六等分の花嫁   作:先導

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シスターズウォー、完結!


シスターズウォー エキシビションマッチ

六海SIDE

 

ほんの少し遡ること2時間前・・・

 

三玖ちゃんが風太郎君と同じルートになったのを見つけて、六海は自分の選らんだAルートの見学をお腹が痛いって嘘をついて見送った。もちろん、落ち込んでるわけじゃないよ。こうした方がみんなや先生の目を背けられて、自由に行動できる。それを使って六海は京都のバスを使って三玖ちゃんの選んだルートである映画村までやってきた。そして次にやることは六海がここに来たってバレないように和服と頭巾を使って変装をする。

 

「これで・・・よし!後は三玖ちゃんはどこにいるかだけど・・・」

 

六海は三玖ちゃんを邪魔する気は毛頭ない。あんなことがあった後だから、風太郎君にたいしてまだ気まずい気持ちが残ってるはず。だったらせめて、その溝を埋めてあげないと。例えそれで、三玖ちゃんと風太郎君との距離が縮まることになったとしても。だって、この恋心は全員で、フェアでないと・・・。

 

「・・・あ、いた・・・けど・・・」

 

映画村を歩いていると、やっと三玖ちゃんを見つけた。しかも運がいいことに、風太郎君もいた。ちょっと3人の男子が邪魔な気がするけど・・・。・・・あ、三玖ちゃん風太郎君から逃げようとしてる!三玖ちゃん、逃げちゃダメだって!仕方ない・・・あんまり表に出るのはよくないけど・・・!

 

「!三玖!止まれ!!」

 

ドンっ!

 

「あっ・・・!」

 

六海は顔を見られないようにしながら前に出て、わざと三玖ちゃんとぶつかった。これで少しでも足止めできれば・・・

 

カランッ

 

「やば・・・!」

 

ぶつかった拍子で六海のメガネを落としちゃった。これ見られたら一発で六海だっていうのがバレちゃう!六海は素早くメガネを拾ってかけ直す。

 

「おい、大丈夫か⁉すみません」

 

「い、いえ・・・」

 

なんとかバレないように少しだけ声を低くさせて、まるで別人のような声を出して、六海を見られないように素早く草陰に隠れる。

 

・・・あっぶなーーー!!あ、危うくバレるところだった!もー、こんなの別の意味で心臓バクバクしちゃうよ・・・。バレてなくてよか・・・って、あ!三玖ちゃんまた逃げようとしてる!どうしよう・・・さっきの手段はもう通用しないし・・・何か・・・三玖ちゃんの興味を引けそうなものは・・・!そう思って辺りを見回すと、扮装の館という着付け屋さんを見つけた。こ、これだ!これを利用できれば足止めができる!よし・・・

 

「「「戦国武将の着付け体験いかがですかー?」」」

 

お店の人っぽくそう言った瞬間、両隣から六海と同じことを言った声が聞こえてきた。しかも、かなり聞き覚えのある声・・・

 

「「「・・・え!!?」」」

 

両隣を見てみると、そこには六海と同じ格好をした一花ちゃんと二乃ちゃんがいた。

 

「一花ちゃん⁉二乃ちゃん⁉」

 

「あんたたち・・・なんで・・・⁉」

 

「2人こそ、どうして・・・」

 

「む、六海はただ、せめて2人を見守ろうと仮病で・・・て、もしかして二乃ちゃんも?」

 

「あ、アタシのことは別にいいでしょ!それより一花!あんたまさかまたあの子の邪魔をしようと・・・」

 

「ち、違う!私も腹痛で抜けてきたの!」

 

どうやら2人とも六海と同じ仮病を使ってここまで来たみたい。二乃ちゃんは本当のことは言わなかったけど・・・ここにいるってことはそうだと思う。

 

「・・・て、私が今さら言っても信じてもらえないだろうけど・・・私のしたことが、許されないことだとしても、最終日が終わる前に少しでも罪滅ぼしさせてほしいんだ。きっとこれが、私たちの最後の旅行だから」

 

「!まさかあんた・・・」

 

一花ちゃん・・・あのことをずっと気にしてたんだ・・・。内心では傷つけたくない・・・真鍋さんの言った通りだ・・・。一花ちゃんを疑わずに信じる・・・六海の選択は間違ってなかったんだ・・・。

 

「あれ?一花と二乃、六海もいる!」

 

「結局みんな、Eコースに集まってしまいましたね・・・」

 

話し込んでいると、四葉ちゃんと五月ちゃんまでやってきた。

 

「四葉ちゃん⁉五月ちゃん⁉」

 

「みんなまで・・・」

 

「全く・・・誰1人としてルールを守ってないじゃない・・・」

 

全員同じ考えでここに来たんだ・・・。二乃ちゃんはちょっと呆れてるけど、どことなく笑ってるようにも見えたよ。六海も同じ考えで来てくれたお姉ちゃんたちが頼もしくて、嬉しくて、思わずくすっと笑っちゃった。

 

「あ、三玖たちが移動するみたいだよ」

 

「と、とりあえず付けて行きましょう!」

 

「はい!」

 

「よーし!みんなで三玖をサポートしよう!」

 

「おー!」

 

移動を開始した三玖ちゃんたちを見守るために六海たちは隠れながら後を追いかける。姉妹が揃ってるんだもん。きっと成功すること間違いなしだよ!

