残りの4人はまた次回となります。
いつも読んでくださってありがとうございます。
今回は防人組の紹介。
〈防人〉
防人とは一言で言えば"量産型の勇者"の事である。
第1章での出来事を踏まえ、勇者の適性がありながら勇者に選ばれなかった候補生達が集められ防人となった。その主任務はバーテックスの討伐ではなく、四国を覆う結界外の世界の調査、そして神代の国造りの儀式を再現した反抗作戦の実施であり、大赦お抱えの秘密工作部隊という側面が強い。
勇者システムの量産化を知っていた花園たえでさえ、その存在を知らなかった。
第5章では32人の防人が登場。その全てが実力順にナンバリングされており、最上位の8人が指揮官を務める(他は銃剣隊が16人、護盾隊が8人)。大赦側は当初から犠牲が出る事を想定して運用していたが、実際には4人が最初の御役目の後リタイアして入れ替わっただけで戦闘での犠牲は一切出さなかった。
上述したように任務が任務なこともあって、大赦からは軽視されがちであった。
神世紀300年12月には神官から勇者への昇格の手続きが行われている事が伝えられるが、千聖からは防人の士気を挙げ、大赦への信頼を上げるためではないかと疑われた。
ゴールドタワーを拠点としていて、このタワーは大赦によって改装され、教室や防人達の個室が設置されており、周囲の遊戯施設も訓練場へと作り変えられている。
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〈白鷺千聖〉
・中学2年生 誕生日4月6日
・勇者装束:黄緑
・勇者装束モチーフ:薺
・勇者武器:銃剣
・防人番号:1番
・精霊:尊氏(第6章、最終章)
・防人達のリーダーであり、第5章の主人公。努力家で負けず嫌いな性格で、どんなことでもそつなく平均以上にこなす。これらの点は第1章に登場した市ヶ谷有咲と共通するが、口では文句を言いながらもなんだかんだで周囲を気遣わずにいられない有咲とは対照的に、他人との馴れ合いを「甘い」と切り捨てるなど、極端なまでに己を殺し、他人から遠ざかるストイックな人物。
戦い方は合理的かつ無駄が無い戦い方であり、生き残る事を第一優先としている為御役目が達成されれば、目先の敵に捕らわれず撤退を促す等指揮官としての器量も持ち合わせている。
第6章と最終章では新たな力として精霊の"尊氏"が追加される。その力は持っている銃剣の能力の強化。打った弾は貫通力を増し、剣は鋭さを増して敵を切り裂く事が出来る。また、最終章では"尊氏"の更なる力が覚醒し、銃剣をもう1つ作り出し二刀流で戦う事も可能になった。
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第5章ではかつて海野夏希が残した勇者システムの後継者を決める為の候補生の1人として同じ候補生の有咲と氷河日菜と争った。
結果的に勇者に選ばれたのは有咲であり、その際は自分の方が勇者として相応しいと神官に食ってかかった。それもその筈、千聖は幼い頃からずっと勇者になる為に他の事を切り捨てて生きてきた為、勇者になれない自分に価値はないと西暦時代の氷川紗夜と似たような考え方を持っていたから。その後1年間は無機質な中学生生活を送っていたが、再び大赦からお呼びがかかる。
当初は必要になったら助けを借りる大赦に嫌悪感しか持っておらず、いざ防人の説明を女性神官から受けた際は怒りを勇者の使い走りだと怒っていた。
防人の隊長として選ばれ、最初の御役目から戻ってきた際に辞めた防人の補充がすぐに追加された事から、使い捨てとしてしか見られていない事を受け、"部隊の誰も殺させない。犠牲ゼロ"の目標を掲げていく事となる。これは隊長としての任務を完璧に全うして自分を勇者と認めさせる為、そして理不尽な仕打ちをした神への反発心という面が強い。
しかし、御役目の中で出会った巫女の丸山彩や日菜、松原花音、若宮イヴと交流していく中で、徐々に何も無かった日常に彩が加えられ、"仲間"というものを意識していく様になった。そして防人達から"防人達にとっての勇者"として慕われるようになっていく。
終盤、順調に御役目をこなしていく中、壁の外の温度が急上昇。山吹沙綾が結界の壁を破壊した事や、大赦が進めていた反攻作戦が天の神側に露見したことが重なり、怒れる天の神によって勢いを増した結界の外の炎が四国を焼き尽くしかねないという緊急事態が発生。この危機を回避するために大赦はかつて西暦の終わりにも天の神の怒りを鎮めた"奉火祭"と呼ばれる儀式を執り行うことを決定。その生贄となる六人の巫女の一人に彩が選ばれてしまう。
