BanG Dream ~Be the one~ 作:ENDLICHERI
ですが、そんな世界に現れたファントムやドーパントに疑問を抱きながら、再び戦いに身を投じます。そんな中、ウィズ様が現れ、白金様の身が危険な目に遭ってしまい、主様が庇いました。
そして、目を覚ました主様は、ある人物と出会い、新たな──っと、失礼しました。ここから先は、皆様にとっては未來のお話でしたね。」
ドーパントやジオウと戦った後、燐子に銃弾が当たると思って守ったんだが・・・・・・気が付いたら見知らぬ暗いとこに飛ばされた俺。
「どこだよ、ここ・・・?」
「蒼空くん・・・・・・大丈夫・・・・・・?」
「あぁ、燐子こそ大丈夫か?」
「うん・・・・・・蒼空くんのおかげで・・・・・・。」
「そっか、なら良かった。・・・・・・うん?」
俺はふと思ってしまった。目の前にいる燐子が俺のことを「蒼空くん」と言ったのだ。さっきまでは会話すらなく、呼ばれても「桐生さん」だった。そんな燐子が急に俺のことを・・・?
「燐子、今俺のことを『蒼空』って呼んだ?」
「うん・・・・・・もしかして、『葛城映司』の方・・・・・・?」
「いや、桐生蒼空だけど・・・・・・なんで?」
「それは僕が答えよう。」
「っ!?」
「誰・・・・・・?」
突然大人しそうな男の声が響き渡り、俺たちは身構える。さらに、足音まで聞こえてきて、俺は足音のする方を見た。そこには、さっき俺と戦っていた『ジオウ』が歩いてきた。
「お前はさっきの!?」
「落ち着け、僕はもう君と戦うつもりはない。それに、今の君には戦う力はないはずだ。」
「なんだと・・・!?」
《確かに、ジオウの言うとおりです。》
突然俺の脳内にシエルの声が広がった。
(シエル?)
《先程の戦いの際、蒼空が燐子を守ることに必死だったので、こちらでテレポートを発動しました。》
テレポートって・・・・・・そんなことまで出来るのか・・・。
《蒼空か自分、どちらかの意識が表に出ていて、その者の意思で発動すれば、少量のエネルギーでなんとかなります。ですが、表に出ていない者が発動すれば、色々な諸事情により大量のエネルギーを消費します。》
(諸事情って・・・。で、俺のエネルギーって?)
《まずは、ジードになるためのエネルギー。そして、魔王のエネルギーの一部です。これにより、蒼空はしばらくジードになれません。》
マジすか・・・。これじゃあまともに戦えないじゃねーか!
(・・・・・・ちなみに、変身できるまでどれくらいかかる?)
《約3ヶ月です。》
1シーズン主役のジードが出番無しなの!?じゃあ、最強のウルティメイトファイナルも無しなのかよ・・・。
「能力との会話は終わったかい?」
「っ!・・・・・・あぁ。っていうか、まだ俺に用があるのか?」
「君というより、君のその能力に用がある。」
「・・・・・・ずいぶんと詳しいな。何者だ?」
「僕は・・・・・・」
すると、目の前のジオウはドライバーの時計みたいなアイテムをドライバーから外して変身を解除した。
「・・・・・・もう一人の君だ。」
「っ、葛城映司・・・!?」
「葛城映司って・・・・・・蒼空くんの・・・・・・?」
「あぁ、記憶を取り戻した後、二重人格っぽい感じで俺の中にいたんだ。でも、新世界になった後に俺の中からいなくなったんだが・・・・・・。」
「今は君の能力に用があるんだ。」
「そんな事より、なんでお前が変身出来るんだ?ここはどこなんだ!?この世界はどうなってる!?」
「落ち着け、順に説明するさ。その代わり、僕についてきてくれ。」
「「・・・・・・。」」
俺と燐子は一度見合わせた後、先を行く葛城についていくことにした。
アタシは変身が解けてしまい、ドーパントを見逃してしまった。でも、いなくなった蒼空たちのことを心配していると、従者の夜華ちゃんが予想しそうで出来なかった言葉を発した。
「残念ながら、2人共死んでいませんよ。」
「「「えっ!?」」」
「どういう事かしら?」
「まずは、ウィズ様。」
「ヘッ?」
「先程の攻撃で死んでいませんよね?なら、あの魔王様があの程度の攻撃では死にません。」
「確かに・・・。」
「それに、白金様までも亡くなっていたら、その辺りに血痕が残っているかもしれません。」
なかなか聞かない・聞きたくない言葉を連発する夜華ちゃんに、みんなちょっと引いてる・・・。
「そ、それじゃあ・・・・・・燐子と蒼空は・・・?」
「おそらく、爆発の直前にどこかへ飛んだんでしょうね。」
「飛んだ?」
「ゲームっぽく言えば、『テレポート』と言ったところでしょうか?」
「テレポート!!」
確か、あこちゃんってゲームやってるんだっけ?そりゃ『テレポート』ってワードに反応するワケだ。
「ウィズ様、黒崎様の護衛をお願い致します。わたくしは、主様と白金様を探します。」
「オッケー。」
