特殊な男(モブ)達の現代戦車道   作:金剛時雨

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金剛「今回は定期投稿です」

優斗「それが普通」

零「金剛?」

金剛「ナンデショウ?」

零「今日テストじゃない?」

金剛「シラナイデス」

優斗「おいおい!それは不味いだろ!?」

金剛「これストックだから多分大丈夫(嘘)」

優斗「嘘かい!?」

零「まぁ金剛のリアルはほっといて今回は?」

金剛「一応オリキャラのBC自由の双子の説明回?」

優斗「何で疑問形?」

金剛「それは君が関係してるから」

優斗「?なんだそれ?」

金剛「本編見ればわかるさ」

零「じゃあ、そういうことで!」

3人『どうぞ!』


第22話 観戦です!!

どもどもー優斗ですー

 

今回はプラウダ対BC自由の試合観戦に来ています!

 

まぁぶっちゃけ幼馴染紹介も含まれるんだけどねー

 

レーニンに関しては練習試合の時に説明したからいいか

 

そんなことを考えながら大会本部に覗きに来た

 

そこには開始地点の確認をしている複数の人影があった

 

片方はプラウダ校の制服を着ており

 

もう片方はBC自由の制服を着ていた

 

 

BC生徒A「だからここにすればいいじゃないか!」

 

BC生徒B「いいや!絶対ここがいいに決まっている!!」

 

少年A「そうだ!隊長の言う通りだ!」

 

少年B「だが副隊長の言った場所の方が地理的によくないか?」

 

BC生徒A「何だと!?受験組は黙ってろ!」

 

BC生徒B「人の意見をそういう理由で切り捨てるのは危険だ!」

 

BC生徒A「受験組を受験組と言って何が悪い!」

 

BC生徒B「たかだか高等部に運よく上がったエスカレーター組が!」

 

BC生徒A「頭がいいのがそんなに悪いか?」

 

BC生徒B「頭がいいのと戦闘ができるとはな……………………」

 

 

・・・・・・

 

予想通りというべきか

 

相変わらずBC自由の連中は仲が悪いようだ

 

元々BC自由学院は2校の合併校なのだ

 

今はは中等部から高等部へ進学のエスカレーター組と

 

高等部で受験で受かった受験組に分かれているのだが

 

エスカレーター組の謎のプライドと

 

受験組は売られたけんかを買う形で

 

現在に至るまでいざこざが絶えないわけで

 

その結果が大会毎で1回戦敗退である

 

今回は珍しく2回戦まで上がってきているが

 

さすがにプラウダ相手には無理だろうな

 

俺は横におるプラウダの隊長に声をかけた

 

 

「やぁスターリン」

 

スターリン「おう!優斗か!なんだ、敵情視察か?」

 

「まぁそんなところだが……………………あれなぁ」

 

スターリン「まぁいつもの事だからな」

 

「気にしたら負け、か」

 

スターリン「そういうことだ、ところで何か用でもあったか?」

 

「挨拶に来たのと彼らにな」

 

スターリン「ああ、今回で初登場か」

 

「メタいがそうだ」

 

スターリン「あれで紹介しろと?」

 

「ちょっと様子見てから考える」

 

スターリン「武運を祈る」

 

「どうも」

 

 

さてこれ、どうしたものか?

 

全く進まない会議

 

無駄な罵りあい

 

全くもって……………………

 

 

「……………………無駄な時間だな」

 

BC生徒A「なんだと!?」

 

「ん?」

 

BC生徒A「そこのお前、今なんて言った?」

 

「ああ、聞こえていましたか喧嘩ばかりしてるのにそういう所には気づくんですね」

 

BC生徒A「それはどういう意味だ?」

 

「わからないのか?お前らのその行動……………………」

 

無駄すぎるよね?

 

BC生徒A「なっ!?貴様誰に向かって言ってるのかわかってるのか!」

 

「そっちこそ誰にそんな口きいてるのかわかってるのか?」

 

BC生徒A「あぁっ?」

 

「はぁ、俺が誰か説明しろよ、勝馬、一樹」

 

勝馬「……………………ただの黒森峰の現代戦車道受講生」

 

一樹「峰川流家元」

 

BC生徒B「なっ!?峰川流!?」

 

BC生徒A「なんだよそれ?ただの黒森峰の生徒じゃん」

 

「・・・・・」

 

 

受験組の人らは俺の事はわかってるみたいだが

 

エスカレーター組は世間に対して疎くないか?

