BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
「仮面ライダージードで天っ才物理学者の桐生蒼空は、ベリアルを倒して新世界を創った。だが、新世界では存在しないはずの怪人たちが現れ──」
「主様、1つ訂正したいことが・・・。」
「え?な、何・・・?」
「主様はそもそも、能力によってその天才的頭脳を発揮していたのですよね?他人の力を使っておいて『天才物理学者』はどうかと思いますが。」
「うるさい!シエルは元々俺の能力なんだから、俺の一部でしょうが!」
「ですが、前回『人格が形成された』って言ってましたよね?」
「もういいよ!!早く新シリーズ第2話始めて!」
「逃げましたね。」
バイトの時間が終わる頃、俺と夜華は何事もなかったかのようにバイトをして、片付けをしている。そこで、夜華が聞いてきた。
「主様、先程の出来事ですが・・・?」
「あぁ、
「ファントム・・・・・・。」
まぁ、聞きなれない言葉だよな。
《変わりましょうか?》
え?そんな事出来るの?
《前に蒼空の身体を借りて戦いましたよね?それと同じ要領で行けますよ。》
んじゃ、よろしく。
「《・・・・・・。》」
「主様・・・?」
「《初めまして、桐生蒼空の能力『
「主様の能力、ですか・・・。人格をお持ちとは、少し驚きました・・・。」
「《それでは早速、『ファントム』について説明させていただきます。》」
「その前に1つ質問なのですが・・・。」
「《どうぞ。》」
「今、主様はどうされているのですか?」
「《今は『シエル』という人格の後ろで聞き耳を立ててnこの会話を聞いていますよ。》」
言い方!!盗み聞きしてるみたいな言い方止めてくれません?
「《良い例を挙げれば、2人の会話を盗み聞きしているものです。》」
シエルーーー!!?
「主様・・・。」
夜華さん、ガッカリしないで!俺だってファントムの情報を聞きたいんだから!!
「《では、気を取り直して・・・・・・ファントムとは、魔力の高い人間『ゲート』と呼ばれる者が絶望した際に生まれる魔力の塊です。》」
「絶望・・・?」
「《はい。ですが、『ファントムによって絶望させられた時』のみです。勝手に絶望してもファントムは生まれません。》」
「そうなんですね・・・。」
だから、あのファントムが絶望させようとしたのか・・・?
「《では、そろそろ盗み聞きしている蒼空に戻りますね。》」
おいシエル、言い方があんだろ!?
「あ、戻った。」
「あら、お帰りなさいませ。」
「とりあえず、盗み聞きの件は置いといて・・・・・・千聖がゲートって線は考えられないんだよな~。」
「何故ですか?」
「もしも千聖がゲートだったら、『そこの女を絶望させに来た』とか言うだろ?でも、あの牛は『ある人間』って言ったんだ。」
「では、千聖様の関係者がゲートだと?」
関係者ね・・・・・・ゲート、ゲート・・・・・・うん?ファントムは魔力の塊。ってことは・・・?