それに加え、種の回収任務の際に日菜が負傷。防人を逃がす為に殿を務め、かつて勇者候補生だった頃の様に銃剣の二刀流で"完成型"を退ける事に成功。この時自分が今までやってきた事は決して無駄な事では無く、回り巡って自分に帰ってきていた事を痛感する。
結果的に御役目は成功し、日菜も大事には至らず、"奉火祭"も沙綾が自ら生贄に名乗り出た為彩も難を逃れる。
自らが決めた通り、全ての任務を戦闘で誰一人欠ける事なく果たす事に成功するが、この一件で大赦の"「全体を生かす為に小数を犠牲にする」というやり方を思い知らされた千聖は、自身の「誰も犠牲にしない」という信念が大赦のそれとは決して相容れないものである事を痛感させられることになる。
全てが終わった後、それまでの働きを評価した大赦の女性神官である安芸から勇者の予備人員候補として推挙する話を持ちかけられるが、「"大赦の求める勇者"は自分の理想とする勇者とは違う」とこれを拒否。"誰も犠牲にしない勇者"になる事を目指し、防人であり続ける道を選ぶのだった。
その後、壁の外で有咲と偶然再会し、彼女から危機に陥っている大切な友達を救おうとしている事を聞かされ、彼女と武器を交えながら激励。出来る事があれば何でも力になると告げ、また会ってゆっくり話す約束を交わして去っていく有咲を見送った。
そして来る天の神との最終決戦では、ゴールドタワーのてっぺんで迫り来る星屑の群れと戦いながら、天の神に一太刀浴びせる為の"莎夜砲"発射までの時間を稼ぐ。防人全員が一致団結し、天の神に一矢報いその後の戦況を当代勇者達に任せる事となる。
天の神打倒後は神樹がいなくなり、心の支えを失ってしまった彩に対して、自らがずっと傍にいると伝え励ました。そして、防人最初の仕事として、炎が収まった壁の外の調査をし、人間の力だけで生き抜いてみせると誓った。
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第6章では物語の終盤である徳島奪還から参戦。防人達の装備も勇者と同等の力を扱えるまでにアップデートし、新たに精霊"尊氏"と共に"犠牲ゼロ"を掲げ御役目をこなしていく。
戦闘時は精霊憑依を瞬く間に使いこなす。"尊氏"の能力は武器の性能を上げる事であり、銃剣の剣は鋭さを増し、触れた敵を豆腐の様に切り裂いていく。そして銃の弾丸も貫通力を増す等の力を使いこなし戦っていく。
その後最終決戦時は防人組として最前線である高知で赤嶺率いるバーテックスからの猛威を打ち払った。
終盤勇者部が分裂した際は、造反神を倒して帰る事を選択。残る組、主にそっちを選んだ花音と河原で思いをぶつけ合った。
全てが終わり帰る際は神世紀勇者部から同じ時代を生きている仲間としてまた会えると言われ、元の時代へと帰っていった。
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最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。造反神の試練では終盤で招集された事もあり、中立神の試練開始時は防人達と赤嶺香澄と共に夜の樹海に囚われその力を試されていた。
中盤、"凶攻型"を打ち倒すべく戦力増強の為、神世紀勇者達のレベルアップを兼ねて大赦にて市ヶ谷有咲から指名を受け試合を行う。互いにライバル同士負けられない戦いが続き、"尊氏"の力を引き出し互角に戦いが進むも、最後の斬り合いの寸前に"鬼童丸"の力で一瞬だけ動きを封じられ、その隙を突いた有咲に惜敗。
"融合型"による超長距離爆撃に勇者達が1人、また1人と倒れていく中自身も爆撃される寸前に有咲に庇われ難を逃れる。その後、有咲が残した手掛かりを頼りに敵の謎を解き、戦う最中"満開"の力が覚醒。圧倒的な力で"融合型"を消し飛ばす事に成功する。
終盤、中立神自らの最後の試練により香澄達がこの先の未来を見させられ絶望する中、ただ1人神に唾棄する者として千聖だけは中立神に屈する事なく、香澄達にエールを送り勝利への切っ掛けを作り出す。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、未来を守る為に自分達の時代へと戻っていった。
