登場陸上兵器
オリジナル兵器あり。
機械文明国
機械文明国
神聖レヴァーム皇国△
飛空艦と航空機が猛威を振るうと言えど、飛空士の世界では陸軍の活躍が全く無いと言う事は無い。空軍海軍より華が無いとは言え、最後に敵地を制するのは陸軍の仕事である。
神聖レヴァーム皇国陸軍の兵器はどれも量産性に優れ、尚且つ性能や整備性が高い事で有名である。半自動小銃を主力に据えた歩兵を筆頭に、その工業力で敵陸軍を圧倒する。
『M1自動小銃』△
レヴァームで採用されている半自動小銃。自動小銃としては世界初で、高い性能を誇っていた。天ツ上がコスト面から自動小銃の配備を遅らせる中、レヴァームでは正規歩兵師団から警備師団に至るまで全員装備しており、狭い諸島や市街地戦などで活躍した。
中央海戦争後に、着脱式マガジンモデルを開発。以後は全ての小銃がこれに変換されている。
スペック
口径:7.62ミリ×51共通弾
銃身長:610ミリ
装弾数:20発
作動方式:ガス圧利用
全長:1210ミリ
初速:毎秒848メートル
有効射程:500メートル
考察:モデルはM1ガーランド。ただしマガジンを装備しているため、装填がしやすく設計されている。
『M1カービン』△
レヴァームで開発された、M1自動小銃の対となるカービン(騎兵)銃。主にバイク兵やパトロール兵、空挺部隊に配備されているが、その携行性の高さと撃ちやすさから一般歩兵や海兵隊にも配備されている。フルオート機能を付けるつもりだったが、反動抑制に疑問を持たれたので案が廃止された。
スペック
口径:7.62ミリ×33カービン弾
銃身長:458ミリ
装弾数:15発
作動方式:ガス圧利用
全長:904ミリ
初速:毎秒600メートル
有効射程:300メートル
考察:モデルはM1カービン。
『M24小銃』△
M24と付いているが、M1自動小銃より前に製造されたボルトアクション式のライフル。今ではもっぱら狙撃用途として使用されているが、中央海大戦初期ではこの銃が主力であった。
改良する程欠点が有るわけでも無い平凡な銃なので、スコープを取り付ける位しか変更点が無い。
第三文明圏では歩兵銃として、四式短小銃共々ありがたがられている。
スペック
口径:7.62ミリ×51共通弾
銃身長:610ミリ
装弾数:5発
作動方式:ボルトアクション
全長:1115ミリ
初速:毎秒823メートル
考察:モデルはスプリングフィールドM1903。作中でイーネが使用していたり、パーパルディア皇国の反乱軍がこれを小銃として使用している。
『サンプソンマシンガン』△
レヴァーム陸軍から道端のギャングにまで広く愛されているサブマシンガン。レヴァームらしい頑丈な構造となっており、ストッピングパワーのある45口径拳銃弾を至近距離で乱射される為、天ツ上兵が鹵獲して使用する事もあった。
スペック
口径:11.43ミリ×23ミリ拳銃弾
銃身長:267ミリ
装弾数:20発、30発、50発
作動方式:シンプルブローバック
全長:851ミリ
発射速度:600~1200発
初速:毎秒285メートル
有効射程:150メートル
考察:モデルはトンプソン・サブマシンガン。現実のアメリカ軍モデルであるM1A1では50発用ドラムマガジンが使用できないが、このサブマシンガンでは運用可能。
『30口径オートマチックライフル』△
レヴァーム陸軍が軽機関銃として使用している。開発から既に40年近く経過しているが、改良を踏まえつつ未だに現役。しかし小銃としては重すぎ、軽機関銃としては発射速度が遅い、装填出来る弾薬が少ないと言う苦情が出ている。
スペック
口径:7.62ミリ×51共通弾
銃身長:610ミリ
装弾数:20発
作動方式:ガス圧・オープンボルト
全長:1214ミリ
