優斗「こん今度は1か月か」
金剛「すみません!」
優斗「どうせ学校関係なんだろ?しっかりしろよ」
金剛「はい、とりあえず次はもう書き始めてるから、来週は多分大丈夫ですはい」
優斗「多分、ねぇ?」
金剛「と、とにかく本編行こうか?」
優斗「仕方ないか」
金剛「よし、じゃあ本編……………」
2人『どうぞ!』
こんにちは?
大地です
俺は今スタート地点で開始の合図を待っていた
今回のルールはバトルロワイアルで
全員が敵だ
亜美『試合開始!』
全員『よろしくお願いします!』
今別の所でも戦車道の子達が模擬戦をしている
あの子達と違うところがあるとしたら
現代戦車道受講生は
ほぼ全員どこかしらの流派にいたということ
つまり最低限の経験はある
相手を初心者として見てはいけない
明確な敵として見る
「前進」
斎藤「了解」
地図を見た所、皆との距離はそれほど離れていない
今回の班の名称割り振りは数字のドイツ語読みで決めている
俺の班が
に割り振られている
1番気にするべきはⅤの白露先輩のチーム
何故かわからないけど
あの人は強い気がする
するとあちこちから砲撃が聞こえてきた
音からして八九式と三突の砲撃音だな
そこにサラッとレオパルド1の砲声もある
……………白露先輩やるな
「撃ってるな」
榊「あの会計の人?」
「ああ、誘導か撃破かわからないけど戦車道の連中の砲声に紛れて撃ってきてる」
榊「狙ってると思うか?」
「わからない、でも狙ってきてるならかなりの強敵だろう」
榊「『相手にとって不足なし』ってか?」
「全くだな」
まぁどちらにせよ倒せばいいのだから
何とかしよう
ふと茂みの奥の方にチーフテンが見えた
あれは確かイギリスの戦車で第2世代だったな
あの先は確かさっきの砲声と同じ方向だな
・・・・・・・・
後を付けてみるか
もしかしたら白露先輩が何をやっているのかわかるかも
「バレないようにチーフテンの後ろに付けてくれ、斎藤いけるか?」
斎藤「余裕だ」
「榊と鈴木は周辺警戒」
榊・鈴木『了解』
俺も戦車内からチーフテンを見る
このままいけば砲声のあった地点につく
近くに撃破された車両がないか見るが
特にそれらしいものが見当たらない
それどころか他の砲声も
ん?他の砲声も聞こえない?
ふとチーフテンの方を見ると
キューポラから顔を出した車長と目が合った気がした
・・・・・・
ッ!?まさか!
「停止!」
斎藤「クッ!」
体が遠心力にもっていかれるが気にしない
それより車体の少し先で着弾した砲弾を見る
微かに聞こえた砲声
向こうの策に嵌ってしまった!
「榊、あのチーフテンを狙え!」
榊「了解!」
「斎藤、今すぐ全速前進!次が来るぞ!」
斎藤「わかった!」
鈴木「チーフの主砲こちらに照準中!」
榊「照準良し!」
「撃て!」
車体に振動が走る
俺は気にせず前を見る
チーフテンからの白旗が上がっている
Ⅳ撃破、良し次!
「砲塔左旋回仰角+3度!弾種煙幕弾!」
榊「旋回、仰角良し!」
鈴木「装填良し!」
「撃て!」
発射した弾は左側を煙幕で覆う
次は残りのチームがどこにいるか
砲弾の着弾位置からすると北西の方向から
Ⅴの会計チームが一番危険
Ⅳのチーフを囮にしたなら
他は後ろから挟み撃ちか?
……………賭けてみるか
「斎藤、全速後退で俺の合図で右に急速旋回」
斎藤「いいけど、大丈夫か?」
「ちょっと賭けてみる、榊砲塔そのままでいろ、車体旋回したら多分敵が見える」
榊「その賭けは嫌いじゃないぜ、了解だ」
「鈴木、最速の装填を頼む」
鈴木「サンダースの奴みたいなのは期待するなよ?」
「あの人は色々ヤバいからなwww」
適度に緊張もほぐれてきた所でやるか
斎藤がこいつが出せる最大速度でバックを始める
残りの戦車も乗員は4名
装填手は必ずいるし装填方式も手動だ
なら鈴木が彼らを上回れば勝てる
後ろを見ると閃光が2つ見える
目標は車体後部エンジン部分だろう
まぁ当てさせないけどさ
「旋回!」
斎藤「あいよっ!」
斎藤の返事と同時に急激の遠心力が皆を襲う
その少し後に車体を弾く音が2回聞こえた
よし、初弾は弾いた
榊「見えた!左に61と右にT!」
「そのまま61を狙って撃て!」
榊「無茶なオーダーだぜ!」
「失敗してもフォローはする」
榊「ならやってやる」
榊の最後の声と共に砲声が1つ
当たったかは気にしない
次があるから
「全速前進!」
斎藤「了……………解!」
榊「目標ロシア野郎、照準良し!」
鈴木「装填良し!」
「撃て!」
いや待てあれ確かにT-62だけどロシア人じゃないし
ついでに言うならプラウダ生でもない
ただの大洗生徒です
まぁ榊はそんなこと気にも留めてないようで
すぐに次の弾が出る
俺は斎藤に一度止まるように言い
止まるの待ってから顔を出す
2両とも白旗を上げていた
「榊、お見事」
榊「ギリギリだったぜ」
「黒森でも真面目にやってたらいけただろ?」
榊「おいおい今更そんなジョークは通じないぜ?」
「……………今更で思い出したけどさ、お前どんな理由で入学したんだ?」
榊「学園艦ってさいいよな」
「はっ?」
榊「それよりお客さんだよ」
「何?」
俺は振り向くと車体の向きからして後方より戦車が来ていた
車種はレオパルド2、最後のチームだ
キューポラからは白露先輩が顔を出していた
その雰囲気は何故か懐かしさを覚えた
どこかで似たような雰囲気を感じた気がする
でもどこで?
