流星のロックマン 水希リスタート   作:アリア・ナイトハルト

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本文一部に挿絵あります。
スマホと指で描いて2年、やっとこさ公開ですよフフフ……。


32話 禁忌とされたチカラ 露見する憎悪

一方、その頃。

 

スバルが所属するクラスの一同は、揃いにそろってもがき苦しむという惨状に見舞われた。

ただ二人を除けば。

 

うち一人はスバル。先程までクラスメイトと同様、頭痛に悶えながら頭に流れ込む数式やら国語の詩を読み上げていたが、トランサーに居住まうウォーロックから左ストレート(愛のムチ)を受けて目が覚めたようだが。

 

問題は育田の方だ。

温厚かつ生徒思いな性格から一転し、朝から様子がおかしいと思われたがその予感は的中した。

現に彼はリブラというFM星人に取り憑かれ、生徒達を苦しめた元凶となる“学習電波”を最大出力になるまで弄り、一足先に放送室へ向かう。

 

そしてスバルも()()()()()()()()ツカサからの助言を得て、左頬の痛みに耐えて後を追うのだが、放送室に入った時点で既に人気(ひとけ)はなく、慌てて変身してウェーブロードに飛び移ったが、

 

??「止まれ。それ以上は進ませねぇぞ」

スバル「誰だ!?」

 

放送室に向かう途中ジャミンガーに行く手を阻まれたものの、生憎とスバルは存在自体を知らないため困惑しながらも身構える。

 

ジャミンガー「忘れたか? 体育館のステージで照明が落ちた時のことを」

スバル「! まさかあれはお前の仕業だったのか!?」

ジャミンガー「そうさ。だが海原の悪魔にすぐ勘付かれて、その後戦って負傷したのはムカついたがな」

 

ジャミンガーが忌々しそうに言い放った【海原の悪魔】が水希だと察してようやく事情を把握したスバルだが、構ってられるほど時間はない。……しかし、

 

ジャミンガー「お前には悪ぃが鬱憤晴らしに付き合ってもらうぜ!」

 

どうにかして切り抜けられるかと模索するよりも先に、敵は目前へと迫ってきた。

 

スバル (まずい、出遅れた……!)

 

怯んでいたその時。

 

ジャミンガー「ぐ、あああああっっ!!?!?」

 

拳大の氷塊が弾丸並みの速さで射出され、大っぴらに広げてスバルに掴みかかろうとしたジャミンガーの両手に風穴を開けた。

更には撃たれた箇所から内部に侵食していくよう凍りつき、あまりの耐え難い激痛に発狂してしまう。

その様子に驚愕しつつ後退したスバルも、放たれた攻撃から兄がやったのだと、むしろ兄以外にいないと確信していた。

 

水希「本当に懲りないねぇ、死に損ないの癖に」

 

射抜くような殺気をジャミンガーに向けて言い放つ水希へ振り向くが、見慣れない顔を迂闊にも見たスバルは身が竦んでしまっていた。

 

ジャミンガー「て、テメェ! よくも……ぉッ!?」

 

怒りで喚き散らすジャミンガーだが、黙れと言うようにどこからともなく現れた氷槍に両脚を貫かれて膝をつく。

やがて下半身も氷漬けにされ感覚が無くなっていくが、それすら気にも止めずに、怯えているスバルを見やる。

 

水希「行きな、時間がないんでしょ?」

スバル「ッ! うん!」

 

我に返ってからの行動は早く、育田を止めに向かうスバルを見送って、水希は視線を戻す。

 

水希「……呆れを通り越してむしろ清々しいよ。こっちとしても殺すのを躊躇わなくて済むからさ」

ジャミンガー「く、こんなはずじゃあ! まだリベンジを果たせてねぇのに!」

水希「いいこと教えてあげる。ウチの大事な人を傷つけようとするってことはさ、どうぞ殺してくださいって懇願してるようなもんだよ。

つってもどうせ死ぬから関係ないことだわな、ごめんね口走っちゃって?」

ジャミンガー「ク…ソォ……!」

 