発射速度:300~650発
初速:毎秒805メートル
有効射程:548メートル
『45口径拳銃』△
レヴァーム皇国で最もポピュラーな自動拳銃。45口径の大威力拳銃弾を使用しており、中央海戦争当時は天ツ上から「ハンドキャノン」と恐れらた。
スペック
口径:11.43ミリ×23拳銃弾
銃身長:127ミリ
装弾数:7+1発
作動方式:シングルアクション
全長:216ミリ
初速:毎秒253メートル
有効射程:50メートル
考察:モデルはコルトガバメント45口径拳銃。作中ではアルタラス国王が愚か者相手に使用した。
『コブラマグナム』△
神聖レヴァーム皇国で市販されているマグナム拳銃。元々は狩猟用の拳銃であったが、中央海戦争にて私物として使用する士官が多く、その実用性が発揮された。
天ツ上でも購入できるが、その費用はかなり高い。「拳銃界の高級自動車」とも比喩されているが、その各種の性能から支持し続ける天ツ上人も多め。親が工場の社長である岡真司伍長もこれを購入、コブラマグナム支持者の一人となった。
スペック
使用弾薬:9×33ミリマグナム弾
銃身長:102ミリ
装弾数:5発
作動方式:シングルアクション
全長:2.5インチ/4インチ/6インチ/8インチ
初速:毎秒253メートル
有効射程:50メートル
考察:モデルはコルト・キングコブラ。作中では岡真司の危機を悉く救ったキーパーソン的な拳銃だが、残念ながらアニュンニール皇国に奪われ、かの国が天ツ上とレヴァームに危機感を持つ一因となってしまった。
『50口径機関銃』△
軽車両や黎明期の戦車を撃破する為に、30口径機関銃の設計を元にして開発された機関銃。
使い勝手が良すぎる為か航空機用機関銃にされたり、天ツ上にデッドコピーされたりした。
スペック
使用実包:
12.7mm×99弾
銃身長:1143ミリ
装弾数:ベルトリンク
作動方式:ショートリコイル
全長:1645ミリ
重量:58000グラム
発射速度:毎分850発
初速:毎秒887メートル
有効射程:2000メートル
考察:モデルはM2ブローニング機関銃。実はボブ軍曹が作中で使用してたりする、戦車には必ず取り付けられてるからである。
『60mm対戦車ロケット砲』△
神聖レヴァーム皇国陸軍が用いる携行対戦車火器。天ツ上に先んじて開発されたロケット砲であり、中戦車程度を破壊する事が可能。ただしシュルツェンを装備した戦車相手だと、威力が激減されて効果が薄い。
スペック
口径:60ミリ
装弾数:1発
作動方式:電池式電気発火装置
全長:1380ミリ
初速:毎秒91メートル
有効射程:137.16メートル
装甲貫通力:76.2mm~88.9mm
考察:モデルはM1 2.36インチ対戦車ロケット発射器、元ネタと同じく威力不足に苦しんでいる設定。
『50口径3インチ対戦車砲』△
レヴァームで開発された対戦車砲。元々は艦載砲であったものを転用した形で改良している。
スペック
口径:76ミリ
砲身長:3800ミリ
重量:1544キロ
初速:毎秒1000メートル
有効射程:8000メートル以上
発射速度:毎分12発
装甲貫通力:
徹甲弾914mにて92mm
高速徹甲弾914mにて157mm
考察:モデルはM5 3インチ砲、ただしこの砲が中戦車に使われていたりと異差はある。41話でアルタラス海軍が使っていたのはこの対戦車砲。
『Mk.18 75mm榴弾砲』△
レヴァーム海兵師団や陸軍山岳師団、陸軍空挺師団の主力を担う軽榴弾砲。山砲として開発された砲で、分解して輸送する事が可能。
発砲音が戦車砲に酷似しており、グ帝兵が戦車が接近してきたと勘違いしたエピソードがある。
射程こそ8925メートルあるが、成形炸薬弾は直線に飛ばす必要が有るので最大射程は1000m程である。
