BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
「更なる力を手に入れたベリアルは、この世界を破壊するために動き出した。葛城映司の記憶を取り戻した仮面ライダージードの桐生蒼空は、ベリアルの野望を阻止するべく、ジーニアスボトルの力を使ってベリアルが送り込むスマッシュたちを倒していく。」
「ねぇ、なんでボク出たのに出番あんだけだったの?」
「今回は原作並みに出番あるから安心しろって。」
「しゃーないな~。」
「チョロ。それじゃ、第40話どうぞ!」
オウルロストスマッシュに変身してしまった白鷺千聖を元に戻すために戦っている
「ぐっ!・・・・・・これじゃあ、成分を中和出来ない・・・!」
「どうするんだよ・・・!?」
「ふっふっふ──ぐっ!・・・・・・誰だ?」
「アタシだよ!」
「ウィズ!?」
「ウィズさん!?」
ベリアルに弾丸を撃ち込んだのは、ショットライザーを構えるウィズだった。その隣にはスクラッシュドライバーを装着している和美、その後ろには千聖以外のパスパレの4人がいた。
「蒼空兄、ボクたちが滅をなんとかするよ!!」
『ロボットゼリー!』
「Youたちはベリアルと、そのスマッシュをなんとかしなよ!」
『ランペイジバレット!』
「・・・・・・そんくらいは出来るよね?」
「当たり、前だ・・・!」
「僕だって、倒れてるだけじゃないから・・・!」
「じゃあ、ヨロ~!」
『オールライズ!』
ウィズは気の抜けた言葉を送った後、和美と共に変身した。
「「変身!」」
『フルショットライズ!
Gathering Round! ランペイジガトリング!』
『ロボット・イン・グリス!ブラァ!』
「行くよ、カズミン。」
「あぁ!心火を燃やして・・・・・・」
「アンタたちは・・・・・・」
「「ぶっ潰す!・・・・・・うん?」」
決め台詞がほぼ同じせいか、最後だけ揃った。
「滅ぶのは、貴様らだ。」
「やれるもんなら・・・・・・」
「やってみやがれ、ゴラァ!」
アタッシュアローを構える滅に、素手のグリスとショットライザーを構えるバルカンが挑む。
「蒼空君!」
「何?」
「千聖のこと、任せるよ。」
「・・・・・・分かった。でも、ベリアルはどうするんだ?」
「なんとかする!」
『ルパッチマジックタッチゴー!』
ウィザードは立ち上がり、右手に着けた指輪をドライバーにかざして、魔法を使う。
『コネクト プリーズ!』
「ふっ。」
『ドラゴタイム!』
「え?何、そのアイテム?」
取り出したのは、時計のような形のアイテムだった。ウィザードはそれを右手に着けて、針を赤いゲージの中心に合わせた。
『セットアップ!』
「さぁ・・・・・・ショータイムだ。」
『スタート!』
時計のようなアイテム:『ドラゴタイマー』のボタンを押したウィザードは、地面に転がっているウィザーソードガンを持ち、ベリアルに挑む。
「あ、俺も!」
少し出遅れたジードは、高速移動でスマッシュに近付き、ベリアルと距離を置いた位置で戦い始める。
「フッ!ハァ!」
「くっ!」『ウォータードラゴン!』
「ハハハッ!ハァ──」
「はぁ!」
「ぐっ!?」
「「はぁ!!」」
「ぐわっ!?・・・・・・なんだと!?」
ベリアルと武器をぶつけ合ってるタイミングで『ドラゴタイマー』のボタンを押したウィザード。新たに魔方陣から現れた
「ふっ!・・・・・・え、増えた!?」
スマッシュを圧倒するジードは、ウィザードたちの戦いを見て驚いた。
「ふん!2人になったところで、俺に勝てる訳がない!!」
「さ~て、「2人かな?」」
『ハリケーンドラゴン!』
「ハァ──」
「ふっ!」
「ぐわぁあああ!!」
「よっと。残念でした。」
「ぐっ・・・・・・3人だと!?」
上空の魔法陣から、今度は
「ふざけやがって・・・!」
「もう1人いたりして?」
『ランドドラゴン!』
「ハァ!!」
ベリアルは怒りに任せて
「僕もいるんだけど?」
「なんだと・・・!?」
弾丸は、岩の壁と共に現れた
そして、ジードはと言うと・・・・・・。
「スッゲーな、あの魔法! ふっ! こっちも負けてられないな!」
『ワンサイド!』『逆サイド!』『オールサイド!』
ウィザードの魔法に感動しつつ、ドライバーのレバーを4回以上回した。
「勝利の法則は、決まった!!」
『Ready Go!』
「ウワァアアアアア!!」
「ふっ!」
『ジーニアスフィニッシュ!』
「うっ!?うぅ・・・!」
