幻想の提督、鎮守府に着任します‼   作:ヘタレ寝癖人間

5 / 8
第5話:初出撃

あれから2日経った

一日一回の天龍との戦いが秀都VS天龍&木曽になっていた

秀「いつも思うが一対二ってずるくない!」

天木曽「「軽くあしらってる癖に何言ってやがる!」」

そう言いながら二人は交互に剣を振っていった

秀「あ、そういえばお前ら今日の昼飯何が良い?」

天「今それ聞くか、普通!ちなみに俺はラーメンで」

木曽「じゃあ俺はカレー」

秀「あ、でも今日お前ら初出撃だな」

天「じゃあ何で聞いたんだよ‼」

木曽「てか、そう言う事は早く言え!」

江ノ島鎮守府内に天龍と木曽の叫び声が聞こえた

 

木「もう!全然書類が減らない!」

木綿季は唸っていた

???「ところで提督・・・今日の出撃は誰に行って貰うんですか?」

金剛型3番艦:榛名

木「そうだね・・・・今日は北の海上石油採掘所の護衛だから・・・第一第二第三第四艦隊全員だね」

そう言って木綿季は1つの紙を榛名に渡した

第一艦隊 担当、北

旗艦:金剛

随伴艦:比叡、鈴谷、木曽、夕立、吹雪

 

第二艦隊 担当、南

旗艦:榛名

随伴艦: 霧島、熊野、由良、時雨、皐月

 

第三艦隊 担当、西

旗艦:赤城

随伴艦: 飛龍、翔鶴、龍驤、天龍、不知火

 

第四艦隊 担当、東

旗艦:加賀

随伴艦: 蒼龍、瑞鶴、瑞鳳、神通、白露

 

榛「て、提督・・・これ・・・」

榛名はワナワナ震え始めた

木「あれ?旗艦嫌だった?」

榛「いえ、そうではなくて・・・」

榛名は第四艦隊の編成を指差した

榛「どうして加賀さんと瑞鶴さんを?」

この質問に木綿季は・・・・

木「え?だってあの二人仲良いじゃん」

榛名はガクッとなった

加賀と瑞鶴は会うたびに口喧嘩をしている

それを仲良いと言い切った木綿季にはきっと何か感じているのだろう

榛「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

木「?」

 

秀「で、出撃に何で俺までいんだよーーーー」

秀都は叫んだ

天『仕方ねーだろ!ここに2日留まるんだ俺達の飯はどうすんだよ!』

秀「だから弁当を2日分作ったろが!」

そう喧嘩していると

赤『あの・・・・・・・』

赤城型1番艦:赤城

秀「どうした?」

赤『私の分は・・・・」

秀「空母は一人重箱十段だよ」

そう言った秀都の顔はげっそりしていた

しかも通信先では奇声が上がっていた

次の通信は加賀だった

また大したことないだろうと思いながら通信に出た

秀「はいはーいこちら提督補佐」

しかし加賀の切迫した緊張感が伝わってきた

加『大変よ・・・南と東から大量の深海棲艦が来てるわ』

赤城型2番艦:加賀

秀「!・・・数は?」

加『・・・少なくとも・・・500は」

次はまた赤城からの通信だった

秀「まさか・・・北と東から500向かって来たとかじゃ・・・」

赤城は黙っていた

秀「おいおい・・・・もしかしなくても囲まれたんじゃねーか?」

とりあいず木綿季に連絡を取った

木『え!?・・・わかった、増援を出すよ』

秀「悪い、助かる」

そして秀都は今までコント紛いの会話をしていてきずかなかったがこの海上石油採掘所の機械も人も居ない

秀(・・・・・・・・・・・! まさか・・・嵌められた‼)

この作戦は大本営直々の御達しらしい

つまり大本営が江ノ島鎮守府の主力の艦娘を殺す為にこの海上石油採掘所に行かせたのだ

秀「どこまで腐ってやがんだ!クソッタレ!」

兎に角まずは加賀が旗艦を務める東に行った

 

加「くっ!数が多い」

空母が主体の第三第四艦隊は余り戦闘には向いていない

瑞「ど、どうすんのよ!一航戦!」

翔鶴型2番艦:瑞鶴

加「口より手を動かしなさい五航戦!」

神「これじゃあ押しきられます!」

川内型2番艦:神通

白(このままじゃ全員死んじゃう!どうする?黒夜叉君!)

