東方機械竜 〜孤独な戦士たち〜   作:(自称)ライダーオタク

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投稿が非常に遅れてしまい、誠に申し訳ありませんでした!

次回からは、投稿ペースを上げていきますので、これからもこの作品を楽しんでいただけたら幸いです。

それでは、本編をどうぞ!


Ep.2「説明と出会いと初戦闘」パート2

??side〜

「全く、誰の仕業なのかしら?」

私、八雲 紫は、この幻想郷の最高峰、「妖怪の山」に来ていた。この付近で空間の歪みのようなものが観測されたのだ。それも、人為的に起こされたものが。何故こんなものが突然現れたのかはわからないが、誰かが結界の内側にムリヤリ入ろうとしている、ということははっきりと理解できる。しかも、ここ最近頻繁に起きている。

「ハァ、面倒ごとを増やさないで欲しいわね」

本来なら藍が調査に向かうのだが、その藍本人から、

『たまには紫様が仕事してください、というかしろ』

と、死んだ魚のような目と女性らしからぬ低音で言われた。なんか、断ったら殺しに来そうだったから、今日は私が調査することにした。

「ん、そろそろね…」

そうして歩いているうちに目的地付近に着いたので、今いる紫色の空間の出入り口ーー「スキマ」を開く。そしてスキマから身を乗り出し、外の様子を見る。

「何かしら、あれ…」

そこには、扉の無い門のようなモノとその周りを護るかのように囲う銃を持った機械の人形。そして、門の中にある灰色のカーテンから次々と出てくる、門を警護するソレとよく似た見た目の機械人形。目で見て分かる違いといえば、持っている銃の見た目だろうか。門から出てくる人形が持っている銃は、門の周りにいる人形のそれとは違い、銃身に銃剣が付いている。

「河童の新兵器?にしては操縦者が近くにいないし…自動操縦?でも、その技術の開発に成功していたなら、山の天狗あたりが報道しているはず。外でもあんなの見たことないし…」

 

ギョロン

 

唐突に、人形の一体がこっちを向いた。それを皮切りに他の人形達も視線をこっちに向けてくる。

(見つかっちゃったか…)

私はスキマから出て、人形達の前に姿を見せる。

「あら、こんにちは。無機質な外来人さん。私は八雲 紫。この幻想郷の管理を行っている者ですわ」

自己紹介をするが、返事は来ない。

機械の人形なのだから当たり前だろうが、少しは反応してほしい。

「…認証開始」

一体の人形が何か呟く。返事かと思ったが、違うようだ。

(何かしら…嫌な予感がする)

 

 

そしてそれは、的中することになった。

「ソルジャー全機に通達。顔認証の結果、前方の知的生命体、呼称『八雲 紫』が最重要捕獲対象No.01と99.9%一致」

何か嫌な呼び方をされたが、そんなことはどうでもいい。さっきから嫌な予感が頭の中を離れない。

「ソルジャー全機に通達」

真ん中のリーダーらしき人形が呟き、そして、

「最重要捕獲対象No.01を発見。これより、制圧作業を開始する」

全ての人形が、私に銃を向けた…

 

 

「オォラァッ!」ドガッシャァァァ!

 

次の瞬間、木々の間からバイクが飛び出し、先頭で銃を向けていた人形ーーソルジャーを轢き飛ばした。あまりにも唐突すぎて理解が追いつかない。ようやく口から出た言葉は、

「は?」

あまりにも間抜けなものだった。

 

錬side〜

どうも、この回でやっと登場できました。錬です。

俺は今、非常に困惑している。なぜなら、

「あのー、なんでこのバイク、メーターに現在時速600kmとか表示されてんのにスルスル森の中を抜けられてる訳?」

時速600kmとかいうふざけたスピードで森の中を事故もなく走り抜けているのだ。はっきり言っておかしい。メーターの誤表示かとも思ったが、ウチの超高性能なスマホさん(Dフォン)を使って周りの木々撮影して計測したら、ピッタリ時速600kmと出たので実際その速度で走っているのだろう。

「しかも、これでオート運転とか…ぶっ壊れすぎてませんかねぇ?」

オート、つまり自動操縦なのだ。実は俺、スマホの中のデータ確認すんの忘れてたから、バイク乗りながら操作してたのよね、法定速度ぶっちぎりで超えてるバイクの上で(これは乗り手が頭おかしいレベルで頑丈だからできる事です。良い子はマネしないでね、絶対マネしないでね、後生だからマネしないでねby作者)。それでも事故らなかったのコレのおかげなんよスゴくね?