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

二乃SIDE

 

なんか大掛かりになってしまったかもしれないけど、それでもアタシのやることは変わらないわ。言っておくけど、手を貸してやるのは今回だけよ。勘違いしてもらったら困るわ。・・・で、三玖とフー君の行き先はやっぱりあの着付け屋よね。

 

「着付け・・・でしょうか?」

 

「フー君は何を着ても絶対似合うわよ。顔がいいもの」

 

「六海もそう思うよ!すっごいイケメンだし!」

 

「あれ?2人とも最初はタイプじゃないとか不細工とか言ってなかった?」

 

「え?何それ?そんな大昔の私なんて覚えてないわ」

 

「エ?ナンノコト?ムツミ、ソンナツゴウノワルイコトイッテナイヨ」

 

「え~・・・」

 

四葉はいったい何を言ってるのかしら。私がフー君にそんなことを言うわけ・・・ないわね。うん、前までの私はなかったのよ。うん、そうなのよ絶対。

 

「まぁ、一花がフー君と会った初日から気にかけたのは覚えてるけど」

 

「え?そ、そうなのですか?」

 

「六海も覚えてるよ!確かにあの時風太郎君に話しかけてた!」

 

「・・・ははは、気のせいだよ・・・」

 

気のせいとは思わないのだけれど・・・まぁいいわ。それよりも・・・三玖とフー君が一緒っていう条件は達成できた・・・けど・・・

 

(だって・・・あれを思い出したのは、あの日の夜だから・・・)

 

「・・・んー・・・」

 

「二乃、どうしたのです?」

 

「やっぱあの男3人が邪魔ね」

 

「あ、それは六海も思ったよ」

 

ハッキリ言って、あの男子3人はこの状況においていらないのよ。友達とはいえ、なんでフー君と一緒についてきてるのかしら?空気を読みなさいよね。

 

「・・・ちょっとアタシが何とかしてくるわ」

 

「え?」

 

「何とかって・・・」

 

「せっかくだし、一花は三玖に着付けさせるように仕向けなさい」

 

「し、仕向けるって・・・どうやって・・・」

 

この長女様は・・・わかってるくせに・・・。あるでしょ?アタシたちの十八番といえば・・・

 

「そりゃあ・・・もう・・・得意でしょ?三玖の変装」

 

「・・・いじわる・・・」

 

なんとでも言いなさいな。使える手は何でも使う・・・一花、あんたがやってきたことでしょうが。罪滅ぼしがしたいっていうのなら、これくらいはやってもらわないと困るわ。

 

♡♡♡♡♡♡

 

先に着替え終えて出てきた邪魔者3人を先に出ていったご友人の元まで案内します、なんて一芝居をうって連れ出して、外で待ってる三玖の注意をこっちに向けさせながらお化け屋敷まで歩いていく。

 

「ささ、こちらです」

 

・・・よし、三玖の視線が邪魔者3人の方に向いたわね。後は三玖の注意がこっちに向いてる隙に三玖に変装した一花がどうにかするでしょう。それで三玖は仮装することができるし、フー君と2人きりになれるわ。三玖が逃げようとしても他の姉妹が何とかしてくれるでしょう。

 

「お連れの方はこの中へ入っていきましたよ」

 

「ご親切にどうもありがとうございます」

 

「では、私はこれで・・・」

 

とりあえずもう一芝居をうって、邪魔者3人をお化け屋敷に連れていかせて、中へと入らせた。これで邪魔者排除完了っと。

 

「「「・・・ひぃ~~~!!」」」

 

「はい、誘導成功」

 

これで一仕事完了っと。さてと、やることはやったし、後は姉妹たちと合流してフー君と三玖を見守ろう。そう思って歩こうとした時、遠くで偶然にも三玖とフー君を見かけた。2人ともちゃんと仮装している辺り、一花もうまくいったみたいね。

 

「・・・ふーん・・・お似合いじゃない」

 

遠くから見ても、仲睦まじく歩いちゃってまぁ・・・少し妬いちゃうわね。やればできるじゃないのよ、三玖。

 

・・・今回は三玖にひと花持たせてあげた・・・それはアタシが望んでやったこと・・・悔いてはないわ。でも・・・やっぱり傍から見れば、仲睦まじくて・・・アタシとしては面白くない。フー君と一緒に写真を撮ったり・・・一緒に射的をやったりと・・・。・・・本当なら、アタシがフー君の隣にいたかった・・・。もっとフー君との距離を縮めたかったわ・・・。

