凪「これ以外だと後3回ですね」
優斗「年始で忙しいだろうに」
凪「まぁ作者が考える事ですから」
優斗「それより抽選会だけどさ」
凪「はい?」
優斗「普通大地がメイン視点ではないのか?」
凪「隊長がもう1人の主人公ですし、大地はほら原作順守だし?」
優斗「凪、メタイ」
凪「今更では?」
優斗「そうかもだが、まぁいいか」
凪「では隊長が納得した所で」
2人『どうぞ!』
大会抽選会場でまほが抽選を終えるのを待つ
強豪校って言われてる学校以外の学校からだと黒森峰がいるかいないかで
周りの声の温度差が激しい
司会『黒森峰学園、13番!』
「13番か」
零「どことだ?」
凪「知波単学園ですね」
「前回は不意の突撃で結構焦らされたな」
凪「新人戦の時と同じ手できますかね?」
零「ないとは言い切れないけどなぁ」
「まぁ少なくとも戦車道の方は突撃だろうなぁ」
凪「隊長は変わったのに?」
零「変わっても他の連中は突撃脳なら抑えるのに必死だからじゃないか?」
「勝てる突撃なら理解できるが起死回生の一手で突撃は博打すぎるな」
凪「零副隊長の場合は?」
「うん、逝け」
零「ひでぇ、しかも"いけ"も"行け"じゃなくて"逝け"の方だし」
だって零だしなぁ
案外なんとかなるのでは?って思ってしまうんだ
これも一種の信頼では?
それより大洗の方は………………8番か
相手はサンダース大学付属高校
大地は勝ち上がってこれるかな?
まぁそこは彼らの実力次第だな
応援だけは行ってやろう
知波単隊長「峰川隊長!」
「知波単の隊長さん」
知波単隊長「新人戦の雪辱果たさせて頂く!」
「ほぅ?それは楽しみです、しかし勝つのは我々です」
知波単隊長「それでこそです!」
埼斗「よう優斗」
「埼斗じゃん、どした?」
埼斗「ちょっと伝言を頼みたくて」
「伝言?誰に?」
埼斗「お前の操縦手"最高のドリフトをみせてやる!"ってさ」
「いいけど、お前また腕上げたのかよ?」
埼斗「当然さ、ひたすら高みを目指すのみ!」
知波単隊長「埼斗そろそろ時間だ、峰川隊長ではまた」
「ああまた試合で、埼斗もな」
埼斗「おう!またな!」
2人が人混みが消えるのを見送る
にしても相変わらず嵐のような感じだな
まぁそこが知波単現代戦車道の良さにも繋がる訳だが
継続隊長「峰川隊長」
「今度は継続さんか」
継続隊長「そう言わんでください」
「悪い悪い、そういえばシンの奴は?」
継続隊長「寝てます」
「まぁ知ってたけど」
継続隊長「彼女の膝枕で」
「野郎舐めてんのか?」
凪「隊長!?唐突な手のひら返しですよ!?」
「だってなぁ、わざわざ膝枕って家でやれ家で!ここ公共の場だぞ!?」
継続隊長「その辺りは概ね同意するが本人を連れてくるにはこうするしかなくて」
「?置いていけばいいじゃないか?」
継続隊長「いえ彼が行きたいと言った際の条件です」
「置いていけよ」
継続隊長「すまん、俺達には慣れすぎた光景だったから条件を吞んでしまった」
「左様ですか」
継続隊長「それより2回戦に上がれば俺達との対戦です、その時はよろしく」
「ああ、お互い良い試合にしよう」
継続隊長「はい、では………」
「ちょっと」
継続隊長「なにか?」
「シンに"来るならせめて顔みせろ"って伝えてください」
継続隊長「わかった」
継続の隊長と握手して別れる
ふと零の奴の気配がないので探してみると
ミカと楽しげに話している
あんな笑顔のミカを見たのはいつ以来だろうな
でもだからって部下で撮影するのはどうかと思いますよ?千代さん
さてまほもそろそろ戻ってくる事だし移動かなぁ
って思ってた自分がいます
こちらに来る聖グロ生を見なければ
トリスタン「練習試合ぶりだな」
「そうだな」
トリスタン「俺達があたるのは準決勝の時、途中で敗退とかするなよ?」
「誰に言ってるんだ?そっちこそあの双子に負けたら許さねぇぞ?」
トリスタン「あの2人、まだ喧嘩してるのか?」
「してる、エスカレーター組の隊長は消えたのに激化待ったなしだよ」
トリスタン「サラッと怖い事言うなよ」
「事実だからな」
トリスタン「そうだな、さてここで宣戦布告していいがそれは試合の場で聞くとしよう」
「そうか?なら俺はこちらの女性に先に要件を話すとしよう」
俺はそう言うと彼女、ダージリンの前に立つ
後ろにはアッサムとオレンジペコもいる
何かを察しているのだろうオレンジペコに関しては少し赤い
アッサムも人に気づかれない程度にほんのり赤い
ダージリンはいつものクールな顔だ
ダージリン「ご用件は何でしょうか?」
「お互いが準決勝に上がれたら改めて言うが、ダージリン、アッサム、オレンジペコ」
ダージリン「ッ!」ビクッ
アッサム「は、はい」
オレンジペコ「~~~ッ!」
「俺は聖グロリアーナに勝ちお前達をもらう、覚悟しとけよ?」
3人『・・・・・』
トリスタン「フリーズしてますね」
「・・・・・」
トリスタン「彼女達はルクリリ達に任せるから、今回はここで解散だ」
「………了解、また準決勝でな隼人」
トリスタン「ああ、またな優斗」
俺は彼らから離れ黒森峰組と合流する
まほが少し不機嫌そうに立っていた
零はこの場にはいないな
どこ行ってるんだ?