 

大丈夫か?

 

後勝馬お前’ただの’は余計だ!

 

一応ここで勝馬と一樹の軽く紹介を入れる

 

エスカレーター組にいるのは白石(しらいし) 勝馬(かずま)

 

白石双子の弟の方で中学受験の時に兄は落ちて勝馬だけ合格したらしい

 

何故か俺と兄の一樹にはよくキレる

 

短気なのだろうか?

 

黒森峰の情報部によれば勉学以外駄目だとか

 

それで受験組にいるのが兄の白石 一樹(かずき)

 

こいつは弟とは逆で勉学が駄目でそれ以外ができる

 

昔、一樹がフランス料理を作ってくれた時はうまかった

 

性格も弟とは正反対で穏やかで優しい性格だ

 

それでBCの生徒達を見てみた

 

主に受験組の方を

 

ん?

 

そういえば受験組側の生徒に何人かうちの門下生がいるな

 

これは受験組だけだったらプラウダ苦戦していたかもな

 

()()()()()()()()()()()

 

 

BC生徒A「だから峰川って誰だよ?」

 

BC生徒B「馬鹿かお前!峰川家は現代戦車道の名門だぞ!」

 

BC生徒A「ッ!?」

 

勝馬「今はただの見学者だけどな」

 

一樹「おい!勝馬!」

 

勝馬「事実だろ?」

 

「残念、むしろ観戦者として来ている方が権力を行使しやすいんだな」

 

勝馬「だったら何?俺を出場停止にでもする?」

 

「何故しなきゃいけない?する価値もない」

 

勝馬「何だと!?」

 

一樹「もうやめろ!優斗も少し大人げないぞ」

 

「すまんな、つい」

 

勝馬「ちっ」

 

一樹「勝馬!」

 

勝馬「さーせんした」

 

一樹「お前またそんな態度で」

 

勝馬「いいだろ!兄貴は黙ってろよ!」

 

一樹「ッ!?くっ!」

 

BC生徒B「お前ら!今は辞めろ!」

 

BC生徒A「そうだぞ!たかが観戦者が来ただけじゃないか?」

 

「君は相当頭がお花畑のようだな?」

 

BC生徒A「あっ?何だと?」

 

「君みたいのがよくBC自由の隊長なんてできるな?」

 

BC生徒A「そりゃあ実力が……………………「違うな」……………………はっ!?」

 

「それは実力じゃなくて権力だろ?」

 

BC生徒A「それがどうした?」

 

「……………………まぁいいさ、俺が言うても意味がないし失礼するよ」

 

BC生徒A「はっ!逃げるのか!案外あっけな……………………ッ!?」

 

 

なんだ?

 

ここまで言っても理解できない素人が

 

俺を馬鹿にするか?

 

今それ以上言ったらキレそうだ

 

それはもう……………………

 

殺したいぐらいにな?

 

 

それ以上言うと怒るぞ?

 

BC生徒A「ヒッ……………………あっ……………………はっ」

 

なんだ?さっきの威勢はどこいった?

 

勝馬「っ!?」

 

一樹(この殺気は!?あの時と同じ!?)

 

零「落ち着け優斗」

 

「!……………………零」

 

零「冷静を欠くなんてお前らしくない」

 

「すまない、珍しくキレかけていたよ」

 

零「既にキレてる気がするが……………………」

 

「昔話したやつよりはキレてないだろ?」

 

零「基準が違う」

 

「そうだな」

 

 

俺は腰を抜かしている馬鹿に目を向ける

 

まるで俺を化け物か何かのように見てる目をしている

 

勝馬も何故か呆けている

 

ああ、そういえば中学の時には既に俺達とは別だったから例の話も話してないし

 

あの時の事も見てなかったな

 

まぁだからなんだというわけだけど

 

 

「おい」

 

BC生徒A「は、はいっ!」

 

「俺を馬鹿にするのはいいが峰川流を、そこで学んできた連中(門下生達)の努力を踏み握る発言や行動は辞めておけよ?もし破ったら……………………」

 

BC生徒A「や、破ったら?