何度倒しても湧いて出てくるほどのタフさ、ストーカー並みの執拗さと狡猾さ、今まで多種多様のウイルスに対峙しては退治を繰り返した中でも厄介な部類と言えよう。

 

……先に断っておくが、今のはダジャレではない。

 

ともあれ、抵抗虚しく逃げることもままならないジャミンガーを目の前にしてブレイクサーベルを手に取る。

 

水希「慈悲はない。死ね」

 

氷像と化したそれを薙ぎ払い、排除したところでスバルの後に続いたが、進んだ先で待ち構えていたのは10体のジャミンガー。

それも以前のようにゴツい姿で立ちはだかっているようだ。

 

「バカめ! 単身で攻め込むとでも思ったか?」

 

先頭にいたジャミンガーが挑発をかまそうと、後ろの連中も下卑た笑みを見せつけようと、今の水希に動じる素振りは一切ない。

 

水希「……ふ、ふふふ、あははははは!!!」

リヴァイア『水希……?』

 

それどころか、所構わず大声で笑いだす水希にリヴァイアは軽く引いてしまい、ジャミンガー達の中には首を傾げる者もいた。

 

「……そんなに可笑しいことでもあったのか?」

 

連中の一人が睨みながら問うと、笑いが収まったところで視線を合わす。

 

水希「いやぁごめんごめん。前にアンタらみたいなのと戦ったのを思い出してね、その時は加減出来なくってさ。でも憑依された本人は運良く死ななかった。なんでか分かる?」

「はぁ? んなもん知るかよ」

水希「だろうね。だってもう11年も前の話だし」

「なに……?」

 

連中の一人が問いに対して気怠そうに答えるが、分からなくて当然と言い返し、おかしな発言に訝しむ連中を他所に話を戻そうとする。

 

水希「で、正体を隈なく調べた結果、まれに人間が電波ウイルスと合体するらしいの。でもウチらと違って不完全体だから、倒しても人殺しにはならない」

「……何が言いたい?」

水希「たかが一回りデカくなったところで別にどうってことないし、正直悼まないんだよね。どうせ死なないから」

 

つまりは、ジャミンガーはサンドバッグにしても問題ない物体としか見ていないのだろう。

 

リヴァイアですら止めようがないほど水希は今むしゃくしゃしていたのだから。

 

◆◆◆

 

遡ること数分前。

 

兄ちゃんの手助けがあったからよかったけど、電脳に入ってから足が震えて思うように動けない。

 

怖かった。

殺意以外は全く感じ取れなくて、血走った目をして敵を睨みつけ、近づいてくる兄ちゃんに初めて恐怖心を抱いた。

あんな顔で襲われると思うと戦意が削がれていくけれど事が事だけに撤退は許されず、痺れを切らした相方にも急かされる。

 

ウォーロック「急ぐぞ。時間がねぇ」

スバル「わかってる」

 

時間を稼いでくれているうちに行こう。

催促されてやっと気持ちを切り替えることができた。

 

 

◆◆◆

 

そうして何事もないまま、スバル達二人は最奥部へたどり着く。

 

スバル「今すぐ学習電波を止めてください、先生!」

育田「……その声、星河か?」

 

コントロールパネルの前に佇み、呼びかけに応じた育田。

たとえ変身していようと声だけで教え子と察知する洞察力は凄まじいものだが、流石のスバルも感心していられるほど余裕じゃないのも確かだ。

 

スバル「ツカサくんから聞いたんです。学習電波は人体に悪影響を及ぼすって。それなのに一体どうしてこんなことを」

育田「……クビになりそうだったんだ」

スバル「……え?」

 

前述の通りに結論を述べ、困惑するスバルに構わず経緯を話す。

 

育田「復学したばかりだから判らないだろうが、うちのクラスは授業がやや遅れ気味だったんだ。授業の途中で道徳的な話ばかりしていたからな。それでも遅れた分を取り戻せるよう根回ししてきた。いずれ君達にも体感してほしいと思いながらね……」