 

・・・一花も、こんな気持ちを味わっていたのね・・・。・・・それなのに・・・一花の気持ちも考えないで・・・。

 

「ほらフータロー、写真撮って!また引っ込んじゃう!」

 

「たくっ・・・しゃーねぇなぁ・・・」

 

今この光景を邪魔しちゃいけない・・・いけないのはわかってはいても・・・。アタシはいてもたってもいられず、こっちに気付いてないフー君に近づいて・・・

 

ドンッ  ぎゅっ・・・

 

「・・・譲ったわけじゃないんだから・・・」

 

そう・・・別に譲ったわけじゃない・・・まだ諦めてなんかない・・・だって・・・フー君のことが1番好きなのは・・・アタシなんだから・・・。

 

「うおっ!!?」

 

「あ・・・」

 

ジャポーン!

 

「あ・・・」

 

や、やば・・・!抱き着いた勢いでフー君を押してしまった・・・!そのせいで三玖が巻き込まれて川に落ちちゃった・・・!ひ、ひとまずフー君たちにバレないようにその場を離れないと・・・!アタシは急いでその場の建物の陰に隠れる。

 

「・・・もう!せっかく着替えたのに!私に注意したくせにフータローこそ周りに注意してよ」

 

「わ、悪かったって!おかしいなぁ・・・俺も誰かに押されたような気がしたんだが・・・」

 

ど、どうやらバレてないようね・・・。危なかったわ・・・。・・・はぁ、アタシってば、何をやってんだか・・・。邪魔はしないようにって思ってたはずなのに・・・。これじゃあ・・・一花に偉そうなことは何も言えないわ・・・。

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

四葉SIDE

 

ジャポーン!

 

三玖と上杉さんを見守っていたら、奥の先で誰かが川に落ちちゃったのが見えちゃった。この人混みだから誰が落ちたのか見えない・・・というか、どうなってるのかわかんないです。

 

「えっ?何が起きたのです?」

 

「よくわかんないけど誰かが池に落ちたみたい」

 

「え?もしかして、三玖ちゃんが落ちたの?」

 

多分そうだと思うけども・・・。・・・あ、上杉さんと三玖が出てきた。よく見てみると、三玖がずぶ濡れ状態になってる。ということはやっぱり、川に落ちたのは三玖だったんだ。

 

「やっぱり三玖見たいですね・・・」

 

「あんなに濡れちゃって・・・昨日の六海たちみたい」

 

あんなに濡れた三玖を見ていると、ふとこんな疑問が真っ先に浮かび上がってきました。

 

「・・・下着、どうするんだろう?」

 

「「!!!」」

 

・・・あれ?私の言った疑問に五月も六海も目を見開いちゃってる。私、何か変なこと言ったかなぁ?

 

「ちょ・・・どうするの!!?三玖ちゃん絶対下着持ってきてないからこのままじゃノーパンだよ!!?」

 

「・・・あ、ああああああああ!!!」

 

そうだよ!!川に落ちるとか誰も想像しないから下着なんて持ってきてるはずないよ!!も、もし・・・風が吹いて三玖のスカートが捲れたら・・・え、えらいことに!!

 

「こ、ここって、下着って売ってるのでしょうか?」

 

「ふ、ふんどしとか・・・?」

 

「もうそれでいいや!!四葉ちゃん!!マッハダッシュでお店見てきて!!」

 

「で、でもふんどしはさすがに・・・」

 

「言ってる場合じゃないでしょ!!?最悪隠せたら何でもいいよ!!」

 

た、確かに・・・ふんどしもかなり恥ずかしいけど・・・ノーパンでいるよりかは何倍か・・・

 

「・・・あ、あの・・・」

 

「「?」」

 

「その・・・変な話なのですが・・・何かあるといけないと思って・・・下着を1セット持ってきています・・・///」

 

なぜ!!??え?万が一に備えて下着持ってきてたの!!?いやいや、さすがにおかしいよそれ!いくら何でも!

 

「いろいろツッコミたいところだけど五月ちゃんナイス!さっそく三玖ちゃんに下着を!」

 

「は、はい・・・///」

 

「え~・・・いいのかな・・・このことに触れなくて・・・」

 

私が混乱してるのをよそに五月は三玖にバレないようにしながら三玖に下着を届けに行っちゃった・・・。本当にツッコミどころ満載だよ・・・。

 

♡♡♡♡♡♡

 

下着を渡し終えた五月が戻ってきて、私たちは三玖を見守り続けます。制服に着替え終えた三玖と上杉さんはベンチに座り込みます。うんうん、2人ともいい感じになってきたね!後は・・・もう一押し欲しいところだけど・・・。

 

「四葉・・・六海・・・これからどうしましょう・・・」

 

「うーん・・・どうしよっか・・・」

 

三玖のパンさえあればどうにかなるかもしれないけど・・・あのパンどこかに消えちゃって今は手元にないんだよね・・・どうしよう・・・。

 

「ふっふっふ・・・2人とも、安心しちゃって!こんなこともあろうかと、ちゃーんと・・・て、あれ?」

 

何故か得意げにしている六海は自分のかばんを漁って・・・?あれ?なんかちょっと焦ったような顔つきに・・・?