 

死んだ方がマシってくらいな目に遭わす

 

BC生徒A「ヒッ!?」

 

「では、自分はこれで失礼する、またな一樹、勝馬

 

一樹「ああ」

 

勝馬「・・・・・」

 

 

一樹は表向きはいつも通りだが勝馬は何故俺が強めに言ったのかわかってないな

 

一応釘差しのつもりだったんだがな

 

もしかしたら勝馬が兄である一樹に俺の事を聞いてきたら話すように一樹には前々から伝えているから気にはしてない

 

ただしそれを伝えた上で勝馬がどういう態度を取るかで俺の彼への対応が変わる

 

もしかしたら一回……………………

 

 

零「……………………い、お……………………い!おい!優斗!」

 

「えっ!?あ、ああ何だ?」

 

零「何だじゃない、大丈夫か?」

 

「大丈夫さ、ちょっと考え事さ」

 

零「もしかして勝馬の事か?」

 

「ああ、よくわか……………………「違う違う」……………………何が?」

 

零「そこはな?こう言うんだ『勘のいい友人は嫌いだよ!!』てな!」

 

「ああ、そうだったなお前は」

 

零「なんだ?友人想いって?照れるなぁ」

 

「いいや、『シリアスブレイカー零』だったな」

 

零「それまだ続くのかよ!?」

 

「あぁ、前話で金剛が言ってたじゃん」

 

※回想

 

金剛【暁 零は新たな称号を獲得した!!】

 

※回想終了!!

 

「な?」

 

零「不名誉極まりないな」

 

「それも前話でお前が言った」

 

零「覚えてるわ!」

 

「くくっ」

 

零「?」

 

「いやぁお前がいてよかったよ」

 

零「それ褒めてるのか?」

 

「一応な」

 

零「そうかい」

 

 

俺達はそこからは喋らずに観客席に向かえるはずもなく

 

零の話に付き合ったりその他の馬鹿ども(幼馴染)にも何故かいて観客席は騒がしかった

 

何?

 

試合内容?

 

次回に持ち越しだ!

 

 

零「メタい!」

 

「お前が言うか!」

 

零「(・∀・)/ ハーイ」

 

「あっそういうのはいいんで」

 

零「(´・ω・`)」

 

トリスタン「バイバイ♪」

 

零・優斗「「何故貴様が!?」」

 

トリスタン「テヘペロ♪」

 

 

 

 

 




優斗「久々にキレたわー」

零「マジでめんどくさい」

優斗「さーせん」

零「なんだこいつ」

優斗「まぁまぁそれより次回は別試合の話?」

金剛「いや、優斗以外の視点からなプラウダ対BC自由戦をする予定」

優斗「それ大丈夫なの?」

金剛「一応今回だけだね、紹介も兼ねての戦闘だから」

優斗「金剛がそういうならいいけど」

零「じゃあ、俺は次回休み?」

金剛「わからないが後書きぐらい出るんじゃね?」

零「なんで?」

金剛「え?カルパs……………………」

ーー金剛logoutーー

姫菜「私が呼ぶからだよ?」

零「姫菜!?」

優斗(やべっ逃げないと!?)

姫菜「逃がさないよ♪」

優斗「まずっ!?」

ノンナ「やらせません!」

姫菜「ッ!?あなたがなぜここに!?」

ノンナ「今回はプラウダ対BC自由戦ですから当然試合見学でいましたよ?」

クラーラ「私もいますよ?」

優斗「クラーラ!ノンナも助かった!」

ノンナ「いえ、できれば後でご褒美があればいいですよ」

優斗「何が望みだ?」

ノンナ「そうですねーいつかデートでも」

優斗「あんたもかい!?」

ノンナ「まぁもう助けてますしいいですよね?」

優斗「うーん」

ノンナ「いいですね?

優斗「アッハイ」

ノンナ「やりました♪」

クラーラ「では締めましょう」

零「次回!」(早く終わらせる!俺の精神のため!)

姫菜「……………………第23話」

ノンナ「『プラウダ対BC自由戦』です♪」

優斗(この後書き今後大丈夫か?金剛)

金剛(む、無…………理、か、も)チーン

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