スバル「それって、勉強だけしかできない人になって欲しくない、から……?」

 

返答に、育田はそうだと言って返した。

 

育田「けれど理想を掲げて生きるのにも限界はある。先生も教え子達には皆平等に育ってほしいと思ってるけど、いざ選択を迫られるとそうも言ってられないのさ。家族を養うためなら尚更ね」

スバル「先生……」

??『無駄話はその辺にしておけ、リブラ』

 

どこからとなく響く声に皆が固まっていた時だった。

育田の頭上に雷が落ちてきたのは。

 

育田「がああああああ!!?」

リブラ『ジェ、ジェミニ……貴様ァ……!』

 

眩さに目を覆ってしばらく経ったら既に跡形もなくなり、その凄惨さに二人は戸惑いを隠せない。

 

スバル「そんな、先生が……!?」

ウォーロック「今の攻撃、まさか……」

??『そのまさかだぜ、ウォーロック』

 

 

◆◆◆

 

その頃、水希は10体のジャミンガーを相手に猛攻の末、半数にまで減らして優勢を保っていたが、最奥部にて雷が落ちる瞬間を目視し、遅れて轟音が鳴り響いた。

恐らくスバルもそこにいるはず、と早急に向かいたいところだが戦いを放棄するわけにはいかず、攻め入る半ばスバルの安否が気掛かりでほとんど集中できずにいた。

 

それが仇となり、よそ見していたばかりに隙を突かれてしまい、呆気なく倒れ伏す。

 

「おいおいどうしたぁ? さっきまでの威勢よかったのによぉ」

水希「ぐぅっ?!」

リヴァイア『水希!?』

 

苦痛にもがいて立ちあがろうとするが、肺から息が押し潰すような勢いで背中を踏みつけられ力が入らない。

 

(……はは、悪癖もいいところだな……お姉ちゃんと約束したからって、集中できなくてどうするよ……)

 

噛ませっぷりもここまでくると自嘲するほかないだろう。

力さえ失わない限り誰かを救える、守れると思い、ユリウスという友と生き別れた頃から鍛えてきたのに現実はどうだ。

こうもあっさりやられていては面目など立つ筈もない。

 

ジャミンガー「ジェミニ様も今頃奥に向かってるだろうから、ロックマンは為す術もなしに死んじまってるだろうな。ヒャハハハハ!!」

水希「……死……?」

 

寄ってたかって笑いだす連中の一人の言葉に、消え入りそうなほどか細い声が漏れた。

 

ジェミニという奴が、スバルを……?

まだ幼い命をそんないとも容易く?

お姉ちゃんのたった一人の息子を、なんの躊躇いもなく奪えると言うのか?

 

大吾さんを見つけ出して、家族の元へ送り返して平穏を取り戻す。

罪滅ぼしとして与えられた役割すら、お前らは奪うつもりか!?

 

 

(許せない……!!)

 

リヴァイア「テメェ、いい加減水希から離れやがれ!」

 

怒りで我を忘れそうになりかけた時、踏みつけていたジャミンガーを得意技のハイドロクローで引き離そうとするが、その腕を掴まれて残りの連中達に投げ渡される。

 

水希「リヴァイア!」

「おっと動くな、こいつがどうなってもいいのか?」

 

左腕をバスターに形状変化させ、いかにも悪役らしくその銃口をリヴァイアに向けている。

抵抗できない水希を見てニタニタと顔を歪ませ、挙句、リヴァイアも不覚を取ったと言いたげに苦笑しだした。

 

リヴァイア「相棒が過保護なことに腕が鈍っちまったかもな、これじゃウォーロックをいびれねぇや」

水希「こんな時に冗談はやめて! 一旦退却を」

リヴァイア「ダメだ! まだスバルとウォーロックを放っておけねぇだろ」

水希「だって!!」

「うるせぇぞガキ。撃ち抜かれてぇのか?」

 

カチャリ、と頭部に突きつけられているせいで身動きが取れない。

 

「お前はそこで仲間がやられるのを眺めてな。なぁに退屈はしねぇさ――おい、殺れ」

「……言われなくとも」

 

そう言うが、一向に打つ気配はなく、バスターにエネルギーを溜めている。

それを見て確信した。こいつらは見せしめのつもりで殺る気だと。

速攻で片をつけるのは勿体無いとばかりに、ジワジワと精神を追い詰める気でいると。

 

いやだ…。嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ……!!

