BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
「あの娘、なんであんなに強いのかしら・・・?」
「娘さんとは連絡取ってないんですか?」
「取ってるわよ!・・・・・・でも、そんな話一切聞いてないのよ、こっちは。」
「・・・・・・反抗期とか?」
「15歳で!?・・・・・・まさか。」
「15歳でも反抗期になる人もいますよ。作者もその辺でなったけど、親の怖~い一言で表面で反抗するのを止め、減らず口が増えたって言ってたし。」
「・・・・・・じゃあ、あたしもそんな風に──」
「ライダーシステム持ってるから、止めとけ。では、第22話どうぞ!」
俺たちは海璃や蘭のおかげでなんとかグリスたちから逃げきれた。
「仮面ライダーグリス・・・・・・あの強さは本物だ。」
「同じドライバーなのに、なんで龍君が負けちゃったの?」
「・・・・・・それだけ、向こうが場数を踏んでいるってことだろう。」
「だったら、こっちもどんどん戦って──」
「止めとけ。」
「あ?」
バカ含め、全員に伝えないとな。・・・・・・スクラッシュドライバーの副作用を。
「スクラッシュドライバーは、闘争本能を極限まで引き出すために、アドレナリンを過剰に分泌させる。その分身体にかかる負担も大きい。」
「ですが、主様。スクラッシュドライバーを使わなければ羽丘のライダーたちには勝てないのでは?」
「・・・・・・葛城が残したビルドのデータの中に、隠しコマンドを見つけた。」
「・・・・・・っ。」
「多分、ビルドドライバーの強化アイテムだろう。」
・・・・・・なんか夜華が変な反応をしたけど、まぁいいや。
「その鍵を開くパスワードを探し──」
「そんなことやってる暇ねぇだろ?」
・・・・・・確かに、時間はないさ。だけど──
「今度こそ俺がぶっ倒す。」
「・・・・・・俺たちが戦っているのは、『相手を倒すため』じゃない。『花咲川周辺の街を守るため』だ。」
「はぁ・・・、戦う事には変わりねぇだろ?」
このバカが・・・・・・。
一方、羽丘女子学園周辺にある小さなアパートに住んでいる三羽ガラスと朝倉和美は・・・・・・。
「はぁ・・・、蘭先輩~・・・・・・。」
和美は昨日からずっと膝を抱えて携帯を眺めては、そう呟いていた。それを、ただ黙って聞いていた赤羽。
「・・・・・・はぁ~、なんでジードとつるんでんだよ~・・・・・・?」
これも、昨日からだ。
ここで、アクセントを入れようと赤羽が発言する。
「ジードの彼女だったりして~?」
「んな訳ねぇだろ!!」
「うわっ!?」
突然起き上がり怒鳴る和美。・・・・・・驚くのも無理はない。
「蘭先輩はな・・・・・・みんなのカッコイイ先輩なんだよ!!」
・・・・・・ナレーションで言うのもアレだが、なんやねんそれ。」
「たっだいま~!・・・・・・あれ?どうしたの?」
「なんでもないよ。」
「あはは・・・。」(面倒くさ~い。)
黄羽と青羽もこのアパートに住んでいる。ここは、羽丘の校長から用意された場所だ。・・・・・・ただ、男3人と女子1人が1つの部屋なのはどうだろうか・・・?
