特殊な男(モブ)達の現代戦車道   作:金剛時雨

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金剛「投稿遅れました!すみません!」

優斗「じゃあ、理由をどうぞ」

金剛「進級精査待ちだった事と若干スランプ状態に入っていたからです」

優斗「それ大丈夫かよ?」

金剛「進級は無事とはいかないけどいけたけどね、スランプはまだ回復しきれてないかな」

優斗「まぁほどほどに頑張れば?」

金剛「他人事だなぁ」

優斗「まぁある意味他人だからな」

金剛「それもそうか」

優斗「じゃあ、そろそろ本編へ」

2人『どうぞ!!』


第43話 決別

大地「俺の身勝手な行動のせいで黒森峰の10連覇を逃してしまい申し訳ありませんでした」

 

 

黒森峰戦車格納庫からこんにちは

 

優斗です

 

結局の所、俺達黒森峰はプラウダに負けて準優勝で大会を終えました

 

まぁそう仕向けたのは俺だけどさ

 

ただ唯一の失敗は作戦内容と陣形を間違えて送ったことなんだよね

 

ほんとは無線の周波数を教えるだけだったんだけど

 

何を間違えたのか作戦内容と陣形を書いた写真を送ったんだよなぁ

 

結果は想定内だからいいけどさ

 

 

凪「本当に反省しているのか?」

 

「凪?」

 

凪「峰川副隊長、本当に反省しているんですか!?」

 

大地「………………ああ、しているさプラウダの連中を殺せなかった事にさ

 

凪「ッ!?」

 

「・・・・・」

 

2年生「峰川副隊長!それは違うだろ!」

 

1年生「そうだ!他にも反省することがあるだろうが!」

 

大地「確かに俺のミスで負けたのは事実だし、反省もしている」

 

凪「それは反省じゃない」

 

大地「何?」

 

凪「それは反省じゃない!ただの自己満足だ!」

 

大地「なんだと!?」

 

そこまでだ!!

 

全員『ッ!?』

 

「凪、お前の言い分はわかった、みんな言い分もわかる」

 

大地「隊長?」

 

「大地、これはさ競技なんだ、戦争じゃないんだよ」

 

大地「知ってる」

 

「いや、お前がしようとしたのは戦争だ、人殺しだ」

 

大地「違うよ?仇を取ろうとしただけだよ?」

 

「仇を取る方法は?」

 

大地「奴らを消す

 

凪「………………大地」

 

「それが駄目だと言っている」

 

大地「何故?」

 

「大地、もう一度言うが現代戦車道は競技だ、戦争じゃない、そこに殺意や憎悪はいらない、もしそこにそれらが入ればもうそれは戦争だ」

 

大地「だから?」

 

「………………何?」

 

大地「そんなの初めからわかってる、でも仕掛けてきたのは向こうだ、俺に非はないはずだけど?」

 

「大地………………()()()()()()()()()()()()()()()

 

大地「??何のこと?」

 

零(あっこれは不味い!?てか俺の出番今出す!?)

 

凪(何の話をしているんだろう?)

 

零「ゆ、優斗、落ち着け?」

 

大地「暁先輩は黙っていてください」

 

「残念だけど、止めるなよ?」

 

零「あっはい」

 

零(あっこれもう無理です)

 

「で?いつまでそこにいる?」

 

大地「だから何のこと?」

 

「お前が………………」

 

??「そこまで!!

 

全員『っ!?』

 

零(今日はびっくりしてばっかりだな)

 

 

俺は声のした方に向くと母さんが仁王立ちで腕組んでいた

 

すごいドヤ顔で………………

 

後ろにはまほやみほ、エリカに赤星さんだっけ?がいた

 

なんか冷静になってきた

 

ところが大地はそういうわけにはいかないらしい

 

チラッと横を見ると憎悪の顔で母さんを見ていた

 

 

大地「お前が止めるな!」

 

母「止めるわよ」

 

大地「何故!?」

 

母「あなたの母親だから」

 

大地「ッ!?」

 

「………………母さん」

 

大地「………………けるな」

 

「大地?」

 