???「スペルカード!『星符「流星群の輝き」』」

空から声がした

白露が空を見ると1つの陰とその回りに無数の光があった

そしてその光が大きくなり深海棲艦に近づくと爆発した

陰が近づくとそれは秀都と言う事がわかった

秀「お前ら無事か!大破や中破もいねーな?なら今すぐ撤退だ!お前らは退路の確保を頼む」

そう言って秀都西に向かった

 

西

赤「皆さん大丈夫ですか?」

不「はい何とか・・・」

陽炎型2番艦:不知火

龍「う、うちは駄目や!中破で発着できへん!」

龍驤型1番艦:龍驤

飛「りゅ、龍驤さん‼頑張って下さい!」

飛龍型1番艦:飛龍

天「何でこんなに‼・・・俺が囮になる!皆は体制を立て直してくれ!」

赤「!天龍さん!」

天龍が前を見ると砲弾が3メートルまで来ていた

天龍は目を閉じた

しかし天龍に砲弾は当たらなかった

秀「全く何が囮だ・・・」

天龍がゆっくり目を開けると秀都が立っていた

秀「囮になるならちゃんと自分も生き残らねーとな」

秀都は向かってくる砲弾を切っていった

天「な、なあ・・・何でお前浮いてんだ?」

秀都は少し涙目になっていた

秀「や、やっと驚いてくれた!」

天龍は呆れていた

秀「だよな!普通その反応だよな!」

さっきから飛んでいたが誰にもツッコンでもらえなかった

天「あーもう!とりあいずちゃっちゃと倒すぞ!」

秀「オーケー俺は北に・・・お前らは南に進んでくれ!ついでに無事なら時雨と皐月を呼んで来てくれ!」

天「了解!」

秀都と天龍は別れた

 

榛「一向に減りません!」

霧「私の計算によると後一時間で壊滅します!」

時「榛名さん‼どうするの!」

皐「正直僕はもう打つ手はないとまで思ってるよ・・・」

睦月型5番艦:皐月

由「さ、皐月ちゃん・・・・?」

長良型4番艦:由良

熊野「確かにそうかもしれません・・・」

最上型4番艦:熊野

熊野「・・・でも諦める理由にはなりませんわ!」

そう言って榛名、霧島、熊野、由良、時雨、皐月は

円になり撃ち始めた

しかし敵の数が多く時雨以外中破になった

時「くっ!数が多い・・・(・・・ごめん皆・・・)

時雨が諦めかけたその時

秀『諦めんな!』

秀都の声がし

秀『もうすぐ支援艦隊と天龍達が来る!それまで持ちこたえてくれ!』

時「でも僕だけじゃ・・・」

秀『回りを見ろ!』

回りを見ると中破して血まみれのはずの皆が懸命に戦っていた

秀『やることは・・・分かったな?』

時「・・・うん‼」

秀都の通信が切れると時雨は前を向いた

時「皆!もうすぐ支援艦隊と天龍さん達が来る!それまで頑張ろう!」

榛霧熊由皐「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・了解!」」」」」

また第二艦隊の面々は深海棲艦に向かい合った

 