スペック
口径:75ミリ
砲身長:1200ミリ
重量:650キロ
初速:毎秒381メートル
最大射程:8925メートル以上
発射速度:毎分10発
装甲貫通力:
成形炸薬弾、射程1000m以内
貫通力86mm
『Mk.24 105mm榴弾砲』△
レヴァーム皇国陸軍の主力榴弾砲。歩兵砲としても使用されており、レ皇らしく堅実な作りで扱いやすい。一応対戦車用に成形炸薬弾が装備されているが、対戦車は普通に対戦車砲に任せた方が良いだろう。
レヴァームのみならず第三文明圏にも輸出され、天帝もライセンス生産を行うか模索している。
スペック
口径:105ミリ
砲身長:2360ミリ
重量:2300キロ
初速:毎秒472メートル
最大射程:11160メートル以上
発射速度:毎分16発
装甲貫通力:
成形炸薬弾、射程1500m以内
貫通力102mm
『Mk.13 155mm榴弾砲』△
スペック
口径:155ミリ
砲身長:3780ミリ
重量:5700キロ
初速:毎秒563メートル
最大射程:14600メートル以上
発射速度:毎分4発
『Mk.10 155mm重カノン砲』△
スペック
口径:155ミリ
砲身長:6970ミリ
重量:13880キロ
初速:毎秒853メートル
最大射程:23700メートル以上
発射速度:毎分1.5発
『Mk.12 155mm重高射砲』△
レヴァーム皇国の一般的な重対空高射砲。敵航空機ではなく飛空艦を相手にする事を想定しており、射程と貫通力が高い。しかし、あまりに装置が大きすぎるため装填に時間がかかる上、運ぶには分解した上で馬力の高い牽引車が必要である。
『ティグレ中戦車』△
レヴァームの主力戦車、天ツ上の軽戦車に対抗するために初めて対戦車砲を積み、星型エンジンの出力で高い機動性を誇る中戦車。
車体装甲がそこまで厚くなく、重点的にそこを狙われて貫通される(ハウンドの47mmにすら500メートル以内で車体正面を貫通される)ので、乗員達は「ストーブ」と揶揄している。しかしその高い量産性と信頼性から4万両以上が生産され、「世紀の凡作」と称える声もある。
スペック
車体全長:5.84メートル
全幅:2.62メートル
全高:2.67メートル
重量:30トン
速度:時速40キロ
砲塔装甲(前/側/背):90ミリ/51ミリ/51ミリ
車体装甲(前/側/背):51ミリ/38ミリ/38ミリ
武装:
50口径76ミリ対戦車砲1門
12.7重機関銃1挺
7.26ミリ機関銃2挺
考察:モデルはM4シャーマン中戦車。
『レオパス軽戦車』△
レヴァームの軽戦車、天ツ上やグラ・バルカス帝国の軽戦車を圧倒し重量はハウンド中戦車にも迫る、星形エンジンを搭載した高い機動性の戦車。ただし軽戦車としては最強でも所詮は軽戦車である。主に偵察部隊に配備されており、その機動性を発揮する。
他国輸出も行われており、ミリシアル帝国の戦車兵はその信頼性の高さから『ハニー』と愛称を付けている。魔法文明圏国家では魔石燃料を使うので、ミリシアルが発電機をライセンス生産し、それでバッテリーを充電する。
スペック
車体全長:4.53メートル
全幅:2.24メートル
全高:2.64メートル
重量:12.9トン
速度:時速58キロ
砲塔装甲(前/側/背):51ミリ/25ミリ/25ミリ
車体装甲(前/側/背):38ミリ/25ミリ/25ミリ
武装:
53.3口径37ミリ対戦車砲1門
7.26ミリ機関銃3挺
考察:モデルはスチュアート軽戦車、異世界大戦では最強の軽戦車である。
帝政天ツ上△
帝政天ツ上は連携出来ない程では無いにしろ、とても仲が悪い事で有名である。予算の話になるとそれは顕著に現れ、結局陸軍側が折れる形で決着が付くこともしばしば。