「・・・・・・なぁ、旧世界で会った『ウィザード』ってさ、力の源ってなんだっけ?」
「ウィザード?・・・・・・確か、体内にファントムを宿すことで魔力を魔法に変換して使うと聞きましたが──まさか?」
「俺の予想だけど、旧世界のウィザード『
「確かに、その可能性は高いですが・・・・・・確率は低いですよ。新世界で『ゲート』自体が存在しているかどうか・・・?」
「・・・・・・調べてみるか。」
俺は右手を開いて、魔王の力を込めた。そして、缶型のアイテムを創りだした。
「そちらは?」
「なんか、『カンドロイド』っていうらしいんだよ。」
「タカカン!」
ブルタブを開けると、缶がタカみたいになって宙を舞い始めた。俺は近くの窓を開けて、
「黒崎晴斗を探してくれ。」
それだけタカカンドロイドに言うと、言葉を理解したのか首を縦に振って、外に飛び出した。
「・・・・・・便利なものですね。」
「俺も創ればよかったな~。」
「他人の力ばかり借りる魔王とは一体・・・?」
「やかましいわ。・・・・・・まぁ、『全てを支配する魔王』だからな。」
「そんな魔王がバイトとは・・・w」
「笑うなよ。帰るぞ。」
帰り支度を済ませて帰ろうとしたら、店の外にパスパレとRoseliaの計10人がカフェエリアで待ち構えていた。
「・・・・・・どうする?」
「そうですね・・・・・・裏口から帰りますか。」
「そうだね。帰ろ帰ろ。」
気付かれないようにコッソリと帰りました。
街が夜に覆われた頃、蒼空と夜華が姿を消した公園に1人の女性が来ていた。その姿は半袖ほどのロングTシャツに見えづらいがショートパンツを履いた、女子高校かのような背丈のハーフっぽい女性だった。
「・・・・・・うん?」
ふと鳥のような声がしたと思い、上を見上げた女性は、空をグルグル飛び回っているタカカンドロイドを見つけた。
「・・・・・・やっぱりココか。」
女性は一言呟いた後、ポケットから四角い物を取り出し、ボタンを押してその場を去った。
「バレット!」
「明日、会えるかな~?変身してるから、分かるよね~?」
今日はバイトが休みだから、朝から俺たちを探していたタカを追って、黒崎晴斗を見つけた。
「やはり、高校生なのでしょうか?」
「いくら学年が上がっても、千聖と同い年ならまだ高校生だろ?」
「ですが、性格は変わりませんね。」
「・・・・・・そりゃそうだろうな。」
「もちろん、主様のことを知っているわけもありませんが。」
「言うなよ・・・。」
余計な一言を・・・。
《黒崎晴斗が蒼空を知っている確率は0%です。》
シエルも、要らん事言うなよ。
「・・・・・・動きましたよ。」
「あぁ、俺たちも行こう。」
現在、俺たちは晴斗を尾行して、情報収集している。魔王の力で、他人には視認されることはない。・・・・・・魔王の力ってほんと便利だな!
「・・・・・・って、CiRCLEかよ。」
「ここで休憩されるのでしょうか?」
「・・・・・・千聖、大丈夫だった?」
「えぇ。ごめんね、心配かけちゃって・・・。」
「・・・・・・仲良さそうだな。」
「ですが、これ以上離れられると会話が聞こえなくなりますよ?」
「確かにな~。」
そう言いつつ、俺は両手を開いて再び缶状のアイテムを2つ創りだした。
「次はなんのカンドロイドですか?」
「バッタだって。通話が出来るらしい。」
「バッタカン!」
バッタカンドロイド2つのうち1つは千聖たちのとこに行って、もう1つは俺の手元に残った。
「これで、向こうからの会話が聞こえる。」
「・・・・・・思ったより便利な機能ですね。」
俺たちは近くのベンチに座ってバッタを通して聞こえてくる会話を聞くことにした。のだが・・・・・・
「何をしているのですか?」
「え?・・・・・・あ。」
まさかのCiRCLEに向かおうとしているRoseliaに見つかっちった・・・。
「あぁ!昨日変身したスタッフさんだ!」
「あぁ~、そういえば。」
ヤバい、Roselia5人が寄ってきた。
「ちょっ、夜華、どうしよう?」
「えぇ・・・、どうしようも何も、それくらい自分で考えていただけませんか?」
「お2人は、こんなところで何をしているのですか?」
「「・・・!」」ギクッ
「そうですよ!それに、昨日のことも教えてください!」
「いや、えっと・・・?」
「そのハナシ、アタシも聞きたいな~?」
「え?・・・・・・っ!」
