戸山香澄は勇者である   作:悠@ゆー

323 / 326
キャラ紹介その4、最後となります。今回は地方組と造反神側。
そして最後にはきらめきの章から登場予定の新キャラの紹介が少し--

ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。




勇者達の軌跡 その5

今回で紹介は一旦最後になります。

 

残りの勇者5人と巫女1人+αの紹介です。

 

 

---

 

 

〈美竹蘭〉

 

・中学2年生 誕生日4月10日

・勇者装束:黄色

・勇者装束モチーフ:金糸梅

・勇者武器:鞭

・精霊:覚(第6章、最終章)

 

・西暦の時代に四国とは別の場所、長野県の諏訪地域を守っていた勇者。諏訪湖を中心とする地域をたった一人で守り続けてきた少女である。

 

戦闘スタイルは諏訪大社の祭神である"建御名方神"の持っていた藤蔓と同じ力を有する鞭を巧みに使い1対多での戦闘に長けている。この鞭には天の神の眷属が触れると忽ち腐食してしまう作用がある。

 

諏訪ではバーテックスが諏訪大赦に設置されている結界を維持する為の柱である"御柱結界"を常に狙ってくるので、蘭はそこを死守しながら諏訪を守ってきた。しかし、度重なる侵攻に押され、4本あった"御柱結界"のうち2本が破壊され、諏訪の住民が生活できる区域は諏訪湖の東南の一帯だけとなっている。

 

それに加え、諏訪の勇者システムはかなりアナログであり、勇者アプリの端末は存在せず、諏訪大社に祀られている勇者装束を手動で直接着替えて変身する。その勇者装束も土地神の加護があるとはいえ攻撃・防御の両面において脆弱で、仲間や精霊のサポートも一切ない。それでも3年間もの間一人の犠牲も出さず諏訪を守り続けて来れた事から蘭の実力の高さが伺える。

 

趣味は生け花と農作業であり、中でも農作業は筋金入りで、蘭の生きがいと言っていい程に生きる為の一部になっている。これは諏訪が星屑に襲われた時、生きる希望を無くした人々に希望を与える為に蘭が始めた事がきっかけである。

 

 

--

 

 

第4章では四国の勇者である湊友希那と定期的に通信を取って状況を互いに報告し合っている。その中でいつもうどんと蕎麦のどちらが優れた食べ物であるかという熱い討論を交わすのが日課になっていた。

 

諏訪を守る事が出来るたった一人の存在であるにもかかわらず、人々と同じ目線に立って、率先して行動していく事によって諏訪の人々を元気づけ、諏訪全体が農業で自給自足が出来るまでに引っ張ってきた。

 

巫女である青葉モカとは幼い頃からの親友であり、蘭はモカの事を一番大切な存在だと認識しており、モカも蘭の事を同様に思っている。

 

畑を耕し、バーテックスが襲ってきたら戦いに赴き、四国との定時連絡も欠かさず、それが終わったらまた畑を耕す。蘭は日常を忘れない為にこのいつも通りのルーティーンを大切にしている。

 

やがて、諏訪へのバーテックスによる一斉侵攻が行われる事を神託で受け取ったモカから聞かされるも、怯える素振りを一切モカや諏訪の人々には見せず、いつも通りの生活を続けていた。

 

そして侵攻の日、蘭はボロボロになりながらも"御柱結界"を守りながら戦うも、バーテックスの圧倒的な物量に次第に押されはじめる。傷付いた身体に鞭打ちながらも蘭はいつも通り四国へ定時連絡を行う。ノイズが酷くまともな会話が出来ない中で友希那に自分の想いを託す事を伝え、通信機を壊し、モカと最後のひと時を過ごす。そこでモカから自分達諏訪の勢力が"四国の勇者達が戦う準備を整えるまでの時間稼ぎの囮"にすぎないと聞かされるが、その事は薄々察していた。

 

結界が今にも破られそうな中、蘭はモカの将来の夢を聞き、それを守り抜く為結界を破って襲い掛かってくるバーテックスの大群に単身突っ込んで行った。

 

