優斗「先週の事故案件の言い訳どうぞ」
金剛「テスト期間で投稿どころではありませんでした」
優斗「じゃあ前話で事前に言っとけばよかったじゃん」
金剛「それリアルの友人にも言われた」
優斗「ちなみに彼も作者だよね?ちゃんと投稿の話してたよね?」
金剛「………………はい、してました」
優斗「なんで金剛は言わなかったのかな?」
金剛「いけると思ったからです」
優斗「実際は?」
金剛「無理でした、すみません」
優斗「はぁ、次から気をつけろよ」
金剛「善処します」
優斗「じゃあ本編行くか」
金剛「今回は試合終了後の他の方々の視点です、では………………」
2人『どうぞ!!』
sideレーニン
ホントにあれで良かったのだろうか?
今でも思う
確かに大地のあの顔は危険だ
優斗に比べればまだマシかもしれないが
今の大地は怒りに満ちていた
まぁ好きな人が乗っていた戦車がやられたんだ
心中穏やかじゃないだろう
俺だってアデリーナに何か起きたら
場合によっては優斗すら敵に回すだろう
だが今回はその優斗からの依頼だった
ちょっと時間を遡り試合前の出来事
それは俺達が優斗と別れてすぐの事だった
しかも峰川流家元としてではなく
友人としてでもない
峰川 優斗、一個人からの依頼だった
それは一通のメールだった
内容は………………
『黒森峰現代戦車道チーム副隊長 峰川 大地乗車のフラッグ車の撃破』
それはつまり黒森峰の敗北とプラウダの優勝を意味している
そんなことを黒森峰の隊長が言っていいわけがない
まして彼は峰川流の家元であり当主だ
門下生はこれを知ったらどう思うだろう?
分家の人達なんてバレたらただで済まないはず
しかもこの事はスターリンにも知らされていた
黒森峰の作戦内容と陣営の布陣の配置付きでだ
スターリン曰く内容は………………
『黒森峰の撃破』
流石のスターリンも困惑しており
2人で話し合っていた
「どう思います?隊長」
スターリン「今は友人として話してくれ、内容だけに、な」
「わかった、で?どう思う?」
スターリン「元から勝利を目指していたから問題ないが布陣まで送られてくるとなぁ」
「俺には大地の撃破を頼まれた」
スターリン「峰川の弟か、てことはこれは元からではないな」
「ああ、おそらくだけど急遽作ったもの」
スターリン「やつには何かあるんだろう、多分部下の連中は知らないはずだ」
「だろうね、バレたらただでは済まないし」
スターリン「奴ならバレてもどうとでもなるだろうけど、責任感はあるからな」
「乗るか?」
スターリン「相手は全力で来る、なら迎え撃つまでだ、レーニン頼みがある」
「大地の撃破か?」
スターリン「ああ、この布陣ならもう1個小隊付けて向かえ、やつの作戦を利用するのは癪だがな」
「もし撃破に失敗したら?」
スターリン「そんなこと考えるな、俺はお前を信頼してるのだからな」
「………………はぁ、こんなやり取り柄じゃないないんだけどなぁ」
スターリン「帰ったらアデリーナが待ってるんだろ?」
「そうなんだよ!来年ぐらいに留学してくるんだってさ!」
スターリン「あっはい、じゃあよろしく」
「(´・ω・`)」
………………まぁいいか
その後試合は終わり我らプラウダは勝った
大地はまだ暴れていたが優斗が何かしたらしい
大地は崩れるように戦車の中に消えていた
用が済んだのか優斗がこちらを見て口パクで言った後
戦車を降りて移動していった
「ありがとう、か、今度何があったのか教えてもらうからな?優斗」
優斗のあんな悲しい顔を見たのは今回で2度目だ
優斗は一体どれだけ抱え込んでるんだ?
まだ雲行きの怪しい空を見上げながら俺はそう思った
レーニンsideout
優斗母こと真奈美side
どもどもー!!
優斗の母でーす!
まぁ今回はあまり冗談を言える状況じゃないけど………………
私は携帯の着信がなっていることに気付いて電話を取る
「これは作戦通りなのかしら?優斗」
優斗「………………母さんには敵わないな」
「何年あなたの母親やってると思ってるの?」
優斗「そうだね、後………………ごめんなさい」
「??何のこと?」
優斗「峰川流を汚したことだよ」
「………………その事ね、別に気にしてないし誰も気づかないでしょ?
