BanG Dream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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「仮面ライダージードで天っ才頭脳を持つ桐生蒼空は、スマッシュと呼ばれる怪物からリトルスター所持者を守っていた。そんな中、新たなリトルスターのボトルを手に入れた蒼空は『仮面ライダージード ソリッドバーニングフォーム』となりリトルスター所持者だった山吹純を救ったのだった。」
「ね、ねぇ・・・、改めて確認なんだけど、あのライダーは蒼空君なんだよね?」
「俺が変身したの見たでしょ?」
「見たけど・・・・・・実感わかなくて。」
「・・・・・・分かる。そんじゃ、どうなる第4話!?」







第4話 衝撃のWライダー

新しいリトルスターのボトルを計4本手に入れて数日、今日の朝はのんびりと過ごせる。だから、

 

 

「さて、そろそろ聞こうかな?・・・・・・俺の正体を知ってここに来たんだろ?」

「その事だけど・・・・・・コーヒーでも飲みながら話そうよ。はい、どうぞ。」

「どうも。・・・・・・って、俺の家だよ!!」

「淹れたのはわたくしですが。」

 

 

初っ端からなんの茶番劇を見せてんだろうな、俺たちは。

 

 

「う~ん、でも確かに蒼空のことは知ってたよ。ジードのことも、()()()()()()ってことも。」

「へぇ~。・・・・・・うん?幼馴染?」

「そだよー。ちなみに、夜華も知ってるよー。」

「マジで!?」

「黙っていて申し訳ありません。」

「マジか~!!記憶無いんだからそういうの止めてよ!!」

 

 

まさか海璃と知り合い・・・・・・どころか幼馴染だったとはな・・・。

 

 

「じゃ、昔の俺も、・・・・・・。」

「・・・・・・ん?どしたの?」

「・・・・・・夜華、店の準備よろしく。」

「かしこまりました。」

「え!?もしかしてスマッシュ!?ちょっと待ってよ!?」

 

 

うるさい海璃を置いといて、気配がする場所へ向かうためにバイクに乗ろうとする。

 

 

『ビルドチェンジ!』

 

「主様。」

「ん?」

「こちらを。朝ポストに入っていたので。」

「おっと!ってボトルじゃん!」

 

 

ゴリラにダイヤモンド、ハリネズミか。でも、なんでポストに・・・?

 

 

「ま、いっか。行ってくる。」

 

 

海璃をほったらかして現場(?)に向かう。

 

 だけど、この時知らなかった。海璃が何で現場に向かっていたのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 場所は変わって、花咲川女子学園の近くの公園。

 

 

「「「きゃあああ!!」」」

 

 

周りの木々等に銃弾が沢山当たっていた。

 

 

「スマッシュ!!」

「え!?香澄、なんでその事を!?」

「いいから!早く逃げるぞ!!」

 

 

逃げようとする香澄と沙綾、そして、市ヶ谷有咲(いちがやありさ)の3人に、スマッシュが右腕に付いてるガトリング砲を向けた。

 

 

「・・・・・・あ!」

 

 

そのガトリング砲から銃弾が放たれ—————

 

 

「・・・・・・ん?」

「・・・・・・何も、来ない?」

 

 

ることは無かった。何故なら、スマッシュは地面に倒れていたからだ。

 

 

「・・・・・・ふぅ。大丈夫?って香澄に沙綾かよ・・・。」

「あ!蒼空君!」

「香澄とも知り合いだったんだ・・・・・・。」

「とりあえず、そこの金髪連れて逃げるか隠れてろ。」

 

 

バイクでスマッシュを吹き飛ばした蒼空は、香澄たちにそう告げると、バイクから降りてドライバーを巻く。

 

 

「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ!」

 

『ジード!』『スペシウム!』『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

「決めるぜ、覚悟!変身!」

 

『覚悟のスペシウムジード!プリミティブ!イエーイ!』

 

「さて!」

 

〈告。先程のセリフ『決めるぜ、覚悟!』はいらないと思います。〉

 

「・・・・・・行くか!」

 

