優斗「うん、ギリギリだったよな?」
金剛「気のせいだ!」
優斗「はぁ、まぁいいか」
金剛「はい、第44話です」
優斗「後何話くらいで原作はいるんだ?」
金剛「予定だと、優斗視点と大地視点両方書くから2,3話ほどかな」
優斗「現状大丈夫なのか?」
金剛「話自体は徐々に書けてるよ、今春休みだからね」
優斗「復s………………「それ以上言うな」………………あっはい」
金剛「じゃあ、本編へ!」
2人『どうぞ!』
凄く気分が重いです
どうも優斗です
俺は今実家の本家にいるわけですが………………
「峰川流家元として宣言する、現時刻をもって峰川流から破門とする、よって黒森峰学園から立ち去れ、期限は今年度一杯でだ来年度には他校に転校しろ」
大地「・・・・・」
「特に希望がない場合、こちらで決める」
大地「今の所は希望はありません」
「そうか、最後に峰川大地を峰川の家を跨ぐ事を許さない、これの期限は転校と同条件とする、異論はないな?」
大地「ありません」
「では以上とする、下がってよし」
大地「はい………………………………1ついい?」
「何だ?」
大地「あれは本当?」
「あれとは父さんの事か?」
大地「うん」
「本当だ、他にあるか?」
大地「いいえ、失礼します」
襖を閉めて立ち去るのを確認してから俺はため息をつく
できれば取りたくない処置だったんだけどな
でもこうしなければ分家がうるさいし
何より老害共の圧力がめんどくさい
それにまだだ
今こいつらに消えてもらうわけにはいかない
もう少しいてもらわないと
あと少しで当主としての足場が整う
整えたら消えてもらおう
それに大地にはいい加減真実を知るべきだ
知ったうえで大地はどうするのか?
母さんを恨み続けるか
それとも謝りに来るか
もしくはまた別のやり方があるかもしれない
それは今後の大地の行動次第だな
俺は黒森峰の制服に着替えると学園艦に向かう
現在学園艦は燃料や生活必需品の補充で停泊している
俺達もそれに合わせて全戦車の整備に入る
といっても戦闘に使用した戦車を中心に
最近まで演習で使用した戦車などを整備する
では何をするかというと
停泊している間に燃料弾薬や戦車の部品の発注である
俺は屋敷を出るとそこには逸見姉弟とまほがいた
凪「隊長!」
「やぁ凪、どうした?3人で出迎えてくれるなんて珍しいじゃないか」
凪「………………大地副隊長はどうしたんですか?」
「彼は来年度をもって他校に転校してもらう」
凪「………………………………そうですか」
「不満か?」
凪「いえ、彼もその方がいいでしょう」
エリカ「凪!しっかり言ってやんなさいよ!『隊長は甘すぎだ!』って」
凪「ちょっと姉さん!」
「気にするな凪、事実だからな」
凪「何故そのような事を?」
「どうしても人間というのは負けた原因を探したがるんだ、今回の場合は大地が命令無視による撃破だ、OB会からしても当然許される事ではない、それに10連覇がかかっていた事も拍車をかけたんだ」
凪「なるほど」
「まぁ正直10連覇なんてどうでもいいんだけどね」
凪「隊長!?」
「なぁ凪、何故黒森峰は勝ち続けることができたんだ?」
凪「それは皆が頑張ったからでは?」
「そう、それは他校も一緒だ、今回は運が悪かったんだよ、そして相手の実力も高かったんだ」
凪「でもそれにしてもタイミングが悪すぎです」
「そうか?俺は丁度いいと思ってるけどな」
凪「何故です?」
「これを気にOB会の一部の人間には消えてもらうからさ、もう過去の栄光にしがみ続けるのは終わりだ」
凪「時々隊長が考えることがヤバく聞こえてくる」
エリカ「今更でしょ?」
凪「まぁそうなんだけど………………」
逸見姉弟の会話を聞きながら俺はまほに近寄る
確か今日でみほはしほさんと会うはず
まほはあの時の事をどう思うんだろ?
では何を悩んでいるのか?