凪は赤星さんと話してるな
おっと口から角砂糖が出てきてしまった
エリカは………誰かを探している?
まぁおそらくみほだろうな
そういえば壇上から降りてから見てないな
「凪、すまないが今いいか?」
赤星「私は大丈夫ですよ」
凪「すみません隊長!」
「いやこちらこそ話を中断させてしまってすまないメンバーの点呼はできてるか?」
凪「はい、零副隊長以外は全員います」
「わかった………………まほさん?」
まほ「・・・・・」
「………まほ」
まほ「なんだ?」
「そっちの点呼はどうだ?」
まほ「全員いる、エリカが確認済みだ」
「わかった、全員注目!これより自由行動だ、先に学園艦に帰りたい者は逸見凪副隊長に同行してくれ、ここに残り動き回る者は集合時間までにヘリ発着場に来るように!以上解散!」
全員『はい!』
「凪これが今日来ている名簿だ、搭乗前にチェックをつけてくれ、最後の時に確認する」
凪「わかりました!」
「すまないな、お前も残りたいだろうに」
凪「大丈夫ですよ、それでは行きましょうか小梅」
赤星「うん、行こう凪君」
「・・・・・」( ゚д゚)ポカーン
凪の奴、いつの間にあんなに仲良く?
てかあれってもう付き合ってるよね?
距離近いし親しげだし
彼のクラスメイトに聞いてみるか
ねぇ?あれ付き合ってるの?え?違う?マジ?
マジかぁ
ま、まぁ形は人それぞれだ
それよりこっちも連絡を取らないと
零にはメールで集合時間を伝えとく
俺は今横で手を繋いでくるまほの対応をする
「まほ?」
まほ「なんだ?」
「この後ルクレールでもどうだ?奢るよ」
まほ「行く、エリカもどうだ?」
エリカ「えっ!?い、行きます!」
「無理に来なくていいんだぞ?」
エリカ「誰が無理してるってのよ!」
「いえ、ナンデモナイデス」
まほ「フッそれじゃあ行こう」
「ああ」
エリカ「はい!」
こうして3人で戦車喫茶"ルクレール"に向かう事になった
入ってすぐに思った事、知り合いが多くね?
そのうち1つは零だし
零以外にいるのはミカに姫菜さん、それに最後の子は大洗にいる双子の月菜さんかな?
何か大事な話そうだしこっちはスルーしておこう
後2つあるがこれはみほとみほの友人達
それと大地と大地の友人達だな
まほは嬉しそうに見てるけど
エリカさん?何その顔?
母親が子供の無事を喜んでる顔みたいですよ?
痛っ!?ちょっ!脛を蹴るのはよろしくないですよ!?
大地「ん?兄さん!って何してるの?」
「ツンデレ銀髪足蹴り副隊長のエリカさんがみほにどう話しかけようか悩んでいた所だ」
エリカ「なんですって!?」
大地「属性多いなぁ」
まほ「大地」
大地「まほさん」
まほ「元気そうだな」
大地「ええ、みほ共々元気にしてますよ」
まほ「それはよかった」
「すみません、誰かエリカさんを止めて頂けませんか?」
まほ「エリカ、その辺りにしておけ、それより先にする事があるだろう?」
エリカ「は、はい!後で覚えておきなさいよ!」
エリカはそう言いながら一旦怒りを収め彼女の要件を済ましに行く
彼女はみほ達がいる机に向かった
終始動向を気にしていた女の子がエリカの接近に気づいたようだ
確か秋山優花里さんだったかな?
五月雨の戦車道選手リストで見たな
あの席の子達がみほのチームのようだ
というか五十鈴流家元のご令嬢もいるじゃないか
五十鈴流家元との接点は少なかったが戦車道にそこまで良い感情をもってなかったはずだが……
まぁそこは家庭の問題だ、みほや大地に影響が出なければ不干渉だな
残りの2人は確か五月雨に関係が近い子達だな
憶測の段階だが五月雨の秘密を知っている可能性がある要注意人物達
みほ「ッ!?……エリカさん」
エリカ「みほ、あんたに聞きたい事があるわ」
みほ「な、何ですか?」
エリカ「ちゃんと寝れてるの?」
みほ「………………え?」
エリカ「だから!ちゃんと寝れてるかって聞いてるの!」
みほ「は、はい!寝てます!」
エリカ「ご飯ちゃんと3食食べてる?学校でイジメられてない?」
みほ「ご飯も食べてますしイジメもなく友達もできたよ」
エリカ「そう、よかった、うまくやれてるようね」
大地(お母さんかな?)