優斗「まぁ零にも黙ってるし知ってるのは学生で俺とスターリン、レーニンだけで大人はほんの極一部だけだしね」
「ほんと、私の息子は根回しが良いことで」
優斗「誰に似たんだろうね?」
「全くだわ、で?この後の作戦は?」
優斗「弟のお仕置きと膿の除去かな」
「そう、除去の方はお母さんも手伝うわ、大地の方は何か頼みたい事があったら言って?準備するから」
優斗「うん、ありがとう」
「あまり抱え込まない事よ、いいわね?」
優斗「わかった、じゃあね」
電話を切り私は横にいる友人に声をかける
この2人は優斗が何をしたのかわかってるし
その意味も理解している
千代「優斗君も大胆な事をしたわね」
しほ「全くです、黒森峰の誇りを折るなんて」
「しかも本人がしたという事実がないわけだしね」
しほ「私が告発してもいいんですよ?」
「あら?できるの?それどころではないはずなのに?」
しほ「これでも西住流家元ですからね、できなくはないでしょう、ただ………………」
「ただ?」
しほ「それを選べば私は後悔するでしょう」
「………………そう、ありがとう」
しほ「あなたが礼を言うなんて怖いですね」
千代「ほんとよ、明日は世界が滅ぶかしら?」
「あんた達………………」
千代「まぁ冗談はさておき、本音を言えばこれで良かったのではなくて?」
しほ「どういうこと?」
千代「それはあなた方が一番よくわかっているでしょう?」
「まぁね、これでいくつか消せるしね」
しほ「………………確かに黒森峰一部の腐敗と西住の一部の老害を消せるので問題ないですし、それに………………」
3人『勝負に確実な勝利はない』
しほ「・・・・・」
千代「当然よね」
「全くだわ、じゃあ今回の事は3人の秘密ね♪」
しほ「わかりました」
千代「わかったわ」
ほんとに私の息子は優秀で不憫な子だわ
あなた、あの子はここが正念場です
見守ってあげてくださいね?
真奈美sideout
まほside
エリカ「あいつもまぁまぁ頑張ったわね」
「そう思うか?エリカ」
エリカ「はい、混乱した部隊を掌握していましたから」
「なるほど、姉に似ているな」
エリカ「た、隊長!?」
ほんとエリカは良いやつだ
それよりも大地のやつだ
あんなことをしたんだ
もう黒森峰にはいれないだろう
まぁ優斗の事だ問題ないだろう
なんだかんだあいつは弟には甘いからな
それに私の方考えなくてはな
………………みほ
確かにあの子の行動は間違っていなかった
あの濁流だ
人としてなら助けに行くべきだろう
ただ………………
・・・・・
まぁ今はいいか
だが私は西住流を取ってしまった
それにカチューシャが勧告していたが
誰も返答していなかったし行動も起こせていなかった
これは今後の課題だろう
私はどうすればいいのだろうか?
黒森峰戦車道隊長としてか
1人の姉としてか
どっちを選べばいいのだろうか?
優斗………………
お前なら…………………………
どうする?
まほsideout
大地side
何故?
なんで兄さんは邪魔をした?
あと少しで
あと少しであいつを倒せたのに!
まさか…………………………あの人か?
あの人が兄さんに告げ口をしたのか?
許さない!
父さんだけじゃなくて兄さんまでも!
許さない!絶対に許さない!
それにさっきからなんだろう?
何か………………忘れてるようなこの違和感は?
いいや、気のせいだ
そんなのあるわけない!
あの人に仕返ししてやる!
大地sideout
トリスタンside
やぁトリスタンだ
俺はさっきの試合の光景を見る
どうしてああなったかは憶測になるが
おそらく大地が独断専行して負けたのだろう
にしてはレーニンやスターリンの動きが気になる
まるでそこに黒森峰の連中が来るとわかっていたみたいな感じだ
………………まさか、な
俺は紅茶を飲みながら一旦考えを落ち着かせる
今回飲んでいるのはルクリリだ
ダージリン「何か気になる事でもあったのかしら?」
「いや、特にないな」
ダージリン「そう、ところでさっきの試合どう思いまして?」
「どうっと言われてもプラウダが優勝したなぐらいだけど?」
ダージリン「本当にそうかしら?」
「それはどういう意味かな?」
ダージリン「優斗さんがあんな簡単にやられますでしょうか?」
「だが今回負けの1番の原因は弟の大地君の方ではないか?」
ダージリン「そうですね、
「………………何が言いたい?」
ダージリン「もしかしたら裏に深い真実があるかもしれないと思っただけですわ」
「・・・・・・」
その後ダージリンは一言も話さず紅茶を飲み切り
一足先に学園艦に帰った
・・・・・
まさか本当に仕組んだのか?
黒森峰が負けるように
大地がレーニンに当たるように仕向けたのか?
もしそれが事実なら大問題になるはず
それともそれによる反発を彼は利用しようとしている?
大地を囮に黒森峰の
何をしようとしているんだ?優斗
俺は残った紅茶を飲み切り会場を去り
少し遅れて学園艦に戻った
トリスタンside
優斗「おい、ダージリン気づいてないか?」
「気のせいでは?」
真奈美「ダージリンって子の警戒度上げようかしら?」
優斗「母さん!?」
真奈美「そういえば金剛」
金剛「はい、なんでしょうか?」
真奈美「私のセリフの名前の所『母』か『真奈美』どっちかにしたら?」
金剛「一応、優斗がいなければ『真奈美』でいたら『母』と分けてるつもりです」
優斗「大丈夫か?それ」
金剛「多分、大丈夫」
優斗「怪しいけどまぁいいか」
真奈美「では次回予告逝くわよ!」
優斗「母さんなんかいくのニュアンスおかしくなかった!?」
真奈美「気のせいよ、金剛!」
金剛「次回!」
優斗「第43話『決別』」
真奈美「次回も見てねー!」
優斗(母さん、大丈夫かな?いろいろと………………)