流星のロックマン 水希リスタート   作:アリア・ナイトハルト

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読者様……お久しぶりです……。

体調管理を疎かにしたせいか、喉風邪が長引くなど……ここ最近は執筆のモチベーションがだだ下がりになっておりました。

上記の他にも、今後掲載する予定のシナリオに向けてストーリー構成の見直しがあるため、投稿頻度は落ちると思います。




53話 成長の余地

模擬戦を終え帰宅した後のこと。

 

5日も眠ってたとはいえ入らないと不潔だし、何より疲れを癒やしたいなと思い、身体を洗い流して湯船に浸かっていた。

 

水希「ねぇスバル、こうして一緒に入るの久々だよね」

 

ふうと一息ついて話を振ると、肝心のスバルは俯いたまま不貞腐れており、その原因が自分であると知りながら再度尋ねた。

 

水希「どした、のぼせた?」

スバル「違うよ……兄ちゃんってさ、つくづく嘘つきだよね。弱い弱いって自分を下げてるけど全然そんなことないし、ますます勝てる気がしなくて自信失くしそうなんだよ……」

水希「何言ってんだか。そもそもアンタまだ子供なんだし、いくら素質ある原石だとしても経験が浅くて当然でしょ」

スバル「でもさ、あの時僕が放った攻撃を真正面から受けるなんて無茶して、本当に氷漬けのままだったらどうしようもなかったのに」

水希「そうだね」

 

確かに、放った必殺技をわざわざ受けるだなんて、傍目から見てもトチ狂ってるしリスク激高だったから、スバルの苦言はとても否定できやしなかった。

 

水希「でも、攻撃がまったく効かなかったわけじゃないよ。手と爪先(つまさき)が霜焼けになる程度のダメージで済んだんだし」

スバル「じゃあ、どうやってダメージを抑えることができたの?」

 

困惑気味なスバルの疑問に対して、実際にやった対処法を事細かに説明した。

 

水希「手順はたったの二つだけ。氷漬けにされる前に予め水のバリアを二重に張ったから。一つは今お風呂に浸かってるように全身にまとわせて38℃――要はのぼせない程度に水温を保たせるの。もう一つはその外側に分厚いバリアを展開して高速回転する水流を作る。……そしたらどうなると思う?」

 

二つ目の手順については浴槽の湯をかき混ぜながらイメージしやすいよう説明し、ついででスバルにも問を投げた。

 

スバル「僕が放った必殺技、こうかはいまひとつのようだ」

水希「ふざけないの。……答えを言うと、マジシャンフリーズを放たれた直後でも外側のバリアの摩擦熱によって氷漬けを防ぎ、最後に言霊の力で融かして抜け出せたってワケ」

 

元より水と氷を自在に操ってこれたから、弱体化したとしてもひょっしたら出来んじゃね?と軽い気持ちで試した結果、氷漬けの状態から抜け出せた。

 

そうやって機転を利かすことも能力を極めるには大切なことだから、実際成功したことでリヴァイアとの特訓は無駄にはならなかった。

その代わり、スバルに嘘つき呼ばわりされる羽目になっちゃったワケだけどね。

 

スバル「簡単に言ってくれるけど無茶苦茶すぎるじゃん」

水希「まぁね。何にせよ、本当ならそんな回りくどいことする必要なかったしね。やっぱ、そうせざるを得ないほどに弱くなってんだよ。……でも」

 

自嘲するように言葉を紡いだけど、前とは違って、不思議と心苦しさは感じなかった。

 

水希「スバルが頑張るなら僕も、今まで以上に頑張るよ。いつまでもスバルにとって誇れる存在になりたいから」

スバル「……うん、兄ちゃんなら大丈夫だよ。だからもっと、自分を信じてあげて」

 

スバルに気遣ってくれながらも「善処しとく」と返事したが、今はまだ、「自分を信じて」という言葉を素直に受け取れそうにない。

 