「貴方様は・・・・・・っ!」
右側からやって来たRoseliaが問い詰めてくるが、それに便乗して事情を聞こうとする声が左側から聞こえた。そこには、見慣れない女性が立っていた。・・・・・・いや、見慣れない訳ない。確かに新世界では見慣れないが、旧世界では何度も会っている人物、『
「ヤッホ~、久しぶりだね~?」
「・・・・・・誰だか知らないけど、あなたにも関係ないことだ。」
ウィズは俺たちのことを知っているような口調で話してくるが、万が一のことも兼ねて知らないフリをしてみる。
「えぇ~、知らないワケないでしょ~?・・・・・・あ、そうだ。」
「・・・・・・?」
「ねぇりんりん、あの人誰?」
「わたしも、分からない・・・・・・。」
「アタシ、どっかで見たことあるんだよね・・・。」
「奇遇ね、私もよ。」
「湊さんと今井さんが知っている人物、ですか・・・。」
ウィズがポケットから何かを取り出そうとしている最中に、Roseliaの5人が『ウィズを知っているか?』と話していた。そして、ウィズが目当ての物を見つけたらしく、取り出した
「コレ!見覚えあるでしょ?」
「っ!?」
「ちゃんと作動するよ。」
「バレット!」
「ね?」
「・・・・・・ちょっと来い。」
「え?え、ちょっと何!?怒っちゃった!?ゴメンって・・・!」
明らかにおもちゃとは思えない物を持っているウィズを連れて、俺はRoseliaから少し離れた位置に移動した。
「お前、本当にウィズなのか?」
「?・・・・・・ウィズだけど。」
「いや・・・・・・質問がおかしかったな。お前、旧世界の記憶が残ってるのか?」
「残ってるって言うか・・・・・・あの世界のアタシだよ。」
「え?」
「アンタや、後ろの夜華ちゃんみたいにね。」
そう言えば、ウィズにも魔王因子があったんだな。ってことは、本当に夜華と一緒で旧世界から新世界に来たのか?
「あの、話は終わりましたか?」
「え?あ、いや・・・?」
「いいや、まだ話してすらないよ。それじゃ、みんなでおハナシしましょうか?」
なんでウィズが仕切る?そう思いながらも、諦めて話をしようと思っていた。だが、
「楽しそうだな、俺も混ぜてくれよ。」
また別の方から今度は男の声がした。俺の頭の中では『万丈』か『晴斗』辺りだと思ったが、全くの別人で、黒いコートに帽子を被り、サングラスをかけた怪しい人だった。
「ちょっとオジサン、高校生の会話に入るにはもうちょい若者文化を知った方がイイよ~?」
「安心しろ、俺は約1名に用があって来たんだよ。」
「アームズ!」
「はい?」
「あれは・・・?」
おっさんが取り出したのは、形が禍々しいUSBメモリーだった。それを、左手の甲に挿した。すると、おっさんは怪物へと姿を変えた。
「そこの変身する奴、貴様を消しに来た。」
「え、アタシ?」
「笑顔で反応すんな。恐らくは俺だろ?」
「また、怪物・・・!?」
「リサ、危ないんじゃない・・・!?」
「みんな、早く逃げよう!!」
「夜華、みんな連れて下がってくれ。」
「かしこまりました。」
怯えているRoseliaと共に下がる夜華。俺は逆に怪物の前に出た、あの怪物──
《解析完了。あれは『ドーパント』と呼ばれる怪人です。ちなみに、種類としては『アームズ・ドーパント』で、左腕を色んな武器に変更出来ます。》
──解説どうも。あのドーパントを倒すために。
「あっれ~?オネーサンには何かないの?」
「あんたは戦えるんだろ?四魔卿を倒せるぐらい強いんだし。」
「まぁね~。」
「ショットライザー!」
俺はいつも通り、ビルドドライバーを腰に巻いて、ウィズは銃の付いたベルトを腰に巻き、付いている銃を手に取った。そして、俺は2本のボトルを、ウィズは1つのプログライズキーを持ち、変身する。
「ラビット!」「タンク!」「ベストマッチ!
「フッ!・・・ッ!」パキッ
「バレット!」「オーソライズ!」
とうとう片手で堅そうなプログライズキーを開けるウィズに少し驚いたが、それを気にしていたらキリが無さそうだったから気にしないことにした。
1人の異形な者を相手に、まだ高校生の男女2人は怖がるどころか、戦う姿勢を見せていた。
「Kamen Rider.Kamen Rider.──」
「Are You Ready?」
「「変身!」」
「鋼のムーンサルト! ラビットタンク! イエーイ!」
「ショットライズ!シューティングウルフ!