その後時間が経ち、壁の外の調査の為諏訪を訪れた友希那たち四国の勇者は荒れ果てた諏訪を探索し畑に埋まっていた蘭の手紙と鍬を発見。蘭の手紙はその後の勇者達の願いのバトンとなり、神世紀の勇者達に受け継がれている。

 

諏訪から帰還後、友希那の意思により、蘭への感謝の意味を込めて瀬戸大橋の石塔に"美竹家"の名が名誉家名として刻まれることとなり、300年後にもその家名が伝えられている。また、丸亀城に金糸梅の花が植わっている。

 

 

--

 

 

第6章には序盤から召喚され御役目に参戦している。勇者システムが端末1つで出来る事に時代の流れを感じていた。戦闘時には新たに精霊"覚"が追加されており、その能力は周りの考えている事が手に取るように分かってしまうもの。仲間が入り乱れる混戦には脳に負担がかかりすぎる為不向きであるが、1対多での戦闘時には真価を発揮し、目を瞑っていながらでも相手を補足、攻撃、回避することが出来るので、1対多での戦闘に長けている蘭にはこの上ない力となる。

 

中盤、赤嶺の精霊攻撃には屈託のない心の強さからか、すぐさまこれを跳ねのけており赤嶺を追い詰めていた。

 

赤嶺との最終決戦では薫、美咲の3人で愛媛を3人という一番少ない人数ながらも無事に守りきった。

 

終盤、赤嶺から御役目が終わった後、諏訪に戻った際に自分が死ぬ事を告げられるも、その顔に恐怖は微塵も無く、死ぬと分かっていながらも元の世界に戻る事を選択。その心の強さは多くの勇者達から称賛された。

 

全てが終わった後、一番最初に元の世界に帰る事となる。その際、友希那に会えた事を感謝し、モカと手を繋いで諏訪へと帰っていった。

 

 

ーー

 

 

最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。

 

夜桜のライトアップを手伝った際、依頼人からお礼にと貰った百日草の種をモカと一緒に花咲川中の花壇に植え、花が咲き誇る花壇の姿をモカと2人で想像するのだった。

 

終盤、中立神自らの最後の試練により、自分が死ぬ未来を見させられ絶望する中、勇者でない白鷺千聖に励まされ、最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、自分が先頭を切ってバトンを託す為に、自分達の時代へと戻っていった。

 

 

---

 

 

〈青葉モカ〉

 

・中学2年生 誕生日9月3日

・巫女

 

・長野県の諏訪地域周辺を担当する巫女であり、諏訪の勇者である蘭とは幼い頃からの親友である。

 

何事にも淡々とこなしていく蘭とは正反対にややネガティブで、自分に自信が持てない引っ込み思案な性格で、感受性が非常に高いという特性を持っていながらそれを自覚しておらず、"自分はたまたま巫女に選ばれただけ"だと思っている。

 

それでも御役目の際は蘭を心配して戦いの様子を見に行く事があり、その姿が蘭に勇気を与える事に繋がっている。

 

また、定期的な四国との通信で楽しそうに友希那と話す蘭の様子を見て嫉妬しているようなそぶりを見せる事もあった。

 

大侵攻の神託を受け取った際、自分が死ぬという事に恐怖するも、蘭の一言によって最後まで蘭と一緒にいる事を決意する。

 

そして大侵攻の際、蘭に蘭が作った野菜を届けるという配達屋が自分の夢である事を伝え、その夢を守ると決め飛び出して行った蘭の雄姿を一歩も動かずに最後まで見守った。

 

 

--

 

 

第6章では1人できつくなったリサを手伝う為に蘭と一緒に召喚される。

 

リサとは巫女の先輩として教えを請いながらも、献身的にサポートしていった。

 

この世界に来た事によって精神的に成長しており、後に召喚された彩対して"巫女は待つだけの無力の存在じゃない""自分達が待っている事で、勇者のみんなは安心して思い切り戦える"と力強い言葉をかけている。

