BanG Dream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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「強大な力を秘めたギガファイナライザーをめぐって、花咲川女子学園と羽丘女子学園で戦争が勃発した。仮面ライダージードの桐生蒼空は、仮面ライダーグリスとの代表戦に勝利するが・・・・・・。」
「お!ここがあらすじ紹介の場所か~!」
「あれ?沙綾、どうしたの?」
「蒼空を助けるために万丈を連れてきたお礼、まだ貰ってないんだけど。・・・・・・はい、5万円。」
「え!?お金取るの!?」
「当たり前でしょ!親しき仲にも礼儀有。うちも結構大変なんだから──って、ちょっと!逃げないでよー!ちょっとーーー!!・・・・・・あ、第25話どうぞ!」







第25話 星のファントム

 俺は代表戦が終わった後、グリスたちに話をすることにした。

 

「・・・・・・暴走して悪かった。」

「謝って済むかよ!?この前の青羽と同じじゃねぇか!!」

「ガタガタ言わないの。」

「・・・・・・っ!」

「・・・・・・気にしないで。もう終わったことだし。」

 

それだけ言って、和美たちは帰っていく。俺より年下なのに、器が大きいな。俺も見習わないと。

 

「蒼空・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

海璃たちがやって来て、制御装置を渡してきた。

 

「本当に使わなきゃダメかと思ったよ!・・・・・・ハラハラさせた罰として、今日の料理当番お願いね!」

「・・・・・・あぁ。」

 

「良かったね、蘭ちゃん!」

「うん。これで、《いつも通り》の毎日を送れそうだよ。」

 

「・・・・・・っ、蘭先輩?」

 

蘭が『いつも通り』と言った瞬間、和美がこっちに来て蘭を動きながらジロジロ見た。

 

「でゅふ!・・・・・・やっぱりそうだ・・・!」

「え・・・・・・?」

「蘭先輩だ!」

 

「「あ・・・!」」

 

「んふっ♪」

「え?」

「え?」///

「何?」

「あ!・・・・・・朝倉和美。15歳中学3年生、羽丘の中等部所属。ライブハウスであなたを見てから、心火を燃やして応援し続けてきました!」ペラペラ

 

よう喋るな~。

 

「あ、ああ握手してください・・・!」

「あ、ちょっと待って!」

 

沙綾さん?

 

「なんすか、なんすか?」

「蘭と握手したかったら、整理券買ってね。はい、5万円。」

「・・・・・・5万!?」

「・・・・・・金取るのかよ!?」

 

しかも、中学生には払えないような額を──

 

「安いっすね。」

「「えっ!?」」

「あ。だったら、10万とか払ったら・・・・・・」

 

「出すのかよ・・・・・・。」

 

俺も万丈も、海璃までもが驚きだよ・・・。

 

「ちょっとお嬢!それ僕らの生活費!!」

「はぁ!?いいじゃない!!・・・・・・あ!だったらよ、生活費と彼女だったら──」

 

勝手にやってろ・・・・・・。

 

「・・・・・・あれ?蒼空、電話鳴ってない?」

「ん?・・・・・・あ、本当だ。」

 

だが、かけてきた人物は・・・・・・

 

「校長?」

「え?」

「はい。・・・・・・っ!分かりました、すぐ行きます!」

「どうした?」

「蒼空・・・?」

「羽丘が星導館の襲撃を受けて、制圧されたらしい。」

「え・・・?」

「そんな・・・!」

「嘘でしょ・・・!?」

 

俺の言葉を聞いてすぐに和美が誰かに連絡をする。

 

「・・・・・・校長、羽丘が乗っ取られたって本当ですか!?」

 

どうやら、校長にかけたようだ。だが・・・・・・、

 

「っ、スターク・・・!初めから星導館とグルだったって訳か・・・!?」

 

スタークが絡んでるとなると、ただ事じゃない。

 ポピパとAfterglowは帰って、戦える俺たちライダー組はすぐに花咲川に向かった。

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

 