The elevation increases as the bullet is fired.」
「そちらのお嬢さんも!?聞いてないぞ!」
「さぁ、実験を始めようか?」
「それじゃ、ハデに行くよ!!」
ウィズまで変身したことに驚くアームズ・ドーパント。だが、変身した
「・・・・・・どこぞの宇宙海賊かよ・・・?」
微妙にツッコミを入れた
「ぐっ・・・、ダァアアア!」
「ふっ!よっ、ハァアア!!」
「ソリャア!!」
片腕を剣に変えてライダーを倒そうとするが、その剣はドリルで受け止められ、逆に相手のドリルが自分の身体に痛みを与えてきた。更に頭上から青い狼が銃弾を放ち、ドーパントは膝をついてしまう。
「ここまで、とは・・・!?」
「フゥ~、さっすが姉弟!連携バッチシだね!」
「はいはい。一気に決めるぞ!」
「Ready Go!」
「も~、しょうがないな!」
「バレット!」
ジードはドリルクラッシャーを銃モードにして、それぞれ必殺技を放とうとする。だが、
「フォーゼ!スレスレシューティング!」
「っ!?ぐっ・・・!?」
「え!?ちょっ・・・!?」
突如、謎の音と共に飛んできたミサイルによって必殺技は放たれなかった。
「もう~誰よ、こんな時に!!」
「くっ・・・・・・っ!あいつは・・・!?」
「あぁ!?」
異形の者たちの視線が全て同じ場所に行った。そこには、明らかにジードとバルカンに銃を向ける1人の人物がいた。いや、
「えっと・・・・・・『カメン』、『ライダー』?」
「うわ・・・、答えが顔に書いてあるよ・・・。」
「また別の奴か・・・!」
「僕は、仮面ライダージオウ。」
「ジオウ?」
顔に『ライダー』と書いてあるジオウは、ジードの方に顔を向けた。
「君がジード、魔王だね?」
「・・・・・・だったら?」
「君の力を、見せてもらう。」
「ケン!」
「っ!ウィズ、ドーパントを頼む!」
「ラビットタンクスパークリング!」
「・・・・・・オッケー!」
「パワー!」「オーソライズ!」
「ビルドアップ!」
「ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!」
「ハァ!」
「ショットライズ!パンチングコング!
Enough power to annihilate a mountain.」
ジードは『ラビットタンクスパークリングフォーム』に、バルカンは『パンチングコングフォーム』へと変身した。それに対し、ジオウは『ジュウ』から『ケン』へモードチェンジして、ジードに挑む。
「ハァ!」
「ふっ!・・・・・・これが、スパークリングの力か。」
「澄ました声出しやがって・・・!だけど、お前の今の姿が基本フォームだってことは分かってる!」
「だろうね。でも!」
「ぐっ!?」
剣でジードを武器ごと吹き飛ばしたジオウ。そして、ジオウは腕に付いている赤と青の丸いアイテムを手に持った。
「これならどうかな?」
「ビルド!」
「ビルド、だと・・・!?」
その丸いアイテムを左側のドライバーのスロットにセットして、ドライバーを回転させた。
「ライダータイム!仮面ライダージオウ!