 

「ど、どうしよう2人とも!!六海、三玖ちゃんのパンを拾ったんだけど、それお部屋に置いてきちゃった!!!」

 

「ええええええ!!??」

 

「え!!?パン!!?」

 

探しても見つからないと思ったら、六海が拾ってくれてたのか・・・て、そうじゃない!!忘れてきちゃったら意味ないよ!!どうしよう・・・今から部屋まで戻る時間なんて・・・

 

「大丈夫だよ。これを三玖に渡せばいいんだよね」

 

慌てる私たちの前に戻ってきた一花と二乃。一花の手元には、あの時、三玖が落として、六海が拾った三玖のパンが入った紙袋がありましたた。よ、よかったぁ・・・これでどうにかなりそうだよぉ・・・。

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

一花SIDE

 

ここに来る前にみんなの荷物を確認してて正解だったよ。六海ってば、こんなに大事なものを置いてきちゃうんだから・・・。とにかく、初日に三玖がずっと抱えていたこれを、2人に見つからないようにして、2人の間に置く。置き終わったらすぐにみんなのところへ戻る。・・・こんなことで私のしたことを許してもらえるとは思わないけど、せめて・・・せめて今回の三玖の行く末を見守らせてほしい。だからこそ私は、三玖とコースの交換をしたし、こうして仮病を使って・・・。

 

「あのパンって・・・三玖が作ったんでしょ?」

 

「うん・・・修学旅行初日から上杉さんのために作ったものだよ。私もずっと味見役をやってて・・・」

 

やっぱりそうか・・・何か重要なものだと思ってたけど・・・この修学旅行のためにずっと・・・頑張って・・・

 

「あんなことがなければ・・・」

 

「四葉ちゃん」

 

「あ・・・て、ごめん!一花を責めてるんじゃなくて・・・」

 

「あはは・・・」

 

四葉らしいね。私のことは気にしなくてもいいのに。だって・・・責められても仕方のないようなことを私はしたんだから。

 

「・・・とにかく、ごめん」

 

「四葉?」

 

「私・・・全員が幸せになってほしくて・・・いつも消極的になってる子を応援してたのかも・・・。こうなるって少し考えたらわかるはずなのに・・・。だから、一花の本当の気持ちに気付いてあげられなかった・・・だから・・・ごめん・・・」

 

・・・違う・・・違うんだよ・・・四葉が謝る必要はない・・・。悪いのは全部・・・私の方なのに・・・。なのに・・・

 

「私・・・謝られてばっかだ・・・1番謝らなきゃいけないのは、私の方なのに・・・」

 

今まで自分のやってきたことの罪悪感、そして後悔が私を覆った。やっちゃいけないことだって・・・わかってたはずなのに・・・

 

「私のことも、全部知ってほしい」

 

「「「「「!!」」」」」

 

外の方では、三玖が思い切ったことを言いだした。私も姉妹たちも、それを食い気味に見守る。ついに・・・フータロー君に思いを告げるんだね・・・。

 

・・・三玖・・・ごめんね・・・。ずっと邪魔して・・・ごめん・・・。フータロー君・・・嘘ついてばかりでごめんなさい・・・。だけど・・・あのことは・・・

 

♡♡♡♡♡♡

 

私が初めて彼と出会ったのは、6年前の小学校の修学旅行の旅館・・・

 

『今日ね!すっごく面白い男の子に会ったんだ!それから一緒にこのお守りを買ったんだ!その子、今も大広間にいるんだって!』

 

『・・・・・・』

 

あの子が楽しそうに話す男の子が気になって・・・私、1人の時にその子を一目見ようと、大広間に行ってみたんだよね。

 

『お』

 

『あ・・・』

 

大広間にはちゃんと彼がいた。あの子が言ってた通り、ピアスをつけていて、金髪の男の子が。

 

『よっ。来てくれたか』

 

『えっと・・・』

 

『1人で暇してたところだ。退屈だし、トランプでなんかしようぜ』

 

『じゃ、じゃあ・・・七並べ!』

 

男の子は私をあの子だと思って接してきていた。あの時の私はちょっと戸惑ったけど、男の子と一緒に七並べをしたんだよね。あの時は本当に楽しかった・・・。

 

♡♡♡♡♡♡

 

そして・・・あの時の男の子が、フータロー君だったのだと気づいたのは、林間学校の2日目の肝試しの時だった。

 

