優斗「どうもこんばんは、優斗だ」
金剛「そこは合わせてよ」
優斗「投稿時間は?」
金剛「午前0時」
優斗「こんばんはでいいじゃん」
金剛「気分の問題だ!」
優斗「はいはい」
金剛「今回から本編、つまり原作に入ります!」
優斗「やっとか」
金剛「はい、そしてここからは2人の視点を書いていきます」
優斗「1人は俺だな」
大地「で、もう1人は僕ですね」
金剛「まぁそういう事です」
優斗「俺の方は原作での黒森峰の出来事」
大地「僕の方が原作での出来事」
金剛「説明ご苦労、今回は優斗側からです」
大地「では………………」
3人『どうぞ!!』
みなさんどうも優斗です
あれから色々あり3年生になりました
みほはしほさんから何か言われたらしく
黒森峰から去って行った
もちろん大地も転校させました
みほと同じ所、大洗学園に………………
あの学園は今面白いもの抱えてるからね
そこに戦車道の話を入れ込めればもしかしたら………………
ただどうやってその話を持ち出すかだよね
俺や峰川の関係者がやればバレるのは当然だし
西住は動かないだろう
家元の地位がなければしほさんは動きそうだけど
まぁその事追々考えるか
なに下準備だけはできてるからね
後はあの子達次第だ
俺は授業を終えた後ハンガーに向かう
今回は新しい副隊長との模擬戦だ
紅白戦ってやつだな
さて彼はどんなことをしてくれるかな?
今更だけど峰川流の流派について補足な
峰川流に決まった流派は基本ない
精神的な流派ならある
それは『何があっても諦めるな、最後の可能性まで全力でやれ』である
なのでどんな戦法をとってもいい
相手を蔑むようなものでないなら
強者らしく堂々としながらもスムーズな陣形ができるとか
弱者なら少ない編成でどうすべきか
強者にどう渡り合うかなどである
だから峰川の門下生は戦車に乗っての訓練もするが
同時にグループによる座学もする
車長同士、戦略を立てる
装填手同士、効率的な装填方法の考案
無線手同士、伝達能力の向上案
操縦手同士、戦車の運用方法
砲手同士、的確な砲撃の仕方
このようにである
無選手同士って言ったけど
基本乗員が兼務でやっているやつを中心にしている
だからここには様々な流派が集うこともある
有名どころの流派から
それほど有名じゃないが強い流派まで
果ては西住や島田に準ずる人間まで来るからその流派もある
そこから生み出された戦術や戦略をそれぞれが実行し
良いところを他者の門下生がもらっていく
そうして勝率がわずかでも勝利する戦略を立てさせる
それが峰川流のやり方である
だからか峰川の門下生は様々な学園にいる
もちろん学園で戦車道がしたくないから峰川の道場しか通わないやつもいる
そういうやつは大概戦車道のない学園に行くやつが多い
そう例えば大洗学園とかね?
まぁ補足はここまでにしてみんなが集まっている所に来る
零は新しい副隊長と話していた
「待たせたな!」
零「遅いぞー優斗」
「あれ?スルーですか?」
零「だって俺あまりそれ知らないから」
「左様ですかー」
零「じゃあ新年度一発目の挨拶よろしくー」
「はいはい」
俺は皆の前に立つ
1個上の先輩方のほとんどが大学部に行ったけど
一部の人達はドイツに留学しに行った
今ここにいるのは1年の時から付き合いのある者
1つ下の2年生
そして、新たに来た1年生達だ
その1年生達も半分ぐらいが
「1年生の諸君は初めまして、黒森峰現代戦車道隊長の峰川優斗だ、詳しい話は後で話そう、まずは副隊長の紹介だ」
零「副隊長の暁です、学年は3年です、以上」
(挨拶少ないよ!?)
