Fate/GRAND Zi-Order   作:アナザーコゴエンベエ

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聖女信奉1431

 

 

 

 キックを放った姿勢のまま、ジオウの姿が着陸する。大地を粉砕しながら降り立った彼の足が、地面をガリガリと削り飛ばしながら勢いを殺し、ようやく止まった頃には、大地に巨大なクレーターを作ったタラスクの体は消え始めていた。

 

 サーヴァントたちは武装を備えたまま、気を抜かずその光景へと目を送る。

 体がほつれて黄金の光となり、天へと昇っていくタラスク。

 その天にかかる光の柱の中から、しかし聖女マルタは姿を現した。

 

「そんな……バーサーク・ライダー、健在して―――!?」

『―――いや、既にそこにサーヴァント反応はない。霊核は間違いなく砕かれている……』

 

 マシュの驚愕をロマニが訂正し、姿を現したマルタへと視線を向ける。

 立って歩き姿を見せたとはいえ、よく見れば彼女の状態は確かに既に()()()()()()

 流す血液は体を濡らす前に魔力の光に還っていき、四肢の端から全身が崩れつつある。

 

 マルタは溜め息混じりに、ロマニの言葉に同意を示した。

 

「……そりゃそうよ。タラスクがあんな風に飛んできたんじゃ、今の私には止めようがない。

 こちとら話をしようと思ってたってのにあれじゃ、その前に一発で消滅させられてもおかしくないって、流石に気合を入れなおしたわ」

「気合で耐えられるんだ」

 

 実際耐えているので、立香の言葉には感心さえ混じっていた。

 称賛の意図をもった言葉であるのに、何故かぐぬぬと表情を歪めるマルタ。

 彼女は小さく咳払いをすると、そんな表情を取り繕う。

 

「言葉のあやよ、祈りよ祈り。こほん、それはともかく。

 よくぞタラスクを退け、この身を打倒しました。カルデアのマスター、共に戦うサーヴァントたち。そして―――ジャンヌ・ダルク」

 

 マルタの顔がジャンヌに向けられる。

 彼女を見返すジャンヌの瞳。それを見たマルタが小さく微笑んだ。

 

「なによ。その目ができるんなら、私が気をもむ必要はなかった?」

「―――いえ、あなたのおかげで気付けたことです。あなたに感謝を、聖女マルタ」

「そ。なら、私の召喚にも意味があったと……そう思うことにしましょう」

 

 霊核を失ったサーヴァント、マルタの体の崩壊は止まらない。

 加速していく崩壊は、既に彼女の存在を半ば以上に魔力へ還していた。

 そんな自分の姿を検めながら、彼女は話を変える。

 

「では最後に。私とタラスクの打倒を成し得た勇者たちよ。今のあなたたちでは、竜の魔女の従える()()()()()を倒すことは敵わないでしょう。

 ―――リヨンに行きなさい。かつてリヨンと呼ばれた都市に。竜を倒すのは聖女の役割ではありません……古来よりその偉業を成した者は、“竜殺し(ドラゴンスレイヤー)”と呼ばれるものなのだから」

 

 伝えるべきことは伝えた、と。彼女は消滅に抗うことを止めて、体から力を抜いた。すると、今まで彼女が保っていたことがまるで嘘のように、マルタの体はあっさりと崩れ去った。

 

 聖女も竜も消え、ただ残ったのは森一つを吹き飛ばした破壊痕。

 未だ炎の燻るその場で、彼らは聖女の散り様をただ見ていた。

 

 

 

 

 

 本拠地へと帰還し、丁度新たなるサーヴァントの召喚を終えたころ。

 黒ジャンヌの知覚が、サーヴァントとの繋がりがひとつ途切れたことを感知した。

 

 ―――バーサーク・ライダーとの繋がりだ。

 彼女は大きく表情を歪めながら天井を仰ぎ、顔を手で覆った。

 

「聖女とまで呼ばれた身命でありながら自決ですか……みっともない。

 ……とはいえ。あの女たちがマルタとタラスクを撃破できた、というのは少々驚きです。油断せずに、確実に、誠意をもって、間違いなく、徹底的に蹂躙するべき相手と見るべきでしょうか。

 では次は私と“彼”で、今しがた召喚したサーヴァントたちも使い、完全に潰しにいくとしましょう。バーサーク・アサシンにも連絡を」

「かしこまりました。ジャンヌ」

 

 そう言って恭しく頭を下げる、巨躯をローブで包んだ男。

 彼は浮き上がった目をぎょろりと蠢かせ、傅いたままに黒ジャンヌを見上げる。

 そうしながら吐く言葉は、彼女を肯定するためのもの。

 

「かつての私であればお引き留めしたでしょう……しかし今のあなたは完璧なる存在。

 ジャンヌ、今のあなたには主の与える武運など不要! どうぞその心の赴くままに、この世界の全てを蹂躙なさいませ―――」

「……ジル。あなたはどちらが本物だと思います? 私と、彼女と」

 

