特殊な男(モブ)達の現代戦車道   作:金剛時雨

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金剛「やっほー!金剛だよ!」

優斗「零を出していいのか?」

金剛「平和なひと時やイチャコラならセーフ」

優斗「涙流しながら言うなよ」

金剛「あっでも今回は割と良いイチャコラが書けたと思う」

優斗「良いイチャコラって何だよ」

金剛「さぁ?」

優斗「・・・・・・・」

金剛「…………………………本編行くか」

優斗「ああ、本編……………」

2人『どうぞ』


第54話 パスタが1番!

パスタ食べてるか!

 

疾風だ!

 

俺は今…………………………パスタを作っている!!

 

確かに戦車も乗るけど

 

パスタが1番だ!

 

今回の目標はアンツィオ生全員にパスタを食わすことだ!

 

と思ってたんだけど

 

俺は何故か会議室にいる

 

そこには恋人の千代美ことアンチョビと

 

副隊長のペパロニだ

 

もう1人の副隊長のカルパッチョは今風邪で寝込んでいるらしい

 

お大事にー

 

で、カルパッチョの本名は架城姫菜

 

黒森峰の暁 零の友人以上〇〇未満だそうだ

 

後は現代戦車道側の隊長と副隊長

 

で俺だ

 

・・・・・・・・

 

……………帰っていい?

 

帰ってパスタ作りたい!

 

俺は周り右をし扉の方に向かおうとしたが捕まった

 

しかも俺の彼女の千代美にだ

 

 

「どうした?ドゥーチェ」

 

千代美「お前には名前で呼ばれたいんだけど……………」

 

「・・・・・・・・」

 

千代美「・・・・・・・・・」

 

「……………わかったよ、千代美」

 

千代美「ッ!?は、初めからそうしろよ!」

 

ペパロニ「熱々ッスね!」

 

隊長「ほんと、それな!」

 

副隊長「そういえばさっき黒森峰の制服着た人がいたような……………」

 

 

ペパロニそれ以上言うならパスタ抜きにするぞ

 

隊長ついでにあんたもな!

 

副隊長、その人って……………

 

いや触る()に祟りなしだな

 

静観しとこ

 

後適当にイチャついとけ!

 

 

「で?俺を呼んだわけは?」

 

隊長「峰川大地は知ってるな?」

 

「ああ、知ってるていうか友達の弟だしな」

 

隊長「彼が大洗に転校したのは知ってたか?」

 

「いいや、転校したのは知っていたがどこかまでは知らなかった、それが?」

 

隊長「何でも大洗で戦車道の復活と現代戦車道の導入が決まったらしい」

 

「復活はわかるけど導入?現代戦車道を?」

 

隊長「昔女子高だったこともあって現代戦車道はなかったらしい」

 

「それにしてはタイミングが良すぎないか?」

 

隊長「やっぱりお前もそこに行きつくか」

 

「戦車道はわからなくもない、だが現代戦車道を導入するにしたって大地が転校した後に決めるのは明らかにおかしい、それじゃあまるで……………」

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

そもそも峰川流家元の弟が転校すること自体が異例だ

 

峰川流現代戦車道の大本である黒森峰から出るとは

 

それは破門に等しい

 

いや破門されたのかもしれない

 

理由はおそらく前大会決勝

 

その時の優斗の行動もおかしかった

 

てか俺が考えるのもおかしい

 

俺はただパスタを作りたいだけだ

 

 

隊長「そこでだ、峰川大地について何かわからないか?」

 

「うーん、何かね」

 

隊長「少しでも情報がほしいんだ」

 

「それは情報部の仕事だろ?」

 

隊長「そうなんだがわかったのは戦車の数だけだ」

 

「戦車の数だけ?選手は?」

 

隊長「不明だ、ただ可能性に上がったのが峰川大地だけだった」

 

「彼が入る可能性があると?」

 

隊長「まぁ元黒森峰の戦車受講生だからな、それでどうだ?」

 

「どうだと言われてもな、あるとしたら指揮能力が高いことだな」

 

隊長「他には?」

 

「頭に血が昇ると手が付けられなくなる」

 

隊長「短気なのか?」

 

「いや、特定の条件下でなるみたいな感じだ」

 

隊長「条件?」

 

「西住みほの悪口を言う、もしくは貶める」

 

隊長「なんだそれ?」

 

「大地は西住さんが好きだったからなぁ」

 

隊長「惚れた弱みみたいなやつか?」

 

「そうなのかな?」

 

 

まぁ確かに千代美が馬鹿にされたら

 

命を懸けて償ってもらうしな

 

他の皆も同じだろうしな

 

結局この会議の最初の議題は終わり

 

今後の訓練内容や次の試合について話し合っていた

 

ちなみに俺は隣の調理室でパスタを作っていた

 

後で会議を終えた皆にパスタを食わすためだ

 

そういえばさっき食材を取りに行くとき

 

頭を抱えた黒森峰の制服を着た男性がいたような?

