敬語とかが滅茶苦茶になっていますが、温かい目でご覧ください。申し訳ないです。
勇者部部室--
友希那「リサ、全員揃ったわよ。いよいよ徳島奪還作戦の開始なの?」
リサ「そうなんだけど…その前に、神樹様の力もだいぶ戻って来たから新たな助っ人を呼ぶ事になったよ。」
美咲「それはビックリ。私達で打ち止めかと思ってたよ。」
この世界に最後に召喚されたのが美咲と薫、それからかなりの期間が立っていた。
あこ「もうあこ達だけで十分な気もするけどね。なんたって天下分け目の戦いに勝ったんだもん。」
あこは鼻高々に語るが、助っ人を召喚しなければならない理由があったのである。
モカ「それが、ここ数日で造反神の力がぐんぐんと増してきてるんだよね。」
燐子「底知れない存在ですね…。」
リサ「追い込まれると力が増すのかもね。味方だと頼もしかったんだろうけど。」
蘭「油断してると戦況をひっくり返されるという訳ですね。」
紗夜「それで、こちらも戦力増強という訳ですか…。でも他に勇者がいるんですか?」
リサ「まずは巫女が増援としてくるみたい。とっても助かるよ。」
高嶋「巫女さん!どんな娘なんだろう。わくわく。」
すると部室全体が光に包まれる。まもなく召喚されるという合図だ。
夏希「おっ、光った!来たぞ来たぞ、いらっしゃいませーー!!」
?「…………。」
光が収まると、そこにはピンクの髪型の少女が立っていた。
中たえ「凄く可愛い子が来たね。」
香澄「ようこそ勇者部へ!私達は…。」
香澄が説明しようとした時、ピンクの髪色の少女--
丸山彩が口を開いた。
彩「歴代勇者の方々ですね。神樹様からの神託で把握しています。私は丸山彩。みなさん、宜しくお願いします。」
そう言って彩は深々とお辞儀をするのだった。
高嶋「ちょ、ちょっとちょっと、そんな畏まらなくても大丈夫だよ。」
彩「勇者様には、最大の敬意を示さないと。」
ゆり「大丈夫だから頭をあげて。」
そう言ってゆりは彩を起こし、この世界に置かれている状況を細かく説明するのだった。
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彩「事情を具体的に理解出来ました。ありがとうございます山吹様。」
あこ「そんなに堅苦しくなくても良いのに。ここじゃあみんな仲間なんだから。」
中たえ「そうそう。リラックスリラックス。」
彩「た、たえ様に宇田川様……。」
モカ「いきなり知らない人がズラッと並んでるから緊張する気持ちも分かるなぁ。」
美咲「まずはお互いを知る所からやってみれば良いんじゃないかな。言葉遣いの事はひとまず置いといて、丸山さんの事を聞かせて。学年や来た時代なんかさ。」
彩「はい、私は中学1年生です。」
りみ「あ、おんなじだね。」
彩「そして私が来た時代は神世紀300年です。」
りみ「あれ!?そこもおんなじだ。」
彩「ゴールドタワーと呼ばれる所で巫女として御役目についてました。」
紗夜「ゴールドタワー。この世界では入れなくなっている所ですね。」
高嶋「前に紗夜ちゃんが屋上へ遊びに行こうって誘ってくれたのに、残念だったよね。」
燐子「丸山さん…。召喚されてきて疲れたでしょうから、少し休みませんか…。」
彩「分かりました、白金様。」
りみ「あっ、私も一緒に行きます。」
あこ「何かよく分からないけどあこも……!」
あこが付いて行こうとした矢先、美咲があこを止めた。
美咲「あこは行かなくていいの。まずは同学年だけで落ち着いて話をして緊張を解かないと。」
あこ「そっかぁ、分かった。」
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数10分後--
有咲「神樹様に呼ばれたってだけでもビックリなのに、いきなりこんな光景見たらそりゃ驚くよな。」
美咲「おっ、戻ってきたみたい。どうなってるかな。」
彩「改めまして、巫女の丸山彩です。さっきは緊張しちゃってごめんなさい。でももう大丈夫だよ。燐子ちゃんと、りみちゃんのお陰です。」
彩の緊張も解け、堅苦しい感じも無くなったようだった。
ゆり「良い感じで打ち解けたね。」
小たえ「宜しくお願いします、彩先輩。」
彩「花園様…じゃなかった。うん、たえちゃん。」
美咲「まだたどたどしいけど、後は時間が解決してくれるでしょ。丸山さんは寄宿舎暮らしって事になるのかな?」
リサ「そうだね。私とモカで案内するよ。巫女同士の話もあるし。この世界で暮らしていくうえで、頭に入れておいてもらいたい事もあるし。」
モカ「じゃあこっちに来てくださーい。」
彩「はーーい。」
こうして彩は巫女組に連れられて部室を後にしたのだった。
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次の日、寄宿舎廊下--
彩「お掃除、お掃除ー♪」
彩は鼻歌を歌いながら廊下を箒で掃いていた。
友希那「おはよう、丸山さん。こんな朝早くから掃除なんてご苦労様。」
彩「友希那ちゃん、おはよう。朝練頑張ってね。」
彩にも余裕が出てきて、だいぶフランクに接する事が出来るようになっていた。