『食べちゃうぞおおお!!』

 

『!フータロー』

 

『四葉もいるじゃん!』

 

『!一花に三玖!』

 

『なんだ、ネタがばれてるお前らか。驚かして損したぜ』

 

お化けのお面を外した時のフータロー君の面影が、6年前のあの時の子と重なって見えたんだ。金髪の鬘を被ってたからなおさらだったよ。それで気づいたんだ・・・6年前に出会ったあの男の子が・・・フータロー君だったんだってことを・・・。

 

『わぁ、びっくりー!予想外だー』

 

『嘘つけ』

 

だから内心では予想外だったし・・・何よりも・・・嬉しかったんだよ・・・また君と出会えて・・・

 

♡♡♡♡♡♡

 

『私・・・私だよ・・・私たち、6年前に会ってるんだよ・・・』

 

ほんの少しの・・・本当にわずかな間だけだったけども・・・6年前のあの時間があったからきっと・・・君のことが、好きになったんだよ・・・。

 

「好き」

 

外では三玖がとうとう・・・フータロー君に自分の思いを・・・告げることができた・・・。

 

「・・・言った・・・」

 

フータロー君・・・君はもう・・・信じてはくれないだろうけど・・・あれだけは・・・君とのあの思い出だけは・・・嘘じゃないんだよ・・・。

 

「・・・一花、アタシね・・・あの2人が一緒にいるのを見て・・・いてもたってもいられず、気が付いてたら飛びついてた」

 

!やっぱり・・・遠くでいたからよく見えづらかったけど、さっき三玖と一緒にいたフータロー君に飛びついてたのは二乃だったんだ・・・。

 

「あれだけあんたを責めておきながら・・・いざ止める人間がいなければアタシが三玖の邪魔をしているんだもの・・・自分が情けないわ・・・」

 

「二乃・・・」

 

「あんたの気持ち・・・少しわかったわ。もしかしたら・・・私とあんた・・・タイミングが少しでも違えば・・・立場も逆だったのかもしれない・・・」

 

立場が逆だったら・・・その言葉に頭をよぎったのは、初日に私がやらかしてしまったあの日のこと。私と二乃の立場が逆転してたら・・・私が・・・二乃を責めていたのかもしれない・・・。そう考えると、溢れていた涙も多くなってきた。

 

「一花・・・偉そうなこと言って悪かったわ・・・ごめんなさい・・・」

 

「う・・ううん・・・そんなこと・・・そんなこと・・・ない・・・」

 

二乃も何も悪くない・・・妹たちは悪くなんかない・・・悪いのは全部・・・

 

「ありがと・・・。でも同時に、自分の愚かさにも気が付いたの。あんたもそうなんじゃない?」

 

「うん・・・うん・・・」

 

「三玖は最後まで・・・一花は悪くないって言ってたわよ・・・」

 

「!・・・うん・・・」

 

三玖・・・最後まで私のことを・・・。本当に・・・ありがとう・・・そして、本当にごめんね・・・三玖・・・。今回の修学旅行を通して、私は知ったよ・・・。自分の愚かさも、そして、大切なことも・・・。

 

「抜け駆け、足の引っ張り合い・・・こんな争いには、何の意味もない・・・私たちは、敵じゃないんだね・・・」

 

「一花・・・これが最後だなんて言わないで、三玖に謝りましょう。きっと前より仲良くなれるわ。だって、アタシ達にしては珍しく、同じ好きなものを話せるんだもの」

 

二乃は涙をほんの少し溢れても、私に向かってにっこりと微笑んでくれた。二乃の言葉で、私の中に曇っていたものが、少しだけ・・・ほんの少しだけ・・・晴れたような気がしたよ・・・。

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

三玖SIDE

 

「好き」

 

「・・・ああ。知ってるぞ、お前の気持ち」

 

ようやく言うことができた・・・私の気持ち・・・。一昨日まで暗い気分になってたのに、それが嘘みたいにぽかぽかと気持ちがいい気分になっているのがわかる。例えば・・・こんなことが、言えるくらいに。

 

「うん。・・・やっぱり私は、家族のみんなが好き」

 

「えっ・・・」

 

「「えええっ!!??」」

 

私の言った事にフータローは驚いてる。そして、私の言葉に二乃と六海が驚いて出てきた。やっぱり・・・今回の件に関わってたんだ。

 

「えええっ!!??」

 

「「あ・・・」」

 

あ、フータロー、やっと気づいてたんだ。一花と二乃の声、聞こえてたのにね。

 

「お、お前ら・・・なぜここに・・・!!?」

 

「三玖、気づいてたの⁉」

 

やっぱり・・・四葉と五月もいたんだ・・・。二乃たちがここにいるんだもん。絶対にいると思った。

 

「い、いったいいつから・・・」

 