 

・・・・・・・・

 

もっとゆっくりしていけばいいのに

 

わざわざそのためにヘリを使ったんだろ?

 

手配者(優斗)は確信犯だろうけど

 

楽しめた?神様(零君)

 

 

パスタ野郎(疾風)sideout

 

 

 

 

零side

 

 

時間を遡ること会議直前

 

何故俺の出番があるのか?

 

あんまり出番は欲しくないのだけど?

 

それに優斗も優斗だ

 

どこで情報を仕入れたのか

 

ついさっき俺もLineで知った情報

 

”姫菜が風邪をひいて寝込んでいる”

 

俺は確かにお見舞いに行きたいなぁと少しは思ったが

 

ここは黒森峰の学園艦

 

アンツィオの学園艦との距離はそれなりに遠い

 

なのに俺は今、アンツィオの学園艦の近くにいる

 

ご丁寧にヘリに乗せられて運ばれている

 

 

凪「そろそろ着きますよ!」

 

「見ればわかるわ!」

 

凪「いい加減開き直ればいいのに」

 

「うるさい!俺は出番が欲しくないんだ!」

 

凪「メタいですよ先輩」

 

 

ヘリのパイロット()に文句を言いながら

 

眼下の学園艦を見る

 

大通りらしい所では出店で賑わっており楽しそうだ

 

後ちらほら戦車が見える

 

多分あれはアンツィオ戦車道で使われているカルロ・ヴェローチェだろう

 

一部タクシー代わりに使われてない?あれ

 

まさかそこから燃料代を賄ってるとか?

 

・・・・・・・

 

気にしないでおこう

 

ヘリが着き渋々開けると…………………………

 

沢山の軍服を着たアンツィオ生徒だった

 

(第二次大戦時のイタリア陸軍の軍服)

 

ナニコレ?

 

 

生徒「あなたが黒森峰から来られた暁 零さんですか?」

 

「…………………………そうだけど」

 

生徒「あなたをお連れするように受けています」

 

「帰っていいですか?」

 

生徒「我々は気にしませんが、ヘリもないのに帰れますか?」

 

「はっ?っておい凪!」

 

凪「後で迎えに行きますよぉ」

 

 

よくこのローター音でそんな声出せたな!

 

てか置いていくか普通!?

 

俺は諦めながらさっきの生徒の方に向く

 

 

「姫菜はどこですか?」

 

生徒「カルパッチョ副隊長は女子寮におられます、こちらです」

 

(なんでこうなったんだろう?)

 

副隊長(ん?黒森峰の生徒かな?珍しい)

 

 

俺はアンツィオの生徒に案内されて歩く

 

ふと周りを見ると数々の建物が見える

 

ほぼ全てがイタリアの建築物を模した物で

 

確かにここはローマと言われても認めてしまいそうだ

 

そういえばパスタ野郎は元気にやってる…………………………だろうな

 

そうせパスタ、パスタとか言ってパスタ作ってるんだろうな

 

ふと視線を前に向けるとアンツィオの学制服を着た女子生徒が数名いた

 

()()()()()()()

 

・・・・・・・・

 

もう帰りたい

 

 

生徒「暁零さんをお連れしました」

 

女子「ご苦労様です、後はこちらで対応します」

 

生徒「お願いします!」

 

 

そうやって今度は女子生徒達に案内(連行)されて女子寮に入っていく

 

常時後ろの小銃を突き付けられて

 

俺何しに来たんだっけ?

 

ふと目の前の女子生徒2人の会話に耳を寄せる

 

 

(ねぇ何で彼を女子寮に入れるの?)

 

(わからないわ、ただカルパッチョ副隊長のお見舞いのために黒森峰のとある人とうちの理事長が取引したらしいよ)

 

(どんな取引?)

 

(今後ろにいる暁零の女子寮への特例入室の代わりに戦車道への多額の寄付をしたとか)

 

(あの人そんなに重要な人なのかな?)

 

(さぁわからないわ、とにかく今は言われたことをしましょ)

 

(そうね)

 

 

・・・・・・・・・

 

犯人は優斗しかいないな

 

一体何してくれてるんだ!?