 

 大賢者のコメントを頑張って無視してスマッシュに立ち向かう。近接戦ではジードの方が優勢だった。が、

 

 

「ぐっ!・・・・・・弾多すぎだろ!?」

 

〈解。スマッシュの性質上『ガトリングスマッシュ』と推測されます。〉

(だろうな・・・。)

 

 

ジードがしばらく考えると、ある案が思い浮かぶ。

 

 

「・・・・・・そうだ!これなら!」

 

『ラビット!』『ダイヤモンド!』

 

『Are You Ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

 

ジードはラビットダイヤモンドフォームにフォームチェンジした。

 

 

「ふっ!よっと!」

 

 

ダイヤモンドの腕で銃弾を防ぎつつ、ドリルクラッシャー銃モードで反撃する。

 

 

「これならイケる!」

 

 

ドリルクラッシャーのモードを切り替え、攻撃する。

 

 

「よっと!ハァ!」

 

 

近接に弱いガトリングスマッシュにドリルクラッシャーを使い、ダイヤモンドで銃弾を防ぎつつ攻撃し続ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなジードの戦いを見ているのが、2人・・・・・・。

 

 

「・・・・・・あれがジードか。スターク、スマッシュをさらに出せ。」

「はいよ。」

 

 

スタークは赤い銃を取り出し、2本のボトルをスマッシュ化する。

 

 

『海賊!』

『リアライズ!海賊!」

 

「それと、」

 

『コミック!』

『リアライズ!コミック!』

 

「さて、・・・・・・どうするかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガトリングスマッシュと対峙するジードはすぐに別の気配に気付いた。

 

 

「ハッ!・・・・・・っ!?なんで!?」

 

 

突如現れた2体のスマッシュとも対峙するも、前回のダークロプスゼロの時と違い別々のタイプのスマッシュが相手のせいか劣勢を強いられる。

 

 

「くっ!・・・・・・マズイなぁ・・・。」

 

 

そんな時、香澄たちの方からバイクのエンジン音がしてきた。

 

 

「・・・?」

「ふぅ・・・、お待たせ、蒼空!」

「え!?海璃さん!?」

「鳥羽さん!?」

「あ、市ヶ谷さん。どうも~。」

 

 

銀色のバイクに乗ってきた、花咲川女子学園の制服姿の海璃だった。

 

 

「お前、バイクあるのかよ!?」

「当たり前でしょ!だって私・・・・・・()()()()()()なんだし!」

 

 

そう言って取り出したのは、『ビルドドライバー』と『2本の赤いフルボトル』だった。

 

 

「なんで海璃がドライバーを!?」

「蒼空君と同じドライバー!」

 

 

海璃がドライバーを腰に巻く。

 

 

『ロッソ!』『フレイム!』『ベストマッチ!』

 

 

海璃がドライバーにボトルをセットしてレバーを回すと、海璃の足元から赤い炎が海璃を囲むように現れた。

 

 

『Are You Ready?』

 

「変身!」

 

 

炎は海璃を包み、炎が消える頃には()()()()()()()()()()()()()が、そこにいた。

 

 

『紅蓮の炎!ロッソ フレイム!イエーイ!』

 

「アイツ、あの時の・・・!?」

「あれは・・・・・・!?」

「・・・・・・ロッソ。」

 

「仮面ライダー・・・・・・ロッソ。」

 

 

名前を言うと共に構えるロッソ。

 

 

「お前があの時のライダーだったんだ・・・・・・。」

「まぁね。とにかく行くよ!」

 

 

ロッソは頭部の角に手を添えると、角が光り、光が両手に宿る。その光は刃へとなり・・・。

 

 

「ルーブスラッガーロッソ!」

「ウソ・・・、角から武器が!?」

「いいから!」

 

 

ロッソは武器を構え、海賊スマッシュと忍者スマッシュと対峙する。ジードは改めてガトリングスマッシュと戦う。

 

 

「ハッ!」

 

「オリャアアア!!」

 

「ん?」

 

 