本気で鍛えだしてからずっと『自分はまだこんなものじゃない』って言い聞かせて、追い込める所まで追い込んできた。

 

それでも越えられない壁は必ずしもある。信武に惨敗してしまった時が良い例だ。

だからこそ、スバルと同様に自信喪失してる身としては、挫折を味わいながらもその壁を越えようともがき続けていると思いたかったのだ。

 

そう思えなくなれば、どんなに心強い味方がいても、怖気づくたびに背中を押してくれようと、もう二度と困難に立ち向かえそうにないから。

 

……でも今は、ショボくれている暇なんかない。

 

いわば、某RPGゲーム特有の()()()1()()()()()()()()()()()()だけど、慢心せずに鍛え直せるし、スバルと肩を並べて戦える日も遠くないだろうから楽しみだ。

 

『――なぁ、俺も入っていい?』

 

その時。脱衣所から物音がして、浴室のドアをノックした声の主はリヴァイアだった。

 

ドア越しでも既に服を脱いでいるみたいだし、追い返すのも野暮かもな……。

 

水希「……どうする?」

スバル「いいんじゃない? 僕もそろそろ上がろうと思ったから」

水希「そう? なら――いいよ、入っても」

 

『んじゃ、お言葉に甘えて〜♪』と鼻歌を歌いそうなほど陽気な声を上げ入ってきたが、スバルもろとも度肝を抜かれる。

 

リヴァイア「どうしたんだお前ら? 顔真っ青じゃねぇか」

水希「だって……不公平じゃん! 僕だって成長の余地が、あった筈なのにぃ……ガルルルルッッ!!

リヴァイア「え、なんで発作起こしてんの? 怖っ……」

 

だってさぁ、均等良くて引き締まった筋肉美に加えて……男としてこの上ない敗北感と屈辱のダブルパンチを食らうと思わないじゃん。

 

スバル「成長の余地、か……」

 

ふと言葉にするほど気になってるようだけど、兄ちゃんとしては正直な所、筋肉の方に焦点を当てての発言だと思いたい……。

 

リヴァイア「ほーら! 犬みてぇに威嚇してないで身体洗うの手伝って」

水希「え、ちょっ!?」

 

子供を抱えるように容易く持ち上げられ、湯船から出された挙句ボディソープとスポンジを手渡されるが、今日ほどタワシじゃなくて残念だと思う日は無いことだろう。 

……いや、リヴァイアと一緒に入る度に嫉妬心全開になってしまうのが想像に難くないけど。

 

(チェッ、恨みをぶつけるべくしてタワシでガシガシ擦ってやりたかったのに……)

 

内心舌打ちしながらも怒りを鎮め、軽く濡らしたスポンジにボディソープを馴染ませ泡立てる。

 

水希「洗うにしても背中だけだからね?」

 

先に断っておくと「ほ〜い」と陽気な返事が返ってきて、蚊帳の外だったスバルも「ごゆっくり」と一言残してから浴室を出た。

 

水希「……てか、替えの服はどうすんのさ?」

リヴァイア「さっきあかねさんが大吾さんの服を用意してくれてさ、折角だし一緒に入ったら?って言われてな」

水希「ふーん。はい、これで自分の身体洗って」

リヴァイア「あれ、背中は?」

水希「スポンジ無くてもできる。ほら座った座った」

 

スポンジを渡してからバスチェアに腰掛けるよう促し、両手にもボディソープを塗って泡立たせ、ようやく取り掛かったのだが……背丈がある分、座高も高いから膝立ちじゃないと洗いづらい。

 

にしても、胸筋に負けず劣らず発達してる背筋に、我を忘れて爪を立ててしまいそうだったが……魔が刺して5本指を立て、脇腹をこちょこちょしてやった。

 

リヴァイア「んふぅえ〜〜ぃ?!」

 

