楽しみに待ってた方々、本当に申し訳ございません!
次から投稿頻度上げます!
今回は短めです。
では、本編どうぞ!
紫side〜
私は一体何を見せられているのだろう。大量のソルジャーとかいう機械人形に遭遇したと思ったら、突然割って入ってきたバイクの乗り手がソルジャーと戦い始めた。最初は銃ー私自身、そこまで銃について詳しいわけではないから、種類まではわからないーを使っていたのだが、弾が切れたらしく「弾がなければ殴ればいいじゃない!」と叫びながらソルジャーを殴り続けた。銃で。もうこの時点で頭が痛くなってきたのだが、まだ話は終わらない。なんと戦闘が始まってからずっと喋り続けていたスマホー外の世界を見てきているから、これくらいは知っているーを操作して、以前興味本位で見た某特撮ヒーローのように鎧をつけた…変身したのだ。そこからの私は、考えるのをやめていた。なんだか、考えるだけ無駄だと思ってしまった。「特撮のヒーローが画面から出てきた」、これで納得してしまおうとする自分がいた。ここまで何だかんだ語ってきたが、一言で言い表すなら、
(なんか特撮ヒーロー出てきたけど、ツッコむのめんどくさいから考えるのやーめた)
こんな感じである。
それでいいのか妖怪の賢者by地の文
目の前で行われている無双を何も考えていない子供のような頭で見ていたが、戦闘が終了し目の前の鎧男が装備を解除した瞬間、それまで失踪していた思考が一気に頭の中に戻ってきた。突然のことに一瞬フリーズしてしまったが、すぐに持ち直し、声をかける。
「あー…ここからどうしよっk「…ちょっと、いいかしら?」ふぇ…?」
気の抜けた声と共に振り返ったのは、灰色の髪を肩まで伸ばした、一見女性の用にも見える顔の男。何故だろう、会ったことがないはずなのに、どこか見覚えがある。まあ、勘違いだろう、と自己完結させて、質問をくりだす。
「こんにちは、私の名前は八雲 紫。この幻想郷を管理している者ですわ。ところで、
貴方は、何者なのかしら?」
質問をくりだすと同時にスキマを使って背後に回り、男の首筋に手刀をあてがう。これで、彼の生殺与奪の権は私が握った。私の質問に対して虚偽があればすぐに首を切り落とす。そのようなことを伝えたが、男は何の反応も示さなかった。了承しているのだと考え、私は質問…否、尋問に移る。
「…あら、答えにくい質問だったかしら?なら、これならどう?さっきの人形、ソルジャー…だったか、アレについて貴方、何か知っているの?」
応えはない。
「そう、だんまりなのね。でも、忘れたとは言わせないわよ?返答次第では貴方の息の根を止める。さっきは虚偽と言ったけど、だんまりも例外ではないわ」
応答はない。
「あら、まだ答えないのね。自分の命がかかっている状況なのに、のんきなものね」
返事はない。
「…あの、いい加減何か喋ってくれない?ずっとこうしてても話が進まないの分かってる?まさかとは思うけど、貴方分かっててやってるの?」
返事はない…
「(ブチッ)いい加減、なんとか言えやぁぁぁぁぁ!」ブンブンブン
NO side〜
いつまで経っても返事をしない錬に堪忍袋の緒が切れたのか、キャラ崩壊としか言いようがないほどに怒り錬の肩を掴んで揺さぶる紫。人間よりも高い能力を持った妖怪、その中でも大妖怪、賢者といわれるに相応しい能力を持った彼女に加減もされずに思い切り揺さぶられれば、常人なら簡単に首が折れるだろう。しかし、前世から持ってきたアホみたいに頑丈な体を持った錬には首を折るどころか関節一つにさえ傷をつけられなかった。またそれは、紫が話し始めた辺りからずっと夢の世界に沈んでいた錬の意識を現実に引き戻すのには十分だった。
「んゆ…?ふぁ〜ぁ。誰だよ、人が気持ちよく寝てる時に…」
そして、未だ目が覚めきっていない錬の不用意な一言が、紫の怒りの火に油を注いだ
「…寝てる?まさか貴方、今の今までずっと寝てたの?立ったまま?人が喋ってるのに?」
人が話している最中に寝る。こんな失礼極まりないこと普通の人なら絶対にやらないが、残念なことにこの男にはそういった常識は持ち合わせていないのだ。
「ああごめん、何も聞いてなかった。もっかい言ってもらえます?」
…錬のこの言葉が、紫の怒りのキャンプファイアーにガソリンの入ったポリタンクを投げ入れた。
「…フザけんなよゴラァァァ!」
「あべしっ⁈」
紫の怒りが込められた鉄拳が、錬の顔面に炸裂する。もちろん手加減など全くなく、そんな拳をもろに受けた錬は犬神家のようなポーズで近くの茂みに突き刺さった。
〜しばらくお待ちください〜
「ふぅ…。先程は失礼しました、あのように感情的になってしまって」
「いや、いいよ。むしろ謝るのはこっちだよ、失礼なことしてたの俺だし」
茂みから葉っぱやら草やらがついた状態で出てきた錬に、感情をあらわに殴ってしまったことを謝罪する紫。それに続いて、錬も自分の彼女への行いを謝る。
「さて、改めて自己紹介させていただくよ。俺は輝晶 錬、輝くに結晶の晶で輝晶。名前の方は鍛錬の錬だ。年齢は22歳。こことは違う世界出身で、訳あってここに来たんだ。おっと、その訳は聞くなよ。色々と不味い内容だから」
「分かっていますわ。私は八雲 紫。先程申しました通り、と言っても貴方は寝ていて聞いていないけど、この幻想郷を管理している妖怪です。ところで、あの機械たちは?」
「あぁ、あれはソルジャーって言う俺の世界の兵器。つっても、あのタイプだと特殊な能力も自己修復能力も持ってない戦闘員。つまり、ザコだ」
「そうなのですか。…ん?待って、自己修復能力⁈そんなもの持ってるの⁈」
「素に戻ってるぞ。まぁ、中級以上のやつはみんな持ってる」
「嘘でしょ…」
互いに自己紹介したり、ソルジャーの情報を明かしたら紫がドン引きしたり、様々なことを話していた。そして、
ぐぅぅぅぅぅぅぅ…
「悪りぃ、腹鳴っちまった」
「あら、もうそんな時間なのね」
見るとすでに周りは暗くなり始めていた。普通の人間ならそろそろ腹が空いてくる頃である。
「さてと…、飯はどうするかな…」
「(ピクッ)…そういえば、この近くの神社で宴会を開く予定があるのだけど、貴方も来るかしら?」
「宴会?なんだってそんな…」
「
「成る程、大体分かった」
何処ぞの世界の破壊者みたいな返答をする錬。
「もう一度聞くわね。今日の宴会、貴方も来る?」
「…美味いモンは出るか?」
「ん〜、多分出るわn「よし行こう」即答かい…」
どうやら錬は、かなり食い意地が張っているようだ。
What’s the next episode…?
次回は宴会ですね。
もちっと文章力上げたい…