大地「ふざけるな!お前が母親なんて認めない!お前がッ!?」

 

母「………………優斗」

 

みほ「大地君!?」

 

まほ「みほ!落ち着け!」

 

 

俺は何かを言おうとした大地の腹を蹴り飛ばした

 

大地は構えてなかったため吹っ飛んでいった

 

そのまま近くに止まっていた戦車にぶつかる

 

みほが駆け寄ろうとしていたが

 

まほとエリカに押さえられていた

 

大地は咳き込みつつ立ち上がっていた

 

気絶させるつもりで蹴ったんだけどなぁ

 

思ったより耐えたな

 

 

大地「何するんだよ、兄さん」

 

「何って?もう無理と思っただけさ」

 

大地「何がだよ?」

 

「話し合いは無意味と思ったのさ」

 

大地「へぇー」

 

零「優斗、お前まさか…………………………」

 

「一騎打ちだ、もちろん逃げないよな?」

 

凪「隊長!?」

 

大地「当たり前だ、潰してやる」

 

「やれるものならやってみろ?」

 

まほ「立ち合いは私がしよう」

 

エリカ「隊長!?」

 

「………………すまない」

 

まほ「何、少しぐらい兄弟喧嘩もいいじゃないか」

 

「他の者は解散だ、今日の訓練も無しだ」

 

凪「隊長!意見良いですか?」

 

「なんだ?」

 

凪「見学させてください!」

 

2年生「自分もお願いします!」

 

1年生「見させてください!」

 

みほ「わ、私も見てもいい、ですか?」

 

エリカ「私も見るわよ!」

 

「………………好きにしろ」

 

母「じゃあ、私も観戦させてもらうわね~」

 

「母さんはもう少し行動控えてよ」

 

母「だが断る!」

 

「シッテタ」

 

 

最後が全然締まらないなぁ

 

てか逸見姉弟の隊長へのつっこみ一緒だなぁ

 

流石双子

 

さて俺は愛車のレオパルドの車体に触れる

 

 

「すまないが大地を倒すのに力を貸してもらうぞ?」

 

砲手「当たり前だろ?」

 

操縦手「てか俺達にほんとに勝てるとか思ってんのかな?」

 

装填手「慢心・ダメ・絶対だ!」

 

操縦手「わかってるよ、最初から本気で行くさ」

 

「じゃあ、アレよろしく」

 

操縦手「機会があればな」

 

砲手「アレやられると俺がしんどいのだけど?」

 

装填手「それは俺もだけど今更じゃね?」

 

「はいはい、さっさと出撃するぞ!」

 

3人『ヤボール!』

 

 

エンジンの音と振動を感じて前に動く

 

バンカーを出て先に行かせた大地と相対する

 

大地はまださっきの事を考えているのか

 

顔が暗い

 

………………まぁ俺には関係ないけどさ

 

 

まほ「両者準備は良いか?」

 

「問題ない」

 

大地「大丈夫です」

 

まほ「では始め!!」

 

「前進!」

 

 

まほの合図で俺は戦車を動かす

 

至近に砲弾が炸裂する

 

大地の砲撃だ

 

だが偏差が甘い

 

俺はそのまま戦車を前進させる

 

砲手は大地の戦車に向けず正面を向けたままだ

 

大地から見たら舐められてるように見えるかもしれないな

 

だってここから大地の怒りの顔が見える

 

これも戦術だ

 

それに気づけ

 

 

「砲手、目標敵車旋回装置」

 

砲手「おいおい、マジで言ってんのかよ?」

 

「俺は本気だ」

 

砲手「………………了解だ、隊長」

 

「タイミングはこちらで出す、操縦手、敵車を中心に右回りで」

 

操縦手「速度は?」

 

「お好みでだ」

 

操縦手「荒いぜ?」

 

「今更だ」

 

操縦手「了解」

 

 

速度が上がる

 

少し後ろの持ってかれるが気にしない

 

砲塔が回る

 

当たるかの心配はしない

 

だって信じてるから

 

砲弾が顔の横を掠る

 

砲弾の熱が顔に来たが気にしない

 