白露「やっぱり生き残ったか」
「やっぱりって事は彼らが連携して俺を襲ったのは……………」
白露「そう私の提案、だって君はこの中で最近まで現代戦車道をしてた人達だ」
「だから真っ先に狙ったと?では最初の砲声は?」
白露「搭乗する前に君以外の各車長に伝えた合図みたいなものだ」
「どうしてこんな事を?」
白露「君が隊長に相応しいか試させてもらった」
「隊長?俺が?」
白露「この中で経験値が高いのは君だ、だがだからと言って信用するか別だ」
「言いたいことはわかります、でもそれなら先輩が隊長になれば良いじゃないですか?」
白露「こちらにも事情があるんだよ」
「……………事情、ですか」
白露「流石に内容は言えない」
「とりあえずわかりました、で?戦いますか?」
白露「当然」
「わかりました」
白露「・・・・・」
「・・・・・」
2人『前進!!!』
加速する2台
こちらに目標を定める2本の砲身
2つの掛け声と砲声
最後は1つの旗がたって終わった
亜美『Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ全車戦闘不能!Ⅰ・レオパルド2の勝利!』
白露「……………お見事」
「いえ、運が良かっただけです」
白露「運も味方に付けられているのならこれから頼らせてもらうかな」
「……………白露先輩、これからよろしくお願いします」
白露「ああ、よろしく
そして俺達は握手をした
大地sideout
??side
俺は握手する2人を遠くで見ていた
とりあえずは何とかなりそうだ
終盤すごい無茶ぶり見たけど
俺、大地の無茶ぶり初めて見たんじゃないか?
亜美「いかがでしたか?家元殿」
「ここでは家元は関係ないぞ?蝶野一尉」
亜美「はっ!失礼しました、
「……………何故か嫌味を感じるのだけど?」
亜美「気のせいでは?」
「まぁいい、で?そっちはどうだ?」
亜美「やはりといいますか西住のご息女のチームが勝ちました」
「あっちは素人の集団だから仕方ないけど途中からⅣ号の動き良くなってなかったっか?」
亜美「それは先ほど合流された生徒のおかげかと」
「生徒?演習場のド真ん中にか?」
亜美「そのようです」
「……………まぁ最初だからいいけど、次から気を付けないとな」
亜美「後で向こうの会長さんに話しましょう」
「そうしてくれ」
それにしても元とはいえ林流や神藤流の門下生の動きは悪くないな
アンツィオや継続と良い戦いができそうだ
BC自由だと戦闘始まる前に終わりそうだけど
主に同士討ちで……………
さて多分だけどある程度訓練したらどこかの学校と模擬戦でも頼みに行くだろうし
それとなく友人達に聞きまわって情報流してもらうか
・・・・・・・・・
……………お前の現代戦車道見せてもらうぞ?大地
あっ後でみほの写真撮っとかないと
しほさんとまほが喜ぶだろうし
後エリカもかな?
まぁどちらにせよ、楽しみにしておこうかな?
亜美「ところで二佐」
「ん?どうした?」
亜美「わざわざフェラーリ潰す必要ありました?」
「……………あれは搭乗員の降下ミスだ」
亜美「でもGOサイン出したの二佐ですよね?」
「まぐれだ」
亜美「追加で潰したのも?」
「あれは方向転換中の事故だ」
亜美「事故、ですかね~?」
「何か不満でもあるか?一尉」
亜美「いえ、何も」
「ではこの話はここで終わりだ」
亜美「はい」
何だか締まりが悪い気がするがいいか
先に戦車に戻るか
あまりウロウロしてバレても不味いしな
そういえば
零の奴対応できてるかな?
優斗sideout
金剛「次回は黒森峰の暁零君からスタートです!」
優斗「無断乗船知ってて黙る俺」
金剛「気にしたら負けだ!」
優斗「あっはい」
金剛「とりあえず次回にはもう1組くっ付けたい男女がいる」
優斗「唐突だな」
金剛「まぁ詳しくは次回のお楽しみだな、では次回!」
優斗「第57話『風に導かれただけさ』です!」
金剛「ではまた次回~」
優斗「ちゃんと投稿しろよ?」
金剛「ハイ……………」