BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
「・・・・・・蒼空。」
「うん?」
「前回の途中に出てきたあの人って誰?」
「え?・・・・・・あ、『ウィズ』って人?」
「うん。」
「俺が知ってると思う?」
「・・・・・・思わない。」
「だろ?じゃ、第36話どうぞ~。」
「・・・・・・まさか、そんな真実があったなんてね~。」
「そんな・・・・・・。」
「マジかよ・・・・・・。」
まさか、桐生さんたちにそんな秘密があったなんて・・・・・・。
「・・・・・・じゃ、アタシは帰るね~。じゃあね~!」
「・・・・・・ってあれ!?
音楽以外はあまり分からない私でも、これだけは分かる。今桐生さんたちが帰ってきても大きな騒動にはならないってこと。そして、彼らが・・・・・・
あの塔、『マリシャスタワー』内の情報を花咲川の校長室で、侵入したメンバーと校長に話した。
「・・・・・・そうだったのね。」
「はい。・・・・・・それに、このアイテムがあのタワーを造り上げたんだと思います。」
「それは?」
「・・・・・・あ、それって万丈に盗らせたやつ。」
「あぁ。スタークはこれに触れることであのタワーを操っていた。」
「なるほど。・・・・・・蒼空くん、それはあなたが預かっていて。」
「え?」
「こちらには『赤き鋼』も存在する。厳重に保管する物が2つもあると、さすがにね~・・・・・・。」
・・・・・・確かに。
「・・・・・・分かりました。」
「でも、今回のあなたの行動は政府の下にある学校としても容認できないよ~?」
「・・・・・・分かってます。全部俺が勝手にやったことですから。」
「そう、ね・・・・・・。危険な役回りをさせてしまってごめんなさいね。」
とりあえず、俺は校長室を後にして、nascitaに帰ることにした。
「・・・・・・あ、リサさんたちはどうする?家まで送ってくけど。」
「いえ、このままnascitaまで行きます。」
「友希那たちはまだそこにいるって連絡があったから。」
「そっか。」
「・・・・・・あれ?カズミンは?」
「夜華に頼んで家に帰らせた。・・・・・・かなりのダメージを受けてたからな。」
「見つけた・・・・・・。」
「うん?・・・・・・っ!」
俺たちの前に2人組の男が現れたが、何故かそいつらから危険な気配を察知した。・・・・・・まるで、四魔卿のような・・・?
「ベリアル様の命だ。貴様らを消し、『エボルトリガー』を回収する。」
「エボルトリガー?」
「オマエらが盗んだ黒いアイテムだヨ!」
「黒いの?・・・・・・あぁ、あれか!」
バカでも分かる説明で助かるよ・・・・・・。
「ここは私と万丈が行く。」
「っ!でもお前たちだけじゃ──」
「みんなはこの状況で必要なフォームは、強制解除の影響で変身できないでしょ?」
「・・・・・・分かった。」
「図に乗るなよ。」
「コッチだって遊びで来てねーんだヨ!」
俺は紗夜さんとリサさんと共に少し後ろに下がった。・・・・・・ロイヤルメガマスターがあっても、今は体に残ってるダメージでどれだけ本調子が出せれるか分かんないしな。
「ふん。」
「オレたちに勝とうなんて、ジョークもその辺にしろヨ。行くぞ、
「分かってる、
すると、『イル・イマージョ』と呼ばれた方は紗夜さんも使っていた『戦極ドライバー』を、『マグナマイザー』と呼ばれた方は見たことないドライバーを取り出し、腰に巻いた。
『ブラッドオレンジ!』『ザクロ!』
「ヘンシン。」
『『ロックオン!』』『ソイヤ!』
『ブラッドザクロアームズ!狂い咲き・サクリファイス!』
『ブラッドオレンジアームズ!邪ノ道・オン・ステージ!』
『フォースライザー!』
『ポイズン!』
「変身。」
『フォースライズ!
スティングスコーピオン!Break Down!』
片方は左右非対称の戦極ドライバーで変身する赤い装甲のライダーと、全身紫のいかにも『悪』って感じのライダーに変わった。
「行くよ。」
『極クリスタル!』
「おう!」
『ボトルバーン!』
「「変身!」」
『極ルーブ!イエイ!イエーイ!』
『クローズマグマ!
アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』
対する正義のヒーロー(?)チームは、ルーブとクローズマグマが対抗する。
「行くぜ!」
「オッケー!」
「さ~てオマエら、死ぬ覚悟は出来てんだナ!」
「貴様らは、滅びゆく定め・・・・・・。」
『アローライズ!』
俺たちが見守る中、タワーでの戦いの延長戦が始まった。
ルーブとクローズが戦いを始めた頃、そこから少し離れた場所には2人の男女がいた。その2人は少し前にスタークと話していた『ウィズ』と名乗る者と指輪をはめた者だった。
「あのグループの、変身していない男子を守るんだっけ?」
「そ。アイツがこの戦いを終わらせるカギだからね。」
「・・・・・・これで、ベリアルの下で過ごさなくて済むんだね?」
「アレ?寂しいの?」
「いや、逆に嬉しく思うんだ。ようやくの出番で、人々の希望になれるんだから。」
「ソダネー。」
「君こそ、彼が『重要人物』って言われてなんとも思わなかったのかい?」
「う~ん・・・・・・思う所はあったよ。でも、記憶がないんじゃ、アタシを見てもね~・・・・・・。」
ウィズの目は、少し遠くを見ていた。
「・・・・・・とにかく!アタシたちはあの紫の方をやるよ!」
「・・・・・・分かった。」
そして場面は戻り、クローズたちの戦闘シーン。
「オリャア!」
「ッ!・・・・・・こんなものか。」
「なっ!?ぐわぁ!」
「万丈!」
「よそ見はすんナ!」
「きゃっ!」
「うっ・・・・・・いくら見たことあるライダーシステムでも、錠前2つは初めてだよ・・・!」
「こっちなんか、知らねぇのだから戦いずれぇよ・・・!」
2人が愚痴を言ってる間でも、敵は待ってくれなかった。
「そんな雑談してていいのかナ~?」
『ロックオン・・・!』
セイヴァーは黒い弓矢:『セイヴァーアロー』に『ザクロロックシード』をセットした。
「貴様らが、我々に勝てる訳がない。」
『ストロング!』
『Progrise key comfirmed.Ready to utilize.』
『Hercules Beetle's Ability.』
「ヤバッ!?」
「ぐっ・・・!?」
「ハァ!」『ザクロチャージ!』
「ふっ。」『アメイジング カバンシュート!』
「ぐわぁあああ!!」
「うわぁあああ!!」
2つの矢が2人を襲い、変身解除までには至らなかったが、地に伏せてしまった。
「亡き者となれ。」
「万丈!海璃!」
滅がもう一発放とうとした時、蒼空たちの後ろから幾つもの弾丸が飛んできて、その矢は放たれなかった。
「っ!?」
「グッ!?・・・・・・オイオイ、どういうつもりダ?お二人さんヨ~?」
「我々を・・・・・・ベリアル様を裏切るのか?」
「え?・・・・・・誰だ?」
「あの人・・・・・・確か・・・・・・。」
「え?紗夜、知り合い?」
「無理やり学校から引っこ抜いといて、よく言うわ~。」
『ショットライザー!』
「それに、僕たちはあなたたちの仲間じゃない。」
『ドライバーオン プリーズ!』
「あれって魔法使い!?」
「それに、銃がドライバーって・・・・・・?」
男の方は赤色の顔っぽいデザインの指輪を左手の中指にはめて、ドライバーの手の向きを変える。・・・・・・だが、その横で
「ふん!ぐぬぬ・・・・・・ダァ!」メキメキ…パカッ
「・・・・・・雰囲気壊れるから、それどうにかならない?」
『シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!──』
「アンタのドライバーの音声よりかはマシだよ!」
『バレット!』『オーソライズ!』
『Kamen Rider.Kamen Rider.──』
「「変身!」」
『フレイム プリーズ! ヒーヒー ヒーヒーヒー!』
『ショットライズ!』
「ハァ!!」
『シューティングウルフ! The elevation increases as the bullet is fired.』
『雰囲気を壊す変身音』対『雰囲気を壊す変身方法』の勝負なんてどうでもいいが、2人は『仮面ライダーウィザード』と『仮面ライダーバルカン』に変身し、滅に向かって走りだした。
「アタシたちは紫の方を相手するから──」
「君たちはアーマードライダーを頼む!」
「お、おう!」
「ま、2人ならなんとかなりそうだね!」
クローズとルーブはセイヴァーに戦いを挑む。
「2対1なら勝てると思ってんのカ!?」
「このフォームならね!!」
「グッ!?」
「万丈!」
「おう!力が漲る!魂が燃える!!」
「グフッ!?」
「俺のマグマが・・・・・・迸る!!」
「グワッ!」
決め台詞を言いながらセイヴァーを圧倒するクローズ。そんなクローズはドライバーからナックルを抜き、ボトルを一度抜いて再セットする。
