ごめんなさい。
でも本当に夢中なるくらい、面白いので是非プレイしてみてくださいね!
水希「開き直んなや…」(-_-;)
前回の後書きで、4話は「リスタート」と題名を決めていましたが、物凄く長くなったので、
3話(前編)・4話(中編)・5話(後編)と区切らせていただきます。
本当に申し訳ない。
11/18追記:一部修正しました。
2/27追記:相変わらずの文章ですが、手直ししときました。
―キズナ号 船内―
寝室代わりに使う小部屋に日記が置かれ、開いたままのページには、こう
11月6日
宇宙にて、本格的に計画を進めてから二年が経過し、昨日17歳の誕生日を迎えた。
お姉ちゃんから「私達も元気に過ごしてます!」とスバルとの2ショット写真を添えたメールが届く。
勿論、大吾さんにも写真が届いており、大喜びする姿を見て微笑ましいなと感じた。
二年前に決断した
宇宙の旅を満喫しているのもあるし、何よりも…この力を、誰かのために使えて嬉しいと思えたから。
また時間がある時に、し――と お父さん達に連絡を取るか。
……長々と書かれたページの片隅に一言
早く、みんなに会いたい…。と、
小さく書き記されていた。
◆◆◆
水希side
~1
水希「これで終わりっ、と」
キズナ号での滞在期間…電波世界と電脳世界を巡回し、リヴァイアと共にウイルスバスティングすることを日課としていた。
水希「もう、だいぶ片付いたでしょ…?」
リヴァイア「そうだな。当面はウイルスを拝まなくて済みそうだぜ。お疲れさん!」
水希「リヴァイアもね!」
左腕を覗き込む。
電波変換により腕輪はトランサーと一体化していた。
時刻は午前 11時45分を過ぎている。
水希「デリートし始めて、かれこれ30分以上もかかったんだね……」
リヴァイア「この船自体…作られたばっかで滅多に湧かなかったから、滞在中に外から流れ着いたんだろうな…」
水希「あ~、なんか納得。…にしても結構強かったよね、あのウイルス達…」
リヴァイア「そうだとしても、今の俺らにはそんなの関係ねぇけどな」
水希「確かにね」
この時は、歯応えのある敵と戦えて満足だ。と能天気に語り合っていた。
後に、己の身に不幸が訪れると知らずに……
水希「ウェーブアウト!」
と叫び、現実世界の船内へと戻る。
テクノロジーの進歩により、船内は
実体化した状態で歩くと、ヒールの付いたブーツが、カツ…カツ…、と床の金属音を鳴らす。
ほどなくして変身を解いた。
生身での服装はというと……
グレーで半袖のジップアップパーカーに、部活で愛用していた膝上丈の黒いハーフパンツと緑みのある迷彩柄のスリッポンを着用。
…とても、宇宙を探索する人らしからぬラフな格好だった。
水希「…さ~てと、お昼なに食べよっかな~」
リヴァイア「珍しくカップ麺とかどうだ?」
水希「う~ん…今日はそういう気分じゃないかも」
リヴァイア「えぇ、何でさ?」(´△`)
水希「今日は手軽な料理でがっつきたい気分だからカツサンドにしようと思ったわけ。カップ麺なら別に明日でも良いっしょ?」
リヴァイア「水希がそう言うなら良いけどさ~」
??「おーい、水希、リヴァイア~」
水希「…大吾さん?」
雑談に花を咲かせていると、僕らを呼ぶ声の主へ向く。
大吾「よっ!ここで二人して何やってたんだ?」
水希「見ての通り。用事済ませたから、二人で雑談してただけだよ」
目上の方には敬語を使うように…と家族から言われてきたが、大吾さんがまだサテラポリスで働いていた頃からタッグを(正確にはリヴァイアを含め三人だが)組むことが多く、いつしか本当の兄弟のように気遣うことなく話すようになっていた。
大吾「ってことはもう巡回終わったんだな。お疲れ!」
水希「今回はウイルスがうじゃうじゃ居たから、だいぶ手間取っちゃったよ…」
労いの言葉と共に頭をわしゃわしゃと撫でられ、思いのほか気持ち良さそうな顔をしていたと思う。
(―ω―*)←こんな感じで
リヴァイア「おやおや、相変わらず仲が良いですな~お二人さん。あかねさんが見たら妬くんじゃねぇかな?」
水希「いやいや、お姉ちゃんに限ってそんなこと……………………あり得るーーーー!!!!!」
茶化すリヴァイアに慌てふためくと
「お前ら…あかねのことを何だと思ってんだよ…」と呆れ顔で聞かれ
水希「裏の顔は般若」
リヴァイア「この世で一番怖い人」