ふと別の場所から聞こえてきた声の方を見ると、1人の男子生徒が()()()()に襲われていた。

 

 

「アイツ、なんでライダーに!?」

「蒼空!!」

「なんだよ沙綾、こんな時に!?」

「あのライダー、花咲川でよく見るライダーだよ!!」

「は!?・・・・・・じゃあなんで!?」

 

 

その疑問は、大賢者でも花咲川の生徒でもない者が答えてくれた。

 

 

「そいつにはネビュラガスが投与されてる。」

「っ!スターク!!」

「早くそのスマッシュを倒して、『万丈龍哉(ばんじょうりゅうや)』を助けないとそっちが先に死ぬぞ。」

「何っ!?」

「だが、あのライダーを倒して変身解除すれば、あのライダーの命も無いがな。」

「っ!?・・・・・・スターク・・・!!」

 

〈告。まずはスマッシュを倒してください。〉

(・・・・・・分かってる!)

 

 

ジードは大賢者からの提案で、あるフォームで倒すことにした。

 

 

『ゴリラ!』『ベストマッチ!』

 

「・・・・・・大賢者さんがネタバレしてくれたから、喜びが半減だ。」

 

『Are You Ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

『輝きのデストロイヤー!ゴリラモンド!イエーイ!』

 

 

 ジードは『ゴリラモンドフォーム』に姿を変えた。

 

 ガトリングスマッシュが銃弾をジードに向け乱射するが、ジードは左手を突き出して銃弾をダイヤモンドに変換する。

 

 

『Ready Go!ボルテックフィニッシュ!』

 

「はぁ・・・、ハァァ!!」『イエーイ!』

 

 

ある程度大きく作ったダイヤモンドを右腕のゴリラの力で壊しつつ、ダイヤモンドの欠片をスマッシュに飛ばす。強度の強いダイヤモンドの欠片を何度も受けたガトリングスマッシュはダメージが溜まりすぎ、爆発して消滅した。

 

 そして、スマッシュが消滅したことによってボトルがジードの下に飛んできて、ジードはそれをキャッチする。

 

 

「よっと!・・・・・・よし!。ビルドアップ!」

 

『ラビットタンク!イエーイ!』

 

「ハァ!・・・・・・隠れてろ!!」

「あぁ!?何がどうなってんだよ!?」

「いいから、早く!!」

「龍君!こっち!それと、久しぶり!!」

「え!?香澄!?」

「くっ!・・・・・・え!?知り合いなの!?」

 

 

万丈龍哉は香澄たちの下に向かう。ジードはドリルクラッシャーでネビュラガスによって暴走してるライダーと対峙する。

 

 

「・・・・・・さて、どうすっかな・・・、危ね!」

 

〈解。量産型戦極ドライバーで変身した『黒影トルーパー』が『オレンジロックシード』で変身した姿です。〉

(いやいや!あのライダーの情報は聞いてないよ!対処法を教えてよ!)

〈・・・・・・・・・・・・。〉

(黙りやがった。)

 

「方法ならあるぞ。」

「!?」

 

 

ジードが悩んでいる時にスタークが声をかけた。

 

 

「ヒントをやろう。『俺のプレゼント』だ。」

「プレゼント?・・・・・・あのボトルか!」

「上手く使えよ。じゃあな~。」

 

 

スタークはどこかに行ってしまった。

 

 

「っ!・・・・・・アイツの言いなりってのは癪だけど、仕方ない。」

 

『ナイト!』『ムーン!』『ベストマッチ!』

 

『Are You Ready?』

 

「ビルドアップ!」

 

 

 

ジードの前後には青色の戦士『ウルトラマンヒカリ』と『ウルトラマンコスモス』が現れ、ジードに重なり青色のジードが現れる。

 

 

『衝撃のムーンナイト!アクロスマッシャー!イエーイ!』

 

「はぁ・・・。」

 

 

ジードは『アクロスマッシャーフォーム』になると、すぐさまに暴走している黒影トルーパーに技を仕掛ける。

 

 

「アトモス・・・・・・インパクト!!」

 

 