アーマータイム!〈ベストマッチ!〉ビルド!」
「これなら、対等になるかな?」
「ほぉ~?」
ジオウの右腕に付いたドリルと、ジードのドリルがぶつかり合う。
「ふっ!」
「ちっ!なんか面倒な能力だな!?」
「魔王と言えど、そんな余裕があるのかな!!」
「ぐっ!?」
そんなジードは、ジオウの攻撃に押されていた。
「この・・・!?」
「これで、決めてあげるよ。」
「フィニッシュタイム!」「ビルド!」
「だったら・・・!」
「Ready Go!」
両者同時にドライバーを操作し、そして同時に飛び上がった。
「ふっ!」
「ボルテック・タイムブレーク!」
「はぁ!」
「スパークリングフィニッシュ!」
そして同時にライダーキックを放ち・・・・・・
「ぐっ!?」
「ぐわっ!?」
相打ちという結果に終わった。ジードの姿は変わらなかったが、ジオウの姿は基本フォームに戻った。
「相打ち、っぽくはなさそうだが?」
「やっぱり、魔王にこの程度の力では勝てないか・・・。なら、これでどうだい?」
「グランドジオウ!」
なんなく立ち上がったジードと、ふらふらと立ち上がったジオウ。そんなジオウは金色のアイテムを取り出して、起動させた。それをドライバーの左側にセットして、ドライバーを回した。
「グランドタイム!」
「祝え! 仮面ライダーグランドジオウ!」
「なんじゃそりゃ?」
後ろに20人のライダーを出現させ、それを身体に着けた最強の姿『仮面ライダーグランドジオウ』は、身体の左側に描かれている1人のライダーの姿を押した。
「・・・・・・。」
「ビルド!」
それを押した瞬間、金色のゲートから『仮面ライダービルド ラビットタンクフォーム』が出現した。
「なっ!?どういう事だ!?・・・・・・ぐっ!ぐわっ!?」
出現したビルドは、ジオウの指示もなくジードを攻撃し始める。
「この力、初期のビルドどころじゃねぇ!しかも、スパークリングより強い・・・!?」
「
「ぐわっ!?」
最強の姿となったジオウの呼び出したビルドに劣勢を強いられるジードだった。
その頃、読者が忘れかけている《バルカンVSアームズ・ドーパント》の戦いだが、
「オリャアアア!!」
「ぐっ!なんなんだ、この馬鹿力は・・・!?」
「『馬鹿力』言うなー!」
「ぐはっ!?」
バルカンの『パンチングコングフォーム』が、アームズ・ドーパントを圧倒していた。
戦闘シーンは再び、《ジードVSジオウ》へと戻る。
《報告します。今の相手は最強フォームです、こちらはウルティメイトファイナルで対抗してください。》
(分かった、シエルが言うなら!)
ジードは立ち上がり、『ウルティメイトファイナルボトル』を取り出した。・・・・・・分かりやすく言えば、元『ジーニアスボトル』だ。
「ウルティメイト! オールイエイ!」
「ジードファイナル!」
「ビルドアップ!」
「完全無欠のサイキョウマオウ!
ウルティメイトファイナルジード! スゲーイ! モノスゲーイ!!」
「それが、魔王の姿・・・!」
究極とも言えるジードを前に、ジオウの緊張感が増した。その証として、身体に描かれたライダーのイラストをもう1つ押した。
「これならどうだい?」
「電王!」
「デヤァアアア!!」
「ハァ!」
「・・・・・・。」
ビルドと電王の剣が、ジードを襲った。・・・・・・のだが、
「・・・・・・っ!?」
「ぐっ・・・!?」
「なっ・・・!?」
「・・・・・・この程度か?ふっ、はっ!」
ジードはそれぞれ片手で剣を受け止めた。そして、それを自分から逸らし、自分の拳をぶつける。そして、右手を背中に持って行き、武器を具現化する。
「
「まずはこれだ。」
「分身の術!」
「超忍法・影の舞!」
ジードは『4コマ忍法刀』の力で6人に分身した後、
「なっ!?」
「次はこれだ。」
「
「ふっ!」
次に赤い銃を2丁具現化させたジードは、ビルドと電王目掛けて連続射撃。その後、2丁の銃を合体させた。
「マグナパワー!」
「ふっ。」
「ビルドサイド!」「Ready Go!」
「吹き飛べ!」
「ウルティメイトアタック!」
「ぐわぁあああ!!」「ぐはっ!!」
龍の形となったエネルギー弾がビルドと電王を襲い、消滅させた。
「これほどとは・・・!」
「サイキョウフィニッシュタイム!」
「ほぉ、それなら!」
「
「はぁああ!!」
「キングギリギリスラッシュ!」
「ふっ!」
