんだ。
「三玖、お前もやってみろ」
「え?でも私・・・こういうのやったことない・・・」
「そんなに難しくはない。いいか、弓の構えは・・・」
右も左もわからない私にフータローは弓の構え方を教えてくれた。
「こ、これでいいの?」
「ああ。その姿勢を崩さず、どれか1つ的を当ててみろ」
「うん・・・やってみる・・・」
フータローに教えてもらった構え方を元にして、私の狙った小さな的めがけて矢を放った。放った矢は小さな的に当たって、的は小さな衝撃で落ちていった。
「あ・・・当たった・・・当たったよ、フータロー!」
「ああ。見てたぞ。よくやったな、三玖。他の的も狙ってみろよ」
「うん!」
小さくはしゃいでる私にフータローは微笑んでくれた。・・・なんだか、とっても楽しくなってきちゃった。私はそんな気分に満ちながらも、弓射的を楽しんだ。
♡♡♡♡♡♡
弓射的でいい気分転換をした私たちはお店の外に出る。
「ふぅ・・・楽しかった」
「そうだな。そんじゃ、そろそろあいつらを見つけな・・・」
「あ、フータロー、あれ見て」
「あ、おい、そんな近づいたら川に落ちるぞ」
川の方から面白いものを見つけて、私はそこに近づく。私が見つけたのは、川からひょっこりと出て来てる大蛇みたいなオブジェだった。・・・あ、すぐに沈んじゃった・・・。
「あ・・・沈んじゃった・・・」
「ああ、パンフレットによるとしばらくしたらまたひょっこり出るらしいぞ」
「へぇ・・・」
なんだかおもしろい仕掛けだな・・・。あ、いいこと思いついた。
「ねぇ、出てきたら記念写真撮ろうよ」
「また写真撮るのか?」
「1枚だけじゃ足りないよ・・・あ、また出てきた」
話している間にもあの大蛇のオブジェがまた出てきた。
「シャッターチャンスだよ。ほらフータロー、写真撮って!また引っ込んじゃう!」
「たくっ・・・しゃーねぇなぁ・・・」
私の急かしにフータローは小さく笑ってスマホを取りだ・・・
ドンッ
「うおっ!!?」
「あ・・・」
ジャポーン!
急にバランスを崩したフータローに押されて私はバランスを崩して川に落ちちゃった。それによって私は当然びしょびしょになって、着ている着物も濡れちゃった。
「す、すまん!大丈夫か⁉」
「・・・ふふ・・・」
私は怒るよりも先に、楽しい気分が上回って、思わず笑っちゃった。まぁでも、怒るのは怒るけどね。
「・・・もう!せっかく着替えたのに!私に注意したくせにフータローこそ周りに注意してよ」
「わ、悪かったって!おかしいなぁ・・・俺も誰かに押されたような気がしたんだが・・・」
「あーあ・・・びしょびしょ・・・」
「あー・・・着付け屋の人にも謝らないとなぁ・・・。とにかく、このままじゃ風邪をひく。着替えるぞ」
風邪をひくといけないから私たちはひとまず着替え直すためにあの着付け屋さんに向かった。
♡♡♡♡♡♡
着付け屋さんにたどり着いた私たちはお店の人に謝った。その後私は試着室で制服に着替え直す。
「係の人にも俺から謝っておくから、お前は今のうちに着替えておけよ」
「うん」
外にいるフータローがそう言って、足音が遠くなっていくのがわかる。・・・って、いつの間にかフータローと普通に話せてる・・・。いろいろあったのに不思議だな・・・フータローといると、細かいことなんて忘れてしまいそう・・・・
・・・そう・・・例えば・・・下着まで濡れちゃってること・・・とか・・・。て、そうじゃない!どうしよう・・・本当にどうしよう・・・このままじゃ制服に着替えられない・・・。係の人~・・・助けてください~・・・あ、タイツがあるならまだ・・・いや無理無理無理無理!というかそういう問題でもない!誰か~・・・
「・・・ん?」
本当に困り果てていると、試着室のカーテンの下に何かの紙袋があるのに気づいた。なんだろうと思って持ってみると、一緒に手紙も付いてるのに気が付いた。何々・・・?
『お困りでしたらお使いください』
「え?これ・・・下着屋さんの紙袋・・・?」
これ・・・誰かが入れてくれたの?誰が・・・?・・・この下着屋さんの紙袋からして、中に入ってるのは下着だろうけど・・・。もしかして、係の人かな?困ってたし、ありがたく使わせ・・・
「・・・!!??」
紙袋に入ってたのは確かに下着・・・だけど・・・このいかにもいやらしい下着は一花と六海が好んで履くものじゃん・・・。え・・・これ、履かないといけないの・・・?普通に嫌なんだけど・・・。
♡♡♡♡♡♡
いろいろ葛藤したけど・・・他に履くものがなかったし、下着なしも嫌だし、本当に困ってたから仕方なくあのいやらしい下着を履いて制服に着替えた・・・けど・・・うぅ・・・恥ずかしい///こんなの、フータローには見せられない・・・心なしかスース―するし・・・。
「あいつら見つかんねーな・・・どこまで行ってんだよ・・・ん?三玖、どうした?」
「!!」ビクッ!
い、言えるわけない・・・こんないやらしい下着を履いてて恥ずかしいなんて・・・口が滑っても絶対に・・・!
