消滅状態の作者です
他作品含めストックしてる分だけ今年中に出す事にしました
またいつ消えるかわかりませんからね
思い切って投稿する事にしました
投げやりに聞こえるかもしれませんが
作者自身が少々危険な状態なので
また間隔が空くかもしれませんが
あっきた、ぐらいの気持ちで見続けて頂けたら幸いです
それでは本編です、どうぞ!
戦場からこんにちは!大地です
俺は、じゃなくて俺達は今岩場から顔を覗かしている
あの作戦会議の後、いくつか作戦を練ったり戦車の装備の見直しをした
戦車の編成は練習時と同じで
副兵装はミサイルのみで弾数は全部で5発
まぁ元から少ない上に練習でも使ってたので仕方ない
搭載するのは隊長車の俺に1発
副隊長車と
この4発はこの後の罠に全弾使ってもらう
残りの
そして結局戦局分析の観点から俺達が先行偵察することになった
榊「前方にチャレンジャー2が5両前進中、先頭は神藤流次期家元!」
「相変わらずの綺麗な陣形だな」
斎藤「わざわざキューポラから乗り出してるぜ」
鈴木「おまけに紅茶まで飲んでるときた」
「これってさ、煽られてる?」
斎藤「かな?」
鈴木「まぁでも聖グロだしなぁ」
榊「あのティーカップ撃ち抜くか」
「そんなことしたら彼の手まで吹き飛ぶわ!?」
斎藤「ならどうする?」
「どうするって作戦通り誘因する」
鈴木「あれを作戦と呼ぶのか?」
斎藤「前半はともかく後半のアレは奇抜すぎだろ?」
「そこがおもしろいじゃん?」
鈴木「まぁ」
斎藤「確かに」
榊「そうかも」
「3人でバラバラで言うな」
榊「まぁ撃つとしたら、車体前方かな?」
「だな、発射後は速やかに離脱、合流ポイントに向かう」
3人『了解!』
3人の返事を確認すると戦車に乗り込む
あの決勝が終わってから気づいたが
俺は戦車に乗ると物事を冷静に見れるようになった気がする
それがあの試合の時か
あの時の兄さんとのやり取りか
それとも両方か
わからないがおかげで俺は冷静に戦局分析ができる
「隊長車より全車へ、これより紅茶野郎を茶畑に誘導する、準備されたし」
白露『副隊長了解、茶葉の準備は完了、いつでもどうぞ!』
「間違っても戦車道の試合みたいに同士討ちは勘弁ですよ?」
白露『誤射らないようがんばる!』
「頑張るではなくしてください!」
白露『冗談だよ』
全く冗談に聞こえないのですが?
まぁ白露先輩が大丈夫って言ってるから大丈夫なのだろうけど
俺は既に追準している榊に指示を出す
「撃ち方用意!弾種徹甲!」
鈴木「装填良し!」
榊「射撃準備よし!」
「撃て!」
榊「フォイヤ!」
発射された砲弾は先頭の聖グロ隊長車の正面に着弾する
車窓から覗くと5本の砲身がこちらを向けながら転進してきた
隼人さんもいつの間にか車内に入ってるし
「敵が食いついた!反転離脱、ジグザグで逃げろ!」
斎藤「了解!」
「榊、敵の照準を少しでも鈍らせろ」
榊「それはいいが、別に全員倒してしまっても構わんのだろう?」
「その時は白露先輩や他の連中への謝罪をお前1人でやらせるからな」
榊「敵の射撃妨害に全力であたります!」
「鈴木、白露先輩達に逐一報告」
鈴木「わかった!」
俺は一通り伝えるとキューポラから身体を出す
向こうもまた身体を出している
ここまで感じるオーラのような圧力
流石神藤流次期家元
兄さんには及ばないがこの圧は中々だ
だがこれしきで負けるわけにはいかない
鈴木「合流ポイントまでもうすぐだ!」
「斎藤、別れ道に出たら右に行け」
斎藤「了解!」
「射点に付いたら全力射撃だ、頼むぞ榊」
榊「任せろ」
すると少し開けた道に出て戦車は右に曲がる
崖の上には俺達以外の戦車が割り当てられた所で待っている