 スタークの奴、随分と悪趣味なことを・・・・・・。羽丘に星導館の教師を数人送り付け、支配するなんてさ。

 

「ふっふっふ・・・!後は、お前の仕事だ。・・・・・・()()()。」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

ライダーにしてもらったから、ある程度は従わないといけないんだけどさ、()()()も。

 

「・・・・・・はいね。」

 

アタシは羽丘の校長室を出て、ある場所に向かう。

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

 

 俺たちは花咲川の校長室で、羽丘の襲撃の詳細を聞いた。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・和美、あなたはしばらく学校に行かないで。」

「・・・・・・なんでだよ?」

「さっき、みんなが来る前に星導館の御堂校長から連絡があったの。『花咲川へ宣戦布告する。そして、我々からの被害を抑えたければ、グリスたちを我々に渡せ。』と。」

 

つまり、グリスたちを星導館の兵器にするってことか・・・・・・。

 

「・・・・・・!」

「和美、あなたは絶対に渡さない。」

「なんでだよ・・・!?自分の学校守るために努力しちゃいけないのか?」

「これは罠よ。」

「だったら、星導館の連中を倒すだけだ──」

「行かせない!・・・・・・あなたの母親として・・・!」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

この親子の会話には、誰も入れなかった。

 だが、その沈黙を破る爆音が聞こえてきた。

 

「なんだよ!?」

「誰かが校舎に攻撃してきたんじゃない!?」

 

〈解。校門より、星導館のガーディアンが砲撃をしています。〉

 

「・・・・・・っ!海璃、万丈、来い!」

「分かった!」

「おう!」

 

「ボクたちも行くよ!」

 

俺たちはすぐに部屋を出て、ガーディアンがいる場所に向かった。

 

 

 

 

 

─────────────────────────

 

 

 

 

 

 校門から砲撃しているガーディアンたち。だが、すぐ近くには指示している者はいない。

 そして、準備が整ったため、もう一度砲撃を放つが、

 

『ボルテックブレイク!』

『ルービウムシュート!』

 

いくつものタカっぽい銃弾(スパークリングの攻撃)岩石(ロッソの放つ銃弾)が、砲弾に当たり、相殺された。

 

「なんだよ、このガーディアンたちは!?」

「星導館のガーディアンでしょ?」

「あぁ。マークを見れば分かるけどな。」

 

クローズの問いに、ロッソとジードが答えた。

 そして、

 

「とにかく、こいつら倒すぞ!」

「おう!」

「えぇ!」

「お嬢、俺たちも!」

「あぁ・・・!」

 

羽丘組と一緒に戦いに参戦する。

 

 

 

 そして、ガーディアンたちを全て倒した時だった。

 

「何してくれてんだよ!?」

「っ!」

「誰、一体・・・?」

 

現れたのは2人の男。その者たちは、紫の銃と、ボトルのような物を取り出し、

 

『ギアエンジン!ファンキー!』

『ギアリモコン!ファンキー!』

「「潤動!!」」

『リモートコントロールギア!』

『エンジンランニングギア!』

 

歯車を付けた姿に変身した。

 

「なんだよ、あれ・・・!?」

 

〈解。ビルドシステムと同時期に作られていた『カイザーシステム』だと思われます。〉

(カイザーシステム?)

 

「俺がエンジンブロスで、兄貴がリモコンブロスだ。」

「くっ・・・!お前たちが、羽丘をーーー!!?」

「・・・・・・っ!おい!?」

「黄羽!?」

 

オウルが怒りに身を任せ、突っ込んで行った。

 

「あいつ・・・!」

「・・・・・・っ!蒼空!!」

「何っ!?・・・・・・なんだ、あいつは・・・!?」

「あぁ!?」

 

そして、ジードたちの視線の先には、ラフな格好でやって来た1人の女性。だが、その腰には私生活の中では見られない物があった。

 