 

相変わらず頭ヤバすぎだろ!?

 

てか俺を入れるためだけに何してるんだ!

 

と、心の叫びをしながら俺は姫菜の部屋の前まで来た

 

 

女子「私達は後で迎えに来ます、それまでこの部屋以外には入らないでください」

 

「あっはい、わかりました」

 

女子「では、失礼」

 

 

離れていく彼女達を見送りながら

 

俺は部屋に入る

 

少し奥に進むとベットの上で咳き込む1人の少女がいた

 

当然姫菜である

 

 

「…………………………大丈夫か?」

 

姫菜「お兄さん!?ゴホッゴホッ!」

 

「ほら、無理するな」

 

姫菜「ど、どうしてここに?」

 

「お節介な友人が俺をここに連れてきた」

 

姫菜「それって…………………………」

 

「それより何か食べたか?」

 

姫菜「まだですけど…………………………」

 

「わかった、ちょっと待ってろ」

 

 

起き上がった姫菜をもう1度寝かし

 

部屋のキッチンに向かう

 

俺は持ってきたビニール袋を開く

 

中身はお粥や冷えピタなどの風邪対策用品が入ってる

 

ヘリに乗る前に黒森峰のスーパーで買ってきたやつだ

 

お粥を作り姫菜のいる所に戻る

 

 

「ほらお粥持ってきたぞ」

 

姫菜「………………料理できたんですね」

 

「開幕からひどい言われようだな!?」

 

姫菜「フフッ冗談です、頂きますね」

 

「・・・・・・」

 

姫菜「??」

 

「食べさせてやるよ」

 

姫菜「ッ!?」

 

 

スプーンでお粥をすくい少し冷ます

 

そして姫菜の前に差し出す

 

 

「ほら、あーん」

 

姫菜「あ、あーん」

 

 

口に運ぶと姫菜は食べてくれた

 

食欲は大丈夫そうだ

 

その後何回か口に運び

 

気が付いたら皿は空になっていた

 

 

「おいしかったか?」

 

姫菜「うん、ありがとうお兄さん」

 

「これくらい気にするな、それより早く寝て、治せ」

 

姫菜「…………………………手を握ってくれませんか?」

 

「甘えん坊だな」

 

姫菜「いいじゃないですか!今日ぐらい……………」

 

「ほら」

 

 

俺は姫菜の前に手を出す

 

姫菜は一瞬ポカンとしてから微笑みながら手を繋いだ

 

いくつか軽く話をし姫菜は眠った

 

俺はちゃんと寝ているか確認する

 

といっても布団をかけても反応なければ大丈夫だろう

 

・・・・・・・

 

いつ返事をしようか

 

正直にいうと姫菜もミカも素敵な女性だ

 

ただ重婚ってどうなのだろうか?

 

いくら優斗よりはマシだからって……………いや

 

姫菜もミカもわかっていての行動だとしたら?

 

・・・・・・・

 

柄でもないこと考えてるなぁ

 

でも、そろそろ覚悟を決めないとな

 

相手の気持ちもわかっていて

 

自分の気持ちもわかっている

 

なら答えは1つだ

 

 

「必ず姫菜達の想いの返答してやるから待っててくれよ」

 

姫菜「スゥ……………スゥ……………」

 

「……………寝顔かわいいな」

 

 

はっ!

 

俺はいったい何を!?

 

これは金剛の策略だ!

 

※なんでやねん!

 

その後夕方ぐらいまで姫菜の手を握り続け

 

1度起きた姫菜と少し会話をしてから

 

俺は黒森峰に帰った

 

 

零sideout

 

 

 

 

・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・・・

 

 

(お兄さんが寝顔かわいいって言ってくれた////それにあれって……………)

 

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

・・・・・・

 

……………待っていますね?お兄さん

 

 

 

 

 




金剛「爆散しろ!リア充!」

零「お前が書いたんだろ!?」

金剛「でも意外と良いの書けたと思ってるからセーフ!」

零「どっちだよ!?」

優斗「はいはい、そこまでだ」

零「はぁ、で?次回は?」

金剛「ガルパン本編第2話辺りを出します」

2人『出すの遅っ!』

金剛「し、仕方ないだろ!うまく書けなかったんだからさ!」

2人『・・・・・・』

優斗「まぁ適度に頑張れ」

金剛「慰めはいらないから次回予告行くぞ!」

優斗「はいはい」

金剛「次回!」

零「第55話!」

優斗「『☆戦車、乗ります!』です!」

金剛「次回もよろしく!」
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