俺達が登り切る頃には聖グロの戦車達が来ていた
それぞれ聖グロから見て左から隼人さんと他2両、右から残りの2両が来ている
もちろん砲弾のおまけ付きでだ
「フィーアとフンフは俺と一緒に応戦しろ!ツヴァイとドライは敵が罠に嵌るまで撃つなよ!撃つタイミングは副隊長に任せる!」
全員『了解!』
斎藤「指定地点着!」
榊「射点確保!」
鈴木「装填良し!」
「射撃開始!」
敵さんには遅く登ってきてもらうために進路を重点的に撃つ
車体自体を狙ってもいいが
反撃されるリスクの事も考えて狙わないように言ってある
それに罠が使えるのかも確認しておきたい
するとそれぞれのポイントに戦車が入ってくるのが見える
白露『紅茶野郎に紅茶以外を飲むように調教してやれ!』
白露・Ⅲ『撃て!!』
(ん?白露先輩のセリフどこかで………………)
彼のセリフについて思い出そうとした瞬間
ミサイルの発射音のすぐ後に爆発音が盛大に鳴った
俺が仕掛けた罠は対戦車ミサイルを発射機から出した中身だけを岩場に忍ばせておいたのだ
敵が来たら両端にいた2両がそれぞれ榴弾で吹き飛ばし着火
着火したミサイルが敵戦車に当たるという寸法だ
※これはフィクションです、リアルではどうなるかわからないのであしからず
本当ならここで戦果確認したいが深追いは禁物だ
「全車この場より撤収!次のポイントに向かう」
全員『了解!』
次々と動き出す仲間達を見ながら隼人さんがいた所を見る
ミサイルの爆発と煙で俺達の事は見えてないはず
そう思った瞬間何か嫌な予感がした
「全速前進!」
身体が遠心力で持っていかれるが
そんなことよりさっき自分達がいた場所に砲弾が通り過ぎた事が重要だ
発射された先を見ると隼人さんの戦車の砲身から煙が出ていた
すると横の方でドライの61式から黒煙が出ていた
Ⅲ『こちら"ドライ"被弾!戦闘不能です!』
「なぁ!?」
斎藤「何だよあれ、まぐれか?」
榊「いや、あれは狙ったんだよ」
鈴木「どっちをだ?」
「ドライの方だ、避けなければ俺達が、避ければ最初から狙っていたドライに砲弾がいくようにしたんだ」
斎藤「そんなことできるのかよ?」
榊「できなくはないけど、そこにいきつくには相応の経験と場数がいる」
「舐めてたつもりはないが流石強豪校の隊長、そう簡単にはいかないか」
鈴木「どうする?」
「作戦通りにいく、副隊長、移動は?」
白露『今通路に退避した、後は隊長だけだ』
「わかりました、斎藤出せ!」
斎藤「了解!」
俺は戦車を走らせて通路に逃げ込む
気になる点があるとすれば
敵の被害状況
砲撃で直接撃破したわけではない
あってほしいならそれぞれに設置した場所からして2両
可能性なら1両
最悪の場合被弾無しか、被弾したが続行可能の場合
「副隊長、どのタイミング発砲した?」
白露『聖グロの隊長車が来た時だ』
「だが実際は彼の戦車は生きていてドライはやられた」
白露『すまない』
「先輩を責めてるわけではないです、だがドライの方はどうだったのだろう?」
白露『近くにいたのはフンフだが、どうだ?』
Ⅴ『タイミングに問題はなかったと思います、ミサイルが車体に当たったかと言われればわかりませんが目標の車体で爆発があったのは確かです』
「となると最低でも1両は撃破できてると見るべきか」
白露「この後はどうする?」
「正直な所、ゲリラ戦しかないかなと」
白露「理由は?」
「今の我々には連携しての戦闘はリスクを伴います」
白露「確かに我々は戦車に関する動作はしたが連携はまだ満足にはできていない」
「はい、ですので最初は2両1組で行動してもらいます」
白露「わかった、編成はどうする?」
「俺とフィーア、副隊長とフンフでそれぞれ別れましょう、フィーアとフンフは最初は斥候役として敵の監視と俺達への報告をしろ」