機動力を重視した軍らしく(それしか戦法を取りようがない)、比較的軽量な火砲や戦車が数多く開発されている。
レヴァームを見習い半自動小銃を主力に据えようと目論んでいるが、その資源の無さと予算の関係上、上手く進んでいるとは言い難い。
『
帝政天ツ上海軍が開発、陸軍でも運用されている半自動小銃。レヴァームのM1自動小銃のコピー品で、中央海戦争時に開発された。当時はストリッパー・クリップを二つ使用するが、レヴァームでのM1自動小銃の改良に伴い後期型はマガジン式になった。
スペック
使用実包:
7.62mm×51共通弾
7.7mm×58弾
銃身長:610ミリ
装弾数:12発
作動方式:ガス圧利用
全長:1210ミリ
初速:毎秒848メートル
有効射程:457メートル
考察:モデルは大日本帝国海軍が開発した四式自動小銃。ただし着脱マガジンを使用している架空の小銃となっている。
なお7.7×58ミリ弾はグラ・バルカスと弾丸を共通化出来てしまう。
『
九式自動小銃が配備される前の主力小銃。現在も生産が継続されており、数の上では主力でもある。レヴァームの使用弾薬と共通化出来るよう改造された個体もある。中央海大戦では本小銃を用いた狙撃兵が、レヴァームの士官を射殺して回った。
スペック
使用実包:
7.62mm×51共通弾
7.7mm×58弾
銃身長:657ミリ
装弾数:5発
作動方式:ボルトアクション
全長:1118ミリ
初速:毎秒730メートル
考察:モデルは99式短小銃
『
帝政天ツ上軍の主力対戦車ライフル。垂直に着弾した場合射程220メートルで30ミリ、420メートルで25ミリ、700メートルでも20ミリの装甲板を貫通することができる。
グラ・バルカス帝国では類似品として37型対戦車ライフルが存在する。
スペック
口径:20ミリ
銃身長:1200ミリ
装弾数:7発
作動方式:ガス圧利用
全長:2000ミリ
初速:毎秒750メートル
有効射程:1000メートル
装甲貫通力:
徹甲弾700mにて20mm
考察:モデルは日本陸軍の対戦車ライフル、97式自動砲。
『
天ツ上で開発された短機関銃。銃本体の重量はかなり軽く、持ち運びがしやすい銃として知られている。後期型は銃剣も装着可能で、口径もレヴァームと同じ9ミリに改良されている。
口径:9ミリ
銃身長:230ミリ
装弾数:30発
作動方式:オープンボルト
全長:870ミリ
重量:3700グラム
発射速度:毎分800発
初速:毎秒334メートル
有効射程:150メートル
考察:モデルは大日本帝国陸軍の百式機関短銃。ただし、口径がレヴァームと同じ9ミリに改良されて、威力上昇と補給のしやすさを実現している。
なおこの短機関銃も、と言うより9mm×19拳銃弾はグラ・バルカス帝国と共通できてしまう。
『7式自動拳銃』△
天ツ上で開発された拳銃、比較対照が45口径拳銃なので何かと見劣りするが、低反動で扱いやすく、小型軽量なので携行性が高い。
低コストなので、基本的に貧乏気味な少尉と言った士官に人気な拳銃。
スペック
使用実包:
8mm×22共通弾
9mm×19弾
銃身長:95ミリ
装弾数:
6+1発(8mm×22弾)
5+1発(9mm×19共通弾)
作動方式:シングルアクション
全長:187ミリ
初速:毎秒284メートル
有効射程:50メートル
考察:モデルは大日本帝国陸軍の94式拳銃。現実と違って9mm×19弾が使用できる設定。
『
天ツ上陸軍のオーソドックスな軽機関銃。信頼性と命中精度が高く、時々スコープを装着して使用される事もあった。マガジンが上部に付いてる事が一番の特徴。
スペック
使用実包:
7.62mm×51共通弾
7.7mm×58弾
銃身長:483ミリ