 

終盤、赤嶺から諏訪が壊滅し蘭が死ぬ事を聞かされた際は恐怖するも、蘭から最後まで一緒についてきて欲しいと言われ、元の時代に戻る事を心に決める。

 

最後は蘭と手を繋ぎ、何処までも一緒にいると言って元の時代へと帰っていった。

 

 

ーー

 

 

最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。

 

大敗を喫した"凶攻型"を打ち倒すべく、大赦とたえと協力し作り上げた"ヤチホコ"に祈りの力を込め、反動に耐えながらも"凶攻型"を退ける切っ掛けを作り出す。

 

夜桜のライトアップを手伝った際、依頼人からお礼にと貰った百日草の種を蘭と一緒に花咲川中の花壇に植え、花が咲き誇る花壇の姿をモカと2人で想像するのだった。

 

 

---

 

 

〈瀬田薫〉

 

・中学3年生 誕生日2月28日

・勇者装束:白

・勇者装束モチーフ:ギンバイカ

・勇者武器:ヌンチャク

・精霊:水虎(第6章、最終章)

 

・友希那や蘭らが生きた西暦の時代に、沖縄県南城市の海で戦っていた勇者。海をこよなく愛する少女であり、何かあればすぐに海に入りたがる。「儚い」が口癖であり、その使用方法は多岐にわたる。

 

世界を笑顔にする為に戦っているが、これは元の時代での出来事に起因している。

 

顔面偏差値がとても高く、最終章では多くの女生徒を虜にしている。

 

戦闘スタイルはヌンチャクを用いた沖縄武術を駆使した接近戦を得意とし、最終章で追加された精霊"水虎"を憑依させると、ヌンチャクに虎の爪を模したオーラが纏われ、攻撃威力がさらに増す。最終章では、友希那・有咲に次いで高い戦闘力を持っていると言われる程。

 

 

--

 

 

第2章では終盤、瀬戸大橋の石碑に"瀬田家"の名前が確認できる。

 

 

--

 

 

第3章では終盤、神樹の内部で香澄と沙綾を助ける為に魂の状態で駆けつけた。

 

 

--

 

 

第4章では中盤に北と南で生存反応があったとあるが、その内の1つ南での生存反応が薫である。

 

 

--

 

 

第6章では、序盤に奥沢美咲と共に異世界に召喚される。本来は戸山香澄達とは加護を受けている土地神の系統が異なるのだが、今回は神樹と北海道・沖縄の神々が同盟を結ぶことになった為、その流れで参戦。召喚された日の夜に美咲から他の人には秘密にする事を条件に自分の元の世界での出来事を聞く事になるが、石紡ぎの章でその約束を破ってしまう。

 

赤嶺からはお姉様と呼ばれているが、これは、かつて赤嶺香澄の祖先である"赤嶺家"が海路で四国に亡命しようとした際、その護衛として赤嶺家の人々を守ったのが薫だったからで、薫は赤嶺家からすれば命の恩人に当たる為敬意を込めて呼んでいるのである。

 

美咲の心の闇にはいち早く気が付いており、何かと美咲を気にかけている。

 

勇者部が分断した際は、この世界に残る事へのリスクを懸念してか戻る事を選択。帰る組と河原で本音をぶつけ合った。

 

全てが終わり、元の時代へ帰る際に赤嶺から祖先を助けてくれた事を感謝され、赤嶺を笑顔に出来た事に満足し、元の時代へと帰っていった。

 

 

--

 

 

第7章で薫の元の時代での出来事が語られる。元いた時代では弦巻こころ、北沢はぐみという親友と共に過ごしており、"7.30天災"の時突如海の底で何者かの声を聞いた事により勇者として覚醒。同じくして巫女になったこころと協力して南城市を守っていた。

 

おばあが薫を勇者として奉った事で市民による信仰が生まれ、市民同士での争いは無かったが、ここに残るか、他の勇者がいる四国へ海路を使って逃げるかで意見が分かれていた。

 