Ⅳ『フィーア了解』
Ⅴ『フンフ了解!』
「大洗市は俺や副隊長は土地勘がない、皆でそこをカバーしろ、散開!」
全員『了解!!』
俺達は街に入り別れた
フィーアは少ししたら別れた
俺達はそのまま進む
土地勘のない俺達はその辺りに隠れた所で奇襲できる保証はない
それなら機動戦で敵を攪乱するしかない
Ⅴ『こちらフンフ、聖グロを補足!数は3両』
白露『やはりあそこで2両は倒せていたか』
「修理して後から来るっという可能性はあるがとりあえずは3両と思っておこう」
白露『敵の動向は?』
Ⅴ『もうすぐ市街地に入ります、今分かれました、ッ!?』
「どうした?状況を報告しろ」
Ⅴ『聖グロ隊長車がこちらに接近中!2両が隊長の方に向かいました!』
「なに!?」
白露『敵隊長車の現在地は!?』
Ⅴ『我々に急接近して………不味い、こっち来た!戦闘用意!』
白露『まさかあいつ!』
「副隊長?白露先輩!………駄目だ、返事がない」
フンフの焦り方からして隼人先輩はすぐそこまで来ている
白露先輩は急いで救援に行ったと見るべきか
一方こちらに来ているのは2両
頭に入っている地図と俺達とフィーアの位置を照らし合わせる
フィーアの位置からして俺達と交差する道路はこの辺り
なら誘導させるか
「フィーア、敵を誘導しろ、こちらで仕留める」
Ⅳ『了解!』
「その道を進め、次の右の角に敵が現れる、左に曲がれ」
Ⅳ『ッ!?、敵確認!左折します』
「そのまま直進しろ、敵の弾には当たるなよ、緩急をつけて避けろ」
Ⅳ『了解!』
「斎藤、このまま直進」
斎藤「了解」
「鈴木、榴弾を出して徹甲を再装填」
鈴木「了解!」
「榊、停車したらすぐに砲塔を左90度に旋回、俺のタイミングで撃て」
榊「了解!」
フィーアの現在地はここ
俺達は彼らから見て左の道を逆走
この辺りだな
「停止!砲塔回頭!」
斎藤・榊『了解!』
「フィーア、次の交差点を過ぎたら左へ曲がれ」
Ⅳ『了解!』
「榊、発射まで………3、2、1、今!」
榊「発射!」
方針を向けてた交差点にフィーアが過ぎ
敵の1台目が過ぎた瞬間に発砲
後続の2台目の側面に当てた
2台目は停止し、白旗を上げた
斎藤「目標撃破!」
「車体を左に回頭、敵の背後を討つ」
斎藤「了解!」
榊「相手が気づいてこっちに来ないか?」
「来るだろうな、だがこの速度で来ても怖気つかないかな?」
榊「???」
「斎藤、全速前進!」
その直後、一気に身体が後ろに引っ張られる
視線を前へ戻すと残りの1台がこちらに顔を出そうとしていた
本来ならあの位置で待ち続ける方が生存性はあるかもしれない
だが時間がそれを許してくれなさそうな気がした
キューポラから身体を出していた聖グロ生が見えてきた
聖グロ生「なっ!?ほ、砲塔回頭!」
「遅い!」
鈴木「装填良し!」
「当てろよ、榊」
榊「任せろ…………発射!」
榊の声と同時に発射された砲弾は
敵の砲塔旋回部に着弾、黒煙と白旗を上げた
俺はフィーアの現在位置と副隊長の状況を確認する
フィーアは今は俺達がさっきまでいた位置まで来ている
副隊長達からは連絡はない
「こちら隊長車、副隊長、フンフ、状況知らせ」
副隊長・Ⅴ『・・・・・』
「ん?両車状況知らせ!」
Ⅴ『こちらフンフ!被弾により戦闘不能!現在副隊長が聖グロの隊長車と戦闘継続中!』
「何!フィーア!俺達も加勢にしに行くぞ!」
Ⅳ『了解!』
「斎藤、出せ」
斎藤「了解!」
とりあえずフンフから聞いた位置まで向かう
そこからは砲声を頼りにいくしかない
副隊長にはさっきから連絡を取っているが応答がない
戦闘中で対応できないのか
それとも無線が故障しているのか
まさかわざと切ってるとか?