装弾数:30発保弾板
作動方式:ガス圧利用
全長:1190ミリ
重量:11400グラム
発射速度:毎分800発
初速:毎秒715メートル
有効射程:1000メートル
考察:モデルは大日本帝国陸軍の99式軽機関銃。レヴァームともグラ・バルカスどちら共と弾薬が共用できる。
『
レヴァームの50口径機関銃をデッドコピーした品物。元が良い銃であったため、航空機用機関銃としても使用されている。
なおグラ・バルカス帝国にも類似品が存在する。
スペック
使用実包:
13.2mm×99弾
銃身長:900ミリ
装弾数:ベルトリンク
作動方式:ショートリコイル
全長:1500ミリ
重量:58000グラム
発射速度:毎分800発
初速:毎秒780メートル
有効射程:2000メートル
考察:モデルは大日本帝国海軍の3式13.2mm機銃。
『九式七糎噴進砲』△
天ツ上がレヴァームの60mm対戦車ロケット砲をコピーした兵器。貫通力は低めだが命中率が高めのロタ弾、レヴァームのロケット弾をそのままコピーした貫通力高めの有翼弾の二種類がある。掲載値は有翼弾のもの。
スペック
口径:74ミリ
装弾数:1発
作動方式:電池式電気発火装置
全長:1500ミリ
初速:毎秒100メートル
有効射程:200メートル
装甲貫通力:94mm~110mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の四式七糎噴進砲。砲弾を変更して強化した物。
『九式九糎噴進砲』△
天ツ上が装備が弱小な空挺兵の為に開発した七糎噴進砲の改良型。強力ゆえに一般師団にも配備された。
スペック
口径:93.5ミリ
装弾数:1発
作動方式:電池式電気発火装置
全長:1200ミリ
初速:毎秒106メートル
有効射程:200メートル
装甲貫通力:120mm~138mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の試作九糎空挺隊用噴進砲。砲弾を変更して強化したもの。
『57口径57ミリ対戦車砲』△
天ツ上の主力対戦車砲。初速が結構速い為貫通力に優れるが、そろそろ陳腐化しそうな兵器である。榴弾を使用してのトーチカ破壊とかも行えるので、歩兵砲として運用される事もある。
グラ・バルカス帝国に類似品がある(38型57口径57ミリ砲)、弾薬も共用可能
スペック
口径:57ミリ
砲身長:3255ミリ
重量:1540キロ
初速:毎秒920メートル
有効射程:8000メートル以上
装甲貫通力:
徹甲弾1000mにて91mm
高速徹甲弾1000mにて143mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の試製機動57mm砲。
『50口径37ミリ対戦車砲』△
天ツ上の主力対戦車砲その2。此方はほぼ完全に陳腐化してしまっており、倒せる戦車は軽戦車程度である。
歩兵連隊にばら蒔かれているが、用途は専ら歩兵砲である。
グラ・バルカス帝国に類似品がある(36型50口径37ミリ砲)、弾薬も共用可能。
スペック
口径:37ミリ
砲身長:1850ミリ
重量:335キロ
初速:毎秒800メートル
有効射程:6000メートル以上
装甲貫通力:
徹甲弾1000mにて45mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の一式37mm砲。
『
天ツ上の一般的な榴弾砲。師団砲兵の主力を努め、75mm野砲の代わりに、射程低下を妥協して威力を求めた為に換装した。
グラ・バルカス帝国では18号10cm軽榴弾砲として使用されている。
射程こそ10800メートルあるが、成形炸薬弾は直線に飛ばす必要が有るので最大射程は1000m程である。