二人揃って
大吾「それこそ言っちゃ駄目なやつだし、頭撫でてんのと関係ねぇだろ……」
水希「ねぇ大吾さん、お昼はまだ食べてない?」
大吾「無視かよ!? ……ちょうど今、食堂に向かおうとしてたが、お前らもか?」
水希「うん。……そうだ!どうせなら一緒にご飯食べようよ!ここで立ち話も難だし」
大吾「へえ、へえ…」
食堂へと足を運ぶ、ご一行。
一方、その頃。地球にて………
「ぇ"っくしぃっ!!!」
とてつもなく大きなくしゃみをしたあかねに
体が跳ね、びっくりするスバル
スバル「っ!?……大丈夫、母さん?」
あかね「えぇ、大丈夫よ。…もしかしたら、誰かさんが私のこと噂してるんじゃないかしら?」
スバル「……何でそう思うの?」
あかね「フフ、女の勘よ♪」
スバル「ふ~ん…」
女(の勘)って、コワい……
もしこの場に
―キズナ号船内 食堂―
ザクッ、とカツサンドを頬張る。
水希「はぁぁ、美味ぁ~♪」
一方、大吾さんは生姜焼きを、リヴァイアはチャーハンと餃子を食べていた。
リヴァイアの場合、地球の電波世界にも食べ物を売っている店はあり、食事に困ることはなかったが、発明家でもある宇田海さんに相談した結果…。
空気みたくそこら中に散る電波を集め、ひとつの料理に作り上げる装置こと、フードディスペンサーが開発され、その試作機が船内に設置されていた。
僕たち人間は勿論、リヴァイア改め電波体は実体化することで食べることができる。
大吾「確かに、アレで作られる料理はどれも美味いよなぁ。…でも、あかねが作った料理はもっと上を行くけどな~♪」
そう言いながら付け加えの味噌汁を啜る。
リヴァイア「いいな~、俺っちもあかねさんが作った料理食べてみたい……」
水希「案外そう遠くないかもよ。宇田海さんから聞いたけど、だいぶ前から電波体について研究してたみたいだし」
リヴァイア「ほんとか!?」
大吾「勿論ほんとだ。いずれ地球で食事を囲う日が来るかもな」
リヴァイア「よっしゃー!!俄然やる気出たー!!」
\(≧▽≦ )ゞ
水希「はしゃぎ過ぎだっての」( ^▽^)
大吾「ハハハ」
水希「あっ!そう言えば今日お姉ちゃんに仕送りする日だったの忘れてた…」
大吾「そうかそうか~。水希も親孝行ならぬ姉孝行を…って………、え?」
大吾さんは思わず箸を落としかけ、唖然とする。
大吾「仕送りって…お前、お金いくら持ってんだ?」
水希「ちょ~っと耳貸して♪」
大吾さんの隣に座り、耳元で話し掛ける。
水希「……は超えてる」
大吾「は!?マジかよ!?」
水希「そりゃ、5歳からアホみたいにウイルス倒しまくりゃ、コツコツと手に入るでしょ?」
大吾「…仕送りと貯金以外の使い道は無いのか?」
と聞かれたが、目線を反らしながら
水希「……今のところ、無いかな~…」(¬▽¬;)
と言った。
大吾「oh……no…………」
「それはもったいないだろう…」と呆れ果てる大吾さん。
欲しいものはあるっちゃあるけど、無駄に消費して後悔したくないのが本音だ。
水希「そうだ……リヴァイア、前から聞きたいことがあったんだけど」
リヴァイア「何だ?」
水希「リヴァイアってさ、地球に来る前は三賢者と仲良かったの?」
リヴァイア「…………」
水希「……リヴァイア?」
リヴァイア「悪い……ここで話したくない…」
水希「そっか。じゃあ食べ終わったら、場所を変えよっか?」
リヴァイア「………大吾さん。研究室借りていい?」
大吾「いいけどその代わり、俺にも聞かせろよ」
リヴァイア「わかった」
昼食を食べ終え、場所を移す。
◆◆◆
~2
大吾さんの実験室に着くなり、僕と大吾さんは椅子に座り、リヴァイアは窓に寄った。
他の人に聞かれたくないと…体を電波化させ、大吾さんはビジライザーをかける。
リヴァイア「…今から27年も前のこと………俺は元々、FM星の兄弟星であるAM星生まれの電波体だった」
水希「……」
大吾「………」
窓の外を見つめたまま話すリヴァイア。
僕らはただ静かに話を聞き入れていた。
リヴァイア「覚えてる限りだが、俺は海の中で産まれ、その後もずっとそこで…育ってきた―」
脳裏に過去の話を
同じ海に住む生き物と群れを為し、泳ぐ姿。
陸に上がり、木陰で昼寝をする姿。
悠々自適に過ごす日々。
どれを取っても楽しそうだった。
リヴァイア「―でも穏やかな生活は、そう長く続かなかった」
水希「え…?」
