BanG Dream ~Be the one~   作:ENDLICHERI

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 ベリアル・アトロシアスフォームに立ち向かう1人のライダー。その姿は、赤や黄色のラインが入った白いスーツにジーニアスフォームのような装甲を纏った、怖い眼を持つライダー。それは、ジードだった。


『フルボトルバスター!』
「ふっ!ハァ!」

「ぐわっ!」

『マックスディバイダー!』
「ディバイダーモード。」

「ぐぅ・・・何っ!?」


ジードは『フルボトルバスター』で攻撃した後、右手に鋸が付いた武器を召喚した。ジードはそれを操作し、緑のボタンを押した。


「行くぞ、ソニックディバイダー!」

「ぐっ、ぐぅ・・・・・・っ!?ぐわぁあああ!!」


鋸に溜めた風のエネルギーをベリアルに向けて放ち、大ダメージを与える。さらに、ジードの猛攻は続く。


『マダンダガー!』
「よし、ダガースパイラルチェーン!」

「ぐぅ・・・、なんだ、この鎖は!?」


新たに召喚した短剣から放った文字の鎖がベリアルの動きを封じる。


『イチガンバスター!』『ソウガンブレード!』
「ふっ。」
『It's TIME FOR SPECIAL BUSTER.』
「はぁ・・・・・・はぁ!!」

「ぐはっ!?・・・・・・ぐぅ・・・!」


2つの武器を合体して完成した銃の一撃で、ベリアルに膝をつかせた。


「祝え!全てを支配する魔王の力を解放し、究極の王となった桐生蒼空!その名を『仮面ライダージード ウルティメイトファイナル』!』

『ウルティメイトファイナルジード!スゲーイ!モノスゲーイ!!』





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「おっと、わたくしとした事が、かなり先の未来をお見せしてしまったようですね。忘れてください。それでは、本編の方をどうぞ。」








































「更なる力を得て復活したベリアルは、この世界を破壊するために、ロストスマッシュを街に解き放つ。仮面ライダージードの桐生蒼空は、ベリアルの野望を阻止するべく、ジーニアスの力でスマッシュを元の姿に戻しつつ、ベリアルたちと戦っていた。」

「・・・・・・ねぇ蒼空、さっきの何?」

「何って・・・・・・何?なんかあったか、海璃?」

「いや、これの前になんか戦闘シーンがあったでしょ?あれの事!」

「え?そんなにあった?」

「え・・・?覚えてるのって私だけ・・・?」

「何言ってるのか分かんないけど、とりあえず第41話どうぞ!」







第41話 奪われる力

 

 

 

 

 

 今日も燐子の様子を見るために、燐子が泊まっている部屋に来た。・・・・・・千聖さんは、晴斗が診ているようだけど、あんだけ元気なら大丈夫そうなんだよな・・・?

 

 

「燐子、調子はどう?」

 

「はい・・・・・・もう、今まで通りに動けます・・・・・・。」

 

「そっか、それなら良かった。」

 

「それじゃ、後はゆっくり私生活を送れるように、リハビリしていくだけだね?」

 

「そう・・・・・・ですね・・・・・・。」

 

 

・・・・・・うん?あれ、なんか落ち込んでる?いやいや!逆じゃないの!?

 

 

「とりあえず、自分のペースで頑張ってね。」

 

「はい・・・・・・。」

 

 

ひとまず、そそくさと部屋を出て夜華に話に行った。

 

 

「夜華~?」

 

「なんでございましょうか?」

 

「ちょっと良いか?」

 

「構いませんよ。」

 

 

これだけの会話で夜華も察したんだろう。出掛ける支度をし始めた。

 

 

「・・・・・・あれ?蒼空、どこ行くの?」

 

「ちょっと散歩に。」

 

「・・・・・・ふ~ん、気を付けてね。」

 

「お、おう・・・。」

 

 

海璃さんのセリフ、ちょっと圧がかかってたような・・・?まぁ、特になさそうだでいいんだけど。

 

 とにかく、夜華を連れてある場所に向かっていた。・・・・・・いや、ある人物のいる場所に向かっていたって言う方が正しいんだろうな。

 

 

「それで、どちらに向かっているのですか?随分()()()()()()がする方に向かっているようですが?」

 

「・・・・・・察しがいいな。()()()がいるとこに向かっているんだよ。」

 

「何を聞きに行くんですか?」

 

「・・・・・・攻略法だよ。」

 

 

そして、俺たちの目の前に目的の人物が見えてきた。

 

 

「・・・・・・よぉ~、久しぶりだな?」

 

