では、どうぞ。
あ、ジョジョ5部のネタバレ注意です!
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「俺のそばに近寄るなああーーーッ!」
俺は、もう何回死んだ?次は誰が殺しに来る?恐怖が、絶望が俺に忍び寄る。
俺が殺した奴等も、こんな感じだったのだろうか?それなら、悪いことをしてしまった。これは俺への罰なのだろう。俺のキング・クリムゾンもいつの間にか出なくなっていた。今まで、未来が分かることが当たり前だった。故に分からないことは、凄まじい恐怖だった。時間の感覚もほとんどなくなり、自己嫌悪に落ち入り、いつの間にか何も感じなくなっていた頃...
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(もうこれで何回目だ?34回目から数えるのはやめたからな...)
車に轢かれ、意識が暗転する。そして、次に来たのは。
「ここは路地裏か、抗争に巻き込まれるか、頭に何かが落ちてくるかだな。」
もう何も感じない。慣れてしまった。しかし、思いがけないことが起こった。
「あんた、こんなところで何をしてる?」
男が話しかけてきた。...生首を持って、だが。
「なっ!?」
さすがに驚く。キング・クリムゾンはない。このまま殺されるのを待つだけか!?
「へぇ、驚いたな。今まで、俺に会った奴は、絶叫するなり、失禁するなりしたんだが。」
「今まで、何度も死んでいるからな...」
「おっと、そいつぁ悪いことを聞いたな。ところで、あれ、どうなってんだ?」
悪いと思うなら、もう少し申し訳なさそうにしてくれと思ったが、あれとやらが気になったので、空を見る。
すると、夜と昼が一瞬にして入れ替わっていた。
「こ、これは、まさか、スタンド?」
「スタンド。ふーん、これがスタンドの力ってやつか。」
「あぁ、恐らくな。そうか、今回は輪廻死というやつか。」
「輪廻死?それは分かるが、今回って?」
「あぁ、それはだな...」
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「ほーん、そのゴールドエクスペリエンス・レクイエムとやらで死んでるのか。」
「あぁ、そうだ。」
「一言言っていい?」
「何だ?」
「自業自得。」
「おっしゃる通りです...」
そう、自業自得と言われれば、それまでだ。麻薬を流し、暗殺チームを冷遇し、その結果反逆が起こった。
「ふーむ、そうだ。お前を転生させてやろうか?」
「転生?」
「そう、異世界に行って、新しい生を歩むんだ。ちょいとおまけも付けるぜ。ただし、もうこんな状況だから、転生先は決められないぞ?」
「う、うぅむ...」
転生先は決められないのか、しかし、それでもいい。
「転生させてくれ。」
「オーケー、そいじゃ、転生特典を一つ選べ、ゴールドエクスペリエンス・レクイエムの呪縛から逃げたいってのは無しな?呪縛から解放するし。」
「ほ、本当か?」
「脅しはしても、騙しはしないさ。」
そうか、それはありがたい。それなら、ただ一つだ。
「俺のキング・クリムゾンを使えるようにしてくれ、エピタフもできれば頼む。」
「あいよ。そいじゃ、それで上に、申請しとくぜ。」
「上?」
「気にすんな、気にしてたら転生させてやらねーぞ?」
それは困る。気にしないでおこう。
「ありがとう、あんたのお陰で、俺はこの光景になんとも思わなくなったよ。」
「そうかい、んじゃ、俺からも一言、あんたの来世に幸があることを。」
そいつがそういった瞬間、俺の目の前が真っ白になる。
そのまま俺の意識はどんどん遠くなっていく。
俺の来世は、どうなるか、その期待に胸を踊らせながら。
今日のボス:メイド・イン・ヘブンによって、輪廻死。
こんなんディアボロじゃねぇ!というボスが書けました。それでは。