相手の砲手は速度に合わせようと砲塔を回す

 

すると無防備になり射撃位置につく

 

 

「撃て!!」

 

 

砲声が聞こえ大地の戦車に当たる

 

狙い通り旋回装置が破壊され砲塔が回らなくなる

 

しかも撃破されないよう注意して撃ってるから

 

まだ動ける

 

 

「次右履帯、破壊したらそのまま左履帯も破壊しろ」

 

砲手「了解」

 

 

俺は続けざまに発砲させる

 

今度は履帯の両方が切れたから動けなくなる

 

これ以上の破壊は無理だ

 

これ以上やると破棄になってしまう

 

 

「大地、終わりだ降伏しろ」

 

大地「………………なんで?」

 

「お前の負けだ」

 

大地「いや!負けてない!白旗はまだ上がってない!」

 

「いいや、お前の負けだ、もうその戦車の戦闘能力はない」

 

大地「どうして?」

 

「何がだ?」

 

大地「どうして兄さんは俺の邪魔をするの?」

 

「邪魔なんてしてないさ」

 

大地「嘘だ!いつも母さんを庇うし!プラウダの時も邪魔をした!なんで!?なんで庇うの!?」

 

「庇ってない」

 

大地「庇ってる!父さんを殺した母さんを!みほを貶めたプラウダを庇った!」

 

「その妄想が違うからだ!」

 

大地「妄………………想………………?」

 

「そうだ!母さんは父さんを殺してないし!プラウダもしっかり勧告もした!」

 

大地「じゃあ何で父さんが死んだんだよ!?」

 

「お前が殺したんだよ!」

 

大地「………………え?」

 

「正確にはあの時、大地がテロリストの1人にしがみ付いて怒ったやつが銃を大地に向けて撃ったんだ、父さんは大地を庇って撃たれたんだ」

 

大地「え?そんな?嘘………………だよね?じゃあテロリストを殺したのは?」

 

「あそこにいた連中は………………全員俺が殺した」

 

大地「ッ!?」

 

 

大地の頭は下を向き何かを言っている

 

よほどのショックだったろうしな

 

仕方がない

 

だが何故だろう?

 

ナニカ嫌な予感がする

 

すると大地は急に備え付けていた対戦車ミサイルを持つ

 

 

「大地?何をする気だ!?」

 

大地「そんな………………そんなわけない!みんなあの人が仕組んだことだ!兄さんは騙されているんだよ!」

 

「ちっ!砲手!砲塔旋回!」

 

大地「あの人さえいなければ!」

 

「大地!辞めろ!」

 

大地「死ねばいいんだ!」

 

 

大地はミサイルのトリガーを引いたがミサイルは出なかった

 

そのすぐ横では優斗の戦車の砲口と大地の戦車の側面からの煙と白旗が見えた

 

 

大地「何で?邪魔をするの?」

 

「………………大地」

 

大地「何?」

 

「黒森峰学園現代戦車道隊長として命ずる!峰川 大地副隊長は副隊長の任から解任、並びに今後の戦車への関わりを禁止する」

 

大地「なっ!?そんなの納得できるわけないだろう!?」

 

「だからこうするんだよ」

 

 

決勝戦の時と同じ音が聞こえる

 

正面にいた大地は車内に眠り落ちた

 

一瞬これからの事を考えたが

 

俺は灰色に曇った空を見上げながら

 

考えるのを辞めた

 

もう手遅れだと思ったから

 

 

 

 

 




金剛「次回ぐらいで大地君のその他の処遇が決まります」

零「おい、俺の出番」

金剛「気にしたら負けだ」

零「えー」

架城「あの子の出番は?」

金剛「善処シマス」

架城「ちなみにワタシ以外の方々にも気を付けた方がいいですよ?」

金剛「プレッシャーやべぇ」

架城「まぁとりあえず頑張って続き書いてくださいね?」

金剛「………………了解です」

架城「じゃあ次回予告しましょうか」

金剛「次回!」

架城「第44話」

零「『別れ』です!」

金剛「さようならー」

零「またな!」

架城「お兄ちゃんはこっち♪」

零「あっはい」
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