薫の世界を笑顔にする為に戦う心情はこころがいつも口癖のように言っていた事に起因している。

 

そのこころは御役目の最中、薫の助けも間に合わず命を落としてしまうが、こころと最後に交わした世界を笑顔にする約束を守り続ける為に薫は今まで戦い続けていた。

 

元の時代へと戻る少し前、美咲に元の時代の事を話してしまった事を詫びるが、美咲は既に気にしていなく、互いに会えた事を喜び夜空の下固い握手を交わす。

 

 

ーー

 

 

最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。

 

終盤、中立神自らの最後の試練により消えてしまった香澄達に変わり、彼女達が戻るまで樹海で際限なく沸き続けるバーテックスの群れと戦い続けた。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、自分達の想いを未来へ繋ぐ為、自分達の時代へと戻っていった。

 

 

---

 

 

〈奥沢美咲〉

 

・中学2年生 誕生日10月1日

・勇者装束:藍色

・勇者装束モチーフ:ペチュニア

・勇者武器:投槍

・精霊:コシンプ(第6章、最終章)

 

・友希那や蘭らが生きた西暦の時代に、北海道旭川市のカムイコタン周辺で戦っていた勇者。笑顔は絶やさないが、普段の言動は飄々としていて掴みどころがない。座右の銘は"ギブアンドテイク"で、裏ではかなりクレバーで計算して立ち回る事が多く、本人も"勇者って性格じゃない"ということは自覚している。

 

自分が中心になるのが苦手という一面もあり、参入直後は仲間達の輪の中に積極的に入ってこようとしていなかった。

 

戦闘スタイルは遠距離であれば、投槍を投擲して相手を倒し、接近戦なら槍のリーチを生かした戦い方をする遠近両方に対応できるバランスの取れた勇者であるが、自身は前に出たがらない為専ら後方支援に徹している。

 

精霊である"コシンプ"は神樹を構成する神々とは系統が異なる為、勇者の中で唯一精霊とテレパシーで会話し、意思疎通を図る事が出来る。また、戦闘時でも他の精霊とは一味違い、"コシンプ"は美咲に憑依するのではなく、他人に憑依し、潜在能力の底上げを行う支援型の精霊である。

 

 

--

 

 

第2章では終盤、瀬戸大橋の石碑に"奥沢家"の名前が確認できる。

 

 

--

 

 

第3章では終盤、神樹の内部で香澄と沙綾を助ける為に魂の状態で駆けつけた。

 

 

--

 

 

第4章では中盤に北と南で生存反応があったとあるが、その内の1つ北での生存反応が美咲である。

 

 

--

 

 

第6章では、序盤に瀬田薫と共に異世界に召喚される。本来は香澄達とは加護を受けている土地神の系統が異なるのだが、今回は神樹と北海道・沖縄の神々が同盟を結ぶことになった為、その流れで参戦。召喚されたその日の夜に薫を呼び出し、元の世界での出来事を吐露する。

 

元の時代では"7.30天災"の時に山中の史跡を見に行っていた美咲は、山のカムイから力を授かり勇者となる。しかし、既に旭川の被害は大きく、バーテックスの襲来早々に両親を無くしてしまう。

 

孤軍奮闘する中で、保身のために弱者を切り捨てようとしたり勇者さえ利用しようとする醜い大人達に内心失望しており、自分が一人生き残る為に密かに避難用の洞窟を掘っていた。そして、バーテックスのキリがない数の暴力を前に、遂には御役目を放棄しようとしてしまう。

 

しかし、1人助けた少女の笑顔が頭から離れず、美咲はバーテックスの大群に果敢に戦いを挑むのだった。

 

御役目をこなしていく中で、造反神の正体に薄々感づいている場面があり、何事にも打算的な態度を取るようになっていく。やがて異世界での勇者部の仲間達との日常に愛着を抱くようになるが、その反面、それが却って元の西暦世界に対する想いを薄れさせている節も見られ、香川での戦いが最終局面に差し掛かる頃には元の世界に戻りたくないと思う様になってしまう。