『ボトルバーン!』
「もう誰にも・・・・・・止められねぇ!!」
「そう来なくっちゃ!」
ルーブはウィンドボトルの力が宿るクリスタルを取り出し、2本の角を展開させてルーブコウリンにセットする。
『ウィンドクリスタル!』
「万丈、この風に乗って!ウィンド ボルテックバスター!」
「おぉ!!」
ルーブコウリンから放たれたもの凄い風に乗って、クローズはセイヴァーにナックルからの強力な一撃を放った。
「おりゃあああ!!」
『ボルケニックナックル!アチャー!』
「グハァ!!・・・・・・覚えてろ・・・!!」
「おととい来やがれ!」
「乗らなくていいよ・・・・・・。」
なんとかセイヴァーを退けた2人。だが、滅と2人のライダーはまだ終わってなかった。
『フレイム ドラゴン! ボーボー ボーボーボー!』
「ふっ!」
敵の強さを知ったからか、ウィザードは強化形態の『フレイムドラゴンスタイル』にフォームチェンジした。
「これならどうだい?」
『キャモナ・スラッシュ・シェイクハンズ!』
『エクステンド プリーズ!』
ウィザードは
「よっと!ふっ!はっ!」
「っ!」
「だったらコッチも!」『ショットガンライズ!』
『リボルバー!』
ウィザードが滅を押している合間にバルカンは
『Progrise key comfirmed.Ready to utilize.』
『チャージライズ!』『フルチャージ!』
さらに『アタッシュショットガン』をアタッシュモードに戻し、再度ショットガンモードに変形させて強力な一発を放つ。
「行っけー!」
『ガトリング カバンバスター!』
「っ!ぐっ・・・!?なら・・・・・・。」
『ストロング!』
『Hercules Beetle's Ability.』
「っ!」
『ディフェンド プリーズ!』
「あ!魔法使い様、よろしく!」
『パワー!』
『Progrise key comfirmed.Ready to utilize.』
「えっ!?ちょっと!」
滅が『アタッシュアロー』から再び技を発動とする。それを察したウィザードは防御の魔法を使う。バルカンはそんなウィザードの後ろに隠れて『アタッシュショットガン』に
「フッ。」
『アメイジング カバンシュート!』
「ったく・・・・・・はぁ!!」
「おっ!さっすが魔法使い様~!よっと!」
攻撃を防いだウィザードを飛び越え、バルカンは滅に狙いを定める。
「これでも食らっとけ!」
『パンチング カバンショット!』
「うわっ!?」
「ぐっ!?・・・・・・貴様ら・・・!」
「・・・・・・大丈夫?」
「なんとかね~。威力強すぎでしょ?」
「とりあえず行くよ。」
『ルパッチマジックタッチゴー!』
『チョーイイネ!スペシャル!サイコー!』
「オッケー!」
『バレット!』
台詞だけで察するような光景が起きているが、ウィザードとバルカンはそれぞれのフォームの必殺技を発動させる。まずは、バルカンが4つ狼の頭の形をしたエネルギー弾を放ち、滅を捕らえる。その後、ウィザードが上に上がり、胸から飛び出したドラゴンの顔から炎を放つ。それに合わせるようにバルカンはトドメの一撃を放つ。
「フィナーレだ。ふっ!」
「ハァ!!」
『シューティングブラスト!』
「ぐわっ!」
「これで退いてくれる気になった?」
「アタシとしては完膚なきまでに叩き潰す気になれるけど?」
「・・・・・・いいだろう。」
変身解除されていない滅はそのまま立ち去っていった。
「・・・・・・じゃあ、アタシはこれで。」
「ちょっと待ってくれ!」
「え?・・・・・・何かしら?」
「お前、そのライダーシステムをどこで手に入れた?」
すぐさま立ち去ろうとするバルカンを呼び止める蒼空。そんな蒼空は、見たことなかったライダーシステムの事を問い詰めようとした。
「ん~・・・・・・アンタなら分かるんじゃない?葛城映司くん?」
「っ!?」
「なんで、蒼空の正体を・・・・・・!?」
「さぁね~。じゃ!」
バルカンはノリの良い感じで立ち去った。
ったく、あのライダーは一体何なんだ?・・・・・・それより、
「あの・・・・・・なんであなたはついてくるんですか?」
「え?・・・・・・あ、僕はこのままついていこうと思っていたので。ダメ、ですか?」
「いや、男が男にウルウルって感じで言っても『気持ち悪い』としか思わないけど・・・・・・別に構わないぞ。」
「あはは・・・・・・、どうも。」
この魔法使いは一体何なんだよ・・・・・・。
「ただいま~。」
「・・・・・・あ、おかえり。」
「腹減った~。カップ麵あったっけ?」
「・・・・・・なぁ、灯りも付けないでどうかした?」
「えっと・・・・・・。」
うん?なんか、燐子がうちのパソコン持ってきたけど・・・・・・何?