ひゅうううう・・・
「~~~~!!」
か、風が強い~・・・!こんな風じゃすぐにスカートがめくれる・・・!スカートを抑えないとみ、見えちゃう~!
「・・・もう、疲れちゃった・・・。少し座ろう・・・」
「ああ、そうするか・・・」
今回の下着云々の問題もあるけど、もう疲れちゃったから私たちは近くにあった椅子に座る。
「目まぐるしくて・・・あっという間の3日間だったね・・・」
「ああ。そうだな・・・」
「私は実質2日だけだったけど・・・。でもいいんだ・・・最後にフータローと過ごせた・・・それだけで十分」
「三玖・・・」
最初はいろいろ不安でそのせいで押しつぶされそうになったけど・・・最後にはこうして、フータローと一緒に修学旅行を楽しめた。私にとって、かけがえのない、大切な思い出に・・・
「・・・?なんだそれ?」
「?・・・え!!?」
フータローが何かを見つけて、そこを見てみると・・・そこにはあるはずがないものが置かれてた。
「な、なんで私のパンがこんな所に・・・」
「へぇ・・・これお前が作ってきたのか」
そう・・・だけど・・・これは初日になくしたはずなのに・・・なんでここに・・・?
「腹減ったし、1個もらうな」
「!あっ・・・それはもう・・・」
冷めてあると言おうとする前にフータローは私の作ったパンを一口でぱくりと・・・た、食べちゃった・・・。
「・・・うん・・・うまい」
パンを食べたフータローは何の迷いもなくそう言った。
「・・・つっても、春いわく、どうやら俺は味音痴らしくてな・・・正直自信はない。普通の人が食えばもしかしたら、まずいのかもしれない。だからろくな感想を言えなくて申し訳ないが・・・それでも言わせてもらう」
「・・・・・・」
「・・・お前の努力・・・それだけは味わうことができた。よく頑張ったな、三玖」
・・・!おいしい・・・その言葉が聞きたくて・・・一生懸命に頑張って・・・このパンを作った・・・。その努力を認められて私は・・・嬉しくて・・・安心して・・・思わず目柱が熱くなって、涙が溢れそうになった。
「・・・うん・・・うん・・・!私・・・頑張ったんだよ・・・!」
「ああ・・・よく頑張った」
フータロー・・・ありがとう・・・こんな私の努力を・・・認めてくれて・・・
「・・・お袋がな、昔パンを焼いてくれてたんだ。6歳の頃、死ぬまでパンを毎日・・・なぜかそれを今思い出した」
「!フータローのお母さん・・・」
「小さな個人喫茶でも出す人気の手作りパンでな・・・俺も親父も大好きな・・・お前らもきっと、気に入るほどのものだと思う」
フータローのお母さんの話・・・初めて聞いた・・・。というか、そんな話聞いたことなかったら、全然知らなかった。・・・もっとフータローのこと、知りたい・・・。
「・・・て、俺の話なんかはどうでもいいことか・・・」
「ううん!もっと教えてほしい!」
「三玖?」
「こんなに一緒にいるのに、そんなこと全然知らなかった!ずっと自分のことばかりで、知ろうともしなかった・・・。だから、もっと知りたい!フータローのこと全部!そして・・・私のことも、全部知ってほしい」
この発言は、私にしてはかなり思い切ったと思う。今なら・・・今なら何でもできる気がする・・・今までできなかったことを・・・今なら!
「・・・あれ!あれはね、お奉行所として時代劇にも使われてる名スポット。今日はあそこを見れただけでも満足。Dコースほどじゃないけど、ここにも私の好きなものがたくさんある」
「お前はそうだろうな。もちろん知ってる」
「それから、さっき渡った大きな橋も好き」
「それも知ってるが、またドラマか?」
「うん。それから・・・あれも好き。あれも好き。これも好き」
「いや、いくら何でも好きなもの多すぎだろ。まぁ知ってたが」
私は自分の好きなものをこれでもかっていうくらいにあげていった。そうして、だんだんとあげていって、最終的に私の指は・・・私の中で1番で・・・最も愛しいフータローに・・・指をさして・・・
「好き」
「・・・ああ。知ってるぞ、お前の気持ち」
・・・言えた・・・ついに言えた・・・。私の・・・気持ちを・・・。私を・・・拒まないでくれた・・・。私の気持ちを・・・知っていてくれた・・・。それだけで・・・私の心は・・・ぽかぽかと温かくなったのがわかる・・・。
ありがとう、フータロー・・・。
そして・・・私のためにいろいろしてくれたみんな・・・ありがとう。
44「シスターズウォー 4回戦」
つづく
おまけ
今さらながらの紹介パート2
戦国黙示録
六海が持っている漫画の1つ。三玖のお気に入りの作品。内容は過去の戦国武将の活躍を描いたものであり、話を重ねていくことに、歴史ある戦国武将が出てきて、その活躍ぶり、偉大さが漫画風でもわかるようになってるものである。
六つ子がマンションにいた頃に三玖は何度も六海に借りて読んでいる。現在は江端に預けさせ、大切に保管されている。ちなみに、この漫画は勉強の手助けにもなっているとかなっていないとか。
今さらながらの紹介パート2
次回、六つ子&風太郎視点
デート回(?)にて、2番目でデートをするのは誰がいい?
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一花
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二乃
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三玖
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六海