悲鳴のような叫び声を上げながら攻撃してきたスマッシュに、キックを放ったジード。少し苦しそうに倒れたスマッシュは、体内からボトルを放出し、白鷺千聖の姿に戻った。
「千聖さん!」
「うぅ・・・。」
「意識がある。ってことは無事だな。・・・・・・おい!パスパレさん!早く来い!」
「え!?わ、私たち・・・!?」
「いいから来いって!!千聖さん預けるから!!」
「あ、そっか。」
「そりゃそうっすよね、ジブンたち呼ぶ理由は。」
ジードはパスパレ4人を呼び、千聖を渡した後、ベリアルたちの戦いに参戦する。
その頃、グリス・バルカン対滅の戦いは・・・・・・。
「ふっ。」
「ぐわぁ!!」
「よっと!・・・・・・カズミンは下がってなって!コイツに勝つのは難しいよ?」
「今はね・・・・・・。」
グリスだけが、この戦いのレベルに達していなかった。バルカンから『下がれ』って言われるほどに・・・。
だけど、グリスはそれでも立ち上がり、戦う姿勢を取った。
「なんで、あの戦争からこうなったのか、オレには分かんねぇ。でもな、今は誰が相手だろうと関係ねぇ!・・・・・・戦ってやるよ・・・!」
グリスは唐突に『ドラゴンゼリー』を取り出し、ドライバーにセットした。
『ドラゴンゼリー!』
「グッ!?グワアアアアア!!?」
「ハァ!・・・・・・ッ!カズミン!?」
「・・・・・・?」
ドラゴンゼリー・・・・・・いや、ドラゴンの成分は今まで龍哉にしか適応してこなかった。ビルドドライバーで『キードラゴンフォーム』に変身した蒼空でさえ、完全に扱えてなかった。そんなドラゴンの成分を凝縮した『ドラゴンゼリー』をセットしたグリスの身体には、今まで感じたことのないエネルギーが流れ込んでいた。
「ぐぅぅ・・・・・・ウオオオオオ!!」
『『ツインブレイカー!』』
「はぁ・・・、はぁ・・・、愛と平和のためにーーー!!」
グリスは、気合いでドラゴンの力を自分の物にした。その象徴として、両手にツインブレイカーを装着した。
本来、『ツインブレイカー』は左手に1つのみ装備されているスクラッシュドライバーで変身するライダーの武器だが、『ロボットゼリー』と『ドラゴンゼリー』の2つのスクラッシュゼリーに凝縮した成分をその身に宿すグリスは、2人分の『ツインブレイカー』が使えるようになった。
「調子乗ってんじゃねぇぞゴラァアアア!!」
「っ、ぐわぁ!」
「ウオッ!?ビックリした~!」
「足りねぇなぁ!全然足りねぇなぁ!!」
「ぐはっ!」
「はぁ・・・、はぁ・・・、心火を燃やしてぶっ潰す!!」
「ぐはぁあああ!!」
グリスの変化は武器だけでなく、自身の能力も飛躍的に向上していた。滅を圧倒するほどに。
「荒れてるね~、カズミン。」
バルカンがそんなコメントを放つのも無理ではない。暴れるように『ツインブレイカー』を振り回し、滅を攻撃していた。
「強靭!剛毅!不屈!誰がオレを満たして、くれるんだよーーー!!?」
「カズミン、アタシがアイツを蹴り上げるから、ウマく決めてよ!」
「おう!」
バルカンはグリスのパワーアップを認め、サポートに徹することにした。そんなバルカンはショットライザーに付いてるガトリングを1回回し、トリガーを引く。
「よっと!」
『パワー ランペイジ!』
「フッ!」
『ランペイジパワー ブラスト!』
「ぐぅ・・・・・・ふっ!」
「ハァ!」
「何っ!?」
ふらふらと立ち上がった滅は、矢を1発放つも、バルカンが左腕でそれを打ち砕いた。
「そ~らよっと!」
「ぐわぁ!」
さらに、左足でかかと落としをするように地面にすると、滅の上部に巨大な機械の足が出現、滅を地に伏せた。
「カズミン、次行くよ!」
「あぁ!」
「ぐっ・・・・・・っ!」
「よっと!」
『ランペイジパワー ブラスト!』
「ぐっ!?」
「飛んでけーーー!!」
バルカンは起き上がった滅を足で挟み、空高く蹴り上げた。そして、空に飛ばされた滅に、
『スクラップフィニッシュ!』
「食らえぇーーー!!」
「ぐわぁあああ!!」
滅より高く飛んだグリスがライダーキックを叩き込む。
「ふっ!はぁ・・・、はぁ・・・。」
「さっすがカズミン♪」
「まぁね・・・。」
少しだけ時間を遡って、ベリアル対ウィザード&ジード。
『ファイナルタイム!』
「一気に決める!」
『ドラゴンフォーメーション!』
針が一周した『ドラゴタイマー』のボタンを押すことで4人のウィザードの身体には、体内に眠るドラゴンの身体の一部を解放できる。フレイムドラゴンはドラゴンの顔、ウォータードラゴンは尾、ハリケーンドラゴンは羽根、ランドドラゴンは爪を解放する。
