早くも西暦の時代からあの5人がやって来ます。
時代を超えた人達が話すのって何だかワクワクしますよね。
神樹内部、勇者部部室--
勇者部は小学生組に自分達が経験してきた物語を話し終える。
ゆり「っと、こんな感じで私達は戦ってきたんだ。」
香澄「色々な事があったけど、みんなで力を合わせて乗り越えてきたんだよ。」
夏希「な、何だか壮絶すぎて、頭がパンクしそうだ…。」
夏希の頭から今にも煙が出そうな勢いだ。
小沙綾「2年後の勇者システムでは"完全型"を倒せるんですね。私達は追い返すだけが精一杯だったのに。」
小学生組の時代では、今よりも勇者システムが未熟である為迫り来る"完全型"バーテックスに対しては追い払うだけに留まってしまう。
有咲「でも、みんなが頑張ってくれたからこうして今私達が御役目を果たせてるんだ。」
小たえ「私達がやる事は無駄じゃないんだね。」
有咲「ああ、そうだな。」
そこに、リサが嬉しそうにやって来た。
リサ「みんなの活躍のお陰で、新しい援軍が呼べるようになったよー!」
リサは鼻歌混じりでみんなに伝えた。
小沙綾「物凄く上機嫌ですね、リサさん。もしかして新しい援軍って…。」
リサ「そう!さすが沙綾ちゃんは鋭い!今回は西暦時代の勇者達が来るんだよ!!」
リサは小学生の沙綾に食い気味で話した。
りみ「リサさんの仲間達なんですね。緊張するなー。な、何人来るんですか?」
リサ「5人だよ、りみちゃん。もっと賑やかになるよ!しかも、その中には、たえの御先祖もいるんだから!」
小たえ「凄い…未来の私だけじゃなくて、御先祖様にまで会えるなんて。」
小沙綾「しかも5人…戦力も大分補充されますね。」
香澄「遂に勇者部の人数が二桁になりますよ、ゆり先輩!」
ゆり「最初は3人だったのに…随分と大所帯になったね。」
ゆりは当初の勇者部を懐かしみ、ちょっと涙を流す。
中たえ「リサさん。私の御先祖様はどんな人なの?」
リサ「まぁ、一言で言えば、西暦の風雲児だよ!初代勇者なんだけど、その肩書きに相応しいものがあるんだ!」
香澄「風雲児!カッコいい響き、さすが初代様だね!」
中沙綾「おたえの御先祖様以外には、どんな人がいるの?」
リサ「シャイな人から、賑やかな人まで色々だよ。みんな私の大切な友達なんだ。さあ、いよいよやって来るよー!」
リサはみんなに注目させるが、待てど待てど部室は光に包まれず、新たな勇者達が出でくる気配が無かった。
リサ「あれ、どうしたんだろう?中々来ないな…。友希那…みんな……。」
この状況にリサも戸惑っていた。
夏希「一体どれ程凄い人達なんだろう…私緊張してきたよ。」
その時、バーテックス出現を知らせるアラームが響き渡り、地図を見た沙綾が何かに気付いた。
中沙綾「みんな見て!私達以外の勇者が、敵と接触しそうだよ!」
地図に記されていた勇者の人数は5人。
香澄「5人…って事は、西暦時代の勇者達だ!敵の目の前に召喚されちゃったんだよ!急がないと!」
香澄達は急いで樹海へと向かった。
リサ「友希那達は強いから大丈夫だと思うけど、よろしくね、みんな!あっ……今回召喚された中に、香澄とそっくりな人がいるけど、驚かないでね。」
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樹海--
いきなり現れた目の前の光景に、5人の勇者達は戸惑っていた。
友希那「ここは…樹海?何故いきなり私達はこんな所に…?」
あこ「突然瞬間移動しましたよね!?あこが寝ぼけてる訳じゃないよね!?」
燐子「ま、丸亀城の近く…じゃないみたいです…樹海も何だか…変です。」
紗夜「夢なら楽なのですが…。いつの間にか変身済みですし、どうなってるのかしら?」
高嶋「何だか敵の気配もするよ…。」
友希那「リサがいない…いえ、樹海だから当然ね。」
友希那達は周りの景色を見て、自分達の置かれている状況を考えていた
友希那「燐子、こういう時は固まってた方がいいわね?」
友希那は司令塔である燐子に指示を仰ぐ。
燐子「はい…全員円陣で、お互いの背中を守りながら…周囲を警戒してください…。」
その時、星屑の大群が友希那達に向かってきた。
高嶋「あっ、やっぱり敵が来たよ!いつもの白いヤツが沢山!あれ?見た事無いのも混ざってる!?」
魚のような"新型"に香澄は驚く。
紗夜「敵が何であろうと、勇者として殲滅しましょう、高嶋さん。」
紗夜はそう言うと、大葉刈を構えた。
友希那「紗夜の言う通りね。私達5人で迎撃するわよ!」
