奇蹟再現領域 エンピレオ 死せる神の落とし子   作:座右の銘は天衣無縫

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また、更新待ちの小説があるのに新しい小説を作ってしまった。


プロローグ
第1話


 

吾輩は魔術師である。

名前はアレックス・クルス。

そしてここはFate時空。

知ってる人は知っている、あちこちに死亡フラグが散りばめられたヤベー世界である。

 

さて、唐突にとある有名な小説の冒頭風の紹介をしたが、俺が言いたいのはただ一つ。

そんなヤベー世界に転生しました(白目)

 

気が付いたのは、四、五歳の頃だった。

前世の知識と赤ちゃんならではの語学学習チートを発動させた俺は、周りから神童だの天才だの言われてかなり、かーなーり調子に乗ってた時だ。

 

ある日、父親に連れてかれたのは家の地下にある謎の部屋。

そこで明かされたのは、この家が何代も続いてきた魔術師の名家である事。

そして、今から魔術師としての勉強を始める事だ。

 

うん、そこではまだ気付いてなかった。

 

だが、勉強を始めると、魔術回路だの魔術属性だの起源だの、そういうFateで聞く用語が出て来る出て来る。

 

そして極め付けの聖杯と英霊。

 

あ、Fate時空や、って思った。

 

そしてそこから、色々あったが、俺のメンタルの為と、話すと長くなるのでカット。

どこぞの古代ギリシャ人ですか、ってレベルでスパルタだった。 ケルトでも可。

 

そして俺はFate時空内の魔術師の登竜門にしてメッカ的な存在である時計塔に入った。

出来ればエルメロイ教室に入ってみたかったけど家柄的に鉱石科に。

 

ちょいちょい、原作キャラに絡んでいったりやエルメロイ教室に顔を出したりと自由に、けど、周りが煩いのでそれなりの成果は出しながら過ごしていた。

 

そんなある日、天体科のロードからお呼びの声がかかって、行ってみたら就職先探してない?とカルデアを紹介された。

 

この時点で少なくとも二回は人類が滅びの危機に瀕するFate時空の中でも屈指の難易度ルナティックのFGO時空だと判明。

因みに個人的にはEXTRA時空とFGO時空がツートップでヤベーと思ってる。

 

片や半ば出来レースのトーナメントで月の裏に至ってはサーヴァントがつかない可能性があり、もう片方は人類悪のオンパレードである。

 

そのくせ、必ずしもグランドクラスが仕事しに来れるとは限らないとか、英霊の座は仕事しろ。

なんでキアラの相手にデミヤだけ派遣して、後はデミヤとカルデアがどうにかしてくれるだろ、みたいなノリで放置してんだよ。

 

メルトが咄嗟に機転を利かして過去に飛ばなかったら終わってたんだからな!?

 

それはさておき、カルデアを紹介された俺はすぐさまその話に飛び付いた。

だってカルデアに行かなきゃ、最低二回は死ぬんだぜ?

カルデアに行って初回のレイシフト(爆破)さえ回避すれば、後は前世の知識を使って英霊達とそれなりの関係を築いていけば良い。

 

あ、英雄王とか元人類悪とか月の裏の支配者とか一部の反英霊とかはお呼びじゃないんで、帰って、どうぞ。

 

と、まあ、カルデアに就職。

適当にBチームに入るか、スタッフとして頑張れば良いやーと考えた矢先、レイシフト適性及びマスター適性が高いことが判明。

 

結果Aチームに配属。

どうやら、この世界の神に嫌われている様だ。

具体的にどの神かは知らん。

 

 

 

 

 

そんなこんなで南極入り。

Aチームとしては同着の三番乗り。

俺と同じタイミングで南極入りしたのは、カドック・ゼムルプス、オフェリア・ファムルソローネ、芥ヒナコ、ベリル・ガッド、デイビッド・ゼム・ヴォイドの時計塔の天体科以外組。

因みに一番乗りはカルデア生まれのマシュ・キリエライト、二番は天体科のキリシュタリア・ヴォーダイムだ。

流石にお膝元の天才は真っ先にスカウトしたらしい。

 

そして、誤差とも言えるくらいのタイミングでスカンジナビア・ペペロンチーノがカルデアにやってきて、Aチーム全員が揃った。

 

揃ったので全員集めて懇談会を開くことにした。

 

「そんじゃ、まずは自己紹介でもしようか。 俺は鉱石科のアレックス・クルスだ。 因みにアレックスって名前には人類の擁護者って意味があってな。 名前負けしないように頑張るわ。 あ、時計回りで宜しく。」

 

「…………カドック・ゼムルプスだ。 君達とは違って凡人なもんでな。 精々、足を引っ張らない様に頑張るさ。」

 

