特殊な男(モブ)達の現代戦車道   作:金剛時雨

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優斗「皆様3週間ぶりでございます」

大地「作者代行です」

優斗「あいつ何かあったのか?」

大地「ほら、前話でお、お母さんに連れていかれたろ?」

優斗「ああ、なるほどな」

大地「だから代わりに俺が来た」

優斗「OK理解した、そして大地」

大地「何?」

優斗「母さんの事、ちゃんと言えたな」

大地「~~~~~~ッ!?////」

優斗「大地?」

大地「本編どうぞ!」

優斗「大地!?」


第61話 零の婚約

まずいくつか言いたいことがある

 

俺に出番をあまり用意させないでくれないか?作者さんよ?

 

まぁ平和な日常系なら一兆歩譲ってもいい

 

非日常なら優斗や大地に丸投げする

 

俺は知らない

 

だが俺は今どこにいると思う?

 

"島田流家元"島田千代の家にいるわけですよ

 

しかもご丁寧に彼女達もいる

 

継続高校より島田ミカ

 

アンツィオ高校より架城姫菜

 

これに加えてあの時(第57話参照)の手紙の件となるともうお分かり頂けただろうか?

 

まぁそういうことです

 

 

千代「こうして話す分には初めましてかしら?」

 

「恐らくそうだと思います」

 

千代「そう、改めて島田流家元にしてミカの母親の島田千代です、よろしく暁零君」

 

「は、はい」

 

ミカ「・・・・・」

 

姫菜「・・・・・」

 

 

え?何この空気

 

俺には縁のない空気のはずなんですが?

 

こういうのはほんと優斗だけにしてくれませんかね!?

 

 

千代「早速で申し訳ないのだけど2人は退室してもらってもいいかしら?」

 

ミカ「わかりました」

 

姫菜「はい」

 

 

ちょっと待って!?

 

え?じゃあ何で2人共ここにいたの?

 

最初から俺と2人っきりにすればよかったのでは?

 

あっわかったこれは精神攻撃的なやつだ!

 

謀ったな!

 

※違います、偶然ですBy千代

 

 

千代「さて、暁君」

 

「はい」

 

千代「まず条件から、ここから先の会話に彼を話題に出さない事」

 

「彼とは優斗の事で?」

 

千代「そう、彼を出されると話がこじれるから」

 

「は、はぁ」

 

千代「じゃあ質問していいかしら?」

 

「どうぞ」

 

千代「ミカの事好きかしら?」

 

「はい」

 

千代「では架城さんは?」

 

「好きです」

 

千代「それは2人共同じぐらい好きという事?」

 

「測る基準がないので上か下かはわかりません、しかし俺自身は同じぐらい2人が好きです」

 

千代「それは結婚まで考えてるの?」

 

「はい」

 

千代「何故そこまで思えるの?島田の家柄があるから?」

 

「いいえ、正直ミカが島田の長女だと知ったのも手紙を受け取った時なんです」

 

千代「彼は教えてくれなかったの?」

 

「はい、でも事前に聞いていたからと言って気持ちは変わらないでしょう」

 

千代(彼はそれを知っていて、わざと話さなかったのかしら?)

 

千代「最後に聞きます、もし彼女達に何かあったらあなたは守り切れますか?」

 

「俺が使える全てのものを使ってでも守り切ります、友人や家族、あらゆるコネを使ってでもです」

 

千代「そう、わかりました」

 

 

最後にそう言うと島田さんは2人を呼び戻した

 

少しして戻ってきた2人は俺の顔を見て何かを察しているようだ

 

話が始まってからそうだが

 

今まで真面目に対応している

 

これを見て島田さんはどう受け止めるか

 

俺はこれからどうなる?

 

 

千代「2人からはあなたが来る前に話を済ませています」

 

「そうなんですか?」

 

千代「ええ、残るはあなたの話だけでした、そしてこれから話す事も重要な話です」

 

「・・・・・」

 

千代「暁君、これが最終確認です」

 

「はい」

 

千代「2人を愛していますか?」

 

「はい、俺はミカと姫菜を愛しています」

 

千代「そうですか………………ミカ」

 

 

島田さんは視線を俺からミカに向けた

 

その目は家元としてでなく

 

母親の目だ

 

 

ミカ「ッ!?はい」

 

千代「あなたはいい方を見つけましたね」

 

ミカ「お母様?」

 

千代「次期家元の頃、あなたの家出は家元になる際の障害として邪魔でした」

 

ミカ「・・・・・」

 

千代「家元になって老害共を表の世界から消した頃には私はあなたに会うのが怖くなってしまった」

 

ミカ「・・・・・」

 

千代「結局は彼にお膳立てされてあなたと再会して、こうして嬉しい報告も聞けているのだけどね」

 

ミカ「お母様」

 

千代「ミカ」

 

ミカ「はい」

 

千代「彼を、暁零君を愛していますか」

 

ミカ「はい」

 

千代「そう、良かった」

 

 

最後すごく嬉しそうな顔で頷いた

 

それで話が終わったらしく姫菜を見る

 

 

千代「架城さん」

 

姫菜「はい」

 

千代「ミカにも聞きましたがお聞きします」

 

姫菜「はい」

 

千代「あなたは彼を愛していますか?」

 

姫菜「はい、愛しています」

 

千代「あなたは彼を独占することはできませんよ?それでもですか?」

 

姫菜「それならミカさんと2人で独占すればいいんです」

 

千代「強いのね」

 

姫菜「お兄さんがいたおかげです、私はお兄さんに会えたからこうしてここで立っています」

 

千代「そう」

 

 

今の会話に何かを感じたのか

 

島田さんは感心していた

 

そして俺達が全員見えるように視線を向けた

 

 

千代「私はあなた達4人の婚約をここに承認します、零君」

 

「はい」

 

(ん?4人?)