「まぁ、んなことは置いといて。さっきから警告音がドンドン強くなってるんだが、もしかしてもうすぐ近くにいたりするのかな?」

『いや置いといて、ってできることではないと思うよ?自分で作っていうのもアレだけど、時速600kmって競技用のそれの2倍くらいだからね?』

開発者さんがなんか言ってるけど、普通に秒速1700m(・・・・・・・)とか出る超兵器運転してピンピンしてる身だから、これぐらいなんてことないんだけどね。

『うんもう規格外くんは黙ってよっか。…なんか私が力貸した奴が想像以上のチートボディ過ぎて忘れてたけど、その警告音がしたってことは、もう近くまで来てるってことだね』

「…ちなみに、どれ位?」

『あと、500mくらいかな?』

…さて、ここで問題です。このバイクは時速600kmという速度で走っています。

そして、粉砕すべきクソ共(目的地)まであと500mです。

では、俺はあと何秒で到着するでしょう?

答えは…

 

(時速600kmは時速600,000m。これを3600秒、つまり1時間で割ると166.66666…、秒速約167mだ。これで500mを割ると2.994…)

つまり…

 

 

(あと3秒しかねぇじゃねぇかァァァ⁉︎)

 

森を出るまで、残り3秒。

(えェェェェ、どーするどーするどーするよォォォ⁉︎もう残り3秒って時間無さすぎんだろがよォ!ヤバイヤバイヤバイどうする、ってもう出口が見えてるゥゥゥ⁉︎)

森を出るまで、残り2秒。

(なんかうっすら人混みが見えるな…もういい、アレに突っ込もう!)

森を出るまで、残り1秒。

(こうなったら魔法の言葉、『もうどうにでもな〜れ☆』)

そして錬は、考えるのをやめた。

森を出るまで、残り0秒。

「オォラァッ!」ドガッシャァァァ!

レーシングバイクの倍の速度で森から飛び出したバイクで先頭で銃構えてたロボット撥ね飛ばして、後ろにいた別のロボットを後輪に巻き込んで鉄クズに変えてようやく停止した。

「事故ってまった……ま、いっか。機械だったし」

別によくはないのだが、思考を放棄したままの錬は対して重要だとは思っていないようである。

「さーてと、敵さんはっと…あん?」

先程までロボットだった鉄クズを踏みつけながらバイクを降り、周りを見ると、目の前に女性の姿が現れた。

というか、今の今まで気づいてなかったんかいby作者&クロノス

(なんだろ…初めて会うはずなのに、何処かで会ったことがあるかのような気がする…)

「認証開始…完了。前方の知的生命体に該当する情報、データベース上になし。危険度未知数(アンノウン)。ソルジャー全機に通達。前方の知的生命体をXと仮称、攻撃対象をXに変更。殲滅体制に移行せよ」

と、俺が考えごとをしている間にロボット、確かソルジャーだったかがなんか呟いてた。

(…知的生命体って、俺は宇宙人かなんかかよ…失礼だな)

ソルジャー共が持っている銃を構えようとしている。が、

「おっそいなぁ。早撃ちっつーのはな、こうやんだよ」

俺は呟くと同時に腰のホルスターから素早くデザートイーグルを抜き、弾を装填。すぐに銃を手近なソルジャーに向け、引き金を引く。

銃口から飛び出した鉛玉が音と並走しながら、ソルジャーの金属で覆われた頭を貫き、脳味噌の代わりに詰まっているコンピュータを破壊する。少し遅れて、ソルジャーの頭部が弾け飛んだ。

「…えっと、クロノスさん。この銃、何入ってるの?」

『んーとねー、

 

炸 裂 弾

 

文字通りの爆弾発言が来た。それ拳銃に込めるものじゃないでしょ。

「もういいや…ツッコむのやーめた」

そして、俺はとにかく銃を撃った。それはもう撃ち過ぎと言えるようなレベルで。弾が切れては変え切れては変えを繰り返し、たまにヘッドショットしながらソルジャー共をぶち抜きまくった。しかし、ここで思わぬアクシデントが起こった。

「あーもう、キリがねぇ。弾も切れたし、次やつを入れ…」ゴソゴソ

あれ?弾が…ない…?