「夜華さん、燐子をお願いします!」
「・・・・・・主様のついでに、連れてまいります。それでは。」
リサちゃんのお願いを『ついで』として了承した後に、いつも通り影に入って姿を消した。
「リサ、燐子は無事なのよね?」
「切姫さんなら、必ず連れてきますよ。」
「そそ、夜華ちゃんを信じないと!それより、アタシは晴斗くんを・・・・・・あれ?」
晴斗くん、さーくるのカフェにいるって聞いたけど・・・・・・いない。
「・・・晴斗くん、どこ行ったーーー!?」
「あ、待って!あこも行くーーー!!」
アタシが晴斗くんを追っかけて走り出すと、その後ろをあこちゃんが追いかけてきた。
「宇田川さんだけだと心配です。私も行って──」
「おねーちゃーーーん!!」
「ひ、日菜!?」
「おねーちゃん、おねーちゃんが変身してみんなを助けたのって本当!?」
「え、えぇ!?」
「・・・・・・友希那、ごめん。代わりにアタシが行ってくる。」
「えぇ、気を付けて。」
もう1人、リサちゃんが追っかけてきた。
スタスタと歩く葛城を追いつつ、燐子のペースに合わせて歩く俺に、葛城は喋り出した。
「僕が変身できるのは・・・・・・蒼空くん、君のせいだ。」
「っ!?」
蒼空のせい・・・・・・そんな台詞を聞くと、異様なまでに罪悪感が沸いてきた。
「新世界に来た僕は、君の中からいなくなった後、『新世界の葛城映司』として生活するはずだった。でも、君の魔王の力が僕に残っていたせいか、すぐに旧世界の記憶を取り戻した。そして、残った魔王の力はこのドライバーへと変わった。」
そう言って、さっきまで腰に巻いてたベルトを見せてきた。
「だから、変身できると?」
「元をたどれば僕が原因なんだけどね。でも、今の僕はただの人間だ。変身できるのは偶然ってものだよ。」
「ほぉ~?」
こいつ、俺にケンカ売ってんのか?今の俺でもこいつになら勝てるぞ。・・・・・・変身されなければ。
「次に、『ここはどこだ?』だったね。ここは、僕の隠れ家の近くさ。」
「そんなんあんの!?」
「と言っても、記憶が戻ってから急ピッチで作ったから、地下にこっそりとセキュリティ無しの広間があるだけだけど。」
やっぱりこいつ、ケンカ売ってるよな!?
「蒼空くん・・・・・・手・・・・・・。」
「え?・・・・・・あぁ、ごめん・・・。」
《蒼空の怒りが葛城映司のおかげで上昇。ですが、白金燐子のせいで減少。》
やかましいわ!ってか、『おかげ』と『せい』が逆じゃねーのか!?
「・・・・・・最後に、『この世界』についてだね。確かにここは、君が創った世界だ。でも、この世界のどこかに次元の裂目がある。ファントムやドーパントはそこからやって来た。」
「また面倒事勃発かよ・・・。」
「正直、裂目は外部からの干渉が原因だから、君のせいじゃない。・・・・・・ちょうどいい。ここが僕の隠れ家だよ。」
「うわぁ・・・。」
「秘密基地って、感じだね・・・・・・。」
「衣食住に関しては、特に問題ない。」
いやいやいやいや!『衣』と『食』は良いかもしんないけど、『住』は圧倒的にアウトだぞ!なんなら 、地下の広間にパソコンと机置いただけじゃんかよ!?
「なぁ、ここ本当に隠れ家か?」
「それともう一つ、気になることがあってね。」
「聞けコラ。」
「上と下から広大なネットワークが広がっているんだ。でも、普通のネットワークじゃないんだ。」
「ったく、こっちの話は無視かよ・・・・・・って、普通じゃないネットワーク?」
「うん。上からのは『衛星ゼア』と呼ばれるものだ。下からのは・・・・・・正直分からない。」
「分かんないって・・・・・・まさか、シエルに用があるって、それを調べさせることか?」
「シエルって・・・・・・?」
「あぁ、俺の能力だ。色んなことを教えてくれる素晴らしい能力だ。」
燐子には教えてなかったな。・・・・・・ってか、俺の能力って誰かに教えたことあったっけ?
「いや、君の能力に用があるのはそれじゃない。このネットワークはほとんど繋がってないが、まるで人間の悪意に満ちたネットワークなんだ。」
「悪意・・・?」
「そして、このネットワークはさっき話した次元の裂目から来ているんだ。」
次元の裂目からの悪意に満ちたネットワークが出ているって・・・・・・それに、上にある衛星も、普通はないよな・・・?
「・・・・・・さて、僕の用事を済まさせてもらおうか。」
そう言って、葛城は隠れ家(?)にある棚から2つのアタッシュケースを取り出して、俺の方に見せながらケースを開けた。
「君の能力に調べてほしいのは、これだ。」
「なんだこれ?・・・・・・うん?この四角いのは・・・?」
「そう、ウィズが使っているライダーシステムだ。だけど、変身に使うベルトが違う。それに、このベルトは僕には使えないから、気になってるんだ。」
まぁ、そりゃそうでしょうな!