(お母さんだな)
まほ(みほは私の妹なのだが?)
しほ(みほは私の娘なのだけど?)
てっきり何かしら文句とか言うのかと思ったが
まぁ転校してからずっと俺に動向を聞いてきてたからありえない訳ではないな
まほとしほさんの顔が複雑そうなのはこの際置いておこう
あちらは一旦まほに任せて俺は大地の方に向き直る
「大地少しいいか?」
大地「何?兄さん」
「初戦の対戦相手はサンダースだったな」
大地「うん、シュンさんとも挨拶はしたよ、すごく笑顔だった」
「あいつはいつも笑顔だろ?」
大地「横にナオミさんもいたから5割増しで笑顔だった」
「あっはい」
大地「まさかだけど何か助言でもなんて言わないよね?」
「言ってほしいか?」
大地「いらない」
そう言い切りドヤ顔をしてきた大地
俺もそれを見て挑戦的な笑みを浮かべる
確かに大地は新人戦の時に観戦して黒森峰所属の時も模擬戦を通してシュンやサンダースの事を理解している
今度はそれを大洗の戦力でどうしていくかだ
1回戦と2回戦は10両、サンダースは規定数の10両として大洗は5両
戦力差は2倍の敵に大地はどう立ち回るつもりなのか
俺を含めた友人達は楽しみにしているんだ
もちろん言い方を変えれば大地は同じ手を使う事が難しい事になるがそれは大地が一番よく知っているはずだ
「なら峰川流家元としての話はないな」
大地「そこは峰川流の顔に泥を塗るような真似はするな!とかあるんじゃないの?」
「いやそんなもんそれこそドブにでも捨てとけ、それにな大地、峰川流現代戦車道の掲げる文字は"勝利"のみだ、過程ではなく結果だ、たとえそれが最後の1両のみの辛勝でも勝利は勝利、違うか?」
大地「違わない、なら俺達はあらゆる手段を使って勝つだけ」
「それでこそだ、じゃあ家族としての話だがな大地」
大地「な、何兄さん?急に圧を感じるのだけど??」
「みほとどこまでいったんだ?」
大地「兄さん?ここ喫茶店だよ?わかる?」
「お前こそ何を言っている?俺は付き合いだしたのか聞いてるだけだぞ?」
大地「嵌めたね?」
「知らんな、で?どうだ?凪の奴は赤星さんと良い雰囲気らしいけど」
大地「それ俺も聞いたけどまだ付き合ってないんでしょ?」
「まぁな、早くくっ付かないかなって思ってる」
大地「それは兄さんもでしょ?」
「俺は段取りはできてる後は予定通りに進むのを祈るだけだ」
順番としてはサンダース、プラウダ、聖グロ、黒森峰の順に会う手筈になってる
愛里寿に関しては大会が終わった後に伝える事になってる
本当は零の件も俺の後に実行する予定だったが、千代さんとミカの仲直りと俺の計画の遅れの結果先に実行する事になってしまった
申し訳ないと思ったが結果的には問題ない!
俺と零、そして五月雨をテストケースとして持っていけば丸く収まる
そのためには五月雨にも頑張ってもらわないとなぁ?
大地「兄さん?何か悪い顔してるけど?」
「気にするな、いつもだろ?」
大地「確かに企んでる時の顔はそうだけどそれ兄さんだけの問題じゃないでしょ?」
「まぁな、だが大地には今は関係ないな」
大地「わかった、今
流石大地"今は"に気づいたか
まぁ零が義理の兄弟になるかもしれないって話だから
今はそこまで気にしなくていいってだけだからな
話が本格化してから教えてやろう
「じゃあ俺はいくよ、またな」
大地「うん、またね兄さん」
俺は話を終えたまほとエリカと合流し3人でケーキを食べて残りの時間を満喫した
優斗「原作よりエリカの態度が柔らかすぎる」
大地「というより母性全開?」
トリスタン「こちらとしては淑女3名が担架で運ばれたんだが?」
優斗「それに関してはすまん」
トリスタン「まぁいいけど、それにしても零の奴」
優斗「ん?」
トリスタン「随分面白い展開が起きてるようだな?」ニヤリ
優斗「わかるか?」ニヤリ
トリスタン「当然、まぁ同情もあるがな」
優斗「???」
トリスタン「お前とお前の母親の被害者」
優斗「ひでぇ言われようだな」
トリスタン「事実だしな」
大地「俺的には凪が気になる」
優斗「まぁあっちは順調だから大地もがんばれ」
大地「それ兄さんが言う?」
優斗「俺は順序は作った後は実行するだけ」
大地「あっそ」
トリスタン「それでは紳士諸君、そろそろ次回予告といこうか」
2人『OK』
トリスタン「次回!」
大地「第68話 『その頃各所で新しい進展が………』です!」
優斗「あっまだ大地視点じゃないのか」
トリスタン「どちらかというと彼らだな」
大地「彼ら?」
優斗「それは次回だ」
トリスタン「さらばだ!」
大地「え!?ちょ………」