「おい!あれって・・・!?」

「なんであの人がスクラッシュドライバーを!?」

「・・・・・・スタークが絡んでるんだから、スクラッシュドライバーを星導館が持っててもおかしくはないだろ・・・!」

 

そして、その女性は・・・・・・一般的には聞かない言葉を放った。

 

「・・・・・・久しぶり、()()()()。」

「・・・・・・っ!?」

「なんで葛城映司の名前を・・・・・・!?」

「さぁね~。・・・・・・アタシに勝てたら教えてあげる。」

 

すると、紫色の『クラックボトル』を取り出し、その蓋を正面にする。

 

『デンジャー!』

『クロコダイル!』

 

そのボトルをドライバーにセットし、レバーを下ろす。

 

「変身。」

『割れる!食われる!砕け散る!

 クロコダイル・イン・ローグ!オラァ!』

 

そして、女性の叫び声が聞こえ終えた時、変身が完了した。

 

「仮面ライダー、ローグ・・・・・・。」

「ローグ・・・・・・?」

「なんでその名前を・・・!?」

「さぁて、・・・・・・遊ぼうか?」

 

ローグはジードたちと、エンジンブロス・リモコンブロスはグリスたちと戦いを始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、地球・・・・・・ではない、宇宙のどこかでは。

 

「・・・・・・っ!!」

 

闇のような空間の亀裂が現れ、その中から黒い者が現れた。

 

「ふっふっふ・・・、ようやく力が回復したか・・・・・・!」

 

その者の瞳は、ジードより恐ろしい鋭い目をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ローグとブロス兄弟たちとの戦いは激しい戦いとなっていた。・・・・・・だが、花咲川・羽丘のライダーたちが劣勢だった。

 

「ぐわぁ!」

『クロコダイル!』

「っ!万丈!」

「くっ・・・!はっ!?」

『ファンキーブレイク!クロコダイル!』

「フッ!キャアアアア!!」

「ぐわぁあああ!!」

 

ローグはクローズを地に伏せ、紫色の銃(ネビュラスチームガン)に『クロコダイルクラックボトル』をセットして、銃弾を放つ。

 ロッソはすぐにクローズの前に立ち、バリアを張るが、そのバリアごと、クローズと共に吹き飛ばされてしまう。

 

「海璃!万丈!」

「・・・・・・その程度?」

「くっ!ハァアア!!」

 

ジードはスパークリングの力で拳を打ち込むが、その攻撃は効いてなかった。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

『クラックアップフィニッシュ!』

「なっ!?」

「・・・・・・ふん。」

 

ローグは両足でジードを挟み、吹き飛ばす。ただの蹴り飛ばすだけではなく、ワニのようなオーラまでも纏った一撃は変身解除させるだけの力があった。

 

「嘘だろ・・・・・・!?」

「私たちは、2人で受けたから変身解除されなかったけど、蒼空は・・・・・・!」

「くっ・・・・・・!?」

「その程度?・・・・・・ん?」

 

 

 

 

 

 ローグが見た先には、ブロス兄弟と羽丘組が戦っている場所だ。そこでは、変身解除させられた和美と黄羽、まだ変身が解けてないキャッスルがいた。

 

『ギアエンジン!』

「っ!・・・・・・お嬢・・・、逃げて・・・!」

「っ、ふざけ、ないで・・・!」

「どっちにしろ、終わりですよ。」

『ファンキーショット!ギアエンジン!』

 

リモコンブロスが銃弾をグリス目掛けて放つ。そしてその弾丸は・・・・・・

 

「うおおおおお!!」

「くっ!・・・・・・っ!?」

「っ、黄羽!!」

「ぐはっ!」

 

再びオウルに変身した黄羽が、和美の身代わりとなって受けた。

 

「おい!・・・・・・バカ野郎、なんでこんな事を・・・!?」

「・・・・・・だって、こうでもしないと、お嬢逃げてくれないでしょ・・・・・・?」

「・・・・・・聖吉さん・・・!」

「・・・・・・あ、やっぱり記憶、消えてないじゃん・・・。嘘、下手だな~・・・・・・。」

「うっさい・・・!」

 