2人の最強武器がぶつかり合う。ジオウの武器が時々『ジオウサイキョウ』という文字を出しながらジードを襲うが、ギガファイナライザーは何も技を発動させてない状態で迎え撃っていた。
「ぐっ!?はぁ!!」
「よっ!おりゃあ!」
「ぐわっ!・・・・・・なら!」
「フィニッシュタイム!」「グランドジオウ!」
技を発動させていないジードの方が優勢になっていた。ジオウは武器を捨てて、最終手段としてドライバーを使って必殺技を発動させる。それを見たジードも、武器を捨ててドライバーのレバーを回して必殺技を発動する。
「ならこっちも!」
「ビルドサイド!」「ジードサイド!」「オールサイド!」
「Ready Go!」
「ふっ!・・・・・・はぁ!!」
「オールトゥエンティ タイムブレーク!」
「はぁあああ!!」
「ウルティメイトフィニッシュ!」
2人のライダーキックが炸裂し、そのエネルギーが衝撃波として辺り一帯を襲った。
その衝撃波はただの衝撃波ではなく、ある人物たちに影響を及ぼした。
その衝撃波の影響を受けたのは、CiRCLE付近にはいないPoppin'Partyと万丈。
「っ・・・・・・今のは・・・?」
「龍、くん・・・?」
「なんだよ、今の記憶は・・・!?私たちのこの記憶、本当なのか・・・!?」
影響を受けたのはPoppin'Partyだけではなかった。羽沢珈琲店にいるAfterglowや、
「っ・・・!」
「なんだ、今の・・・?」
「和美・・・・・・。」
「蘭?」
CiRCLEにいる千聖や、他のPastel*Palettesにも・・・・・・
「え?今の、何・・・?」
「これ、あたしの記憶なのかな~?」
そして、弦巻邸にいるハロー、ハッピーワールド!にもその影響はあった。
「あら?なにかしら、この思い出?」
「はぐみも。これなんの思い出なんだろう?」
そして、
「っ、これは・・・・・・?」
旧世界で魔王に告白した人物にも・・・・・・。
グランドジオウ対ウルティメイトファイナルジードのライダーキック対決は、
「はぁ・・・・・・だぁあああ!!」
「ぐわぁあああ!!」
ジードが勝利した。ジオウは倒れるが、姿は変わっていない。ジードはちゃんと着地したが、一瞬ふらついた。
「っ、ちょっと堪えるな・・・!」
「もう!もうちょっと静かに戦えないの!?」
「無茶言うなよ!」
衝撃波によって横たわっているバルカンがジードに叫んだ。
だが、後ろではRoseliaの5人が自分の記憶に疑念を抱いていた。
「何、この記憶は・・・?」
「私が、変身・・・!?」
「っ!蒼空くん・・・・・・!」
「・・・・・・あ、りんりん危ないよ!」
記憶について考えている時に、燐子がジードの方に向かった。
だが、読者にも忘れ去られているであろうアームズ・ドーパントがジードに強力な弾丸を放つ。
「今だ・・・!」
「え?うわっ!?・・・・・・ッ、蒼空!!」
「あぁ?・・・・・・っ、燐子!!」
銃弾はジードの方へと放たれたと思ったが、前に出てきた燐子が銃弾を受けてしまう形になってしまった。
「燐子、逃げて!!」
「え?・・・・・・きゃっ!?」
(間に合え・・・!!)
「燐子ーーー!!」
銃弾が燐子に当たる直前、ジードが燐子を抱きかかえる形で燐子を銃弾から守る形を取ったが、次の瞬間銃弾は当たり爆発した。
「蒼空ーーー!!」
「りんりーん!」
「燐子!!」
「主様・・・・・・っ!」
爆煙が消える頃、みんながジードと燐子の安否を確認したが、2人共
「そんな・・・!?」
「とりあえず、ミッション達成だな。じゃあな!」
ドーパントはどこかへ逃げてしまった。
変身を解いたウィズは、先程ジードと燐子がいた場所に来ていた。
「そんな・・・・・・蒼空が・・・!?」
「りんりん・・・。」
「残念ながら、2人共死んでいませんよ。」
「「「えっ!?」」」
「どういう事かしら?」
夜華の発言に、全員が疑問を浮かべた。
「うっ・・・!ここは・・・?」
あれ?なんで気を失ってるんだ・・・?しかも、変身解けてるし・・・・・・ってか、暗っ!!どこよ、なんでこんな暗いとこに!?もう、何がどうなってんだよ・・・!?
いかがでしたか?『まさかのジオウ!?』って思ったやろ?この後色々考えてんのよ。さて、ジオウの正体は誰でしょうか?正解は・・・・・・いつ出すか分かんない次回です。
では皆さん、おつモ二~!