そして、勇者達が天の神を打ち倒してから15年後。大赦に勤め、有咲と共に"防人"のリーダーとなり花音、イヴ、日菜と四国外の復興や大赦のトップとなったたえの補佐に力を入れている。
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〈丸山彩〉
・中学1年生 誕生日12月27日
・巫女
・防人達に付き添う巫女の一人であり、千聖達と行動を共にする。
敬虔な神樹信仰の家に育ち、自身も神樹をただまっすぐに信じている。とても純粋な性格で、千聖達のチームの清涼剤。彼女達の動向を常に気にかけ、支えになろうとする。
防人達の任務前には安全祈願の祝詞を唱えたり、神樹に防人達が無事に御役目を全うできるように祈っている。また物語中盤の命にかかわる危険な御役目にも、本心では怖がりつつも必死に耐え、逆に気遣う芯の強さも持っている。
趣味は掃除であり、とても上手なだけでな、他人の部屋を掃除しても「どこに何が置かれているのか分からなくなる」という事がないほど整理してくれる為、ほとんどの防人達が自室の掃除を任せるほど人気である。
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第5章では千聖達が防人としてゴールドタワーの展望台に集められた時に登場。ゴールドタワー内では千聖達と行動を共にしており、千聖達も最年少の彩を妹の様に可愛がっている。中でも千聖とは仲が良く、大浴場で千聖が弱音を吐いた際は親身になって話を聞いてあげ抱きしめている。
物語中盤に特殊な種を芽吹かせるのに必要な存在として、防人達と専用の巫女装束を纏い壁の外へと赴く。これが実行される事になった時、千聖ら防人達は危険すぎると反発したものの、彩自身は「何も出来ずにただ待っているだけのお飾りでいるより嬉しい」と語った。
終盤、天の神の怒りを鎮める為の奉火祭の生贄に選ばれる事になるが、沙綾が代わりに御役目を引き受ける事になった為難を逃れている。神樹が散華した事で自身の支えになっていた存在を失ってしまい途方に暮れていたが、千聖達仲間の支えを受け、前に進んでいく事を決意した。
天の神との最終決戦時は大地のエネルギーを送る回路として"莎夜砲"の心臓部となるタワーの一室で千聖達の無事を祈っていた。その際信仰心の強い彩は本来であれば、他の神官同様に稲へと姿を変えてもおかしくはなかったのだが、"莎夜砲"の回路の一部となり、外界から遮断されていた為無事だった事が安芸の口から語られる。
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第6章では、千聖達防人よりも一足早く異世界に召喚されており、巫女として勇者部を支えていく事となる。
当初は周りが勇者ばかりだった為、誰に対しても様付けや敬語で接していたが、同学年のりみと燐子と打ち解けていく中で、それが抜けて行った。
勇者が御役目で樹海に行く際は、ただ祈る事しか出来ない自分が情けないと思っていたが、そこは先輩巫女である今井リサや青葉モカの助力もあり、考え方を改めていった。
終盤勇者部が分裂した際は、千聖についていく事を選び残る事を選択。勇者達同士の戦いを見守った。
全てが終わり帰る際は神世紀勇者部から同じ時代を生きている仲間としてまた会えると言われ、元の時代へと帰っていった。
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最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。造反神の試練では終盤で招集された事もあり、中立神の試練開始時は防人達と赤嶺と共に夜の樹海に囚われその力を試されていた。
大敗を喫した"凶攻型"を打ち倒すべく、大赦とたえと協力し作り上げた"ヤチホコ"に祈りの力を込め、反動に耐えながらも"凶攻型"を退ける切っ掛けを作り出す。
そして、勇者達が天の神を打ち倒してから15年後。大赦に勤め、巫女として千聖達防人を手伝う日々を送りながら、毎日決まった時間に英霊之碑でこの世界を守り抜いてきた勇者や巫女達に祈りを捧げている。
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〈松原花音〉
・中学2年生 誕生日5月11日
・勇者装束:黄緑
・勇者装束モチーフ:薺
・勇者武器:護盾
・防人番号:32番
・精霊:波山(第6章、最終章)