「それより、ジードはいたのか?」
「収穫なしだ。」
「どこか地下にでも潜ってるんですかね~?」
そして、和美はある作戦を考えた。
世間は夏休みだが、俺たちはまた花咲川に来ていた。もちろん、状況を報告するため。だが、俺は中庭で夜華と話をしている。
「ほれ、頼まれてた
「お手を煩わせて申し訳ございません。」
「別にいいさ。その代わり、聞きたいことがある。」
「なんでございましょうか?」
「あのビルドのデータ内にあった隠しコマンドのキーワードが知りたい。夜華なら何か知ってるんじゃないのか?」
「・・・・・・一度だけ、昔の主様は言ってました。『禁断のアイテムを創ってしまった』と。」
「禁断のアイテム?それって──」
詳しく聞こうとした時、腕の通信機が音を出した。
『和美たちが正門前に現れた。至急向かって!』
「・・・・・・話は後だ!」
「・・・・・・かしこまりました。」
俺はすぐに正門に向かった。
正門前ではキャッスルが光線を校舎に向けていた。
「もう一発かましとくか?」
「了解!」
グリスの指示で、再び校舎に放とうとするが・・・・・・。
「・・・・・・あぁ!アレ!」
「うっ、なんだよ?」
オウルが声を出し指を差した。その方角から、蒼空と海璃、龍哉が駆け付けてきたのだ。
「何しにきた!?」
「本丸に挨拶しに来たんだよ。・・・・・・ちょうどいい、お前に聞きたいことがあったんだ。」
「ん?」
グリスが聞きたかったこと、それは・・・・・・。
「蘭先輩とはどういう関係だ!?」
・・・。
「「「えぇ~!?」」」
「「「え~!?」」」
「この前のバトルで蘭先輩が助けに来たろ!?」
「あぁ~!アイツは・・・・・・別人だ。」
「別人?」
グリスの問いに他全員驚けば、蒼空の返事には龍哉と海璃が(バレない程度に)驚いた。
「うん。アイツ、蘭の事が好きでかなりマネしてるからさ、よく間違えられるんだよ。」
「なんだよ、ドキドキさせやがってよ~!」
凄く安心し、『蘭先輩』コールをするグリスたち。その隙に、
『海賊レッシャー!イエーイ!』
『ブル フレイム!』
『ドラゴン・イン・クローズチャージ!ブラァ!』
3人はそれぞれのフォームに変身した。
「・・・・・・スッキリしたわ。」
じゃれ合いを終え、気持ちを切り替え、
「心火を燃やしてぶっ潰す!」
戦いを開始した。
「万丈、ヤバくなったら必ず変身を解除しろよ。」
「蒼空はグリスを。私は万丈をフォローしながら。」
「・・・・・・頼む。」
クローズとブルは三羽ガラスと、ジードはグリスと戦いを始める。
「フッ!よっと、ハァ!」
「オラァ!ハァ!・・・・・・力がみなぎる!!」
「フッ!ハァ!」
「くっ!・・・・・・あん?」
『海賊電車!発射!』
「なっ!?・・・・・・ぐっ!」
「ビルドアップ!」
『ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!』
ジードはグリスを海賊ハッシャーで斬りつけて間合いを取り、必殺技を放った。グリスは若干だけ怯むが、ジードはその隙を逃さずにスパークリングに変身した。
「ぐっ!さすがはジード!色んな引き出し持ってんな!!・・・・・・今度はこっちから行くぞ!!」
ジードの技のバリエーションに感心したグリスは、『ツインブレイカー ビームモード』で反撃に出る。
「激昂!過激!陶酔!」
グリスが二字熟語を3種類言いながらジードを攻撃し、
『シングル!』
「行くぞぉぉ!!」
『シングルフィニッシュ』
「ぐっ!・・・・・・ぐわぁあああ!!」
ロボットゼリーを装填して放ったツインブレイカーの一撃が、ジードを襲う。ジードは武器などを使って攻撃を防ごうとするが、その威力に耐えきれず吹き飛ばされる。
そして、クローズたちは・・・・・・。
「オラ!ハァ!」
「・・・・・・っ!万丈!そろそろ変身解除しないと!?」
「ぐっ!」
「俺たちの攻撃が効かねぇ!?」
「あ?・・・・・・何やってんだ?」
「え・・・?」
「・・・・・・オレが相手だ。」
『Ready Go!』
「上等だ!!」
ブルの静止を振り切り、グリスと技をぶつけようとするクローズ。
『レッツブレイク!』
「ハァァ!」
「ウラァァ!」
2人の攻撃は衝突したが、ぶつかった『もの』は相手の技ではなく、『全身赤の人物』だった。
「・・・・・・っ!アイツは・・・!?」
「ふっふっふ~!やってるな~?」
その人物は、スタークだった。
「スタークさん!どうしたんすか!?」
「スターク!?」
「お前たちのハザードレベルを整理しようと思ってな~。」
すると、スタークは高速で移動しつつ、全員の体のどこかに触れていった。
「よっと!