「・・・・・・まぁいい。シエル、頼む。」
《了。その代わり、身体を借ります。》
「どうぞ。・・・・・・っ!?」
俺の身体は今、シエルが使っている。シエルはあのドライバーを手に持って、ジッと見つめる。
「そ、蒼空くん・・・・・・?」
「白金さん、今の蒼空は蒼空じゃない。」
「《・・・・・・解析、終了しました。》」
手に持って5秒ぐらいでもう調べ終えたんだ。さすがだな。
「《この『ゼロワンドライバー』は、衛星ゼアと繋がっています。が、このドライバーで変身できる人間は、ある条件が必要です。》」
「条件・・・・・・?」
「シエル、だったかな?その条件を教えてくれ。」
「《残念ながら、力を使っても条件を調べることは出来ませんでした。それでは、失礼します。》」
ドライバーをケースに置いたシエルは、強制的に俺と身体の所有権を入れ換えて、俺が前に出てきた。
「っ!・・・・・・これで満足か?」
「・・・・・・あぁ。」
「んじゃ、そろそろ帰・・・・・・りたかったな。」
「え?」
通路の方を見ると、真ん中にチャックが現れて、それが開くとその奥から赤い怪物が飛び出してきた。そして、チャックは閉まり、見えなくなった。
「グルルゥゥ・・・!」
「今度はインベスか・・・。」
「ジクウドライバー!」
「インベス?」
「ジオウ!」
「変身。」
「ライダータイム!仮面ライダージオウ!」
「2人共、下がってて。」
「ジカンギレード!ケン!」
ジオウに変身した葛城は、剣を持って、赤い怪物に挑む。
(シエル、あいつは?)
《解析完了。あれはインベスと呼ばれる地球外生命体です。基本は本能で動いているため、会話は出来ません。ちなみに、あれは上級タイプの『ライオンインベス』です。》
(ライオンって・・・・・・地球外なのに?)
《そこは原作に文句を言ってください。》
まぁ、あの怪物ぐらいなら、勝てるだろうな?・・・・・・って、おいおい!?
「ガウ!!」
「ぐっ!?ぐわっ!?」
「蒼空くん・・・・・・葛城さんが・・・・・・!」
「なんでやられてんだよ!?」
「蒼空くん・・・・・・?なんで変身しないの・・・・・・?」
「変なとこで力使ったから、しばらくジードになれないんだよ。・・・・・・そうだ!」
俺はある物のことを思い出して、棚からアタッシュケースを取り出した。
「ちょっと、蒼空くん・・・・・・それって・・・・・・?」
「ものは試しだ。」
そのアタッシュケースから『ゼロワンドライバー』と黄色のプログライズキーを手に取って、葛城にも見えるとこに立った。
「ぐっ!?・・・・・・っ、蒼空くん!それは使えないはずだよ!?」
「ものは試しだ!やってみんと分かんねぇだろ!」
そう言って、俺はドライバーを腰に巻いた。
「ゼロワンドライバー!」
「っ!?」
腰に巻いた瞬間、俺の意識は別場所にあった。そこはまるで、データの中だった。
「あれ?ここは・・・?」
「《ここは、先程話にあった衛星ゼアのようです。》」
「衛星ゼア・・・・・・って、誰!?」
顔を横に向けると、声を発した人間がまるで俺の姿をしていた。・・・・・・って、俺だった。だけど、俺の姿の割には声がシエルだった。
「《改めまして、シエルです。よろしくお願いいたします。》」
「シエルなんだ・・・。うん?何、これ?」
「《・・・・・・ゼロワンドライバーの使い方をラーニングできるようです。》」
「それじゃ、さっさとラーニングしますか。」
俺は2時間ぐらいあるゼロワンドライバーの使い方を頑張って見て、ほぼ完璧に覚えた。・・・・・・現実には0.1秒ぐらいらしい。
「ラーニング完了。」
「ジャンプ!」「オーソライズ!」
現実に戻ってきた俺は、使い方を覚えたゼロワンドライバーとプログライズキーを使って、変身する。・・・・・・目の前のバッタがちょっと邪魔やった。
「変身!」
「プログライズ!」
「飛び上がライズ!ライジングホッパー!
A jump to the sky turns to a rider kick.」
「嘘でしょ・・・!?」
「蒼空くんが・・・・・・別のライダーに・・・・・・!?」
「お前を止められるのはただ1人・・・・・・俺だ!!」
いかがでしたか?ジオウは映司、最近のゼロワンはまさかの蒼空が変身します!
それと、あらすじ紹介どうだった?ジオウ風にしてみたけど。そして、さらっと「(←これ)に名前付けてみたけど、どう?いる?試しにアンケートしてみるな。
「(←これ)に名前付けたけど、いる?
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いる
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いらない