それは多分黒森峰戦車道の隊長として対処すべきか
姉として対処すべきか悩んでいるんだ
答えはもう決まっているはずなのに西住流がそれを邪魔している
なら俺はまほを助けてやらないとな
「まほ」
まほ「優斗?」
「まほの好きな方を選べばいい、それが例え次期家元としてではなく姉として選ぶなら俺はいくらでも手を貸そう、まほの選択肢を増やそう、俺ができることなら何でもしよう」
まほ「では結婚してくれ」
エリカ「隊長!?」
「うん、何でもって言ったけどそれは違う」
まほ「………………ケチ」
「ほんとに君まほさん?」
まほ「そうだが?」
「あっはい」
まほ「とりあえず先に買い出しに行かないか?」
「それもそうだな」
俺達は凪とエリカを連れて戦車ショップに来ていた
凪とエリカにそれぞれ必要な備品や弾薬、燃料などを任せる
俺はその間ショップの中を見回す
まほも同じようで商品を見て回っていた
その間特に何もなかった
いや、ほんとに特に話らしい話もなく
凪とエリカを待っていた
発注を終えた2人を視線に捉えてから俺は店長の方に向かう
店長は俺が小さい頃からお世話になっている人でもある
俺は一瞬周りを見渡す
まほはエリカと話しているようだし
凪は商品に夢中のようだ
「店長さん」
店長「おう優斗君、何かようかな?」
「アレ、送れそうですか?」
店長「いいのかい?今ここで聞いても」
店長はまほ達に目で送る
言いたい事はわかる
だけど気にしない
だって黒森峰の部品ではないからだ
「大丈夫です、何せアレは俺のポケットマネーでやりくりしたものですから」
店長「普通の高校生は現代戦車は買わないよ」
「普通に見えます?」
店長「見えないな」
「じゃあそういう事です」
店長「わかった、俺の知り合いが経営している戦車ショップがある、そいつに頼んどくよ」
「お願いします、後くれぐれも悟られないように、ね?」
店長「安心しろ、スクラップ前とでも言って誤魔化させるさ」
「ありがとうございます」
店長「いいって事よ!お得意様の頼みだしな」
まほ「何の話をしていたんだ?」
「ああ、門下生達の備品の追加発注だよ、じゃあ頼みます」
店長「おお、またな!」
俺達はショップを後にして学園艦に戻る
練習を始める前に逸見姉弟には会計課に戦車道での備品などの見積もりの領収書を渡しに行ってもらう
エリカが遠くに行ったのを見計らってまほが近づいてきた
まほ「優斗」
「なんだ?」
まほ「ワザと負けたな?」
「何のことかな?」
まほ「誤魔化すな、五月雨から話は聞いてるぞ」
「あいつには話した覚えはないがな?」
まほ「墓穴のつもりか?」
「・・・・・・・」
まほ「そんなに………………そんなに私が信用できないか?」
「はぁ、いつから?」
まほ「試合終了直後」
「えっ嘘!?予想より早いな」
まほ「私は優斗の事なら何でもすぐわかるぞ」
「ナニソレコワイ」
まほ「冗談だ、大地に麻酔弾を撃ち込んだ時に優斗の表情が気になってな、五月雨に調べてもらった」
「五月雨の警戒度は今後はもう少し上げるべきだな」
まほ「ちなみにだがこの事は真相は知らないが何人かの人は勘づいているぞ?」
「あーやっぱりか」
まず真っ先に思いつくのはプラウダだな
ノンナがアデリーナに頼んだらレーニンは白状するだろう
次に思いつくのは聖グロリアーナだな
アッサムの情報収集能力はかなり高いからな
後出てくるのはサンダースで
可能性が低いが知波単、アンツィオ、継続、BC自由
上記三校はほぼ確実に勘づいてそう
他四校は俺の友人達がいるからな
あってもおかしくない
まほ「それにお母様が喜んでいたからな」
「しほさん!?」
まほ「私としてもこれを気に黒森峰戦車道を変えていけたらと思っているよ」
「まほ………………」
まほ「そんなに抱え込むな、辛いなら私を頼れ、それが無理ならダージリンとかノンナにも頼め」
「待て、何でそこで2人の名前が出る?」
まほ「優斗ならわかってるだろ?」
「・・・・・・・・」
まほ「他にもいるぞ、クラーラにアッサム、ケイ、エリカ………………ぐらいかな?」
まほ(後島田愛里寿に聖グロのオレンジペコもいたかな)
「3人はともかくエリカは気づかなかった」
まほ「7人も優斗に想いを寄せているのに気づいていたんだな」
「そこまで鈍感ではないよ」
まほ(いやそこまで鈍感だったんだ!)
まほ「ちなみに重婚案も聞いている」
「母さんもしかして対象全員に話してないよね?」
まほ「話してそうだがそれを踏まえて返答しないのか?」
「………………俺にそんな資格があるのかな?人と幸せになる資格が………………」
まほ「優斗………………」
「あっ凪達が帰ってきたな、そろそろ練習に行こうか」
まほ「………………ああ、そうだな」
俺は凪達と合流して練習場に向かう
………………わかってる
これはただ話を先延ばしにしているだけだ
大地になんだかんだ言っているが1番引きずっているのは俺なのかもしれないな
俺は後ろを見る
他の人には見えないだろう
だけど俺には見える
??「コロシテヤル!」
??「ヒトゴロシ!」
??「ナンデオマエナンカガ!」
そこには無数の血まみれの手と
あの日死んだテロリストの顔があった
凪「隊長って中々ヤバい事考えてるよなぁ」
エリカ「今更じゃない」
凪「姉さん、何気に初登場では?」
エリカ「多分そうじゃない?」
五月雨「みんな!待たせたな(スネーク声真似)」
凪「あっそういうの大丈夫なので真面目にお願いします」
五月雨「(´・ω・`)」
エリカ「あんたも案外えげつないと思うけど?」
凪「そんなことないよ」
五月雨「そうそう、優斗に比べたらね」
エリカ「比べる相手が違い過ぎるわ!?」
五月雨「はいはい、久々の登場だけど次回予告行ってみよう!」
凪「次回!」
五月雨「第45話!」
エリカ「『新たな副隊長と模擬戦』です!」
凪「次回もよろしくお願いします!」
五月雨「本編での俺の出番いつだろう?」
エリカ「絶対見なさいよ!」
五月雨(あれはツンの方か?)
凪(ツンの方ですね)
エリカ「そこ2人!さっさと終わりなさい!」
2人『あっはい、ではまたね!』