ジードは腕を十字に組み光線を放つが、今までの光線とは違い、相手を吹き飛ばすだけの衝撃波だった。

 

 

「ウゥゥ・・・、ウオオオオ!!!」

 

 

吹き飛ばされた黒影トルーパーはオレンジアームズの武器『大橙丸』を構えてジードに攻める。対するジードは、

 

 

「スマッシュビームブレード!」

 

 

手首辺りから光の刃を出し、高速で黒影トルーパーに近付き、大橙丸ごと斬った。その結果は、大橙丸は真っ二つ、黒影トルーパーにはそこそこのダメージを与えた。

 

 

「そろそろ楽にしてやらないとな。」

 

 

振り向き、腕を体の前でクロスして数回腕を回しながら上に、そして大きく腕を広げて胸の前にエネルギーを溜める。

 

 

「スマッシュムーンヒーリング。」

 

 

胸の前に溜めたエネルギーを腕で押し出すように黒影トルーパーに放つ。その技は攻撃技では無く癒しの技なため、黒影トルーパーは落ち着いた。そして、体からガスのような物が抜けていって、変身が解けた。

 

 

「ふぅ・・・。」

「うっ、ここは・・・・・・?」

 

(生徒だったんだ・・・・・・。)

 

「君、早く逃げて!」

「え?・・・・・・は、はい!」

 

 

ジードは被害者の女子生徒を逃がすと、まだ戦っているスマッシュたちの方を向く。

 

 

(大賢者さん、俺にもあんな感じで武器って出せる?)

〈解。現在ジード専用武器『ジードクロー』を生成するだけのレベルに達しています。生成方法はこちらです。〉

 

「・・・・・・なるほど。」

 

 

ジードは右手を前に突き出し、名前を叫ぶ。

 

 

「ジードクロー!!」

 

 

すると、右手に青を基調とした2本の刃が目立つ武器『ジードクロー』が現れた。

 

 

「おおー!・・・・・・今の自分を飛び越える!」

 

 

ジードは持ち手部分にあるトリガーを1回握り、ジードクローの刃を1回転させる。そして、クローの中心部分の赤いボタンを押して、

 

 

「ハァ・・・・・・、クローカッティング!」

 

 

クローの刃部分と同じエネルギーの塊をコミックスマッシュに飛ばす。

 

 

「ハァ・・・・・・、フッ!」

 

 

ジードはアクロスマッシャーフォームの戦法である高速移動を使い、コミックスマッシュを何度もすれ違いながら斬りつける。

 

 

「ハァ!!・・・・・・流石蒼空!負けてられないね!」

 

 

ロッソはルーブスラッガーを上空へ投げて、()()()()()()()()()2()()()()()()()()()()()()2()()()()()()()()

 

 

\シャカシャカ・・・・・・/

 

「それじゃ、こっちで決めますか!」

 

『ブル!』『アクア!』『ベストマッチ!』

 

「ハッ!・・・・・・ん?」

 

 

ドライバーのレバーを回しているロッソの周りには、大量の水が出てきていた。

 

 

『Are You Ready?』

 

「セレクト。」

 

『紺碧の海!ブル アクア!イエーイ!』

 

「ウソ・・・!?一本角の青色になった・・・!?」

 

 

ロッソ改め『仮面ライダーブル アクアフォーム』になった。ブルは変身完了と同時に落ちてきたルーブスラッガーを手に取り、それを合体させた。

 

 

「ルーブスラッガーブル!」

「そっちも!?」

「蒼空!一気に決めるよ!」

「お、おお!!」

 

〈ジードクローの真ん中のシフトスイッチを押し、トリガーを3回握ってください。〉

 

「・・・・・・こうか?」

 

『シフト・イントゥ・マキシマム!』

 

 

真ん中のスイッチを押すと、ジードクローの刃が左右に開く。そのまま大賢者に言われた通り3回グリップを握り、赤いボタンを押した。

 

 

「セレクト、クリスタル!」

 

『ウルトラセブン!』

 

「これでフィナーレよ!」

 

 

