BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
「更なる力を得て復活したベリアルは、この世界を破壊するために動き出す。葛城映司の記憶が戻った仮面ライダージードの桐生蒼空は、ベリアルを倒すための作戦を考える。」
「もぉ~!なんで私戦えないのよ~!?タイトルからして最終決戦が今回から始まるのに!」
「しゃーないよ。オリジナルライダーは読者にイメージ出来ないから。」
「簡単じゃな~い、原作のルーブにビルドドライバーを付けるだけじゃない!」
「それが分かればこうならねぇよ。んじゃ、第42話どうぞ!」
前回の後、俺は1人で研究室にいた。だが、脳内では騒がしかった。
《解。最適な攻略方法を検出しました。》
(・・・・・・教えてくれ。)
《了。まず、ベリアル内の魔王因子とストルム器官を消します。続いて、エボルと協力して亜空間へのゲートを作り、ベリアルをその中へ送ります。》
(なるほどな~。・・・・・・ん?『魔王因子とストルム器官を消す』って、どうすんの?)
《解。魔王因子とストルム器官を分解する成分を表示します。》
・・・・・・なるほど。随分と創りやすい成分だな。とりあえずそれを完成させて・・・・・・万丈か誰かにその成分でベリアルを攻撃して、俺とエボルトで次元送りにする。これが正解かな?
「蒼空兄。」
「うん?どうした、和美。それに紫音も。」
頭の中でだいたい整理がついたとこで、和美と紫音が研究室に入ってきた。
「・・・・・・ボクたちに、強化アイテムを創ってくれない?」
「・・・・・・・・・・・・。」
「時間がないのは分かってる!」
「でも、あたしたちだってあなたたちの足を引っ張りたくないの!」
「・・・・・・はぁ。」
俺は2つのアイテムを2人に見せた。
「それは・・・・・・ナックル?」
「それに、ワニのアイテムも・・・?」
「ナックルの方は、グリスのために開発した強化アイテム。もう1つはローグの強化アイテムだ。」
「これが・・・!」
「だけど、これで変身はしないでくれ。」
「え・・・?」
「どういう事・・・?」
ま、そういう反応するよな・・・。俺は
「まず、どっちもビルドドライバーで使用するアイテムだ。」
「マジかよ?」
「そして、それで変身するとハザードレベルが急激に上昇して人間の限界値を超える。そして、身体が耐えられなくなり消滅する。」
「・・・・・・っ!」
「一応、紫音にはビルドドライバーを渡しておく。」
「なんで、そんなアイテムをあたしに渡すの?」
「魔王因子を持つお前なら、ある程度は耐えられる。だが、変身しても短時間にしてくれ。長時間変身すると、さっきの副作用に襲われる。」
「「・・・・・・・・・・・・。」」
やっぱり、黙るよな。正直、このアイテムを渡したくなかった。ベリアルたちと戦うってことになると、短期戦は絶対に無理だ。和美に至っては魔王因子もないから、変身した瞬間に消滅は免れない。
「・・・・・・それでも構わない。命をかけて戦うのが仮面ライダーでしょ?」
「和美・・・・・・。」
「それに、ボクがいなくても何も問題は──」
「お前がいなくなったら、俺たちが悲しむ。」
「蒼空兄・・・・・・。心配しないで、これはビルドドライバー用でしょ?ボク、スクラッシュドライバーしかないからさ!」
なら、いいんだけどな・・・・・・。
蒼空は研究室に籠りっぱなし。私は万丈を連れて公園のベンチでちょっと会話しよ~ってなって、今公園にいんのよ。
「・・・・・・どうしたんだよ?」
「知ってるかもしれないけど、今の私には変身して戦えない。だから、蒼空の事を頼むよ。」
「んなもん分かってるよ。」
「それと!香澄を心配させないでよ~!」
「させっかよ!」
も~ムキになっちゃって~!
「龍~くん!」
「あれ?香澄じゃな~い!どしたの?」
「龍くん、必ず帰ってきてね。」
「・・・・・・当たり前だ。」
いや~青春してんな~。・・・・・・私も、蒼空とイチャイチャしてこよっかな~?・・・・・・あれ?告白の返事もらったっけ?
『ランペイジガトリング!』
『Falcon's Ability.』
もぉ~!ベリアルを倒すために、
「そろそろ~・・・・・・あった!!」
着いた~!もう~、どこに住んでのよ~!?探すの苦労したわ~!