 

千代「ミカをお願いします」

 

「え?あっはい!」

 

千代「書類などの手続きは後日真奈美が手配してくれます、零君と姫菜さんはご両親にこの事を伝えてください」

 

「わかりました」

 

姫菜「はい」

 

千代「さて、これで前例を作れて外堀も埋めましたね」

 

「??」

 

千代「優斗君のことです」

 

「ああ、そうですね」

 

 

確かにここに前例ができたわけだし

 

あいつもこれで少しは進んでるといいけど

 

※この時点では聖グロでの出来事を彼は知らない

 

今度からかってやるか?

 

・・・・・

 

やめておこう

 

何がおきるかわかったもんじゃないしな

 

その日は島田邸で止まったのだが

 

2人が一緒のベットで寝るなんて聞いてないぞ!?

 

え?作者も想定してなかった?

 

嘘つけ!

 

だが疲れが溜まっていたのか意外とすぐ眠れた

 

朝起きたら左右から抱き着かれてさらに疲れる事を俺は知らない

 

 

零sideout

 

 

 

 

優斗side

 

 

「もしもし?」

 

千代『今大丈夫かしら?』

 

「問題ありません」

 

千代『零君の件は終わったわよ、無事全員婚約出来たわ』

 

「母さんには連絡を?」

 

千代『済ませているわ』

 

「そうですか、わかりました」

 

千代『彼女の件もさりげなく伝えているわ』

 

「零は気づきましたか?」

 

千代『一瞬素振りを見せたけど、私が話を変えてしまったから』

 

「俺が言うのもあれですが鬼ですね」

 

千代『こういうスパイスみたいなものもありと思わない?』

 

「ノーコメントにしておきます」

 

千代『じゃあ今日はここまでにしておきます』

 

「ええ、報告ありがとうございます」

 

 

そうやって俺は通話を切る

 

そうして横の人物に声をかける

 

 

「あなたはどうしますか?○○さん」

 

??「どうするとは?」

 

「このままあちら(後書き)側で脇役で終わるか、こちら(本編)側で彼と彼女達と幸せになるか」

 

??「でも私は………………」

 

「それを決めるのはあなただ、それに面倒なことは作者に任せれればいい」

 

??「・・・・・」

 

「今すぐとは言わない、ただいずれ答えを聞かせてくれ」

 

??「わかりました」

 

 

会話を終えた彼女は消えていった

 

俺はそこにいた人物の事を考える

 

本来彼女はあの子のもう1つの人格みたいなものだった

 

それがこっち側に干渉している時点でおかしい

 

まぁ後は作者とあいつ次第だ

 

俺もそろそろ決着をつけないと

 

突然携帯が鳴る

 

 

「はい」

 

母『あなたの母よ!』

 

「知ってます」

 

母『反応が冷たい、息子冷たい』

 

「別に冷たくないよ」

 

母『ほんと?』

 

「ほんとほんと」

 

母『ならいいわ!』

 

(母さんって誰かに似てるんだよなぁ誰だろ?)

 

母『それより優斗』

 

「何?」

 

母『悪いのだけど今度の大洗の練習試合の後に仕事よ』

 

「……………どっち?」

 

母『処理の方ね』

 

「わかった、道具とかの手配は?」

 

母『護衛のあの人に頼んでいるわ』

 

「了解」

 

母『残念だけど私はその日仕事で手が離せないの』

 

「大丈夫、試合観戦も仕事もしっかり済ませて報告するよ」

 

母『失敗しないと思うけど気を付けてね?』

 

「ああ、それじゃあ」

 

 

母さんからの通話を切って今度こそここから出る

 

出た場所は黒森峰のハンガーの近く

 

今日は零がいなかったが

 

代わりに凪が指揮を執っていた

 

今でも大事な後輩であり

 

将来有望な隊長候補だ

 

後輩や同期からの人望も厚いし

 

単機での戦闘力もある

 

中隊単位での指揮にも問題ないようだ

 

と、噂をすれば彼がハンガー扉の近くにいる

 

俺は声をかけようとしたが辞めた

 

彼の横には女の子がいたからだ

 

確か彼女は赤星さんだったかな?

 

あの大会で事故車の車長をしていた子だ

 

最近は凪と仲が良いと聞いていたが

 

順調のようだな

 

いずれは"俺の彼女です"みたいに紹介されるのだろうか?

 

・・・・・・

 

あれ?

 

俺外堀ドンドン埋められてるくないか?これ

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ま、まぁ今は考えないでおこう

 

うん、そうしよう

 

いやぁ今日も夕日が悲しいぐらい綺麗だった

 

 

 

 

 




姫菜「今回は私と彼女で次回予告です」

姫菜?「何故あなたがここに?」

姫菜「それはあなたがよく知ってるでしょ?」

姫菜?「今更分ける必要がわからないわ」

姫菜「お兄さんの事が好きなのに?」

姫菜?「それは私があなただからよ!」

姫菜「そう、あなたは私だから、だから今まで私のために色々な事をしてくれた」

姫菜?「そう思うならこのままあなたは本編でお兄ちゃんと結婚すればいい」

姫菜「あなたはそれで本当にいいの?」

姫菜?「しつこいわね、何故そこまでするの?」

姫菜「私があなただから、辛い気持ちがわかるから」

姫菜?「・・・・・」

姫菜「あなたも理解しているでしょ?」

姫菜?「………………少し考えさせて」

姫菜「ええ、私はいつまでも待ちます、彼と共に」

姫菜?「そう、じゃあ次回予告でもしましょうか」

姫菜「ですね、次回!」

姫菜?「第62話『☆隊長、がんばります!』です」

2人『では、またの機会に』
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