「エボルト・・・・・・この前はありがとな、おかげで前に進むことが出来た。」

 

「礼には及ばない。それで、なんの用だ?」

 

 

目的のエボルト・・・・・・の石動惣一に会いに来た俺たち・・・・・・というか、俺。エボルトに会いに来た目的は1つ。

 

 

「ベリアルを倒す方法だ。ただ攻撃を当てても倒せないんだろ?」

 

「倒せるには倒せる。・・・・・・ただ、お前たちでは倒せない。」

 

「誰なら倒せるんだ?」

 

「そうだな~・・・・・・グリスかウィザード、ゴーストだな。」

 

「主様たちは全員ダメなのですね?」

 

「あぁ、今の奴に『魔王因子』を持つ者の攻撃は全て無駄だ。」

 

 

どういう事だ?・・・・・・確かに、ベリアルと戦っていた時、俺の攻撃はかなりのダメージを与えてたけど、少しベリアルが強くなっている気がした。

 

 

「あいつはな、伏井出ケイの体内にあった『人間には存在しない器官』を奪い取り、自分のものにしたんだよ。」

 

「器官?」

 

「あぁ。知っての通り、この世界はいくつもの世界が合わさっている。その中の1つに存在していた異星人の伏井出ケイは、『いかなるエネルギーも、自分に有利なエネルギーに変える』っていう器官が存在する。ベリアルはそれを奪って自分のものにしている。その器官のせいで、お前たちの攻撃はダメージを与えているが、倒すほどの力になっていない。」

 

「それでか・・・・・・。」

 

 

晴斗の攻撃の方が痛がっていたような気がしたんだよな・・・。

 

 

「その器官の対処をしない限り、お前たちに勝ち目はない。」

 

「・・・・・・なら、奴との戦いで勝つ方法はないのか?」

 

「・・・・・・どういう意味だ?」

 

「申し訳ございませんが主様、魔王因子を吸収されるのでは勝てませんよ?」

 

「ベリアルは倒さない。倒さずに勝てる方法を聞いているんだ。例えば・・・・・・ベリアルを別の世界へ飛ばす、とか?」

 

「面白いことを言うな~。」

 

 

他の世界を犠牲にはしたくないんだけどな・・・。

 

 

「方法ならあるぞ。」

 

「あんの!?」

 

「あぁ。俺の技とジードの技、2つの技をぶつけて亜空間へのゲートを作る。そこに、ベリアルを放り込む。それで、一件落着。」

 

「・・・・・・1つ質問です。」

 

「夜華?」

 

「『亜空間』とは、どういう場所ですか?」

 

 

・・・・・・確かに、並行世界ではなさそうだよな。

 

 

「亜空間は、出口のない空間の狭間だ。ゲートさえ閉じれば、ベリアルは一生亜空間を彷徨うことになる。」

 

「それなら、倒せなくても勝てますね。」

 

「・・・・・・それだけ聞ければ十分だ。」

 

「そう言うなって。お前たちに1つお知らせだ。」

 

「うん?」

 

 

エボルトは俺たちの足を止めさせた。・・・・・・もちろん、言葉でだが。

 

 

「商店街付近でロストスマッシュが暴れている。」

 

「何っ!?」

 

「早く行ってやれ。・・・・・・俺の力の片鱗、上手く使えよ。」

 

「片鱗?」

 

「あぁ、俺のドライバーをお前の魔王因子に学習させた。エボルになれるぞ。」

 

「・・・・・・なるほど、それは都合がいい。」

 

「では、わたくしも。」

 

 

俺たちはドライバーを巻いて、スマッシュのいる場所へ向かうために変身する。

 

 

『エボルドライバー!』

『ラビット!』『ライダーシステム!』『エボリューション!』

『Are You Ready?』

「変身。」

『エボルラビット!』

「・・・・・・よし。」

 

『スクラッシュドライバー!』

『ダークフルード!』『サイバースドラゴン!』

「変身。」

『割れる!食われる!砕け散る!