(えェェェェェ⁈嘘でしょ嘘だろ嘘だよねェ⁈ここに来て弾切れとかマジか!あ、でももしかしたらクロノスがまだ持ってるかも…)

『ざーんねーん、アレがストック全部でーす』

「ナチュラルに思考を読むなァァァ!というか、弾倉のストック12個だけかよ少な過ぎんだろぉがよぉぉ!」

だってあの人形共潰しても潰してもゲートから湧いてくるんだぞ?無限バンダナでもなきゃ無理ゲーじゃねーか!

「しゃーない、こうなったら奥の手だ」

『おっ、もしかしてやっと使ってくれるのか?』ソワソワ

「くらいやがれ、『弾がなければ殴ればいいじゃない』!」

『いやそれただの脳筋!それよりちゃんとスマホ見てぇ!打開策なら入ってるからさァァァ!』

叫ぶクロノスを無視し、俺は銃身を握ってソルジャーを撲殺(ロボットにこの表現あってんのかな)する。ふと近くを見ると、相棒もその小さな体からは想像できないほどのパワーでソルジャーを粉砕していく。そんな感じで50体ほどスクラップにした頃、

「ダァァァァもうキリがない!おいクロノス!なんかねーのかよ打開策!」

『ケッ、やっとかよ…まいーや。とりまドラゴンの横顔の描かれたアプリ探してみて』

「何、ドラゴンの横顔?(ドゴシャァ!)あ、あった」

襲いかかってくるソルジャーを殴り飛ばしながらアプリを探す。と、すぐ見つかった。

『見つけたら、アプリを開いて「0・0・1」のコードを入力!』

「お、おう、0・0・1だな』

アプリを開くと、バイクの時似たようなテンキーが表示された。そこに素早く0・0・1と入力する。

『Code photon stand by,ready?』

そんな音声とともに、電子的な待機音が流れる。その瞬間、なんと相棒がこっちに向かって飛んできた。

「…ウェェイ⁈ちょちょちょ…」

『はいそのまま相棒くんとハイタッチ!』

言われるがまま、相棒とハイタッチする。すると相棒の体がパーツごとに分解され、いつのまにか着ていたスーツに装着される。装着されたパーツは何故か大きくなり、俺の体に合った大きさになる。そして全てのパーツの装着が終わり、最後に二本の角を持ったドラゴンのようなヘルメットを被り腰にDフォンを取り付けて、ようやく変身が完了した。

『Dragon warrior complete』

「…なぁにコレェ…」

『フッフッフ、これぞ、君が相棒くんの能力を最大限に発揮できる状態。その名も、ドラゴン・ウォリアー!君が生前使ってた武器も自由に使用できるZE☆さあ、これを50時間掛けて作ったこの我、クロノス様を崇め奉るのだー!』

「〜なんっかよくわかんないけど(またスルー)、これならいける気がする!」

そこから先は、戦闘ということすら生温いただの蹂躙だった。もちろん、相手もゲートから無数に湧いてくるのだが、俺が蹴りでソルジャーをゲートにぶつけ、そのまま飛び蹴りでぶっ壊してからは完全な消化試合となった。残っていたソルジャーは、全て鉄クズの山と化した。

「あぁ、疲れた…今日はもう何もしたくない…」ピピッ

Dフォンを操作し、変身を解除する。アーマーが外れ、相棒の姿に戻る。相棒は着地すると同時に、後ろ向きにすっ転んだ。かわいい。

「あー…ここからどうしよっk「ちょっと、いいかしら…?」ふぇ…?」

さっきチラ見した女がなんか話しかけてきた。クッソ眠みぃのに…なんだってんだy…zzz…zzz…

 

『次回へ続く!』

 

What’s the next episode…?




ちょっと最後適当になっちった…

2019年10月2日 一部文を追加しました。
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