 

ユリウスや大吾さんだけじゃなく、信武もいない今、もうリヴァイアしかいないのに……っ、

 

殺さないで……お願いだから!

 

 

水希「――――やめろぉぉぉおお!!!」

 

そんな時だった。

 

撃つはずのバスターごと凍りついており、皆一斉にして固まっていたなか、

 

《憎イカ? 人ノ子ヨ》

 

不意に、男の掠れた声が聞こえてきた。

 

リヴァイア「……今の声、まさか……あ、ぐぅッ!?」

 

真っ先に異変を感じたリヴァイアだが、しかし既に遅い。

膨れ上がる力を抑えようという意思に反して増長していくようだ。

 

《憎イカ? 汝ヲ仇ナス奴等ガ。ソレトモ…チカラ及バズ、無様ニ倒レ伏ス 汝カ?》

 

あぁ憎いとも。

人情の欠片もない、人の死を嗤っているクソ野郎共が。

何より、対抗手段を有していながら肝心なところで足手まといでいる――自分自身が!

 

水希「……どっちも、だよ……!!」

リヴァイア「!? 水…きっ、ソイツに耳を貸すな!!」

「なにゴチャゴチャ騒いでんだ、よっ!」

水希「がは―――ぁ」

 

踏みつける力が増しても、声は途絶えない。

 

《汝ノチカラ…(もとい)、我ガ厄災ノチカラノ本質ハ〈憎悪〉ヤ〈殺意〉ニ()ルモノ》

 

リヴァイア「だめだ…水希ぃ……」

 

まだ死んでいるとは限らないのに。

聞いたこと全て鵜呑みにしてしまった水希を、呼び止めても応じないとわかっていて声をかけ続けた。

今にも主導権を握られそうになっていると知りながら。

 

けれど、そう都合よく立ち直れるほどの余力は、どこにも残っていない……。

 

《憎イノナラ、今一度、我ヲ呼ビ起コセ…》

 

(殺す……殺す…………殺す殺す殺す殺すコロスコロスコロスコロスコロスコロス―――ッ!!!)

 

水希「……こ…す……」

「あぁ? 声ちっせえなぁ。もうちょいハッキリ言えや」

水希「――――殺してやるッ!!」

 

《チカラヲ欲スルナラ叫ブガヨイ。ソシテ、ヒト思イニ――仇敵ヲ(ほふ)レェェ!!!》

 

水希「モード、チェンジ……――リンドヴルム!!」

 

明確な殺意を露わにし、忌避していた真名を名告る。

 

直後。極度の冷気が周りにいたジャミンガー達を吹き飛ばし、後になって身体中にまとわりつくよう収束し始め、よろよろと立ち上がった。

 

《……我に身を委ねろ、人の子よ。さすればこのチカラ、汝の物とせん……》

 

そう促してくるリンドヴルムに従って体を預けると、より深く感じ入られる。

以前とは比べ物にならないほど圧倒的な力に満たされていく感覚を。

 

水希「よくも…僕の大事なリヴァイアを可愛がってくれたね。そのお礼にだけど……確実に、徹底的に甚振ってから殺してあげる」

 

今まで抑え続けてた分、タガが外れたからか。もう奴等をどう料理してくれようか、それしか頭にないくらい、どうしようもなく狩猟本能が疼いて仕方ない。

ここまで来ると、もう後戻りはできないだろう。

 

水希「フフフ、楽しみぃ……」

 