ブルもルーブスラッガーに丸い物体『ルーブクリスタル』をセットして、必殺技を放つ。

 

 

「ハァ・・・、ディフュージョンシャワー!」

「ワイドショットスラッガー!」

 

 

ジードはコミックスマッシュに、ブルは海賊スマッシュに技を放ち、倒す。

 

 

「よし、コミックに海賊ボトル、ゲット!」

「・・・・・・あれ?コウモリ男がいない。」

「え?そういやいないな・・・。」

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

俺と海璃は変身を・・・・・・解かずに香澄たちを見る。

 

 

「さて、どうしたものか・・・?」

 

 

問題なのは、香澄と幼なじみと言う万丈龍哉だ。ボロボロの制服姿ってことは、なんかあったんだろうなぁ・・・。

 

 

「彼、学校での立場を悪くさせられて、終いには()()()()()の男たちに()()()()させられたみたい。」

「ガスマスク・・・・・・、人体実験・・・・・・!?」

「・・・・・・それって・・・!?」

 

「万丈龍哉!!」

 

「ん?」

 

 

誰かが叫んだからその声のする方を見ると、どっかの教師たちと護衛ロボット『ガーディアン』たちがいた。

 

 

「学校に戻るぞ!」

「嫌だ!!俺は戻らない!!」

「・・・・・・。」

「戻ったら、また奴らに何かされる!!」

 

 

万丈龍哉はさらに言葉を続けた。

 

 

「俺はバカだよ・・・。でも、誰かを傷つけたりする程バカじゃないんだよ・・・・・・。」

「・・・・・・。」

「なんで、誰も信じてくれないんだよ・・・・・・。」

「龍君!私は信じてるよ!」

 

 

万丈を捕らえようと、ガーディアンがこっちに来た。

 

 

「・・・・・・はぁ~!最悪だ!」

「・・・・・・?」

「俺は今日という日をきっと後悔するだろう。」

 

『ビルドチェンジ!』

 

 

俺はビルドフォンにライオンボトルをセットしてマシンビルダーに変化させた。

 

 

『プリミティブ!イエーイ!』

 

「乗れ。」

「・・・・・・???」

「・・・・・・ん?乗れよ!!」バンバンバン

「っ!」

 

 

俺はマシンビルダーから出したヘルメットを万丈に投げ渡し、俺の後ろに乗せる。

 

 

「あちゃ~・・・。」

「何がどうなってんだよ!?」

「・・・・・・どうしよう?」

「私の後ろに隠れてて。」

 

 

海璃はアクアの力で周りに水をまき散らして香澄たちと共に姿を消した。

 

 俺は俺で、万丈を連れて逃走した。原作とは違い、すぐに巻けた。

 

 

 

 

 

 バイクで自宅に向かっている途中、変身を・・・・・・もちろん解いた。

 

 

「・・・・・・なぁ、なんで助けた?」

「・・・・・・俺はお前を信じた。ただそれだけだ。」

「っ・・・・・・。」

「本当のバカは自分のことをバカって言わないんだよ。」

 

 

俺はこの雰囲気にあった言葉をさらに言う。

 

 

「ズボンのチャックは全開だけどな。」

「え!?マジか!?いつから!?」

「俺がお前を見た時から。」

「・・・・・・そんな前!?なんで言ってくんないんだよ!?」

「どのタイミングで言うんだよ。自分で気付け、バーカ!」

「バカってなんだよ!?今バカじゃねぇって言ったよな!?」

「うおっ!?お前揺らすなよ!このバカが!」

 

 

俺は筋肉バカ(万丈龍哉)に揺らされながら、帰宅した。

 

 

 

 

 




いかがでしたか?

筋肉バカこと万丈龍哉がご登場!そして、武器を使うボトルをいくつもゲットしたけど・・・・・・、そのベストマッチはいつゲット出来るのやら。

それと、さらっとリメイク前で中盤に出た『仮面ライダーロッソ』と『ブル』という名のライダー。『ウルトラマンロッソ』と『ブル』のライダー版です。


それでは、また次回!

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