友希那も生大刀を構え、敵と交戦を開始するのだった。
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数分後--
5人は敵の殲滅を完了する。
友希那「よし、敵の第1陣は退けたようね。…それにしても、何がどうなって…ん?」
そこに香澄達勇者部が合流する。
有咲「あっ、いたぞ!西暦の勇者達だ。敵はもう殲滅したみたいだな。」
小沙綾「いい、2人とも。挨拶はきちんとね?」
夏希「沙綾は安芸先生かっての。分かってるって。」
あこ「あっ、あの服…あこ達と同じ勇者!?あこ達以外に勇者がいたんだ!」
紗夜「宇田川さん、気を緩めないで。」
友希那「ともかく、私が話してみるわ。」
そう言うと、友希那は勇者部の方へと歩き出した。それと同時に部長であるゆりが友希那の元へとやって来る。
ゆり「こんにちは。西暦時代の勇者さんね。話は、リサちゃん……今井さんから聞いてます。」
友希那「っ!リサを知ってるの!?」
ゆり「私は牛込ゆり、この時代の勇者。仲間だから安心してね。」
友希那「湊友希那よ。よろしくお願いするわ。……この時代、ね…どうやら事情は色々と複雑のようね。」
2人が話しているなか、小学生のたえははしゃいでいた。
小たえ「湊…。沙綾、夏希。私の御先祖様見つけたよ。」
夏希「見た目はそんなに似てないけど、雰囲気は似てるかも…。つまり風雲児様か…。ごくり。」
有咲「んなっ!?か、香澄……あれ、あれ見てみろ!」
香澄「どうしたの、有咲?そんなに驚いて…って、あーーーー!!」
2人が驚いたのも無理はない。そこには戸山香澄と瓜二つの少女が目の前にいたからである。そして、2人の大声で紗夜も気付いた様子だった。
紗夜「っ!?ちょ…高嶋さん!!あそこを見てください!」
高嶋「えっ?どうしたの、紗夜ちゃん…って、わーーー!」
高嶋の方の香澄も全く同じ反応を示した。
りみ「か、香澄ちゃんが2人…!?」
有咲「って、そんな事言ってる間に敵がまた来たぞ!」
ゆり「まずは協力して敵を倒しましょう。その後に、リサちゃんがいる拠点で話そうか。」
友希那「聞いていたわね、みんな。連戦だけど、味方も増えたわ。」
紗夜「待ってください!無条件に信じすぎでは…。ここは樹海です。警戒心を捨てないでください。」
紗夜はまだ勇者部達を信じきれない様子だった。
ゆり「あらら…まだ信用しきれてないようだね。」
りみ「しょうがないよ、お姉ちゃん。みんな今こっちの世界に来たばっかりなんだから。」
にらみ合いが続く中、燐子が話し出す。
燐子「この人達は…大丈夫…そう思います…。でも、紗夜さんの言う事も…確かです。」
友希那「燐子がそう言うのなら、間を取りましょう。団結ではなく、連携であたる。」
有咲「まぁ、こっちの空気には戸惑うよな。分かった、ひとかたまりじゃなくて連携な。」
小沙綾「すぐに分かってくれる筈です。夏希、行くよ。」
夏希「了解!暴れるぞー!なんたって風雲児様が見てるからね!」
夏希の姿を見たあこは何だか親近感を感じるようだった。
あこ「威勢が良いね!あこだって大活躍するんだから!」
こうして勇者達は勇者部・小学生組、西暦組の二手に分かれて戦い始めたのだった。
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西暦組サイド--
燐子「前衛には友希那さん、高嶋さん、氷川さん…私達は後方で3人を援護します。」
あこ「守りはあこ達にドーーンと任せて、友希那さんたちはバーーンと戦って!」
高嶋「お願いね、あこちゃん!紗夜ちゃん、行くよ!」
紗夜「ええ。」
友希那「戦闘を開始する!」
3人は星屑を次々と倒していく。3人の死角を後ろのあこは旋刃盤で蹴散らし、燐子は金弓箭で射抜いていく。
あこ「向こうも中々の連携だけど、あこ達には及ばないね、りんりん!」
燐子「そんな事無いよ…あこちゃん…向こうは向こうで、仲間を信頼してる…。」
燐子(私達も、いつか…あんな風に戦える様になるのかな……。)
燐子は向こうサイドをちらちら見ながら、そんな事を思うのだった。
友希那「良し、大方の敵は倒した…。後は…。」
友希那は眼前の敵に目を向けた。
友希那「"新型"が2体……。」
一歩下がって、友希那は生大刀を構え直す。
高嶋「1体は私と紗夜ちゃんで!」
紗夜「ええ!」
燐子「あこちゃん…私が高嶋さん達の援護をするから、あこちゃんは友希那さんの援護を…。」
あこ「分かった、りんりん!友希那さん!あこが援護するよー!」