・32人の防人達の1人であり、自分に自信の持てないネガティブな性格で、何事も悲観的に考えがち。他人に対しても臆病で、怖そうな人を見れば「イジメられるのではないか」と怯える性分。そのため常にクラスや組織で一番ヒエラルキーが高い人物に取り入り、守ってもらうのが彼女の幼少期からの処世術。防人のリーダーである千聖に、何かと「私を守って」と主張して近づいたのも、そういった下心によるもの。
そんな処世術に対して、周囲から「格好悪い」「媚びへつらっている」といった陰口を叩かれる場合もあり、本人もそんな自分の姿に自己嫌悪を抱いている。その為、自分がなぜ勇者候補生、そして防人に選ばれたのか理解出来ていない。
花音自身ははっきり自覚はしていないが、「生き残る道を見つける事」に非常に長けており、攻撃された際には当たる際に無意識に盾を構え攻撃を受け流したりと最小限の動きで敵の攻撃を防ぎきっている。その点は千聖からも評価されていて、戦闘で花音がいる場所は安全地帯とまで他の防人達から言われている。
防衛に特化した"護盾隊"の1人であり、防人の番号は32番、すなわち大赦からは32人の防人の中で最弱と評されているが、前述の通りの方法で過去に勇者3人を死に至らしめた"蠍型"の刺突攻撃も防ぎきっていて、防人の御役目に貢献している。また、普段は千聖に対して「守って」と言いつつも、実戦では自分から積極的に千聖を守ろうと行動する事が多い。
第6章、最終章では新たな精霊として"波山"が加わっている。精霊の中で唯一自身にでは無く物に憑依させる事が可能で、花音は護盾に"波山"を憑依させ、そこから発生する炎で勇者達を守っていた。
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第5章では戦闘能力が一番高い千聖にいち早く目を付け、守ってもらうようにいつも一緒に行動している。何かと「ふえぇー!」と叫ぶのが特徴で、御役目の際は花音の悲鳴が警報装置の様な役割を果たしている事が多い。
中盤、千聖が勇者に相応しい人物について悩んでいる際、一度だけ花咲川中学に行って当代勇者達に合った事があると話し、千聖達にその事について話した。
中学1年の時、当時ヒエラルキーが一番高い先輩が所属する同好会に属していたが、1年後に突如その同好会が解散。その先輩に問いただすと、その先輩は牛込ゆりと同じく大赦からやって来た人物である事を知り、自分達は勇者に選ばれなかったことをその先輩から聞く事になる。その時勇者に選ばれた人物が気になり花咲川中学へと学校を休んで花咲川中学勇者部に接触した。
当初は隠れて見ていたが、有咲に見つかり、問いただされた為勢いで「どうすれば勇気が持てるか」と依頼する。そして同時進行で行っていた迷い猫を保護する依頼に同行し、屋上でその猫を発見。香澄が保護しようとするが、突如風が吹き香澄が屋上から転落。その中で花音は咄嗟に身体が動き香澄の手を掴むが一緒に落下してしその時感じた直感で香澄に強く抱きついた。
目を覚ますと2人は怪我も無く無事であり、その際花音は香澄の傍にいる牛の様な生き物と薄い膜が出現した事に気が付くのだった。そして勇者部から勇気とは何なのかについて学ぶ事となった。
御役目終盤、殿として残った千聖の元へ駆けつけるが、負傷した日菜を運ぶ役目を受け"完成体"の猛攻を躱しながら逃げ続けた。その際、涙ながら「犠牲ゼロの為に頑張っている千聖を死なせない為に自分は千聖を守る。こんな自分が他人の為に役立てている事が嬉しい。」と叫び、最後まで生き残る事に成功する。
天の神との最終決戦では千聖達第1班の護盾隊として、迫り来る無数の星屑の群れを最後まで見事防ぎ切り、後を当代勇者に託した。
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第6章では物語の終盤である徳島奪還から参戦。防人達の装備も勇者と同等の力を扱えるまでにアップデートしたが、守ってもらおうとする精神は相変わらずそのまま。
追加された精霊は"波山"。名前に似つかず火の鳥の精霊であり、現時点で唯一自身ではなく武器に憑依させる精霊。憑依した武器に炎の力を纏わせ、攻撃力や防御力を上昇させることが出来る。
その後最終決戦時は防人組として最前線である高知で赤嶺率いるバーテックスからの猛威を打ち払った。
終盤勇者部が分裂した際は、防人組の中で唯一残る事を選択。千聖の怒りを買い、河原で執拗に痛めつけられる事になってしまった。