 ―――ジル、と。そう呼ばれた男の名はジル・ド・レェ。

 このフランスの地で、ジャンヌ・ダルクとともに戦った英雄。

 だが今の時代であるならば、彼という男は人間として存命しているはず。

 だというのに彼は今ここに、キャスターのサーヴァントとして現界していた。

 

 彼は黒ジャンヌの問いに、まるで教え込むかのような強い口調で言葉を返す。

 

「もちろん、あなたです。よろしいか、ジャンヌ? あなたは火刑に処された、あまつさえ誰も彼もに裏切られた! シャルル七世は賠償金を惜しみ、己らの救世主であったあなたを見殺しにした! あなたをさんざん聖女だと持て囃した奴らは、助かったと思えばすぐに掌を返した! あなたを救おうと立ち上がる者は誰一人として現れなかった! 理不尽なこの所業の原因は何か!? 即ち、神だ! この世界に対する我らが神の嘲りに他ならない!! 故に我らは神を否定する―――! そうでなくてならないでしょう、ジャンヌ!?」

 

 言葉を出しているうちに火が付いたか、烈火の如く怒りだすジル。

 それこそが彼の真実であるとの咆哮。そして、そうでなくてはならないという信仰。

 捲し立てるジルの様子を眺めていた黒ジャンヌが、小さく鼻を鳴らした。

 その言葉を聞かされた彼女はそのまま、そうね、と首を縦に振って踵を返す。

 

「もう私には何もない。率いた兵士は去り、私の起こす奇跡を渇望した民は逃げていった。小娘に縋りついていた王は私を切り捨て、神の意思を代弁する司教は私を罰した。

 ええ……ここにはもう、笑えるくらいに間違いしかない」

 

 そう言い放った彼女の手の中に、黒い旗が現れる。

 竜の魔女を象徴する、黒い竜が描かれた灰に煤けた旗。

 

「―――だったら糾さないと。こんなはずではなかったと、こんなものが正しい歴史だなんて、他の誰が認めてもジャンヌ・ダルクが許さないと示さないと。

 だってそうでしょう? この国こそがジャンヌ・ダルクを間違いだと認定した。魔女であると火刑に処した。だったら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 我が旗の許に、この国が焼き払われることこそが―――正しい結末に他ならない」

 

 そう言った彼女の手にある旗から、黒い炎が僅かに立ち昇る。

 魔女として火刑に処された彼女が、その憎悪とともに具現する自分を焼いた炎。

 体を取り巻くように延焼していく憎悪の火を見て、ジルは痛ましげに顔を下に向けた。

 

「オォ……おいたわしや、ジャンヌ。どうか、そのように思い詰めること無きように……これはただの天罰なのです。あなたの復讐こそが正当な行為だ。あなたに救われた国なればこそ、あなたにこそ、この国を滅ぼす正当な権利がある……ただ、それだけのことなのです」

「……そう。そうね、ジル。これはただそれだけの話。

 ―――では行きます。着いてきなさい、バーサーク……バーサーカーと二人目のアサシンではややこしいですね。ええ、もはや隠すまでもなし、真名でいいでしょう。

 ワイバーンに騎乗なさい、湖の騎士ランスロット。処刑人、シャルル=アンリ・サンソン」

 

 その言葉に応え、黒い鎧に全身を包んだバーサーカーと、黒コートのアサシンが従う。

 新たに呼ばれた彼等の霊基もまた、狂気に侵されている。

 暗く笑う彼らの表情に、真っ当な理性は残っていなかった。

 

 

 

 

 

「みんな~! 情報をもらってきましたわ~!」

 

 戦場となった場所から離れるため、夜通し進軍を続けること数時間。

 

 人間であるマスターの体力に関しては、出来うる限り余裕を持たせるべきだ。そういうことになって、ある程度戦場を離れた所で再び休息のため、キャンプ地を設置した。

 そしてソウゴと立香に休息を取らせる間、周囲でサーヴァントが情報を集める。

 

 そんな話の結果、目的地の街に潜入? してくれたマリー・アントワネット。

 彼女が帰ってきたことを知らせる声が聞こえてきた。

 

 その人選は彼女の自分は生粋のフランス王妃だから出来る、という主張に譲ったかたちだ。彼女とアマデウスはオーストリア人らしいのだが、フランス王妃はその常識を凌駕するらしい。

 

 先のランサーの発言を覚えていたソウゴは、じいっとマリーの服装を見る。

 この時代、あの服装でセーフなの? と立香に視線で問いかける。

 女性をそんな風に見るんじゃありません、とぺしっと頭を叩かれた。理不尽。

 