黄羽・・・・・・いや、聖吉は、和美の腕の中で少しずつ消えつつあった。

 

「お嬢・・・・・・天国で・・・・・・青ちゃんと、見守ってますね・・・・・・。」

 

それだけ言って、聖吉は・・・・・・消滅して(死んで)しまった。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

「聖吉・・・・・・。」

 

「あっ!?」

「そんな・・・!?」

「黄羽が・・・・・・!?」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

その光景は、蒼空たちの瞳にも焼き付いていた。

 

「・・・・・・テメェ!!」『ロボットゼリー!』

「お嬢!!」

「よせ!強制解除からの再変身は危険だ!!」

「うっせぇ!!コイツらは・・・・・・オレがぶっ潰す!!変身!!」

『ロボット・イン・グリス!』

「ぐっ・・・!心火を燃やして・・・・・・ぶっ潰す!!」

 

グリスに再び変身し、痛みに耐えながらブロス兄弟に攻撃しようとした瞬間、

 

「・・・・・・っ!」

「なんだ、この感じ・・・・・・?」

「なんか、嫌な感じがする・・・・・・。」

「この気配・・・・・・まさか!?」

 

上からローグ、蒼空、クローズ、ロッソと、この4人がけが気付いた気配。その正体は、空を分厚く、黒い雷雲で覆いながら、空から降りてきた。

 

「ふん!」

「なんだ・・・・・・この嫌な気配は・・・・・・!?」

「なんで、ここに・・・・・・!?」

「貴様、何者だ?」

「ハァ・・・・・・、ハァ!!」

 

首を鳴らして、手に持っている黒い棍棒(ギガバトルナイザー)を振りかざし、ブロス兄弟に斬撃を飛ばした。

 

「ぐはっ!」「ぐわっ!」

「ふっふっふ・・・・・・。」

 

ブロス兄弟は呆気なく吹き飛ばされ、すぐには立てずにいた。黒い者は蒼空の方を向き、

 

()()よ、迎えに来た。父:ベリアルの下に来い!」

「なっ!?・・・・・・ベリアル、だと・・・!?」

 

黒い者:ベリアルは、蒼空にそう言った。

 

「ふっふっふ・・・!」

『Ready Go!』

「ん?」

「フレイムスフィアシュート!!」『フレイム フィニッシュ!』

「くっ・・・!この攻撃、懐かしいなぁ~。」

「久しぶりね、ベリアル・・・!」

 

奇襲を仕掛けたのは、ロッソだった。

 

「その声は・・・・・・ブルか。ロッソは無事か?」

「そんなの・・・・・・あんたが一番知ってるでしょ!!」

『グランド!』『ベストマッチ!』

「セレクト!!」

『ロッソ グランド!イエーイ!』

 

怒りのこもった声で、『グランドフォーム』に変身した。

 

「蒼空・・・・・・悪いけど、手は出さないで。」

「ふん、来い!」

「言われるまでもない。・・・・・・『朱菜(しゅな)』の仇は、私が討つ!!」

 

ロッソは『ルーブスラッガーロッソ』を持ち、ベリアルと戦う。

 

 

 

 

 

「くっ!・・・・・・っ!」

「退くよ。」

「何っ!?」

「あのベリアルには、勝てないからね。」

 

ローグたち星導館組はネビュラスチームガンを使ってその場を離脱した。

 

 

 

 

 

 ロッソとベリアルの戦いの中、グリスは戦う相手を見失い、今行われている戦いを見ていた。

 

「・・・・・・なんなんだよ、アイツは・・・?」

「あれは、『破壊の使者:ベリアル』でございますわ。」

「っ!?いつの間に・・・!?」

「貴方様方は休んでいてくださいませ。変身。」

 