全てが終わり帰る際は神世紀勇者部から同じ時代を生きている仲間としてまた会えると言われ、元の時代へと帰っていった。
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最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。造反神の試練では終盤で招集された事もあり、中立神の試練開始時は防人達と赤嶺と共に夜の樹海に囚われその力を試されていた。持ち前の危機察知能力を駆使し、何処までも広がる夜の樹海で迷う事なく逸れた仲間達と合流する。
終盤、中立神自らの最後の試練により消えてしまった千聖達に変わり、彼女達が戻るまで樹海で際限なく沸き続けるバーテックスの群れと戦い続けた。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、未来を守る為に、自分達の時代へと戻っていった。
そして、勇者達が天の神を打ち倒してから15年後。大赦に勤め、有咲や千聖、イヴ、日菜と共に"防人"として四国外の復興や大赦のトップとなったたえの補佐に力を入れている。
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〈若宮イヴ〉
・中学2年生 誕生日6月27日
・勇者装束:黄緑
・勇者装束モチーフ:薺
・勇者武器:銃剣
・防人番号:8番
・精霊:雷獣(第6章、最終章)
・32人の防人隊の1人であり、普段からあまり話さず大人しい性格。御役目でも戦う事は無く、壁の外の土や溶岩の採集をするのは彼女の役目である。千聖達と出会い、自ら率先して話したりする事も増えてきた。
一番の特徴は二重人格であり、内にもう一人のイヴが存在している。性格は真逆で好戦的で荒々しい性格であり、千聖も最初は中々手懐けられなかった。好戦的な性格なのは宿主であるイヴを守る為であり、危機やストレスを感じ取った時に表に出てくる(ただしその基準はあいまいで、千聖達が意図的にストレスをかけてみても出てこなかったと思えば、大掃除の時に出てきた事もある)。一度表に出てきてしまうといつ元の人格に戻れるのか本人にも分からないらしく、粗暴な性格の為、彼女が表に出ている時でも、誰とも仲良くなれなかった。
この時の彼女は戦いの天才であり、どう戦って何処を攻めれば良いのかが本能的に理解できる。防人番号が8番なのはこの為であり、イヴは指揮官型を除く銃剣隊の中ではトップクラスの強さを誇る。
小学生の頃は先代勇者の3人と同じく神樹館小学校に通っており、勇者の噂を聞いてこっそり覗きに行った際に夏希と会話している。夏希の死についても知っており、告別式の際に死について恐怖を抱くようになってしまった。
第6章と最終章では新たな力として精霊の"雷獣"が追加される。雷の力をその身に宿し、高速移動や広範囲への放電、果ては銃剣をレールガンの様に使う事が出来る等、幅広い運用が出来る。
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第5章では当初あまり目立たなかったが、2回目の御役目の際に死が頭を過りもう一人のイヴへと覚醒。1人で"完成型"を退ける成果をあげる。
その後もイヴに戻る事無く過ごしていたが、あまりにも協調性が無い為しびれを切らした千聖はもう一人のイヴと決闘。千聖が勝ったらおとなしく千聖の指示に従う。イヴが勝ったら余計な口出しはしない約束の元決闘を行った。
その際、イヴは当時の沙綾達に「勇者って奴らはカッコよかった。尊かった」と憧れにも近い感情を抱いていた。その為、「勇者になる」事に執拗にこだわる千聖の事を「あいつらはギラギラしてなかった。お前みたいに勇者になりたいって駄々をこねてた訳じゃなかった」、「今のお前は他人の芝生を見てヨダレ垂らしてるガキ。格好悪い奴」とバッサリ切り捨てている。しかし千聖の実力に一歩及ばず、結果は千聖が僅差で勝利し、戦いを通して千聖を気に入りそれ以降はおとなしく千聖の指示に従う様になっていく。
その後の御役目では戦闘になった際なもう一人のイヴと交代しバーテックスと戦う方へとシフトしていった。
みんなの名前が書かれた南京錠を見に夜中屋上に行った際に千聖と出くわし、自身の過去について語った。悲惨な家庭環境から逃げる為にイヴはもう一人のイヴを生み出し、自分を守ってきた。しかし、千聖と出会った事で変わる事が出来たと2人のイヴはこの時感謝している。