友希那「お願いね、あこ。行くわよ!」
燐子(でも……私達のチームワークも全然負けてない…。これなら、いつか…きっと……。)
西暦の勇者達も失敗の経験を重ね、勇者部達と遜色無い程のチームワークを生み出している。そうして"新型"を殲滅したのだった--
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神樹内部、勇者部部室--
敵を倒し終えた勇者達が戻ってきた。
リサ「みんな、お帰り。無事で良かったよ。……久しぶりだね、友希那。」
友希那「リサも無事で何よりよ。でも、久しぶりって……?」
紗夜「取り敢えず敵は倒しましたが、詳しい事は今井さんからと言われてます。」
リサ「分かった。みんな聞いてね--」
リサは西暦組にここに来た理由と御役目を説明する。
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友希那「神樹様の世界…未来の勇者達…ね。驚いたわ。私とリサとの間で時差がある事も大体分かったわ。」
リサ「頭柔らかくして考えてね。」
友希那「それで、私の子孫っていうのは…?」
友希那の言葉に2人のたえが反応した。
小たえ「私だよ、風雲児様。花園たえ、小学生バージョンです。」
中たえ「よろしくね、御先祖様。花園たえ、中学生バージョンだよ。」
2人は友希那に手を振った。
友希那「そ、そう……よろしく。」
夏希「あ、あの自分、海野夏希って言います。良ければサインしてくれませんか、風雲児様!」
間髪入れずに、夏希が友希那の前に来て、色紙を手渡そうとしてきた。
小たえ「私もサイン欲しいな。御先祖様でも欲しいものは欲しいし。」
小沙綾「こら、あんまりはしゃがないの。」
友希那「ちょっと待って。あなたたち、風雲児って一体…?」
友希那の質問に夏希は嬉々として話し出す。
夏希「リサさんから、友希那さんがどれだけ凄い人なのか全部聞きました。西暦の風雲児って呼ばれてたとか。」
友希那「……リサ、またあなたはそうやって…。」
友希那は呆れながらため息をつくのだった。
あこ「待って!友希那さんがたえちゃん達の先祖だっていう事は……100歩くらい譲ったとしても…。あれはどういう事なんですか!?」
あこが2人の香澄を指して叫ぶ。
香澄「ど、どうも…。改めまして、戸山香澄です。」
高嶋「ど、どうも…。改めまして、高嶋香澄です。」
全く瓜二つの2人が互いに挨拶している。
夏希「高嶋さんは香澄さんの先祖?同一人物…?ど、どうなってるの?」
中沙綾「同一人物じゃないよ、夏希。とても似てるけど、別人だって事は分かる。」
沙綾はどっちがどっちだか、何となくだが分かる様だった。
紗夜「そうですね。高嶋さんとあの人は別人です。それは私にも何となく分かります。」
燐子「そ、そうなんですね…。でも、氷川さんが言うと…説得力あります。」
同様に、紗夜も何となくだが判別は付いている素振りを見せる。
燐子「み、皆さん…改めて宜しくお願いします…精一杯頑張りますので…。」
りみ「こ、こちらこそ…宜しくお願いします。仲良くやっていきましょう。」
燐子は自分が一番話しやすそうだと思ったりみに挨拶をした。燐子が挨拶を始めたのを機に、西暦の勇者達はそれぞれ挨拶をして、部室を後にした。
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神樹内部、寄宿舎--
リサ「私達西暦組は、この寄宿舎で生活する事になるよ。配置は丸亀城と同じ感じで良いかな?」
そこに、生活で必要なものを小学生組が運んで来る。
小たえ「御先祖様、皆さん。生活必需品を色々と持ってきました。」
友希那「えぇ…ありがとう。花園さん。」
リサ「友希那、自分の子孫なんだから、そんなに畏まらなくても良いのに。」
リサは友希那を茶化した。
小沙綾「燐子さんも、どうぞ。」
燐子「あ、ありがとう…ございます…。沙綾ちゃんはしっかりしてるんですね…。」
小沙綾「燐子さんは本が好きだと聞きました。良かったら、西暦時代の事を色々と教えてくれませんか?」
燐子「私で良ければ…。」
夏希「あーこーさん。配給品です!」
あこ「夏希ちゃんは本当に元気が良いね!あこの友達になろう!」
紗夜「それにしても、周囲の光景は西暦時代と然程変わりませんね…。もしかして、ゲームは凄く進化してたりとかはあるんでしょうか?」
リサ「文化レベルは西暦とほとんど変わらないみたいだよ。ゲームも同じだね。」