ドライバーを装着して、グリスの横に現れた夜華は、()()ボトルで変身する。

 

『ファイア!』『パワーコード!』

『割れる!流れる!溢れ出る!パワーコード・イン・イグニス!オラァ!』

『ビートクローザー!』

 

イグニスはビートクローザーを持ち、力に特化した赤い姿:『パワーコードモード』でベリアルに挑む。

 

「ふっ!」

「くっ!・・・・・・ほぉ~、『凶刃(きょうじん)』か~。」

「その名で呼ばれるのは久しぶりですわね。ですが、あなたはもう呼べなくなりますよ。」

 

凶刃と呼ばれたイグニスは、その刃をベリアルに向ける。

 

「・・・・・・あいつが・・・!」

「蒼空!大丈夫か!?」

「あいつが・・・!!」

「あ?・・・・・・おい、蒼空?」

『ハザードオン!』

 

クローズが蒼空の下に来て心配の声をかけたが、蒼空の手には『ハザードトリガー』があった。

 

『ラビット!』『タンク!』

『スーパーベストマッチ!』

「変身・・・!!」

「あっ!?ちょまっ!?」

『アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ!』

 

クローズは危険を察知し、すぐに離れた。蒼空は『ハザードフォーム』に変身した。

 

「・・・・・・うおおおおお!!」

「おい、蒼空!!?」

 

ジードはロッソやイグニスをどかし、ベリアルとの一騎打ちに挑む。

 

「・・・!主様!?」

「蒼空!!」

「ベリアルは、俺がやる!!」

 

ハザードフォームによって力が上がってるジードだが、ベリアルはそれを素手で相手する。

 

「立派になったな~。父親として誇らしく思うぞ、息子よ!」

「くっ!俺はジードだ!その口で、俺の事を『息子』って呼ぶな!!」

「その反抗心、さすがはベリアルの遺伝子を受け継ぐ者だ!」

「うるさい!!」

『ガタガタゴットン!ズッタンズタン!』

『Ready Go!ハザードアタック!』

「ハァアアア!!」

「ぐぅ・・・!?」

「っ!ハァ──っ!?」

 

ライダーパンチを決めてすぐに、ジードにはハザードトリガーの副作用が襲ってきていた。

 ハザードトリガーの力を暴走していない状態で最大限引き出したため、今までよりも早く副作用が来てしまった。

 

「くっ!こんな、時に・・・・・・!?」

「っ!万丈、トリガーを撃って!」

「っ!?分かった!! ハァ!」

 

クローズがビームモードで撃ったため、一発はベリアルに当たり、もう一発は、ジードのハザードトリガーに()()()()()()で当たった。

 

「・・・・・・っ!仕留められないか・・・!」

「貴様ら・・・!」

「ビルドアップ!」『プリミティブ!イエーイ!』

「セレクト!」『ブル ウィンド!イエーイ!』

「っしゃぁああ!!」『アタックモード!』

「参ります・・・・・・!」『ダーク!』『スペシャルチューン!』

 

ジードは『プリミティブフォーム』に、ロッソは『ブル ウィンドフォーム』に、クローズはツインブレイカーをアタックモードに変えて、イグニスは『デコードボトル』をビートクローザーにセットして、ベリアルに挑む。

 

「ならば、これでも使うか?」

『エボルドライバー!』

 

ベリアルが取り出して巻いたのは、『ビルドドライバー』と同じ形状の赤いドライバーだった。

 

「ビルドドライバー・・・・・・じゃないよね?」

「蒼空、あのドライバーはなんだよ!?」

「俺にも分からない・・・・・・。」

「なぜ貴方がそれを持っているのですか!?」

「ストルム人・・・・・・『伏井出ケイ』に星導館へ作らせ、奪わせておいたんだ。」

 

すると、鋭い爪で器用にボトルを振り、蓋を合わせてドライバーにセットする。

 

『恐竜グリード!』『ゲムデウス!』

『エボルマッチ!』

 