「やっぱり・・・通行人にぶつかった時、やばって六海の声が聞こえた時からおかしいとは思ってた」

 

「あ、あー・・・」

 

ううん、おかしいと思ったのはこれだけじゃないか。着付けの件もそうだし、フータローのお友達がいないこともそう、そして・・・し、下着のことも・・・。

 

「お、おい・・・ちょっと待ってくれ・・・一旦整理をしよう・・・。ということは、だ・・・今の好きって発言は・・・」

 

「そこに隠れてたみんなを指してだけど?」

 

「なっ!!?」

 

ふふ・・・フータローの反応がいちいちおもしろい。ちょっとからかってみようかな。

 

「ん?もしかして・・・期待しちゃった?」

 

「へ?い、いや・・・」

 

「ふふ・・・自意識過剰君♪」

 

「~~~~///!!ば・・・バカにしやがって!帰る!」

 

フータローは顔を真っ赤にしながらどこかへと行っちゃった。やっぱり面白い。

 

「三玖、いいの?せっかく伝えたのに、誤魔化して・・・」

 

「いいの。私は誰かさんみたいに勝ち目もないのに特攻しようとする人ほど馬鹿じゃない」

 

「誰が馬鹿よ失礼ね」

 

「それに・・・フータローも思ってるほど、鈍くはないから」

 

だからほんのちょっとだけふざけても問題ない。フータローは私の気持ち、ちゃんとわかってくれてるからね。

 

「だから四葉、ここまで協力してくれて、ありがとう」

 

「ししし、一時はどうなることかと思ったよ!」

 

私がここまで来ることができたのは、1番協力してくれた四葉のおかげでもある。それと、感謝しなきゃいけないのは他にも・・・

 

「五月・・・多分この下着、五月だよね・・・ありがと・・・」

 

「すみません・・・」

 

「六海。六海だよね?落としたパンを拾ってくれたの。ありがとう」

 

「い、いやー・・・やっぱり放っておけなかったからね・・・」

 

「二乃」

 

「いいわよ、何も言わなくても。水臭いんだから」

 

「うん。それでも、ありがとう」

 

他の姉妹の協力もなかったら、多分ここまで来れなかった。感謝の気持ちしかないよ。そして・・・1番向き合わなきゃいけないのは・・・

 

「そして・・・一花・・・」

 

ぎゅっ・・・

 

私が言葉を紡ごうとした時、一花が私に抱き着いてきた。一花の目には、涙も溢れてた。

 

「ごめん・・・!ごめんね・・・三玖・・・!」

 

一花・・・。

 

「・・・いいよ。恋って、こんなにも辛いんだね」

 

抱き着いている一花に、私も抱き着きあった。

 

「ありがとう・・・一花」

 

こんなにも私を思ってくれている姉妹がいてくれる・・・私は、なんて幸せ者なんだろう・・・。みんな・・・ありがとう。私・・・みんなの姉妹で・・・本当によかった。

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

風太郎SIDE

 

全く・・・さっきの三玖には結構焦ってしまったぞ・・・。結構かっこよく決めたはずなのにあいつめ・・・。まぁ、あいつの気持ちは一応知ってるがな。

 

「おお!上杉君!こんな所にいたのかい!」

 

「はあ・・・やっと見つけたで・・・。いちいち手間取らせんなや・・・」

 

あ、やっと武田たちを見つけた。こいつらと俺を離れさせたのも、恐らくはあいつらの行動のせいだろう。まぁ、今回は別にいいが。

 

「ん?中野の六つ子全員いるじゃねぇか。これはチャンス・・・」

 

「ま、今はいいだろ。今は男4人で回ろうぜ」

 

前田よ、六つ子のあの時間は誰にも邪魔しちゃいけねぇんだから、そこはちゃんと空気を読めよ。

 

「お化け屋敷とかどうだ?」

 

「またか!!勘弁してくれや!!」

 

「つーか連絡先交換しようぜ」

 

「いろいろ急だなぁ」

 

それから集合時間になる俺たちは男4人で映画村を存分に楽しんだ。集合時間までの間、六つ子のあいつらが、何をして、何を話したのかは・・・あいつら以外誰も知らない。だが・・・それでいい。あの六つ子たちのあの雰囲気を壊す場違いな奴は、いない方がいい。積もる話もあるだろうからな。

 

♡♡♡♡♡♡

 

集合時間、映画村には京都駅へと戻るバスがやってきている。武田たちも六つ子たちもこのバスに乗っているだろう。・・・この映画村も名残惜しいが、俺もそろそろバスに・・・

 

「フータロー君」

 

バスに乗ろうと思った時、まだバスに乗ってなかった一花が俺に声をかけてきた。

 

「フータロー君にも、大きな迷惑をかけちゃったね。ごめんね」

 