紗夜「そうですか、それは残念ですね。勇者システムの性能が上がっている事は喜ばしい事ですが…。」
高嶋「あっ、戸山ちゃん達が来た!おーい、こっちこっちー!」
香澄「高嶋ちゃん、みんな!色々買ってきたから、歓迎会を始めよう!」
どうやら勇者部達は西暦組の歓迎を祝ってパーティーを始める様だった。香澄達がお菓子などを色々と買ってきていた。
ゆり「勇者の人数も増えた事だし、ここら辺でやろうと思ってね。」
小沙綾「じゃあ、色々と手伝いますよ。」
有咲「何言ってんだよ。小学生組の歓迎会でもあるんだからな。」
有咲は小学生沙綾の背中をポンっと押して、部室に案内した。
小沙綾「ありがとうございます、有咲さん。」
全員が揃ったところで、勇者部による、別時代の勇者達の歓迎会が始まった--
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寄宿舎、高嶋香澄の部屋--
歓迎会も終わり、何人かが高嶋香澄の部屋に集まって話をしていた。等の本人は戸山香澄との会話で盛り上がっている。
あこ「香澄、あっと言う間に打ち解けてるね。友希那さんも見習わないと。」
燐子「既に双子みたいな雰囲気だよね…。服装が同じだと、違いが…分からないです。」
紗夜「結局、お互いがどの様な存在か分からないのにあのシンクロ具合…さすがだわ。」
友希那「ゆりさん。初めに合流した時、少しでも疑ってしまいごめんなさい。」
ゆり「気にしないで、すぐにこうして仲良くなれたんだから。色々と助かるよ。みんな良い子だけどクセが強いんだよね、まとめるのは大変な時があるから、その時はよろしくね。」
友希那「そうね…クセが強いのはこちらも同じよ。色々と力を合わせていきましょう。」
そう言って、友希那とゆりは握手をする。
夏希「紗夜さん。紗夜さんはゲームが好きって聞きました。紗夜さんのオススメのゲーム教えてください!」
紗夜「分かりました。では、持ってきますから一緒にやりましょうか。」
紗夜はそう言って自分の部屋からゲーム機を持って来て、あこを加えた3人でゲームを始めた。
高嶋(あっ、紗夜ちゃん笑った…。良かったね、慕ってくれる友達が出来て。)
そんな紗夜の姿を、香澄は少し離れた所で見ながら、心の中で呟いた。
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夏希「おおぉぉ、紗夜さん魅せるぅ!カッコいい!」
紗夜「カッコいい…ですか?」
夏希「はい!ゲームが上手い人を見てると、カッコいいって思いますよ。だから、紗夜さんカッコいい!リスペクトします!!」
ゲームであこを瞬殺する紗夜の華麗なコントローラー捌きに夏希は釘付けになっていた。
紗夜「そ…そうですか。海野さんもいい腕をしてますよ。ですので…時々…一緒にやりますか…?」
紗夜は顔を赤くして呟く。
夏希「本当ですか!?こちらこそ宜しくお願いします!やったー!」
香澄「ん?高嶋ちゃん、どうしたの?さっきから紗夜さんの方をちらちら見てるけど。」
高嶋「えっ!?ううん、何でも無いよ。」
高嶋(夏希ちゃん…紗夜ちゃんと仲良くしてあげてね。)
夏希「あれ?そういえば、ゆりさんがいないね。」
友希那「もう帰っているわよ。全員が寝不足じゃ有事の際危ないから。」
ふと夏希が時計を見ると、既に夜の10時を過ぎていた。
香澄「もうこんな時間かぁ。高嶋ちゃん、長居してごめんね。」
高嶋「そんな事無いよ、こっちこそ楽しかったよ。嬉しいものも見れたしね。」
香澄「え?」
高嶋「ううん、こっちの話。みんな優しいからリラックス出来た。未来の勇者も良い人揃いだね。」
夏希「それじゃあ、紗夜さん、あこさん。また遊びましょう!」
紗夜「ええ、いつでも歓迎ですよ。」
あこ「またねー!」
そうして、夏希と戸山香澄は自分の部屋へと帰っていった。
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みんなが帰った後、西暦組が何やら話をしている。
あこ「でも、思ったんだけど…未来でも勇者がいるって事は、敵もしぶといって事だよね?」
高嶋「逆に考えようよ、あこちゃん。人類も滅んで無いんだって。あの状況を乗り切れたってね。」
あこ「……そうだね、香澄!」
友希那「そうね…未来がある。私達は守れたのよね…。」
こうして目の前に未来の勇者がいる--
西暦時代の勇者達がやってきた事は間違いなかったという証拠でもあるのだ。西暦組が加わり、総勢15名となった勇者部は領土回復の為に戦い続ける--