「リヨンとかいう街の話が聞けたのかい?」

「ええ。結論から言うと、リヨンは少し前に滅ぼされたそうです。こちらにはそこから逃げてきた難民たちが住み着いていました」

 

 聖女マルタがかつてリヨンと呼ばれた都市、と称したのはそれが理由だろう。

 既にリヨンはこの時代にはない。

 多くの街が焼かれているという事実は認識していたが、それでも自然と表情が歪む。

 

「……では、その方たちから話を?」

「はい。彼の街には今、地獄からやってきたような怪物たちが闊歩しているのだそうです。でも、その前段階の話の方が重要だと思うの。

 なんでも、そうなる前までリヨンには、ワイバーンや骸骨兵を蹴散らしてくれる守り神がいたのですって。その方は、大きな剣をもった騎士さまだった、と」

「なるほど。それが聖女マルタの言っていたサーヴァント……“竜殺し(ドラゴンスレイヤー)”かもしれません」

 

 剣を持って竜を殺す神話・伝説は数え切れまい。それだけで英雄の情報を絞り切るのは不可能だが、彼の地に聖女マルタの言った通りの人物がいる可能性は高まった。それもあの聖女マルタが頼れ、と言うほど大人物だ。現状ではそれだけの戦力が増えるだけで喜ばしい。

 

 だというのに、マリーの顔は晴れない。

 

「でも、少し前にリヨンに恐ろしい人間たちが押し寄せてきて、彼は追い詰められてしまったのだそうです。街を守ってくれていた彼は生死も行方も不明。そうなってしまえば、リヨンの末路も自然と決まってしまったと」

「恐ろしい人間たち、というのは恐らくサーヴァントのことでしょう……複数のサーヴァントに襲われた、となればその竜殺しのサーヴァントも……」

 

 ラ・シャリテでの経験を思い出したか、マシュが小さく震える。

 だが、それを否定するようにランサーが声を上げた。

 

「だがあのライダー、マルタはこっちに無駄足を踏ませるようなタマじゃねえだろ。

 複数のサーヴァントの街への襲撃、ってならそれこそ奴も参加していたと見るべきだ。黒いジャンヌ側にすら隠して、リヨンとやらに何ぞ仕込んでみせていた、と考える方が自然だ」

「気合で耐えてたもんね」

 

 彼女の在り様を見ていた立香が感心の声を漏らす。

 霊基に直接施された狂化とは、本来そんな精神論で対抗できるものではない。だというのに成し遂げた聖女マルタの強固な精神が、どれだけ崇高だったかわかるというものだ。

 

 それと、と。マリーが少し言い淀み、しかしジャンヌを見ながらもう一つ情報を口にする。

 

「それと……シャルル七世が討たれたのを切っ掛けに混乱していた兵を、ジル・ド・レェ元帥が纏め上げたそうよ」

「―――ジルが?」

「ジルって? 知ってる人?」

 

 ソウゴの問いに、ジャンヌが僅かに目を伏せる。

 逡巡した彼女はしかし、少しだけ時間を置いて喋り出した。

 

「……“聖女”とともに、フランスを救うために立ち上がってくれた方です。

 清廉にして苛烈なフランスの守護騎士。このフランスを愛し、尽くし、国に命を捧げることにさえ迷いのない彼であれば、王亡きこのフランスを託されたとしてもおかしくない。

 けれど、だからこそ今の私が彼と顔を合わせる事はできないでしょう。今のジャンヌ・ダルクは、地獄から竜とともに蘇り国を焼く……“竜の魔女”なのですから」

「……そう。何となく、違う気がするのだけれど」

 

 ジャンヌの顔を見て、マリーが何事か言おうとする。

 けれど何より、マリーにジル・ド・レェとの面識などないのだから、違う気がしても彼女の言うことを信じる以外にないだろう。

 

 ぱんぱん、と。アマデウスが手を打って、不満げなマリーの言葉を遮る。

 

「けれど、普通の人間の軍隊では化け物退治は荷が重いだろう。音楽家にはなおさら重いけど。

 彼らがまかり間違ってリヨン奪還のために軍を進める、なんてことをする前に、僕たちでリヨンの化け物とやらを何とかしておくべきなんじゃないかい?」

「………そうね。ええ、こればっかりはアマデウスの言う通り。マスターさんたちは大丈夫かしら。であれば、早くリヨンへと向かう事にしましょう?」

 

 ソウゴと立香が顔を合わせ、頷き合う。

 もう十分以上に休んだ。フランス軍の動向もそうだが、これ以上のんびりして、聖女マルタが遺してくれたはずの逆転の楔を失う、なんてことは絶対に避けなければならない。

 

「大丈夫、行こう」

 

 立香のその言葉に全ての人員が立ち上がり、次の目的地を目指し進軍を始めた。

 

 

 

 

 

「クリスティーヌ おお クリスティーヌ 我が愛 我が歌姫―――」

 