 ダークフルード・イン・イグニスファイナリー!』

「では、参りましょう。」

 

 

俺は『エボル ラビットフォーム』に、夜華は黒がメインの『イグニス ダークフルードフォーム』に変身した。そして、俺は高速移動、夜華は影の中からスマッシュがいる商店街に向かった。

 

 

「さ~て、お手並み拝見しますか~。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

________________________________________

 

 

 

 

 

 スタッグロストスマッシュが暴れている商店街。

 

 

「ゥァアアア!!」

 

「「「「きゃあああ!!」」」」

 

 

そこに、海璃とウィズがやって来た。

 

 

「ウィズ、あれって・・・!?」

 

「予想通り、ロストスマッシュだね。」

 

「ッ!? ここは、アタシが守るーーー!!」

 

「「変身!」」

『フルショットライズ!』

 

「ぐはっ!?」

 

 

スマッシュが2人を襲おうとした瞬間、ウィズがショットライザーから変身用の銃弾を放ち、スマッシュを吹き飛ばした。それと同時に、海璃も変身を行う。

 

 

『ランペイジガトリング!』

 

『極ルーブ!イエイ!イエーイ!』

「ルーブコウリン!」

 

 

2人共、変身完了と同時に武器を構えてスマッシュに挑む。

 

 

「ねぇ!これって、蒼空がいないとスマッシュを倒せないんでしょ!?」

 

「倒せるけど、変身者は消滅しちゃうよ!」

 

「なら・・・・・・ギリギリで、留めないと!」

 

「アタシが、みんなを・・・・・・ここを守るんだーーー!!」

 

「きゃっ!?」

 

「うっ!?・・・・・・何よ!?Youは何を守るのさ、そんな身体で!?」

 

「・・・・・・この声って・・・?」

 

「ウオオオ──ぐぅ・・・!」

 

「・・・っ!?」

 

「アイツ・・・・・・蒼空・・・?」

 

 

バルカンが疑問に持つのも無理はない。暴れるスマッシュにダメージを与えてきたのは、『仮面ライダーエボル』なのだから。

 

 

「お待たせ!」

 

「わたくしもいますよ?」

 

「うわっ!?夜華さん、また影から・・・?」

 

 

イグニスは、半ばいつも通りの勢いで影から姿を見せた。

 

 

「後は俺たちに任せろ。」

 

「そうはいかない。」

 

「・・・・・・っ!」

 

「ベリアル・・・!?」

 

「このタイミングで来ますか・・・・・・。」

 

 

その場に、スマッシュを守るように現れるベリアル。今回は既に変身している。エボルとイグニスからしたら、『さっきベリアルとあまり戦わない方がいいって話したのに・・・。』って思っている。

 

 

「まずは、()()()()()()()()を貰おうか?」

 

「ライダー・・・・・・以外?」

 

 

エボルの脳内には疑問が浮かんだ。ここにライダー以外って考えると、スマッシュしかいなかった。だが、ベリアルが手を上にあげた瞬間、ベリアルの言葉の意味を理解することになった。

 

 

「うっ!?な、何・・・!?」

 

「わたくしの力が・・・!?」

 

「海璃!?夜華も!?」

 

「ウソ・・・、変身が解けた・・・!?」

 

 

ルーブとイグニスの変身が解けたのだ。・・・・・・いや、ルーブとイグニスの力がベリアルに奪われてしまったのだ。

 

 

「どういう事・・・!?」

 

「ベリアル、何をした!?」

 

「その2人の力は、現実のライダーとして存在していない。だから、俺がその力を奪い、魔王因子へと変換して俺の物にしたんだよ。」

 

「そんな・・・!?」

 

「これでは、主様を守ることが・・・!?」

 

「とりあえず、お前たちは休んでろ。」

 

「ここは、葛城姉弟にお任せあれ~。」

 

 

軽いノリで言うバルカンだが、気持ちは軽くなかった。

 

 エボルはボトルを挿したままのドライバーを外し、ビルドドライバーに付け替える。

 

 

「ふっ。」

『グレイト!オールイエイ!』『ジーニアス!』

「ビルドアップ!」

『Are You Ready?』

『ビルドジーニアス!スゲーイ!モノスゲーイ!!』

 

 

エボルからジーニアスフォームへとフォームチェンジしたジードはバルカンと並び立ち、ベリアルとスマッシュに挑もうとする。

 

 

「・・・・・・蒼空、スマッシュをお願い。」

 

「1人で行けるか?」

 

「これでも、意外と強いのよ?」

 

「・・・・・・分かった。」

 

会議を終えると、ジードはスマッシュに挑み、バルカンはベリアルに挑む。

 

 

「ハァ!!」

 

「ぐぅ・・・!今回はお前が相手か。」

 

「ハッ!オネーサンが相手よ、ありがたく思いなさい!」

『Kong's Ability.』

「ヨッと!!」

 

「ぐっ!なら、俺を楽しませろよ。」

 

「危なっ!?・・・・・・もう、そんな長いモン振り回しちゃって・・・!」

 

 

拳銃(ショットライザー)棍棒(ギガバトルナイザー)だと、いくら遠距離攻撃が出来るバルカンでも、戦い辛かった。

 