『ピンポーン♪』
「はい。・・・・・・あ、ウィズさん。」
「どうも~。尊くんやい、Youはなんでこんな断崖絶壁に住んでんのよ?」
「いや、実家がここで・・・・・・。」
「大変だったよ~!なんで蒼空の家からここまで飛んで来なきゃいけないのさ~!?」
「あの・・・・・・?」
「・・・・・・あれ?You、後ろの
「え?・・・・・・あぁ、今度高校生になる
「こ、こんにちは・・・・・・。」
「ハロ~!ちょっとこのダーリン借りるね。」
「だ、ダーリン・・・!?」///
「ウィズさん、ましろは純粋なんだから、茶化さないでくださいよ。」
え~!?面白そうなのにな~!?
「だったら、Youから説明してよ。『ベリアルとの最終決戦に行く』って。」
「・・・・・・上手く誤魔化して言いますよ。」
「じゃ、ヨロ~!」
さて、次はアイツらだから・・・・・・住所をスマホに登録してっと。
「遠いな・・・。」
『ランペイジバレット!』『オールライズ!』
まぁ、断崖絶壁の家から向かうんだから、遠いよね~?
「変身。」
『フルショットライズ!』『ランペイジガトリング!』
『Falcon's Ability.』
「それじゃ、行きますか~!」
・・・・・・これ、便利だね。なんでバルカンに飛行フォームないんだろ~?どのライダーにすれば、この『ファルコン』が使えたんだろうな~?
・・・・・・よし、対ベリアルの成分は完成だ。これを万丈か和美のナックル、もしくは俺の武器にセットしてベリアルを攻撃すれば・・・・・・。
「蒼空、くん・・・・・・。」
「ん?・・・・・・燐子。もう身体は大丈夫になったでしょ?」
「うん・・・・・・でも、無理してない・・・・・・?」
「え?急にどうしたんだよ?」
「なんとなく・・・・・・周りがピリピリ、してたから・・・・・・。」
意外と鋭いな。みんなも、もうすぐベリアルとの最終決戦が始まるってことが分かってるんだ。・・・・・・実は、夜華が『ベリアルが次の戦いで世界を破壊しに来る』って聞いたから、急いで準備をしている。それは、みんなにも伝えたのか察したのか?
「大丈夫!俺はこの通り、平気だからさ。」
「・・・・・・なら、いいんですけど・・・・・・。死なないでくださいね・・・・・・!」
「・・・・・・ふふっ!燐子さんよ、あなたが不吉な事言ってどうすんの?」
「え?・・・・・・あ、ごめんなさい・・・・・・!」
「いいよ、気にしないで。」
「あ・・・・・・!」///
「俺は・・・・・・俺たちは、必ず勝つから。」
「うん・・・・・・!」///
俺は燐子に安心してもらうために、燐子の頭に手を置いて、そんな言葉をかけた。
最悪の場合は・・・・・・魔王の力を使うだけだからな。
そして、和美と紫音は2人である話をしていた。・・・・・・いや、和美が紫音にお願いをしようとしていた。
「・・・・・・どうしたの?」
「・・・・・・魔王因子ってどこにあるの?」
「・・・・・・死ぬ気?」
「正直、死ぬつもりはないよ。でも、そうでもしないと勝てそうにないから・・・・・・。だから、教えて。魔王因子はどこにあるの?おねーちゃんが注入した場所は?」
「・・・・・・んじゃ、これをどうぞ。」
紫音がポケットから出して渡したフルボトル。その色合いは、パンドラボックスのボトルでも、ロストボトルでもなかった。サンプルのような色合いだった。
「これって・・・・・・?」
「その中には、蒼空から採取した魔王因子が入ってる。」
「・・・・・・ありがと。」
朝倉姉妹は、言葉数が少なくても分かった。自分たちがこの後最終的にどうなるかを。
さて、次の場所は・・・・・・あった。あそこだ!
「・・・・・・よっと!着いた~!」
「うわっ!?」
「ビックリした~!」
「あぁ~、ごめんね~。」
目的のお2人さんがもう見つかったわ~。とりあえず、変身を解いて、と。
「ごめんごめん、Youたちに頼み事があってね~。」
「僕たちに、ですか?」
「そそ!『
後は、晴斗にもオファーしたら、完璧ね!