金「全砲門ファイヤー‼」

鈴「あーもー‼全然減んないじゃん!」

最上型3番艦:鈴谷

夕「でも耐えるしかないっポイ!」

吹「はい!きっと司令官達が助けに来てくれます‼」

金「ブッキー‼彼らを信じては行けまセン!」

比「お姉さまの言う通りですよ‼前任が何をしたかわすれたんですか!」

前任は気に入らなければ暴力を振るい給料は払わずご飯は弾薬や燃料などと虐げられていた

比「所詮私達は兵器です・・・最期は裏切られて、捨てられて、終わりです・・・」

全員が沈黙したしかししっかりと深海棲艦は倒していく

ここが第一艦隊に抜擢される所以だろう

木曽「俺は・・・あいつらを信じたい・・・かな」

全員が手を動かしながらも木曽の言葉に耳を傾けた

木曽「あいつらは多分・・・俺達を見捨てたりしないと思う・・・じゃなきゃ俺と天龍は今頃御陀仏だった」

しかしそうでないと言う事は秀都や木綿季が手を抜いて殺さないようにしていたと言う事だ

木曽「腑に落ちねーけどな」

吹「・・・・・・・・私も司令官達はきっと助けに来てくれると信じてます」

夕「夕立もっポイ!」

鈴「確かに金剛さん達の言う事も分かるよ・・・でも、今は信じるしかないじゃん!」

金剛は少し目を閉じ溜息を吐いた

金「はぁ分かりまシタ・・・今は!信じる事にしまショウ」

全員が少し笑いまた前を向いた

すると後方で水柱が立った

しばらくすると深海棲艦が流れている者にから避け始めた

その者を見るとチビで寝癖が特徴的な童顔の少年だった

秀「止まるんじゃ・・・・ねーぞ・・・」

全『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

全員が目が笑っていない満面の笑みで主砲を向けてきた

秀「待って待って待って!そんなことしたら心臓止まっちゃうだろ‼」

金「いや、その人は止まりましたヨ」

比「気合い・入れて・殺ります!」

秀「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!」

金「・・・・・・・・・・・まぁ今は助けに来てくれて感謝しマース」

秀「・・・・・・素直じゃねーな、まったく・・・よし!反撃だ!」

こうして30分戦闘が続いたその後天龍、時雨、不知火と木綿季率いる支援艦隊が到着して木綿季の初めての任務

の幕は降りた

 

天「お前ら無事か?」

時「うん、何とかね」

不「・・・余裕です・・・」

吹「はい!大丈夫です!」

夕「夕立ちょっと疲れたっポイ・・・お風呂入りたいっポイ」

鈴「その前に補給だねー」

木曽「それじゃあさっさっと帰るか」

戦闘が終わり皆力が抜けていた

そして今は帰還していた

秀(フーあいつらにはしばらく休ませるか・・・)

ということで秀都は一人で辺りの警戒をしていた

そして秀都は見た

吹雪達の後ろからイ級が現れた

イ級は口から主砲を出し吹雪達を狙った

秀「!ヤベェ!」

秀都は急いで吹雪達に駆け寄った

 

吹雪達の真後ろで爆発が起こった

「「「「「「「!!」」」」」」」

皆が後ろを向くと秀都が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四分の一程頭を損失していた

天「おい・・・・秀都・・・・・・・?」

返事はなかった

全員が押し黙った

そして時雨はイ級に向けて主砲を撃った

そのままイ級は沈んでいった

 

秀都は夢を見ていた

誰かが海に沈んだ

そしてまた海に上がると戦火が上がっていた

また砲弾が着弾し沈んだ

そして1つの言葉を聞いた

帰りたい、帰して・・・・と

 

秀「は!・・・・・・ここは・・・・・・」

辺りを見渡し視界が半分塞がれていることに気付き触った

秀「痛っ・・・・あ?包帯・・・」

秀都は自分の顔にイ級の砲弾が当たったことを思い出した

ベッドを見ると吹雪、夕立、不知火、時雨、天龍、木曽、鈴谷が座りながら寝ていた

秀「・・・・・ありがとよ」

秀都は皆を起こさないように部屋から出ていった

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。