最後の御役目の際、襲ってきた3体の"完成型"と交戦中に"乙女型"が放った爆弾を前に死を悟ったが、突如日菜が間に割って入り事なきを得る。その後は千聖に殿を任せ、日菜を抱えた花音と一緒に撤退、無事生還する事が出来た。
天の神との最終決戦では第1班としてゴールドタワーてっぺんで星屑の猛攻を防ぎ切り天の神に一矢報いて、後を当代勇者に託す事となった。
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第6章では物語の終盤である徳島奪還から参戦。防人達の装備も勇者と同等の力を扱えるまでにアップデートし今まで以上に前線で戦うようになる。
追加された精霊は"雷獣"であり、精霊憑依すると身体と武器に電撃を纏い、その力でバーテックスを内側から殲滅していく。その為"防御特化型"とはかなり相性が良い。また電撃を纏っているので移動速度や反射速度も極限まで上昇しており、目にも止まらぬ速さで樹海を蹂躙していく。
似たような暗い過去を持つ紗夜が気にかけており、お互いの過去を話し分かち合う。また、夏希の死について知っている為召喚された当初、中学生の沙綾とたえと話、夏希には内緒にしておくと約束している。
最終決戦時は防人組として最前線である高知で赤嶺率いるバーテックスからの猛威を打ち払った。
終盤勇者部が分裂した際は、千聖の指示に従う姿勢で帰る事を選択。残る組と河原で思いをぶつけ合った。
全てが終わり帰る際は神世紀勇者部から同じ時代を生きている仲間としてまた会えると言われ、元の時代へと帰っていった。
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最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。造反神の試練では終盤で招集された事もあり、中立神の試練開始時は防人達と赤嶺と共に夜の樹海に囚われその力を試されていた。当初は花音と2人で千聖達を探していたが、"蟷螂型"に襲われ花音を逃し、危機察知能力で千聖達と合流させる事を提案、1人時間を稼ぐ為に"蟷螂型"の群れと戦った。
終盤、中立神自らの最後の試練により消えてしまった千聖達に変わり、彼女達が戻るまで樹海で際限なく沸き続けるバーテックスの群れと戦い続けた。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、未来を守る為に、自分達の時代へと戻っていった。
そして、勇者達が天の神を打ち倒してから15年後。大赦に勤め、有咲や千聖、花音、日菜と共に"防人"として四国外の復興や大赦のトップとなったたえの補佐に力を入れている。
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〈氷河日菜〉
・中学3年生 誕生日3月20日
・勇者装束:黄緑
・勇者装束モチーフ:薺
・勇者武器:銃剣
・防人番号:20番
・精霊:座敷童(第6章、最終章)
・32人の防人隊の1人。目立ちたがり屋で"氷河家"再興の為躍起になっているが、能力は凡庸。しかし千聖のトレーニングに付いて来られるので身体能力そのものは高い。戦闘では無謀なまでに前に突っ込んでばかりいる。
かつての"氷河家"は勇者として"英霊之碑"に名前が刻まれる程の名家だったが、神世紀72年の"四国全土で発生した大規模テロ事件"(この事件は大赦の情報操作によって隠蔽され、カルトの集団自殺事件とされている)の際、御役目に失敗した事によってその地位は失墜。反対に"赤嶺家"はその名を刻む事となった。それが「英雄の血筋」として日菜の自尊心になっている。
防人番号は20番とあまりぱっとしない位置にいるが、それは先述の通り無鉄砲に突っ込んでしまうからであり、中盤以降千聖の指示で戦う様になってからは突出する事もあまり無くなりきちんと戦果をあげている。
第6章と最終章では新たな力として精霊の"座敷童子"が追加される。憑依させる事で自身が透明になり敵から感知されなくなる。また触れている仲間や物体も透明にする事が出来、暗殺能力に優れた鏑矢向きの能力となっている。
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第5章ではかつて海野夏希が残した勇者システムの後継者を決める為の候補生の1人として同じ候補生の有咲と千聖と争っていたが、2人はその事については全く覚えていなかった。千聖においては防人として再開した後日菜に言われ思い出しており、その時千聖は日菜が年上な事も覚えていなかった。