「スカンジナビア・ペペロンチーノよ。 あんまり詳しい事は話せないけど、ちょっとミステリアスな方が良いわよね? よろしく。」

 

「…………植物科の芥ヒナコ。 人嫌いだからよろしくするつもりは無い。」

 

「ベリル・ガッドだ。 時計塔じゃあんまりいい噂は聞いてないと思うが、気軽に接してくれ、な?」

 

「降霊科のオフェリア・ファムルソローネ。 責任をもって今回の件にあたる所存よ。」

 

「………マシュ・キリエライトです。 …………以上です。」

 

「元伝承科のデイビッド・ゼム・ヴォイドだ。 あまり余計な事は話さない。」

 

「天体科のキリシュタリア・ヴォーダイムだ。 今回、君達と一つのチームを組む事になって嬉しく思うよ。 よろしく頼む。」

 

と、一通り自己紹介し、様々な情報を交換してその日はお開きになった。

 

 

 

 

 

そして、カルデアの創設者たるマリスビリーが死去、娘のオルガマリーが所長を継ぎ、数年。

いよいよ、Bチームも全員揃い、マスター候補四十九名全員が揃った。

原作開始だ。

 

因みに物語の強制力か、はたまたレフがAチームだけは絶対に殺すべきだと判断したのか、何も出来ていない。

 

運命の時だ。

俺たちAチームは人理修復の旅にはいけない。

二年間氷漬けにされ、異星の神に利用される。

そして、人類の反逆者として、主人公に退治される。

 

「っよし。 やるか。」

 

覚悟は決めた。

主人公が何だ、ストーリーが何だ。

俺という異分子が混ざっているなら未来すら変えてやる。

 

「アラ、随分と良い顔つきしてるじゃない。 カッコいいわ!」

 

そうペペが話し掛けてくる。

 

「常日頃からそれくらい真面目でいれば良いのに。」

 

オフェリアが呆れ、

 

「まあ、こいつの事だ。 長続きしないだろ。」

 

カドックがサラリと毒を吐き、

 

「……覚悟ができたか。」

 

デイビッドが納得した様に呟き、

 

「何だよ、緊張してんのか? あんま固くなんなよ?」

 

ベリルが茶化し、

 

「覚悟、ですか。」

 

マシュが興味深そうにこちらを見て、

 

「……空回りしなければ良いけど。」

 

ヒナコがデレを隠した毒を吐き、

 

「色々言ってるが、私たち全員が覚悟を決めてここにいるんだ。 ………やり遂げよう、最後まで。」

 

リーダーのキリシュタリアがそう締めくくる。

 

それぞれが無言で目を合わせ、コフィンの中に入っていく。

 

『マスター候補四十八名のバイタルチェック開始。』

 

そう機械の音声が流れる。

 

『バイタルチェックが済み、問題が無ければレイシフトを開始します。 目的の年代、地点は2004年の日本、冬木市。 聖杯戦争が行われていた場所、年代です。 目標は不明。 レイシフト後、速やかに調査を開始し、必要に応じてサーヴァントを召喚しなさい。』

 

通信機を通して、オルガマリー所長の指示が聞こえる。

 

『バイタルチェック完了、問題無し。』

 

そして、俺たちの覚悟は踏み躙られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何時間かはたまた何ヶ月か経ったか分からないが、唐突に意識が浮上した。

 

そして目の前には謎の光の塊。

周りを見渡せばキリシュタリアだけがいた。

 

そこで光の塊、『異星の神』から告げられた事を要約すると

 

・異星の神が選んだのは俺とキリシュタリア。

・原作通り異聞帯を作り、その地に降臨する予定。

・俺とキリシュタリアは性質こそ違うが、どちらも素質があったので俺とキリシュタリアでそれぞれ違う異聞帯を作り、勝った方に降臨する。

 

と、まあ、俺の存在で原作から変化したらしい。

そして、残ったAチームの六人を俺とキリシュタリアが半々で対価を払って復活させ、クリプター八人による凡人類史の漂白、異聞帯の形成と領地争いを行う事になった。

 

異星の神は俺とキリシュタリアが痛みで荒くなった息を整えている間にいつの間にか消えていた。




感想、評価、全裸待機してます。
ロストベルトや主人公のサーヴァントの真名予想でも良いので。
当たっても何もないけど。

初期マシュに関しては予想なんで気にしないで。
多分、今後初期マシュが出てくることは無いから。

今後の展開に関して、カルデアの異聞帯突入順番

  • 突入させずに最後まで取っておく
  • 今後の原作不明なので一旦突入させ、撤退
  • 突入させて完全に解決
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