友希那「ええ。頑張るわ。」
そこに蘭も農作業をする為に通りかかってきた。
蘭「おはよう、彩さん。お互い早いですね。」
彩「蘭ちゃん、おはよう。農作業気を付けて。」
次に夏希がやって来た。
夏希「おはようさんです、彩さん。何か手伝いましょうか?」
彩「大丈夫だよ夏希ちゃん、ありがとう。」
そしてリサもやって来る。
リサ「おはよう、彩。だいぶ馴染んできたね。」
彩「伝説の勇者様が次々に話しかけてくれる凄い状況だけどね……。」
友希那に蘭、そして夏希。神世紀300年では最早伝説となっている勇者達を一堂に会する事に彩は内心とても緊張していながらも、平然としながら話せるまでに打ち解けていた。
彩「でも、みんなとっても素敵な人ばかりで。おかげでいつもの生活リズムになったよ。」
リサ「それは何より。今日、浄化の儀をやるから彩の力も貸してね。」
彩「うん。みんなを手伝う為に私はここに来たんだから。」
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勇者部部室--
どうやら、徳島に行く前に、ダメ押しでさらに浄化の儀を行うとの事だった。
美咲「守りは堅いに越した事はないしね。」
彩「今回は私も行くから、宜しくね。」
蘭「まかせて。指一本触れさせないから。」
香澄「うんうん!安心して良いよ、彩ちゃん!」
勇者と巫女一同はもう一度、愛媛へと足を運ぶ。
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愛媛、神社内--
前の浄化の儀もあり、今回は敵の襲来も無く浄化の儀を終わらせる事に成功する。
彩「……ふぅ、儀式おわったよ。」
リサ「さすがだね、彩。巫女の力をそこまで引き出してるなんて。」
モカ「私なんかより全然凄いよー。」
彩「私は幼い頃からずっとやってるから、寧ろこれぐらいは出来ないと。正式な訓練を殆ど受けてないのに、巫女の御役目が出来るモカちゃんの方が凄いよ。」
リサ「2人とも凄いんだよ。モカももっと自信持って。」
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勇者部部室--
リサ「……という訳で、彩という心強い存在のお陰で守備は完璧になったよ。」
香澄「おぉー。ありがとう彩ちゃん!握手握手!」
あこ「そういえば、ゴールドタワーでどんな御役目をやってたの?」
あこの質問に彩はゴールドタワーでの事を話し出す。
彩「ゴールドタワーでは"防人"と呼ばれるみんなが、危険な場所の地質調査などをしていて、私は巫女としてその補佐をしてたんだ。」
蘭「"防人"?勇者じゃなくて?」
"防人"--
それは勇者になれなかった者達32人の総称--
主な任務先は四国の結界の外、灼熱の大地である。その為、耐熱性能においては勇者よりも上。
彩「私は近しいものだと思ってるよ。防人のうち何人かは、もうすぐ援軍としてみんなの元に駆けつける筈だよ。」
ゆり「さらなる援軍もいるんだね。それは尚更心強いよ。」
中沙綾「"防人"…おたえはその存在知ってた?」
中たえ「知らなかった。でも前に話してたアレだと思うよ。勇者システムの量産化。今は呼称が違うみたいだけど、その内勇者になるんじゃないかな?」
中沙綾「神樹様全戦力を動員してるんだね。ここから先、やっぱり油断は出来ないよ。」
中たえ「うん、みんなで力を合わせて頑張ろう。」
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次の日、勇者部部室--
彩「みんなに、神樹様のご加護がありますように。」
高嶋「うん!行ってくるね。」
樹海へ赴く勇者達に彩は祈りを捧げていた。
彩「……この瞬間だけは、何度見送っても慣れないよ。」
モカ「分かるよ。でも大丈夫。みんな無事に戻ってくるから。」
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樹海--
あこ「徳島に来たよ!!なんか樹海も徳島って感じがする。」
有咲「いつもと変わらないだろ……。」
薫「どこからか、渦潮の香りも漂ってくるよ…。」
美咲「さすがにそれは気のせいだよ……。」
そうこうしているうちに敵がやって来る。
ゆり「よしみんな、交戦準備!」
りみ「うん、お姉ちゃん!」
ゆり「…………。」
りみ「ど、どうしたの、お姉ちゃん。」
ゆり「最近、りみが凛々しく見える時があるよ。なんか感慨深いなぁ。」
有咲「ほら!そんな事言ってる間に敵来るぞ!」
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何とか善戦して戦っているも、勇者達の疲労がいつもより早く訪れる。
小沙綾「はぁ、はぁ……。敵、中々やりますね。」
紗夜「造反神が追い込まれてパワーアップしたという話が今実感してきました…。」
友希那「こっちだって強くなっているわ。大丈夫よ、紗夜。」
ゆり「まだまだ!この戦いに勝って徳島での足掛かりを作るよ!」
全員「「「了解!!!」」」