 

【挿絵表示】

 

 

俯瞰的に見れずとも、姿形ですら根底から作り直されていくのがわかる。

 

 

 

……憎悪を糧に暴れまわる、怪物へと……。

 

 

それなのに、段々と視界が白んでいった。

 

 

 

水希「――――?」

 

気がつくと、霧で覆われた空間に立たされていた。

 

しかも今度は、力を解放した後の姿でだ。

 

「……水希……」

 

眼前にいる、僕の名前を呼んだ人が誰なのか、すぐにわかった。

 

水希「お姉ちゃん……?」

 

なぜ自分と同じ空間にいるのか、そもそも戦闘中だったはずなのに……。

 

ひとり困惑するなか、姉の背後からジャミンガーが現れる。

 

水希「危ないッ!」

 

拳を振り下ろすよりも先に、爪を立てて横薙ぎに振るうと、ジャミンガーは断末魔を上げずに消え去った。

 

水希「大丈夫? お姉、ちゃん……?」

 

振り向いたが姉はいない。

しかし、代わりに佇んでいたのは大きな黒い影だった。

 

??「久しぶりだな、水希」

水希「!? ……うそ……」

 

体格から見てリュウさんかと疑ったが、今の声を聞き間違えるはずがない。

底知れない安堵から頬を緩ませ、いつの間に独り言をボヤいてしまう。

 

水希「ねぇ、見てくれた…? やっとだよ、僕…強くなれた。誰が相手でも負けない力を手に入れたんだよ! これさえあれば…もう……」

??「だからどうした?」

水希「……え?」

 

どうでもいいと言わんばかりに返され、言葉が詰まる。

 

??「強くなれたから何だ? それで犯してきた罪が消えるとでも?」

水希「そんなこと思ってない!」

??「嘘だな。思ってなかろうと、他人を巻き込んでいると自覚しているんじゃないのか?」

水希「判ってるよそんなこと! ……あの時だって、自分が弱かったせいでアンタと生き別れて、今まで信じてくれてた大吾さんにまで見限られて……」

??「そうだ、お前は弱い。そして弱虫で臆病者のまま何も変わっていない。

信頼と称して依存している者でさえも疑い、その癖して不要となれば捨て、また違う誰かに依存し、気が変わればまた勝手に遠ざけていく。

そんな体たらくだから、お前は誰も守れないんだよ」

水希「違う……!!」

??「違わないだろ。お前と関わるやつは皆、笑ってくれてるか? 少しは現実を見ろよ」

 

 

水希「待って!」

??「もう、オレなんかに構うな……」

水希「嫌だ、お願い待って!」

 

突っぱねられてでも駆け寄ろうとするが、彼は益々遠ざかっていく。

 

 

 

 

水希「待ってユリウス! 待ってってば!!」

 

どんなに追い縋ろうと、彼の元に辿り着くことは叶わなかった。

 

 

 

 

 

 

その後のことは、はっきりと覚えていないが

 

水希「兄…ちゃん……?」

 

スバルの怯えた声に気づき、ようやく我に返る。

 

水希「ん〜?どしたの、スバル?」

スバル「どうしたのって……、兄ちゃんこそ、どうしちゃったの…?」

水希「決まってるでしょ、目の前の敵をやっつけたんだよ。正直手こずったけど、チカラを解放したらみんな逃げてったから万々歳よ!」

 

(……え、今なんて、言った? 覚えてないのに勝手に口走っちゃてるの?)

 

スバル「……じゃあ……その手に持ってる物は、何なの?」

水希「何って、そりゃあ…………え?」

 

手に持っていたものがジャミンガーの頭だと知って、一瞬言葉を失った。

 

何故か? ……愚問だろう。

 

自分以外にやったという証拠がどこにもないのだから……。




少しネタバレになりますが
挿絵に出た姿こそが第2形態(真の姿)で、言わずもがな闇堕ちしちゃってます。
どうなっちゃうんだろうねホント。
次回を待て!
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