大吾「………」
その一言で顔を強張らせる中、大吾さんは頑なに眉ひとつ動かさず聞いていた。
リヴァイア「7歳を迎えた頃。想像を絶するほどの力を得たが、ある日を境に制御もままならず暴走した挙げ句、突発的な災害で多くの人を巻き込んじまったんだ…。
そしていつしか〈海原の悪魔〉と呼ばれ、誰も寄り付かない洞窟でひっそりと暮らすことになった。
でもその時、こんな俺を…師匠達は良くしてくれたんだ。少し厳しいとこもあったけどな…」
望んでもいない災厄を前に、悲しみに暮れるリヴァイアの前に現れ、手を差し伸べようとする三人の姿が映される。
リヴァイア「レオは、苦しいことがあっても挫けず前に進めといつも勇気づけてくれた。……ドラゴンは、まだ幼かった俺を背中に乗せて空を飛ぶ楽しさを教えて貰ったりしたな。……そして、俺と似通った力を持つペガサスから、力を制御できるようにと稽古を付けてもらったんだ。……でも、遅すぎた…」
水希「……どういうこと?」
リヴァイア「…10歳になって、まともに制御が出来たと思った矢先、AM王から直々に追放の刑を食らったんだよ……」
水希「嘘…そんなのって……!」
あまりにも悲惨すぎて口を挟むが「いいんだ、水希」とリヴァイアは未だ冷静に、少し落ち込んだ声で話を進める。
リヴァイア「……どのみち俺は、王の命令で処刑されても可笑しくはなかった。"俺自身に悪意はなく、ただ罪悪感だけが募っていた"と…三人の説得で周りも理解してくれたから………追放で留めてくれたんだ」
水希「ごめん………僕、もう…」
この場に居たくない…。
そう思い、扉に向かおうと席を立つが
大吾「話はまだ終わってないだろ…!」
水希「!?……なんでっ…」
咄嗟に大吾さんが、腕を掴む。
振り払おうとしても、力強く掴まれているため無駄な抵抗に過ぎなかった。
大吾「なんでって……わざわざ話してくれたのに、今ここで逃げんのはおかしいだろ?
パートナーなら尚更…知っておくべきことだってあるんだから、最後まで聞いてやれよ…」
水希「………わかったよ…」
いつになく真剣な表情を前に抵抗を諦め、へたり込むように座ると、リヴァイアは僕達の方へ向く。
リヴァイア「……話を続けてもいいか?」
大吾「ああ」
水希「……うん」
リヴァイア「…追放されたあとの5年間は、FM星の小さな漁村で過ごし、15歳で地球へ来て水希と出会い、今に至る。…これが、今話せる俺の過去の全てだ。水希…あの日、俺に会えて良かったと言ってくれたよな? 俺だって同じなんだぞ?」
リヴァイアはそう言うが、心の奥底では自責の念で溢れているはずだった。
リヴァイア(……本当は生きてる間に故郷で償うつもりだったが…いなくなった途端に滅ぶことになったとはな。……ほんと、最低だな……俺)
水希「ねぇ、リヴァイア……」
リヴァイア「なんだ?」
気だるそうにゆっくりと立ち上がり、リヴァイアの元へ歩み寄る。
そして僕は、リヴァイアを手放すまいと、強く抱擁した。 リヴァイアは少し驚いたが、それに応えるべく、優しく包むように抱き返してくれた。
そんな僕らを大吾さんは見守っていた。
水希「…………しばらく、こうしててもいい?」
リヴァイア「………ああ」
リヴァイア(…こんな俺を、受け入れてくれたからこそ……あの日からお前のことを守ろうと思えたんだ……。ありがとな……水希!)
リヴァイアはいつかの記憶を思い返しながら、心の中でそう呟いた。
◆◆◆
一方、そのころ
ある城の玉座の間にて、王の元に少数の兵が集っていた…
??「…余が治めるこの地に…近付こうとする愚か者どもが、今も尚……
??「「「「はっ!!」」」」」
兵は皆、その場を後にし、王は拳を強く握りしめる。
??「愚か者共は……余が纏めて蹴散らしてくれる………!」
今回の小説で出た電波フードメーカーの件ですが
アニメ見て、名前がフードディスペンサーだと気付いた瞬間、心の中では
「これが書きたかったんだよぉぉぉぉぉ!!!!!」
と叫んでましたww
(形状が大きめの電子レンジに近く、電波の擬似物質化で食べ物ができる装置のことです。)
読者の皆様、お待たせしてすみません。
5話は、まだ完成しきってないのでいつ投稿するかわかりません。
メタイ話、内容やネタは浮かびあがっても文章にするには時間がかかると思います。
次回
第5話「リスタート」
お楽しみに!