うむぅ・・・こうも謝られると・・・なんというか・・・その・・・気まずいな・・・。昨日のこともあるから・・・余計にそう感じてしまう・・・。というか・・・そもそもな話なのだが・・・

 

「・・・この映画村・・・Eコースはお前たちがバラバラに選ぶ可能性が高いと考えて選んだ。一花、お前なら必ず、ここに来るって思ってな。女優だからって考えだが・・・」

 

そう、元々一花と話がしたいと思ってこのコースを選んだものなんだ。・・・姉妹の思惑かどうかは知らんが、結果は外れだったが。まぁ・・・結果としては姉妹の関係が改善されたと思うから、結果オーライだがな。

 

「・・・ど、どうして・・・私なの・・・?」

 

あー・・・やっぱそこは聞いてくるよなぁ・・・。あんなことがあったのになんでって感じで・・・。まぁ、理由は昨日のことが1番大きいな。

 

「その・・・昨日は・・・悪かった・・・。俺も少し・・・いや、かなり言いすぎた。お前の言い分を全く聞こうとせず、一方的に・・・。だから・・・反省してる。すまなかった」

 

一花には一花なりの考えがあったはずなのに、それを聞こうとしなかったのはどう考えてもダメだろうと、ホテルに戻った時に頭によぎった。だからせめて、明日直接会って謝ろうと考えていた。だからこのコースを選んだんだ。

 

「・・・全く持ってその通りだよ。話も聞かないでさー」

 

「うっ・・・」

 

す、すごい耳が痛い・・・。一花の言葉が耳に突き刺さる・・・。

 

「普通女子にあんな蔑んだ目を向ける?最低なことだよ?」

 

「すまん・・・」

 

「私、すっごく悲しかったんだからね?あの後泣いたんだからね?」

 

「すまん・・・」

 

やっぱりそうだよなぁー・・・何も思わないわけがないよなぁー・・・。やべぇ・・・今更になってすごい罪悪感が俺を襲ってきてる・・・。

 

「・・・なーんてね」

 

ちゅっ

 

「全部嘘だよ」

 

「え・・・」

 

今・・・一花は何をした?俺の頬に・・・き・・・き・・・き・・・///・・・つーか全部?

 

「全部って・・・」

 

「うん・・・嘘だよ・・・全部」

 

一花は言いたいことを言い終えたのか、バスの中に乗っていった。・・・全部って・・・どこまでが嘘なんだ・・・?・・・いろいろと腑に落ちないが・・・俺も早いとバスに乗らないと、先生に怒られちまう。俺もバスに乗ろ。

 

♡♡♡♡♡♡

 

映画村のバスは京都駅に向かって走っている。そんな中で俺は未だに一花の言った全部というのが腑に落ちていなかった。全部とはいったいどういうことだ・・・?本当に・・・わけがわかんねぇ・・・。

 

「あーあ、なんちゅーか、長いようで短い修学旅行やったな」

 

「そうだね。そういえば上杉君、聞いたかい?例の盗撮騒動」

 

あー・・・そういえば一昨日そんなことがあったな。六つ子たちのことで手がいっぱいいっぱいですっかり忘れてた。まぁ・・・犯人は大体想像がつくがな。

 

「悪ぃ・・・俺、ミスったわ」

 

「・・・やっぱりお前だったか・・・」

 

予想的中だ。やっぱり一昨日の盗撮騒ぎを起こしたのは前田だった。何となくそんな気はしてたぜ。

 

「お前はちょいと迂闊やねん」

 

「全く・・・場の空気を読みたまえ」

 

「つい気合を入れすぎちまったぜ・・・」

 

「・・・はぁ・・・。まぁいい。俺が頼んだんだからな」

 

前田の件に関しては俺が頼んだことでもあったんだから、こいつのせいにするつもりはない。むしろ、俺個人の頼みのために動いてもらったんだ。こいつらには感謝してる。・・・と、話し込んでいる間にも京都駅に着いたな。とりあえず、降りる前に、こいつだけは撮っておかないとな。俺はあいつらがいるであろう最後方座席に移動して、カメラを取り出す。

 

「はい、チーズ」

 

カシャッ!

 

俺が撮ったのは、とても気持ちよさそうに寝てる六つ子の姉妹全員だ。・・・全く・・・全員、いい顔して眠ってやがるぜ。・・・土砂降りの雨は止んだ。きっと雨が上がった後の土はより固くなるはずだ。そう・・・こいつら六つ子の姉妹の深く、固い絆みたいにな。

 

こうして、俺たちの修学旅行は、幕を閉じたのだった。

 

SIDEOUT

 

♡♡♡♡♡♡

 

五月SIDE

 

修学旅行が終わってから数日後・・・私は姉妹たちには黙って、上杉君に会いに行きました。あの日、零奈として会ったあの場所で、そして、零奈の姿として。

 

「・・・やっぱりな。そろそろ来る頃だと思ってたぞ・・・零奈」

 

「・・・あーあ、もう驚かせないかぁ」

 

「本題に入るぞ。これ、あいつらに渡しておいてくれ」

 

私を・・・いえ、零奈を待っていた様子の上杉君はかばんの中から何かを取り出し、それを渡してきました。これは・・・ノート?