 

その思いを赤嶺に聞かれてしまい、最終局面で赤嶺が暴露した事によって勇者部と険悪な雰囲気に陥ってしまう。真っ先に異世界に残る事を選択し、戻る側と河原で思いをぶつけ合う事となる。その中で、死ぬ事が運命つけられている蘭と夏希の想いを受ける事で自分の考えが子供のわがままと同じだという事に気が付き、潔く事に戻る時になったら戻ると決める。

 

全てが終わり、元の時代へ帰る際心に刻み込む様に、神世紀勇者部の名前を口ずさみ、"もう、寒くない。"と笑顔で言い残し帰っていった。

 

 

ーー

 

 

最終章では造反神の試練が終わった直後、勇者達に興味を示した中立神による試練が開始。

 

中盤、"凶攻型"を打ち倒すべく戦力増強の為、神世紀勇者達のレベルアップを兼ねて大赦にて山吹沙綾から指名を受け試合を行う。1人で戦い抜いてきた経験を存分に活かし沙綾を寄せ付けない戦い方をしていくが、沙綾も負けじと策を巡らせ対抗する。ファンネルによる攻撃で舞った瓦礫を目眩しにされ、沙綾の最大攻撃を受けるが、その目眩しが皮肉にも盾の役割も果たしてしまい威力が減退、後一歩のところで倒すまでに行かず、沙綾のギブアップにより試合に勝利する。

 

終盤、中立神自らの最後の試練により消えてしまった香澄達に変わり、彼女達が戻るまで樹海で際限なく沸き続けるバーテックスの群れと戦い続けた。最後は全員の満開による勇者パンチで中立神を退け、未来に希望を託す為に元の時代へと戻っていった。

 

 

---

 

 

〈赤嶺香澄〉

 

・中学2年生 誕生日10月8日

・勇者装束:赤

・勇者装束モチーフ:?

・勇者武器:天の逆手

・精霊:?

 

・声と顔立ちは戸山香澄や高嶋香澄に似ているが、纏う雰囲気は全く異なる3人目の香澄。名家"赤嶺家"出身であり、その素性は謎に包まれている。香澄の事は後輩と呼び、高嶋の事は全ての始まり、先輩と呼んでいる。

 

小悪魔的な雰囲気を醸し出しており、十数人の勇者を前にしても常に余裕の態度を崩さずつかみどころがない。加えて普段の口調がややおっとりしている、策士な面もあるなど他の香澄二人と性格はあまり似ていないが、説明が苦手で擬音交じりの曖昧な表現になってしまう点は共通している。

 

戦闘力も2人の香澄に負けず劣らず、有咲、蘭、千聖の3人と同時に相手取れる程の強さ。

 

香澄の秘密もある程度知っている素振りがあり、戦う先々で少しずつ情報を公開していった。

 

赤嶺が生きていた時代は、神世紀初期であり、神世紀72年の大規模テロ事件にも関わりがある。

 

薫の事をお姉様と呼んでいるが、これは沖縄から四国へ脱出する際に船を守っていたのが薫であり、"赤嶺家"からすれば薫は命の恩人に当たるので敬意を込めてお姉様と呼んでいる。

 

 

--

 

 

第2章では終盤、瀬戸大橋の石碑に"赤嶺家"の名前が確認できる。

 

 

--

 

 

第3章では香澄達がとある施設に迷い込む事になるが、その施設はかつて"赤嶺家"が訓練の為に使っていた場所であり、人工精霊を使って戦闘訓練を行っていたとされていた。その中で香澄だけは何故か居心地が良かったと発言している。

 

 

--

 

 

第6章では薫と美咲が召喚された際、同時期に造反神によって召喚された。薫の事や愛媛に入った勇者達の事をずっと監視していた視線の正体。

 

造反神側の勇者である為疑似バーテックスを操る事が出来、様々な疑似バーテックスを使って勇者部の行く手を阻むが、負けを認めたら自身の情報を少しずつ明かしていくなど妙に律儀な所もあり、勇者達を試しているような素振りがある。