そうだとして何故?
どちらにせよ行くしかないか
砲声自体も近づいてきている
場所は工事現場か?
既に勝敗は決していたらしく
副隊長の戦車からは黒煙と白旗が出ていた
しかし2人共キューポラから顔を出している
何をしているんだ?
白露「………これは俺が決めた事だ」
トリスタン「そうかい、なら止めないがよく考えた方がいい」
白露「・・・・・」
トリスタン「彼らも来た、続きはまた」
・・・・・
一体何の話をしているんだ?
だが深くは考えさせてくれないらしい
こちらに砲口が向いたからだ
「ッ!?前進!」
斎藤「了解!」
遠心力に引っ張られながら後方を見る
着弾した砲弾、待機してたフィーア
「フィーア、そのまま左へ回れ!挟み撃ちだ!」
Ⅳ『了解!』
「斎藤、次を左」
斎藤「了解」
「弾種徹甲弾!射撃タイミングはこちらがとる!」
鈴木・榊『了解!』
車体に引っ張られながら目標の予測地点にでる
そこに隼人さんは………………いなかった
「なっ!?」
Ⅳ『こちらフィーア!後方に聖グロがっ!?』
「どうした?何があった!?」
Ⅳ『被弾!戦闘不能です!』
「いつフィーアを?まさか視界を切った一瞬でフィーアの後ろに?」
鈴木「前方に聖グロ隊長車!」
「ミサイル用意!車体を斜めに!」
斎藤「了解!」
「自由射撃!発射まで援護!」
榊「了解!」
ミサイルの狙いを合わせる
向こうは既に撃てるはず
砲身も向いている
何故撃たない!?
俺は一瞬悩んだが
躊躇わずミサイルを発射した
それと同時に向こうからも発砲音が聞こえた
直後ミサイルが爆発する
黒煙が晴れるのを待つ気はない
「弾種徹甲!目標正面装填次第撃て!」
鈴木「装填良し!」
榊「発っ!?」
「ガッ!?何が!?」
突然何かがぶつかったかのような衝撃と
さらに続けてきた別の衝撃と爆発音
クラクラする頭を押さえながらキューポラから顔を出すと
目の前に隼人さんがいた
「…………隼人先輩」
トリスタン「勝負ありだな」
「そのようですね」
そこには自車の車体から出る黒煙と白旗だった
最初の衝撃はおそらく体当たりだろう
その後発砲し撃破された所か
「参りました」
トリスタン「体当たりしてしまってすまない、けがはないか?」
「大丈夫です、脳を揺さぶられただけです」
トリスタン「そうか、だができれば検査を受ける事を勧めるよ」
「お気遣いありがとうございます」
トリスタン「次は大会でかな」
「そうですね」
トリスタン「楽しみにしているよ」
「はい!」
この後一同集まり、練習試合は終わった
だが生徒会による罰ゲームで
みほ達がアンコウ踊りをする事になった
俺達?後日戦車道の分込みで車体磨きを全員でする
それにしても白露先輩の謎が深まる一方だ
ほんと何者なんだ?
大地「約2年と5ヵ月ぶりです!」
優斗「ハイ、メタ発言NG」
大地「じゃあ数日ぶり?」
優斗「違うそうじゃない、日付をネタにするな」
大地「はーい」
優斗「にしては2年、ねぇ」
大地「何かあるの?」
優斗「いや、作者の状況考えたらアレだが」
大地「消滅する話?」
優斗「まぁそうだな、いつまで持つかなー、精神」
大地「あっそういうのNGで」
優斗「今度はお前からかよ」
大地「まぁ作者の話はこれくらいにしてどうだった?」
優斗「もう少し根性を鍛えましょう」
大地「チッ気にしてる所突いてくるじゃん」
優斗「当たり前だろ?精進しなさい」
大地「善処しまーす」
優斗「あっこれしない奴だ」
大地「するのはする、実戦でできるかは別」
優斗「はぁ、まぁそこはわからんでもないか」
大地「そろそろ次回予告しよー」
優斗「わかったわかった」
大地「次回!」
優斗「第65話『観戦者』です!」
大地「まだストックはあるぞ!」
優斗「最後までメタいの辞めろ!」