 だが、そこに夜華が武器を1つ、バルカンに投げ渡す。

 

 

「ウィズ様、これを!」

 

「ッ!それ、借りるね!」

『ビートクローザー!』

 

 

渡したのは、紫色で塗装されたイグニス用の『ビートクローザー』だった。

 

 

「ついでにコレも!」

『Tiger's Ability.』

「ヨッ!ハッ!オリャアアア!!」

 

「ぐっ!」

 

「オ~!こりゃイイ!使えるわ~!」

 

 

右に炎を纏った『ビートクローザー』、左に『ショットライザー』を持ったバルカンは、ベリアルを圧倒していく。近距離になれば斬撃を、遠距離になれば銃撃を放ち、ベリアルを苦しめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、ジードの方は、既に必殺技を放とうとしていた。

 

 

「勝利の法則は決まった!」

『ワンサイド!』『逆サイド!』『『オールサイド!』』

 

「ぐっ・・・、ウアアアアア!!」

 

『Ready Go!』『ジーニアスフィニッシュ!』

「はぁ・・・・・・ハァ!!」

 

「ぐわっ!?」

 

 

ジードは、過去にハザードフォームでスタッグスマッシュを倒したように、首元にライダーキックを決めた。だが、今回はただ破壊するためじゃない。ジーニアスの成分を送り込み、ネビュラガスの成分を中和するためだ。

 

 

「うっ、うぅ・・・。」

 

「ふぅ・・・・・・って、あれ?どっかで見たことあるような・・・?」

 

「あ、やっぱり!巴ちゃんじゃん!!」

 

「え?・・・・・・あぁ、確かAfterglowの。って、なんで?」

 

「そんなの私が聞きたいよ!」

 

「まぁいいや。海璃、夜華、巴を頼む。」

 

「りょーかい!」

 

「かしこまりました。」

 

 

海璃と夜華は気を失っている巴を連れて、安全な場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 場面を戻して、バルカン対ベリアル。そこまで距離が離れてないから、ロストスマッシュがやられた事も見えていた。

 

 

「また、消滅しなかった・・・!?」

 

「よそ見しないの!!」

『パワー『スピードランペイジ!』

「よっと!」

『ランペイジスピード ブラスト!』

 

 

バルカンはガトリングを2回回して、銃口からハチの針を何本か放つ。

 

 

「ぐっ!」

 

「行っくよ~!」

 

 

針の攻撃でふらふらしているベリアルに追撃をするため、チーターの能力で高速で近付き、その勢いのまま何回も蹴りながら上がって、すぐさま姿を消した。

 

 

「がはっ!?この──何っ!?どこに行った・・・!?」

 

「上だよ!!」

 

「っ!?」

 

 

バルカンは姿を消した訳ではなく、ファルコンの力で高速移動してベリアルの上空に移動、そこから一直線に降りて『ビートクローザー』で一閃する。

 

 

「セイハー!!」

『ランペイジスピード ブラスト!』

 

「ぐはっ!?」

 

 

『ギガバトルナイザー』で防ごうとしても、勢いには勝てず、ダメージを受けてしまった。

 

 

「ぐっ・・・!なら・・・・・・ふっ!」

 

「うん?ぐわっ!」

 

「ッ、蒼空!!」

 

 

ベリアルは『ギガバトルナイザー』でロストボトルを回収したジードを狙撃した。バルカンは狙撃されたジードを第一に心配して駆け寄る。ベリアルはふらふらしながら今までジードが回収していったロストボトルを回収した。

 

 

「じゃあな。」

 

「くっ、待て・・・!」

 

「・・・・・・なんでロストボトルを・・・!?」

 

「でも、一番厄介なのは・・・・・・ベリアルがかなり強化されたってことだよ。」

 

「え?・・・・・・どゆ事?」

 

「あいつ、俺たちの攻撃のエネルギーを吸収して力を蓄えてるんだよ。特に、魔王因子を持ったライダーの攻撃にな。」

 

「マジか・・・・・・。」

 

 

ジードとバルカンは、ベリアルの情報を共有して、バルカンは少しヤバいと思った・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 ってことで、オリジナルライダーがジードだけになりました。どうせね、イメージ出来ないだろうと思って。・・・・・・ネタバレ回を見た奴らは知ってるだろうけど、そっちにイグニス出てんねんな~。・・・・・・夜華と海璃には、いずれ別の原作のライダーを送ります。まぁね、決まってるんだけどね。

 そろそろ最終決戦書こっかな~?・・・・・・え?序盤に何かありましたっけ?存じ上げないな~。
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