零(他に言う事思いつかなかった)
(あっはい)
「じゃあ、次」
凪「副隊長の逸見凪です!よろしくお願いします!」
チラッと周りを見る
1年生はやはりというか
前大会の映像見ているせいか
何が起こったのか察しているのだろう
「今日は逸見副隊長と私とで模擬戦をする、暁副隊長は一部の2年審判を1年は見学しててくれ」
零「わかった」
凪「はい!」
「よし、30分後にスタート地点に集合だ、以上解散!」
全員『はい!』
俺は解散を言い終え凪に近づく
凪は何人かの車長に話を終えこちらに顔を向ける
大地がいなくなってから無理をさせていないか時々不安になる
確かまほもみほの後釜にエリカを入れたと聞いた
あの子も無理をしていないといいが………………
凪「何か御用でしょうか?」
「なに、少し心配になってな」
凪「私の実力にですか?」
「いや、凪の実力はかなり高いと俺は思う、そっちではなく精神面の話だ、すまないな」
凪「何故隊長が謝るんですか?」
「大地の代わりのつもりはない、だが副隊長になってもらって苦労をかけただろ?」
凪「その事なら大丈夫です、先輩達や同級生達も事情は知ってますしなにより試合中の行動を称賛されましたから」
「確かにあの統率は当時の1年の中では優秀だな」
凪「ありがとうございます、それに1年には今から俺の実力を教えてやりますよ」
「フッそれは楽しみだな、じゃあまた後で」
凪「負けませんよ?」
「望むところだ」
俺は凪と一定の距離まで離れると一瞬後ろを見る
凪みたいなやついれば今後の黒森峰は安泰だな
それと今回は観客は現代戦車道の1年生だけじゃなくて
戦車道の子達も見に来ている
さらに言うならしほさんと母さんも来ている
新入生の見学だとか
後凪の実力チェックとか言ってたな
まぁ俺は気にせず相手を打ち倒せばいい
例え後輩でも容赦はしない
ハンガーにつくとメンバーを既に並んでいた
今回俺達は紅組だ
「全員準備は良いか?」
全員『いつでもどうぞ!』
「よし!全員乗車!」
全員『はい!』
みんなが乗車する中
俺は長年愛用しているレオパルド2に乗る
こいつとは今年で3年目の付き合いになる
個人的には買取りたいが
まぁそれは追々でいいだろう
第2小隊長『こちら第2小隊いつでもいけます』
2号車『こちらも動けます!』
3号車『いつでもどうぞ!』
4号車『準備よし!』
5号車『ご指示を!』
操縦手「こっちもいつでも動けるぞ」
「よし、こちら隊長車、これより開始地点まで移動する」
全員『了解!』
ちなみに今回は1チーム2個小隊10両で
計20両で模擬戦をする
まぁ主な目的は凪の実力証明だけどね
開始地点に全車がいることを確認すると
俺は無線を入れる
『こちら紅チーム準備良し』
零『了解、白チームも準備はできている』
『一応軽く全体にルール説明よろ』
零『はいはい、ルールは殲滅戦、支援砲撃はなし、ロケットと偵察機の使用もなし、質問は?』
『ない』
凪『ありません』
零『では試合開始!』
「全車前進!」
操縦手「了解」
前進しながら相手の進行ルート考える
この演習場は左が林になっていて中央に通りがあり右に標的を置くのに使う小山がいくつかある
………………少し試してみるか
『第2小隊、右手にある小山に隠れ敵に備えよ』
第2小隊長『了解、囮ですか?』
『まぁな、ちょっと凪の対応力を見てみたい』
第2小隊長『わかりました』
『3~5号車林の中で待機、敵の動きを見て攻撃せよ、タイミングは3号車に任せる』
3号車『3号車了解!』
『2号車は俺とついて来い』
2号車『了解!』
俺は2号車を連れ林の中を突っ切る
2号車も後ろから来てるな
さて凪はどう来るかな?
凪side
零『では試合開始!』
「全車前進!」
戦車を走らしたはいいものの隊長はどういった戦術で来るのか想定できない
隊長は戦術は多岐にわたる
その中でどれが当てはまるかだ
フィールドの範囲は小さい
右手に林で
少し進んだ先の左手には標的がある小山がある
まず隊長の事だからそのまま来る事はないだろう
あの人は基本慢心もしないし容赦もしない
小山に関しては10両分は入れないが5両分ならいける
もし隊長が俺の対応力を試そうとしていたら挟撃をしてきそうではある
なら反対側の林に5両隠せば実行できる
とりあえず警戒はしておくか
『全車、楔形に陣形を変更』
全員『了解!』
『第2小隊は左を警戒、第1小隊は右を警戒しろ!』
砲手「そんな簡単なことするかな?」
「わからない、けど隊長はよく俺の指揮中の対応力についてよく先輩達と話していたから」
砲手「なるほどね」
だけど、もしそれすらも作戦のうちだとしたら?
でもその話を聞いてから模擬戦の話はきた
やはり試合前の策略か?
それともたまたまその話が出たから模擬戦を?
わからないけど挟撃に関してはありえる
警戒しない手はない
するとすぐ近くで衝撃が来る
敵襲だ!
第2小隊長『左小山付近に敵発見!数5!』
『第2小隊は左の敵を撃破してください!第1小隊は林の方に警戒を………………』
3号車『林の方から発射光確認!敵弾来ます!』
『応射しろ!』
おそらく小山にいるのは敵の第2小隊の可能性が高い!
林の方にいるのは第1小隊のはず
でも何故だ?
この分かりやすい手口
それにさっきから林の方からの1度の発砲数が少ない
数はおよそ3両ほどか?
………………まさかッ!