羽丘陣のハザードレベルを言うと、次はジードたちのハザードレベルを言う。
「
「・・・・・・・・・・・・。」
「今日はお開きだ!羽丘校に戻るぞ!」
「・・・・・・何言ってんだ?帰るなら1人で帰れ。」
「俺の命令は校長の命令だ!」
「・・・・・・チッ!」
スタークは普通に歩いて帰っていく。
『ディスチャージボトル!』『潰れな~い!』
「・・・・・・・・・・・・。」
『ディスチャージクラッシュ!』
「あっ!お嬢待って!」
グリスは『ケシゴムボトル』を使ってその場から(三羽ガラスと共に)姿を消した。
「・・・・・・ふぅ~。」
ジードたちも変身を解除した。
「・・・・・・っ!」
「・・・・・・ん?おい、大丈夫か?」
「問題ねぇ・・・・・・!」
龍哉はふらつきながら蒼空の家に帰っていった。
「・・・・・・やっぱり、スクラッシュドライバーのせい?」
「・・・・・・だろうな。」
蒼空と海璃は校舎内に帰っていった。
俺たちは街の大きな施設のあちこちにボトルを隠した、花咲川女子学園の校長と協力して・・・・・・。
だが、情報がどこからか漏れていて、ボトル保管場所に必ずグリスたちが現れた。俺たちは駆け付けるがボトルは奪われてしまう。
そんな時に起きたのは、ボトルを奪われるだけではなかった。
「これからは、『ハードスマッシュ』改め『
三羽ガラスは何かしらの力を得て、『ハードスマッシュ』から『ハザードスマッシュ』にパワーアップしていた。その力は、『スパークリング』でもギリギリなんとか戦えていたのに、対処出来ない力にまで成長していた。
そして、万丈にも・・・・・・。
「俺が戦争を終わらせる!!俺が!・・・・・・俺がーーー!!」
万丈は『戦争を終わらせる』の一点張りでスクラッシュドライバーを使って戦い続けていた。
そして、俺にも・・・・・・。
「あ~あ~!やっぱろこうなっちまったな~。」
「・・・・・・っ!スターク・・・!?」
「予想通り暴走しちまったな~。」
万丈を止められずに立ち尽くしていた時、スタークが現れた。
「どうすればあいつの力を止められるか、教えてやろうか?」
そう言って、スタークは赤い装置を取り出した。
「葛城が残した
「・・・・・・っ!」
「よっと。」
スタークはその装置を俺に投げ渡した。
「っと!?これが・・・・・・禁断のアイテム?」
「それをビルドドライバーにセットすれば、今より強大な力が手に入る。暴走した万丈も止められる!」
「・・・・・・『禁断のアイテム』ってことは、その代償もあるんだろ?」
「ふっふ~ん。正解!」
笑顔で言うな。
「それを装着し続ければ、自我を失う。」
「・・・・・・っ!?」
そして・・・・・・それを持ち帰り、研究データでハザードトリガーを調べた。
『戦闘が長くなれば脳が刺激に耐えられなくなり理性を失う。その瞬間、
まさかの能力だった・・・・・・。
さらに。今現在、教頭だった氷室幻徳を崇拝していた者たちが羽丘女子学園へ独断で攻め入っていた。その中には、万丈もいた。
「俺が戦争を終わらせるんだ・・・・・・!」
万丈は、『自分のせいで戦争が始まったんだと思っている蒼空のために、俺が早く戦争を終わらせる』という理由で戦っている。
俺はそれでも身体に負担をかける万丈を止めるため、俺は出来る限りの行動を取る。
『ホークガトリング!イエーイ!』
「フッ!」
「ぐわっ!」
「止めろ!もう止めるんだ!」
「うっせぇ!邪魔だァ!」
頑張って止めようとするも、万丈を止めることは出来なかった。
「俺は勝つ!戦争を終わらせるために、勝ち続ける!!」
「っ!万丈!!」
どれだけ言っても、万丈には届かなかった。そして、暴走した花咲川軍を倒してきたハザードスマッシュ3体と戦う。
俺の脳裏に、万丈との思い出が思い出されていた。その記憶内には、喧嘩した記憶が少しと、楽しかったり、協力したりした記憶が大半だった。
「・・・・・・筋肉バカが・・・・・・泣かせる事しやがって・・・・・・!」
俺は、暴走した万丈を
『ハザードオン!』
「・・・・・・俺がお前を止める。・・・・・・この身をかけても!!」
俺はハザードトリガーをドライバーにセットし、2本のボトルをセットする。
『ラビット!』『タンク!』
『
『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!
ガタガタゴットン!ズッタンズタン!・・・・・・』
レバーを回すと、いつも鳴らなかった音声が鳴り響く。そして、前と後ろに黒いプレス機が現れた。
「変身。」
『アンコントロールスイッチ!
ブラックハザード!
ヤベーイ!』
この変身が、取り返しのつかない最大の分岐点となっていた事を、この時の俺は知る事は出来なかった。
ごめんなさい、(リメイク前にもやりましたが)今回はだいぶカットしました。・・・・・・このフォームまで出すのにまだ数話かかるから、書いてたら。・・・・・・多分、3話くらい?
それに、今回は5000字以下です。
面倒だから、説明します。
グリスは現在少々動けなくなっていて、海璃は花咲川で護衛をしています。
それでは!・・・・・・次回、必ず暗くなります。察するはずですが・・・・・・。
それとさ、『FIRE BIRD』のフルがムズい。・・・・・・ハードすらフルコン出来へん!