そして、次の日。街にハードガーディアンを引き連れて現れたベリアル。
「ここに宣言する!今から、このベリアルがこの世界を破壊する!!」
その宣言と共に、ハードガーディアンが一斉に街を攻撃し始めた。
「ベリアル!!」
「あぁ?・・・・・・ほぉ、今回は貴様らか?」
「あんたは、ここで退場してもらうよ。」
「ボクたちがあんたをぶっ潰すからね!」
「この世界は、俺たち仮面ライダーが守る!!」
目の前に現れた龍哉、和美、紫音がそれぞれのアイテムを使って変身する。
『Are You Ready?』
「「「変身!!」」」
『クローズマグマ!』
『クロコダイル・イン・ローグ!』
『ロボット・イン・グリス!』
「・・・・・・行け。」
「行くぜ!!」
「心火を燃やしてぶっ潰す!!」
「大義のための、犠牲となりな!!」
ベリアルはハードガーディアンに指示をしてハードガーディアンたちは攻撃を開始する。クローズたちはハードガーディアンたちを倒しに挑む。
「万丈、ここはあたしたちに任せて!」
「龍兄はベリアルを!」
「おう!」
クローズはビートクローザーを持ち、ハードガーディアンを破壊しつつベリアルに近付く。
「おりゃ!はぁ!・・・・・・ベリアル!!」
「ふん、来い!」
「おりゃ!」
「ふんっ!!」
ビートクローザーとギガバトルナイザーをぶつけ合い、火花を散らす。
この戦いは、花咲川学園に避難してきた者全員に各携帯から配信で見ることが出来た。校長の計らいだが。
そのおかげでクローズの戦いを見ることが出来る香澄たち。
「龍くん・・・・・・!」
「大丈夫だ、なんてったってあの筋肉バカだぞ。簡単にはやられないさ。」
「有咲・・・・・・ありがと~!」
「ちょまっ!?抱き着くな~!」
「雑談もそこまでだ。」
「え?・・・・・・アイツは・・・!?」
有咲が聞きなれない声のする方を見ると、そこには『仮面ライダー滅』がアタッシュアローを持って避難所になっている体育館に入ってきた。
「皆さん、早く別の場所に──」
「ふっ。」
「きゃっ!?くっ・・・!?」
紗夜が全員の前に立ち、滅に立ち向かおうとドライバーを巻こうとしたが、滅はそれを察知して矢を放ち、ドライバーを破壊した。
「・・・・・・聞こえるか、クローズ。攻撃を止めろ。」
『あぁ!?・・・・・・なっ!?』
「龍くん!!」
滅は空中にスクリーン映像を映し出し、そこに見えるクローズに声をかける。
『なんでテメェがそこにいるんだよ!?』
「そんな事を気にしている場合か?武器を捨てて、ベリアル様の攻撃を受けろ。」
『んだと・・・!?』
「出なければ、こいつらの命は無いぞ。」
『止めろ!!』
「なら、武器を捨てて抵抗せずに滅びよ。」
その間、グリスとローグはハードガーディアンを全て破壊出来た。
『スクラップフィニッシュ!』
「オリャアアア!!」
『クラックアップフィニッシュ!』
「ハァアアア!!」
「龍兄!」
「・・・・・・今から、花咲川に行っても・・・!?」
ここから花咲川は少し遠かった。だから、今から花咲川に向かえば犠牲が出るかもしれない。・・・・・・いや、1人でも犠牲が出ることは明白だった。
「獄土か・・・。甘いな、仮面ライダー共!」
「っ!ぐわっ!」
「ぐっ!」
「うわぁ!」
「お前たちが『守るもの』は、弱点になる。それが、貴様らが甘く、滅びる原因だ!!」
「ぐっ!・・・・・・んだと・・・!?」
いつもならここから反撃をしているが、人質がいるため反撃できなかった。
そして、人質が多い花咲川には、怪奇現象が起きていた。
「なんだ、これは・・・!?」
「何、あれ・・・?」
「上着が・・・・・・敵を・・・?」
黒いパーカーのお化けが、滅を攻撃していたのだ。
攻撃されつつ、体育館の外に追い出された滅。その前に、オレンジ色のラインを身体中に纏う1人の戦士が現れた。
『カイガン!オレ!
レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
「あれって・・・・・・あの時の・・・!」
「仮面ライダー・・・・・・。」
紗夜は特にだが、その戦士はこの前現れて紗夜たちの手助けをした『仮面ライダーゴースト』だった。
「これ以上、お前の思い通りにさせない!」
「・・・・・・ふん、貴様1人で何が出来る?」
「1人じゃないんだよね~。」
「っ!」
滅を中心とした場所に何発かの銀色の銃弾が被弾した。そして、撃った張本人は緑色の風に乗ってきて、地面に着地した『
「行こうか?」
「あぁ。」
『ハリケーン・ドラゴン!
ビュービュー! ビュービュービュービュー!』
『闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!
ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
片方は
そして、ベリアルや滅とは別行動で羽丘に来ていたガオウ。目的は、羽丘の生徒内でライダーになれる者の排除だった。だが、
「・・・・・・ぐっ!?誰だ!?」
「あら、久しぶりね?」
「貴様・・・!?」
校内に入ろうとするガオウに銃撃を撃ち込んだ
「Youちょっとアタシの相手をしなよ!」
『オールライズ!』
「フッ!」
『フルショットライズ!ランペイジガトリング!』
「ハァアアア!!」
「今度こそ、噛み砕いてやる!!」
夜華から借りたビートクローザーと、ガオウガッシャーが火花を散らす。バルカンは剣だけじゃなくショットライザーも持っているから、一歩有利だったりする・・・・・・。
「・・・・・・っ、万丈!マグナマイザーが香澄たちから離れた!」
「っ、よし!!おりゃぁあああ!!」
「ぐっ!」
ローグが向こうの状況を映しているスクリーンを見て、攻撃可能な状況をクローズに伝えると、クローズの拳が猛威を奮う。
「香澄たちは、弱点なんかじゃねぇ!!守りたいもののために戦う、俺たちはそうやって強くなるんだよ!!」
「なんだと・・・!?」
「うおおおおお!!」
クローズは勢いに任せて、ベリアルを殴りまくる。・・・・・・武器はさっき手放したから。
「力が漲る!魂が、燃える!!」
「ぐっ!?」
「俺のマグマ迸る!!」
『Ready Go!』
「もう誰にも、止められねぇ!!」
レバーを4回回したクローズは両手にマグマのエネルギーを込めて、ベリアルを何発も殴る。
「おりゃあああ!!」
『ボルテックフィニッシュ!』
「ぐわぁあああ!!」
「和美!!」
「あたしたちが押さえるから、
「おう!!」
『ボトルキーン!』
クローズとローグがベリアルの腕をそれぞれ押さえつけ、グリスは水色のナックルに『対ベリアル用のボトル』をセットして、攻撃を放つ。
「っ、させるかぁあああ!!」
「ぐわぁ!!」
「うっ!?」
「はぁ!!」
「ぐはっ!」
ベリアルは2人を振り払い、自身の長い爪でクローズとローグを斬り裂き、続いて殴ってきたグリスのナックルをかわしながら、爪で斬り付ける。
「ふん、何を企んでるのか知らないが・・・・・・これで終わりだ。」
「ぐっ・・・!?」
ベリアルは鋭い爪をクローズに目掛けて突き刺す。
「はぁ──何!?」
「ふっ、はぁ!!」
「ぐわぁ!」
だが、そんな一撃は大剣によって防がれた。防いだのは、ベリアルの体内から魔王因子とストルム器官が消滅してから出てくる予定だったジードだった。・・・・・・姿は『ラビットラビットフォーム』だから、大剣はフルボトルバスターを意味するんだけどね。
「蒼空・・・!?」
「なんで出てきたの・・・!?」
「ジーっとしてても、ドーにもならねぇからな。」
ジードはフルボトルバスターを構えて、ベリアルに挑む。
「ふん!俺の遺伝子を持ちながら、俺に逆らう愚か者が・・・!」
「ベリアル・・・・・・俺が相手だ!!」
書けた~!なんかさ、イメージ出来る?原作のジードの最終決戦をベースに書いてんのよ。
リメイク前はね、万丈とベリアルの戦いにカズミンと紫音はいなかったんよ。・・・・・・いらん事言うと、紫音はTシャツ以外はまともな格好になりました。上着の前を開ければ『オラァ!』って感じでボケTシャツが見えちゃうよ~!