「なんだありゃ!?・・・・・・ドラゴン祭りか?」
「はぁ・・・・・・、ふっ!」
「ぐっ!?」
「はぁ!!」「ふっ!」「だぁあああ!!」
「ぐわぁ!・・・・・・貴様ら・・・!」
各ドラゴンスタイルが得意な攻撃を繰り出した後、ウィザーソードガンのソードモードで必殺技を発動させる。
「フィナーレだ。」
『『『『キャモナスラッシュシェイクハンズ!』』』』
『フレイム!』『ウォーター!』『ハリケーン!』『ランド!』
「よし、俺も!」
『ワンサイド!』『逆サイド!』『オールサイド!』
『Ready Go!』
「ふっ!」
「・・・・・・。」
ウィザードが必殺技を放とうとしている時に、ジードも必殺技を発動させる。それを、ベリアルは黙って見ていた。
『『『『スラッシュストライク!』』』』
「「「「はぁ!!」」」」
「ハァアアア!!」
『ジーニアスフィニッシュ!』
「ぐわぁあああ!!」
斬撃を受けた後にライダーキックを受けたベリアルは、予想通り吹き飛ばされた。
「ぐぅ・・・!」
「ベリアル様・・・!」
「・・・・・・退くぞ。」
ベリアルは滅を連れて、姿を消した。
「意外としぶといな~、獄土は。」
「蒼空君、千聖は?」
「・・・・・・あっち。」
「うん?・・・・・・蒼空兄、上手くいったんだね?」
「あぁ。」
「良かった~!」
「・・・・・・行って来い。」
「・・・・・・ありがとう、蒼空君。」
4人は変身を解いて、晴斗はパスパレの下に向かう。他の3人は、それを見守ることになった。
やっぱり、ジーニアスの力じゃなきゃロストスマッシュは対応できないか・・・。でも、これならベリアルにも勝てる。もしかしたら、俺だけでもベリアルに勝てるかもしれない・・・!
「蒼空兄、1人で抱え込まないでよ。」
「え?・・・・・・急になんだよ?」
「ベリアルたちを倒したいのは、ボクだって同じだから。」
「そ~そ~、アタシだって戦うから~♪」
「・・・・・・ありがとう。ってか、お前はいつも軽い感じだな?」
「そ~?」
とぼけやがって・・・!
ま、こっちは良いとして・・・・・・問題は
「あ、晴斗くん!」
「千聖・・・・・・千聖・・・!」
「う・・・・・・はる、と・・・?」
「千聖、大丈夫?」
「大丈夫、だけど・・・・・・?」
「良かった・・・。」
「それはそうと!!」
「え?ち、千聖・・・?」
え、何?急に立ち上がったけど・・・?
「あなた、一体今までどこに行っていたのかしら?」(圧)
「え?・・・・・・あ、いや・・・それは・・・。」
「私に会いに来ないで何をしていたのかしら~?」
あ・・・・・・これは、ヤバいやつだ・・・。
「蒼空兄、どうしよ~?」
「・・・・・・帰ろ。」
「そだね~。」
「Youたちにさんせ~。」
蒼空、和美、ウィズ、撤退!
「えっとね・・・・・・って、蒼空君どこ行くの!?助けてよ~!!」
知~らねえ~。
頭痛~い・・・!さっきの蒼空のげんこつがかなり響いてるのよ・・・!
「だ、大丈夫・・・・・・ですか・・・・・・?」
「痛いけど、大丈夫だよ・・・!」ヒリヒリ
「あこ、説得力ないよ・・・!」ヒリヒリ
「リサちゃんもね・・・!」ヒリヒリ
私たちよりかなり重症だった燐子ちゃんに心配されるなんてな・・・。
「・・・・・・それより燐子ちゃん、もしかしてさっき、蒼空のこと好きになっちゃった?」
「え・・・・・・?」///
「そうなの、燐子!?」
「正直に答えて。別に、私の前とか関係ないから。」
「りんりん・・・?」
「・・・・・・好きに、なった・・・・・・かもしれません・・・・・・。でも、美剣さんには迷惑かけませ──」
「別にいいよ。」
「・・・・・・え?」
「好きになったんだったら、全力で蒼空を奪いに来てよ。私、負ける気ないから。」
「・・・・・・美剣さん・・・。」
・・・・・・って言ったけど、燐子ちゃんの包容力に勝てるかって言われると「うん」って答えれないんだよな~!でも、必ず蒼空の隣にいるようにしてみせるさ!
それにしても、蒼空もなかなかの色男よね~?
今回のタイトル、なんも思い浮かばなかったから『ランペイジガトリング』と『ジーニアスボトル』と『ドラゴタイマー』の音声から取ったのよ。
さ~て、次回は・・・・・・どうしよっかな~?誰をロストスマッシュにさせようか・・・?
それより!そろそろ感想かなんかくんな~い?コッチが暇すぎるのよ~!