戦闘に関しては一貫して"氷河家"を復興する為の手柄を立てる為に戦っていたが、千聖と一緒に戦っていく中で、徐々に負けたくないという思いも芽生え始め、早朝に1人トレーニングするようになる。
千聖が勇者にならなければ意味が無いと考えてると知った時は、地味な任務でも実績を積み重ねていけばいつか上が見えてくると言い、地味な任務に徹する事に苛立っていた時は、「自分達にとって"下らない任務"は存在しない」と珍しく年上らしく一喝した。
退院してからの早朝トレーニングの際、千聖に"氷河家"について詳しく話す。没落した理由と"氷河家"で見つかった大赦からの検閲を免れた"氷川紗夜の勇者御記"の事を話したのだが、この時は何故紗夜の勇者御記があったのかまでは解らなかった。
最後の御役目の際は、"乙女型"の放った爆弾からイヴを守る為に間に割って入り、爆発に巻き込まれ負傷してしまう。それは"氷河家"の生きざまであり、犠牲をゼロにするという千聖の願いから来るものだった。
その後奇跡的に意識を取り戻し、千聖の願いは果たされる事となる。
天の神との最終決戦では第1班としてゴールドタワーてっぺんで星屑の猛攻を防ぎ切り天の神に一矢報いて、後を当代勇者に託す事となった。
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第6章では物語の終盤である徳島奪還から参戦。樹海で一番最初に出会ったのがまさかの"赤嶺家"だった為、嘘を吹き込まれ香澄達を襲ってしまうも、有咲の事を知っていた千聖に止められる。防人達の装備も勇者と同等の力を扱えるまでにアップデートし今まで以上に前線で戦うようになる。
追加された精霊は"座敷童"であり、憑依すると自分の姿が敵から認識されなくなり、敵は攻撃を受けても日菜の存在には全く反応しない。また、銃剣の弾も消える為隠密行動に非常に適している。その為、"爆発型"とは非常に相性が良い。
赤嶺との最終決戦時、赤嶺は"氷河家"についての隠された真実を語る。神世紀72年での赤嶺のパートナーは"氷河つぐみ"であり、つぐみは"氷河家"の実子ではなく、子宝に恵まれなかった"氷河家"が引き取った子供だった。
つぐみを引き取る際に何故子宝に恵まれなかったのか考えた"氷河家"は苗字に原因があるという結論に至る。"氷河家"は改名した後の名であり、"氷河家"となる前は元々"氷川家"であった事が赤嶺の口から語られる。
"氷川家"の紗夜の勇者御記が何故"氷河家"にあったのかの真実がそれであり、日菜は紗夜の子孫である事が判明。更に"氷河家"が失墜した理由も判明しそれを聞いた日菜は呆気にとられるのだった。
最終決戦時は防人組として最前線である高知で赤嶺率いるバーテックスからの猛威を打ち払った。
終盤勇者部が分裂した際は、"氷河家"を再興する為に帰る事を選択。残る組と河原で思いをぶつけ合った。
全てが終わり帰る際は赤嶺を仲間として受け入れ、円陣の際に隣に招き入れた。そして神世紀勇者部から同じ時代を生きている仲間としてまた会えると言われ、元の時代へと帰っていった。
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最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。造反神の試練では終盤で招集された事もあり、中立神の試練開始時は防人達と赤嶺と共に夜の樹海に囚われその力を試されていた。当初は彩と2人で千聖達を探していた。戦えない彩を守る為に"座敷童子"の能力を駆使しながら千聖達と合流するまで耐え抜いていた。
中盤、増援として"氷河家"の祖先である氷河つぐみと邂逅。自身の胸の丈や、家名の再興という目標を伝える。
終盤、中立神自らの最後の試練により消えてしまった千聖達に変わり、彼女達が戻るまで樹海で際限なく沸き続けるバーテックスの群れと戦い続けた。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、未来を守る為に、自分達の時代へと戻っていった。
そして、勇者達が天の神を打ち倒してから15年後。大赦に勤め、有咲や千聖、花音、イヴと共に"防人"として四国外の復興や大赦のトップとなったたえの補佐に力を入れている。