5号車『5号車行動不能!』
3号車『えっ!?敵後方に視認!』
2号車『どこから来たんだ!?』
『落ち着け!第2小隊状況は?』
第2小隊長『敵3両を撃破、こちらは2両やられました』
『そのまま敵を抑えろ、俺と2号車で林の方を潰す、3,4号車で後方の敵を叩け、無理なら足止めでもいいから!』
全員『了解!』
隊長………………やってくれますね?
ただでは絶対負けませんよ!
凪sideout
ほう、意外とやるじゃん
後方からの奇襲で混乱を招いてやろうと思ったんだけど
思ったより早く立ち直ったな
まぁいい
流石次期隊長候補だ
そうでなくっちゃな
『全車被害報告』
第2小隊長『こちら3両やられました、戦果は2両です』
『そのまま耐えろ』
第2小隊長『了解』
『第1小隊は?』
2号車『2号車問題なし』
3号車『履帯大破、走行不能です』
4号車『すみません、今やられました』
5号車『問題ありません』
『これより挟撃する、2号車は第2小隊を援護しろ、俺はあいつらを援護する』
2号車『了解』
『3,5号車はそのまま応戦しろ』
3,5号車『了解!』
「砲手、目標こちらに砲を向けている戦車2両」
砲手「了解」
「操縦手、全速前進、思いっきり回せ!」
操縦手「了解!」
俺はキューポラから出る
丁度すぐ横を砲弾が掠める
大地の時ほどではないがそれなりに近かった
左に砲を旋回させる
まず1発
戦果を気にせず次に備える
もう1両がこちらに撃ってくる
操縦手に左急旋回させる
敵の砲弾を弾きながら砲塔を相手に合わせる
砲弾を放つ
そこに残ってるのは白旗上げた2両と俺の戦車だけだ
周りを見る
2号車は順調のようだ
林の方はちょっと手こずっているか?
5号車がやられたか
3号車も照準を合わせようとしているが
相手の操縦に付いてこれていないか?
「なぁあの操縦どう思う?」
操縦手「中々いい腕してると思う、多分俺が教えた奴じゃないかな?」
「お前に人を教えることできたのか」
操縦手「一応できるわ!」
砲手「それはいいんだけど、3号車やられたぞ?」
「あらら、まぁいいけど」
言っとくが何もしてないわけないからな?
砲手に頼んで先に第2小隊の方の敵を潰してもらっていた
最後に残ってるのはおそらく凪だ
こちらの損害は7両
生き残りは2号車と第2小隊長車、最後に俺だ
随分手ひどくやられたな
「前進!」
操縦手「了解!」
「砲手、やつのエンジンを狙え」
砲手「了解」
向こうも気づいたようでこちらに砲を向ける
まずこちらが撃つ
相手の履帯を破壊する
相手の砲弾が飛んでくる
強い衝撃が全身にくる
だけど戦車は動いている
なら問題ない
車体が右斜めに向く
左にドリフトしながら相手の至近に近づく
2つの砲が同時に放つ
また強い衝撃と黒煙が視界を覆う
徐々に視界が晴れてくると
そこにはエンジンから黒煙をあげ、白旗を上げた凪の戦車と
側面装甲に被弾痕がついているが
白旗が上がっていない俺の戦車があった
零『白チーム全車戦闘不能!よって紅チームの勝利!』
砲手「なんとか勝てたかな?」
「負けてたら隊長辞める」
砲手「ハハッ冗談だよな?」
「さぁな」
凪「峰川隊長」
「ん?逸見副隊長か、どうした?」
凪「今回は模擬戦ありがとうございました!」
「こちらこそ、中々いいものが見れたよ」
凪「そう言って頂けるなら光栄です」
「じゃあ、回収車も来たし戻るか」
凪「はい!」
・・・・・・・
大地も今頃大洗で何してるかな?
俺はふとそんなことを思いながらハンガーに戻った
凪「負けてしまった」
エリカ「勝たれても困るわよ」
凪「姉さんの想い人だから?」
エリカ「そ、そんなんじゃないわよ!?」
まほ「ほぅ?」
エリカ「えっ?隊長!?」
まほ「エリカ」
エリカ「は、はいっ!」
まほ「私は負けないぞ?」
エリカ「えっ?」
まほ「むしろみんなで優斗を抑えれたらなお良しだ」
エリカ「隊長?」
凪(ま、マズい!?早く隊長に知らせないと………………)
まほ「そうはさせないさ」
凪「………………えっ?」
ーー凪log outーー
エリカ「凪!?」
まほ「エリカ」
エリカ「な、なんですか?」
まほ「次回予告だ」
エリカ「え?」
まほ「次回」
エリカ「え!?第46話『観客席にて』です!」
まほ「また次回にな」
エリカ「………………さよなら」