 

「え?何これ?」

 

「全国模試の結果の後、俺に誕生日プレゼント、くれただろ?そのお返しだ。中を開けてみろ」

 

上杉君に言われた通り、もらったノートを開いてみました。そこにあったのは、複数枚の写真でした。それも、修学旅行の時の写真でした。つまり、このノートは上杉君が作った私たちのアルバムということでしょう。

 

「これ・・・アルバム・・・」

 

「ああ。知っての通り、俺は金がないから6人分を用意するなんてできるわけがない。だからこそ、それを作らせてもらった。武田と前田、坂本の3人にも協力してもらって完成したお前たち6人の思い出の記録だ」

 

「・・・そういえば・・・いろんなことがあって、6人で写真、撮れてなかったかも」

 

私がこのアルバムで1番印象が残った写真は・・・最終日のバスで私たち姉妹全員が眠っている写真でした。私たちのために・・・。感謝しかありません。

 

「ありがとう、風太郎君。みんなにも渡しておくね」

 

「俺はてっきりお前も京都で何か仕掛けてくると思ったんだが・・・」

 

「わ・・・私なりに仕掛けてはいたんだけどなー・・・」

 

まぁ・・・結局は不発に終わってしまったのですけどね・・・。・・・やはり・・・上杉君は・・・6年前のことを、忘れてしまったのでしょうか・・・。

 

「・・・零奈。お前には本当に感謝してる。心から」

 

「え?」

 

「あの日、京都でお前に出会わなければ、俺は今も1人だったかもしれない。お前のおかげで、今の俺がある。6年ぶりの京都・・・あっという間に終わっちまったが・・・将来的にはいい思い出になるだろうと強く信じて、このアルバムを作ったんだ」

 

「風太郎・・・君・・・」

 

「零奈・・・俺からの心からの感謝を、受け取ってくれ。ありがとうな」

 

上杉君は言いたいことを言い終えた後、この場を去っていってしまいました。上杉君・・・私が・・・何かをしなくとも・・・あなたはずっと・・・覚えていたんですね・・・。・・・上杉君・・・やはり私は・・・私はあなたに・・・

 

「五月」

 

私が思いふけっていると・・・彼女が、私の前に現れました。・・・本当に・・・あの場で・・・零奈と呼ばれるべき人物(・・・・・・・・・・・)が。

 

「・・・勝手な真似をして・・・ごめんなさい。ですが・・・打ち明けるべきです。6年前・・・本当にあった子は・・・あなただったと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四葉」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ううん・・・これで・・・いいんだよ・・・これで・・・」

 

四葉は物悲しそうな顔をして、そう言い放ちました。四葉・・・あなたは・・・どうしてそこまで・・・。やはり6年前と・・・何か関係が・・・?

 

45「シスターズウォー エキシビションマッチ」

 

つづく




おまけ

お姉ちゃんたちに質問してみた!

六海「さ、このコーナーは六海がお姉ちゃんたちに質問してみて、どんな答えが来るのかという唐突に始まったものだよ!記念すべき最初のテーマは・・・旅行先でスマホ以外を持って行けるなら何を持って行く、だよ!みんな何かを持って行くようなことはないけど・・・もし持って行けるのなら、何を持って行くんだろうね?」

一花の答え
一花「うーん・・・強いてあげるなら枕、かな?いつも使ってるものが寝やすいでしょ?」

二乃の答え
二乃「化粧道具かしらね。女の子は身だしなみは大切にしないと、でしょ?」

三玖の答え
三玖「うーん・・・何か1つ・・・難しい・・・何も思い浮かばない・・・。え?ちゃんと答えて?うーん・・・じゃあ・・・本で」

四葉の答え
四葉「トランプ!電車の中でも遊べるし、旅行には持ってこいだと思うよ!」

五月の答え
五月「そうですね・・・旅行先のパンフレット、でしょうか。え?お箸とか料理本とかじゃなくて、ですって?六海は私をフードファイターだと勘違いしてませんか?」

六海「いやー、すぐに答えを出すのと曖昧な答えを出すのと、いろいろだねー。ちなみに、六海の場合だったらスケッチブック一択だね!描くものは向こうで揃えられそうだし。
さーて、次はどんなお題にしようかなっと。それでは、次の質問してみたをお楽しみにー♪」

お姉ちゃんたちに質問してみた!

旅行先でスマホ以外を持って行けるなら何を持って行く?  おわり

次回、四葉視点。

デート回(?)にて、2番目でデートをするのは誰がいい?

  • 一花
  • 二乃
  • 三玖
  • 六海
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