 既に竜の魔女率いる軍勢の侵略で死の都と化したリヨン。

 その地で、一人のサーヴァントが歌っていた。

 

 この街で死したものたちを屍人形として操りながら、寵姫に対し歌い続ける怪人。

 彼の歌に終わりはなく、ただただ一人の姫に対し歌い続ける。

 そのサーヴァントの名は――――

 

オペラ座の怪人(ファントム・オブ・ジ・オペラ)、か」

 

 歌い続ける彼の背後から声がした。

 既に生きるものが全て消え失せた街であるはずなのに。

 怪人が歌声を止めることもなく振り向く。

 

 するとそこには、一人の男がいた。

 

「フッ……報われぬ恋に暴走する、仮面の奥に潜む怪人(ファントム)とは、少々出来すぎだな」

 

 彼は怪人でありながら、この死都における座長だ。

 彼が指示を下せば、街に跋扈する全ての死者がその男を襲うだろう。

 だと言うのに、男はまるで危機感というものを持っていない。

 

「……耳障りな歌だ。こちらが目的を終えるまで黙っていろ」

 

 そう言って彼が手を振るうと、その場にある全てが停止した。

 ガチリ、と歯車に異物が挟み込まれたように。

 怪人も、死人も、風も―――時間さえも。

 

 動けないというのに意識はある。

 その状況に驚愕を浮かべたファントムの虚ろな目を見たか、男が小さく笑った。

 

「歌を止められたことが不快か? だが俺にはその歌を聞かされる事こそ不快だ。

 ―――故に、俺がいる限りは黙っていろ。お前の意見は求めん」

 

 静止した怪人の前に男が歩み寄る。

 その手には、まるでストップウォッチのような何かが握られていた。

 男はそれを怪人の胸に当てると、小さく眉を顰めさせた。

 

「人理焼却などという珍事のせいで、常磐ソウゴは2015年に動き出した。

 特異点以外の時間は成立しなくなり、2014年以前に訪れてライダーの力を回収する術もまた失われた。2012年の歴史も当然、失われているはずだ。だというのにこれはどうだ」

 

 そう言いながら、彼の視線は押し当てたウォッチに向いている。

 ジジジ、とまるで壊れた古いテレビのように、別の何かに切り替わりつつある時計の表面。だが何かに押し戻されるように切り替わりは止まり、元の黒いウォッチへと戻っていく。

 

「“ウィザードの歴史”が、世界に戻りつつある。()()()()()()()()()()()程度の繋がりしかないサーヴァントを媒介にすることで……その力を引き出せるほどに」

 

 ズブリ、と。ウォッチを握る男の手が体の中へと突き刺さる。

 未だ何を宿したわけでもないブランクウォッチが、ファントムの体に差し込まれた。

 停止させられている身でありながら、怪人の体がビクリとはねる。

 

「ならば答えは一つだ。ファントムよ、ファントム・オブ・ジ・オペラよ。

 お前は地下に潜み、報われぬ恋に身を焦がし、ただ歌う事しか出来ず、失われるという恐怖を前に、その恋を叶える為に暴力を撒き散らした怪人。

 故にお前こそがアナザーウィザードに相応しい。だからこそ、お前の死がこのアナザーウォッチの完成のために必要だ。

 ―――ファントムとは、宿主の絶望と死の引き換えに生まれるものなのだから」

 

 仮面が砕けていく音が聞こえる。

 動けない筈なのにガクガクと震える体が、何か別のものに変わっていく実感を覚える。

 嗤う男が最後にファントムの頭を掴み、その顔を彼の耳元に寄せ呟いた。

 

「クリスティーヌは、お前のことを愛してなどいない。お前の歌声など望んでいない。お前が渡した指輪など、クリスティーヌがお前を哀れんでいる証明でしかない。

 さあ……哀れな哀れな怪人(ファントム)よ。クリスティーヌという悲劇のヒロインを引き立てる哀れな道化(ファントム)よ。俺がお前に新たな力と姿を貸してやろう。新しい体験だ――――」

 

 ()()()()()()()

 霊核の中に何かが押し込まれ、自分を構成する全てが別物になっていく。

 バキバキと人形を潰して壊すように、ファントム・オブ・ジ・オペラは崩れていく。

 

「クリス、ティ―――」

 

 止まった時間の中でさえ、彼はその名を歌い続ける。

 だが、その歌も長くは続かない。

 

 ―――変異には、そう長く時間はかからなかった。

 

 もうどこにも、歌姫に歌を捧ぐオペラ座の怪人は残っていない。

 そこに残っているのは、くすんだ宝石の魔人。

 

〈ウィザードォ…〉

 

「ァアアア……!」

 

 誕生を示すように呻く。

 最後の希望を模った、仮面ライダーの模造品だった。

 

 

 


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