そして、ドライバーを回すベリアル。その前後には、『プテラ・トリケラ・ティラノ』の力を1つにしたような怪物と、ゲームのラスボスのような怪物が現れ、

 

『Are You Ready?』

「変身。」

『キメラベロス!フッハッハッハッハッハ!』

 

ベリアルと1つになる。

 ベリアルの体をベースに、背中に赤い羽根、長い尾まで生え、爪が黒から赤く変え、本当に『キメラ』のようだった。

 

「なんだよ、あれ・・・!?」

「素晴らしい、この力・・・!さすがはボトルと『エボルト』の力だ!」

「エボルト・・・・・・?」

「・・・・・・とにかく、ここでベリアルを消しますよ!」

『クラックアップブレイク!』

『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

イグニスがドライバーのレバーを下ろし、武器のグリップを3回引っ張って、攻撃を繰り出す。

 

「ふっ!」『メガスラッシュ!』

「ふん!」

「・・・・・・っ!?そんな・・・!?」

「その程度か?・・・・・・はぁ!」

「ぐっ・・・!」

 

『パワーコードモード』で力を上げた『メガスラッシュ』でさえ受け止めたベリアルの力に驚き、吹き飛ばされるイグニス。

 

「貴様たちには用はない。消えろ。」

『Ready Go!』

「っ!お嬢!!」

「ぐっ・・・!? おい!!」

 

ベリアルは邪魔者を消そうと、グリスたちに狙いを定めながらドライバーのレバーを回す。

 キャッスルは危険を察知し、グリスを突き飛ばし、肩の装甲の盾を前に移動する。

 

『エボルテックアタック!』

「ハァアアア!!」

「ぐわぁあああ!!?」

「っ!勝さーーーん!!」

 

ベリアルが放った黒い光弾はキャッスルに直撃、キャッスルは防ぎきれずにダメージを受け、変身が解けた。

 

「ぐっ・・・! お嬢、今まで・・・・・・ありがとう、ございました・・・・・・。」

「勝さーーーん!!」

 

赤羽──『大山勝』はグリスに感謝の言葉を述べ、消滅した。残ったのは、『キャッスルボトル』と赤いドッグタグだけだった。

 

「っ!ベリアルーーー!!」

「ちょっ、蒼空!?」

 

プリミティブの状態で強化されているベリアルに挑むジード。

 

「このっ!」

「ふっ!息子よ、俺の下に来い!」

「ぐっ!は、放せ・・・!」

 

ベリアルは、そんなジードを体内に取り込む。

 

「放せ・・・!ぐわぁあああ!!」

「蒼空!!」

「テメェ!!」

『Ready Go!』『スクラップブレイク!』

 

ジードが取り込まれたという現実を知り、クローズはとっさにツインブレイカーにクローズドラゴンをセットして、ドライバーのレバーを下ろす。

 

「はぁ・・・!」

「万丈待って!!」

「あっ!?どけよ!!」

「蒼空が・・・!」

「・・・・・・っ!」

 

技を放とうとするクローズを止めるブル。その隙にベリアルが背中の羽根で飛んで行った。

 

「くっ!・・・・・・主様・・・。」

「蒼空・・・・・・!」

 

この時、ジードを失ったこの世界は絶望(ベリアル)に包まれた・・・・・・。

 

 

 

 

 




え~・・・・・・最後雑になってすんません。
とりあえず、
『ベリアル復活&強化』
『赤羽&黄羽消滅』
『蒼空がベリアルに捕まる』
『和美が大金を払おうとする』
だけ覚えていただければ・・・・・・。

今回はね、ちょっとややこしいのよ。最初はビルドの『西都宣戦布告』を少しアレンジした内容でして、後半はジードの『ベリアル登場』の内容です。

それと、ベリアルさんが変身した『キメラベロス』、アタシのイメージとしては、原作通りなんですけど、読者のイメージに任せます。なんせ、『恐竜グリード』と『ゲムデウス』だからね~。
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