 

序盤では勇者システムの端末に備わっている瞬間移動機能"カガミブネ"の出発地点に巫女がいなければ使用できないという特徴に目を付け、巫女としての素養も持つ山吹沙綾をバーテックスに執拗に狙わせる。中盤では疑似精霊を使って勇者達に自分自身との対話と称した攻撃を仕掛けるものの、勇者達が予想外に迷いを振り切っていた事で敗北。取り餅を使った作戦も戦力が最も低いと踏んでいたりみにしてやられ失敗。遂に香澄同士の一対一の勝負になるが、香澄達勇者部の想いの力に押され敗北してしまう。その際勇者部の可能性を見せてもらうと意味深な発言をする。

 

後が無くなってきた赤嶺は部隊を5つに分けた最終侵攻を行うも、同じく5つに分かれた勇者部にそれぞれで敗北、遂に最終決戦になる。

 

その際赤嶺は神世紀72年の大規模テロの真相、その御役目に就いていたのは自分自身である事とパートナーと呼べる氷河つぐみの事、そして子孫である氷河日菜と氷川紗夜との関係について打ち明ける。"赤嶺家"は所謂スパイ的な事を専門としてきた家であり、72年の大規模テロ事件も相まって対人戦にとても長けている。またその時代では勇者の力だけを神樹から授かっていただけであり、勇者と呼べるようになったのは造反神に召喚されてからである。

 

最終決戦にて破れた事で、遂に赤嶺は造反神を倒したらどうなるかを語り、夏希と蘭が命を落とす事を暴露し勇者部を分裂させた。そして赤嶺は勇者達に造反神を鎮めて元の世界に戻るか、倒さずここに残り続けるかの究極の2択を突き付ける。

 

だが、勇者部は互いの想いを再確認し、全員一致で戻る事を選択。遂に赤嶺は降伏し味方になる事を宣言するが、赤嶺はそもそも敵対する気などなかったのである。今までの戦いは天の神打倒の為の演習であり、赤嶺は造反神共々敵役を演じていただけに過ぎなかった。全てを話した赤嶺は勇者部と協力して造反神との最後の戦いに挑む事となる。

 

全てが終わった後、盟友の子孫である日菜に誘われ円陣の輪の中に入り、最後に"友奈の真相"である"香澄因子"について話しこの世界を去っていった。

 

 

---

 

 

〈氷河つぐみ〉

 

・中学2年生 誕生日1月7日

・勇者装束:?

・勇者装束モチーフ:?

・勇者武器:?

・精霊:?

 

・赤嶺や日菜の話の中で登場した少女であり、神世紀72年に赤嶺のパートナーとして御役目に就いていた茶髪が似合う少女。

日菜曰く、偉大なご先祖であるが、日菜とはあまり似ていない。

 

実は"氷河家"の実子ではなく、養子として"氷河家"に連れて来られた存在であり、旧姓は"羽沢"。神世紀72年の大規模テロを鎮圧する為に御役目に就いていたが、最後の最後で私情が出てしまい御役目に失敗。それによって"赤嶺家"との地位は開いてしまい"氷河家"は衰退してしまう。

 

しかし、赤嶺曰く、人間性としてはつぐみの方が正しく、赤嶺はつぐみの事を誇りに思っている。

 

 

---

 

 

〈?〉

 

・中学3年生 誕生日3月10日

・巫女

 

・神世紀72年に赤嶺とつぐみと共に御役目に就いていた巫女。最終章から登場予定。

 

青っぽい髪形に赤いシュシュ、黒縁メガネが特徴的だが、その全ては未だ謎に包まれている。

 

 

---

 

 

以上で勇者と防人、巫女、用語の説明は終了となります。

 

 

何か他に知りたい事があれば感想に書いて頂ければ説明しようと思っております。

 

 

最後に紹介した新キャラである巫女の少女、勘の良い方なら誰だか分かるのではないでしょうか。

 

 

それでは、5パートに渡って読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。