「さっき・・・・・・ローグの人が、来たの・・・・・・。」
「ローグが・・・!?」
「そうだよ~!」
「それに、アイツが信じらんねぇデータを残していったんだよ・・・・・・!」
「データ?」
「これです・・・・・・。」
あこと有咲も来たけど、とりあえず燐子が見せてきたパソコンの画面を見る。でも、その内容は俺にとっても信じられない事実だった。俺だけじゃない、万丈と海璃、さらに夜華にとっても・・・・・・。
「蒼空~、カップ麵食う~?」
「う~ん・・・・・・万丈お前人間じゃないって。」
「ちょまっ!?」
「はっ!?・・・・・・アッチ!熱っ!?」
あ、ごめん。お湯かかったか?
さてと、紫音にもあのデータを拾わせるようにしたし、堂々とプログライズシステムも見せたから・・・・・・
「次は、アイツをどうにかしないとだね~。・・・・・・うん?」
ハードガーディアンか・・・・・・。多分、ベリアルかな~?ま、いいや。
『ショットライザー!』
「とりあえず、破壊しときゃいっか!」
『アサルトバレット!』
「ぐぬぬ・・・・・・やっぱ、硬い・・・・・・!?」メキメキ
ホント、なんでロックしてくれんのよーーー!!
「ぐぬぬ・・・・・・ハァ!!はぁ・・・、はぁ・・・、よっと!」
『オーバーライズ!』
『Kamen Rider.Kamen Rider.』
「変身!」
『ショットライズ!』『Ready Go!』
「フッ・・・・・・ハァ!!」
『アサルトウルフ! No chance of surviving.』
変身するのに体力がいるライダーって何なのよ・・・・・・。
「ま、考えたってしょうがないか。まずは・・・・・・このポンコツロボット共をぶっ潰す!!」
では、かなり銃声響いたりするけど、近所の方々許してね~。
「どどどどういう事だよ!?俺が人間じゃないって!?」
「思い当たる節はある。」
「あぁ!?」
「この、黒いアイテム・・・・・・スタークが触れることであのタワーの構造を変えていたアイテムだ。お前が触れた時、その力が発動された。・・・・・・あれはスタークと同じ力だ。」
蒼空、なんで急にそんな事・・・・・・って、まさかあのパソコンに、
「ちょちょちょっ!?だ、だったら!俺も、人体実験の時にその力を得たんじゃ──」
「それはない。俺と海璃、それに夜華もそうなんだから。」
・・・・・・やっぱり。
「俺が幼い頃にお前たちに会って、無意識にお前たちに人外の遺伝子を渡していた。それが月日を得て、ビルドシステムの影響で活性化した。万丈はその中でも感情の高ぶりがとても強く──」
さすがに、その『遺伝子』が何なのかは書いてなかったの・・・・・・かな?って、万丈?
「俺たちの中で1番早くハザードレベル5.0に達成──イッタ~!」
「何言ってんのかサッパリ分かんねぇよ・・・・・・。」
「龍くん!」
混乱してるだろう万丈は、nascitaを出て行ってしまった。
「・・・・・・俺のせいで、皆に
「そうね。でも、私はそれでも──って、今なんて・・・・・・!?」
「・・・・・・ここに書いてあるんだ、『葛城映司の体内には《全てを支配する魔王因子》が存在する』って。」
「そ、そう・・・・・・。」
「・・・・・・知ってたのか?俺の・・・・・・魔王因子の事を。」
・・・・・・嘘をつく方が、難しいかな。
「・・・・・・えぇ。でも、私も夜華さんに聞いたんだけどね。」
「そっか・・・。」
それより、今は万丈かな・・・・・・?
はい、狼(ウルフ)が2つ出ました。・・・・・・ロックは原作通りです。
あとね~、もう1つ出さなきゃいけない設定があるんねんけど・・・・・・いつ出そうかな~?ってかどう出そうかな~?