スペック
口径:105ミリ
砲身長:2090ミリ
重量:1750キロ
初速:毎秒454メートル
最大射程:10800メートル以上
発射速度:毎分15発
装甲貫通力:
徹甲弾500mにて71mm
成形炸薬弾、1000mまで
貫通力120mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の91式10cm榴弾砲。
『
天ツ上の一般的な15cmクラス榴弾砲。師団砲兵のみならず、軍直轄の独立野戦砲兵大隊、独立野戦砲兵連隊にも配備されている。
グラ・バルカス帝国では、18号15cm重榴弾砲として運用されている。
射程こそ11900メートルあるが、成形炸薬弾は直線に飛ばす必要が有るので最大射程は1000m程である。
スペック
口径:149ミリ
砲身長:3523ミリ
重量:4140キロ
初速:毎秒540メートル
最大射程:11900メートル以上
発射速度:毎分4発
装甲貫通力:
徹甲弾1000mにて100mm
成形炸薬弾、距離1000mまで
貫通力180mm
考察:モデルは大日本帝国陸軍の96式15cm榴弾砲。
『
天ツ上が中央海戦争時に開発し、レヴァームの技術提供を受けて改修された中戦車。レヴァームの戦車に対抗して搭載した75ミリ砲は、弾薬共有の関係から中央海戦争後に76ミリに換装されている。天ツ上の主力戦車として前線各地に配備され中核を担うが、新世界大戦では同格以上の三号戦車ルプスに苦戦する。
スペック
車体全長:6.34メートル
全幅:2.87メートル
全高:2.87メートル
重量:30トン
速度:時速45キロ
砲塔装甲(前/側/背):75ミリ/50ミリ/50ミリ
車体装甲(前/側/背):75ミリ/35ミリ/50ミリ
武装:
50口径76ミリ対戦車砲1門
または52口径75ミリ対戦車砲1門
7.62ミリ機関銃2丁
または7.7ミリ機関銃2丁
考察:原作には登場しなかった本作オリジナルの戦車、グ帝の戦車に対抗するために登場。外見や性能は四式中戦車に類似、ただし主砲は76ミリ。
初登場は第22話、天ツ上陸軍の新型戦車として登場した。
『
中央海大戦時、レヴァーム皇国陸軍を翻弄した軽戦車。あまりにも軽快に動き回り、何処にでも居るので業を煮やしたレヴァームがティグレ中戦車を使用してオーバーキルに走った。
大型グライダーに載せれる程に小型軽量で、飛行場に強襲降下してくる事が有ったらしい。
普段は偵察か歩兵支援ばかりしている。
スペック
車体全長:4.11メートル
全幅:2.12メートル
全高:1.82メートル
重量:7.2トン
速度:時速50キロ
砲塔装甲(前/側/背):16ミリ/16ミリ/10ミリ
車体装甲(前/側/背):12ミリ/12ミリ/8ミリ
武装:
46口径37ミリ対戦車砲1門
7.62ミリ機関銃2丁
または7.7ミリ機関銃2丁
考察:モデルは日本陸軍の二式軽戦車ケト。
《link:#type1》『
2人乗りの小型戦車。偵察部隊の主力装備として開発されたが、小型で使い勝手が良いので、航空基地防衛部隊、市街地防衛部隊、警備部隊なども装備していた。
グラ・バルカス帝国では一号軽戦車ヴルペクラと言う名前で、奇しくも一式軽装甲車と似たような名前で運用されていた。
スペック
車体全長:3.7メートル
全幅:1.9メートル
全高:1.79メートル
重量:4.75トン
速度:時速42キロ
砲塔装甲(前/側/背):12ミリ/16ミリ/10ミリ
車体装甲(前/側/背):12ミリ/10ミリ/8ミリ
武装:
36口径37ミリ対戦車砲1門
または7.7ミリ機銃
または7.62ミリ機銃
考察:モデルは日本陸軍の97式軽装甲車。