思いもよらぬ刺激に身をよじる姿を見てほくそ笑みながら、『いいぞもっとやれ』と囁いてくる己の声に従って、おいたはやめたげな〜い♪

 

リヴァイア「くふふっ、こ、このっ……やめろコラ!!」

水希「んぶぅ?!」

 

すると反撃とばかりに顔面にあっつ〜いシャワーをかけられ、終いには両頬をつねられてしまう。

 

リヴァイア「もうしない?」

水希「しにゃい、しにゃいからゆるひて……」

リヴァイア「よろしい」

 

案外すんなりと離してくれたが、おー痛え痛え。

 

水希「ねぇ」

リヴァイア「なんだ?」

水希「ついでに頭も洗おっか?」

リヴァイア「頼むわ」

 

脱衣所からドライヤーの音が聴こえる最中に身体を洗い流し、リヴァイアが髪を濡らす間に手の平でシャンプーを泡立て、髪の毛に馴染ませてから指の腹でマッサージするように洗ってあげた。

 

水希「痒い所ない?」

リヴァイア「全然。むしろ、想像以上に気持ちいいよ」

水希「そっか……また今度一緒に入る?」

リヴァイア「喜んで。その時は俺が背中流すよ」

水希「お願いね」

 

次々と【人間らしいこと】を実感できて満足する姿を見ていくうちに怒りは失せていく。

それどころか、これからのことを思うと楽しみでしかない。

 

オシャレな服を着させてみたり、美味しいものを二人で食べ歩いたり、映画館とか水族館とか、温泉街に連れて行ったりだとか。

五感をくすぐるような物事に触れながら、リヴァイアには心の底から楽しんで貰いたいと思うと、妄想が膨らんでやまない。

 

デートプランも同然のことを考え耽けながらシャンプーを洗い流していると湯冷めしてしまい、再び湯船に浸かるとリヴァイアに後ろからハグされ、子供扱いされているようで複雑だったが、「こういうの一度やってみたかったんだよなぁ」と楽しげに言ってくるものだから怒る気にもなれなかった。

 

水希「ねぇ、リヴァイア」

リヴァイア「なんだ?」

水希「見捨てないでくれて、ありがとね」

 

その代わりに振り向きざまに感謝を告げたら、慈しむような笑みを向けるリヴァイアは言った。

 

リヴァイア「約束しただろ。絶対にお前を独りにしないって。俺達はずっと一蓮托生だ」

水希「リヴァイア……」

 

 

その優しさに触れる度に思う。

 

本当に、リヴァイアがパートナーで良かったと。

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

太陽系より遥か遠くに位置する惑星。

その周囲におびただしい程の電磁波が漂いながらも、地球と大差なく、しかし星座をモチーフとしているのか、特徴的な見てくれの生命体が幾つも存在していた。

 

名はFM星。もとい、敵地だ。

 

 

 

「ケフェウス様。地球へ進軍した件でご報告に上がります」

 

本拠地となる城の最上階。玉座の間にて。

玉座に腰掛けたまま退屈を持て余している王――ケフェウスの元に、何処からともなく現れた者がその場で跪く。

 

「オヒュカスか……申せ」

 

王の許可を得たのちに進捗状況を述べ始めた。

 

オヒュカス「現在潜伏している6名ですが……キグナス、リブラ、オックスの3名は生体反応消失。ハープとクラウンは……恐らく離反したかと思われます」

 

ケフェウス「そうか。……制圧は、予想以上に難航しているようだな」

 

オヒュカス「ご期待に添えられず申し訳ありません。ですが――」

 

座して待つだけの王に失望されながらも、沸き立つ殺意と怒りを顔に出すことなく、詫びを入れたのちに話を続ける。

 

オヒュカス「ジェミニからとある情報を預かっておりまして……あのリンドヴルムが完全消滅したと」

 

ケフェウス「……それは(まこと)か?」

 

訝しむ王に対して「こちらをご覧ください」と促した直後、二人の間を挟むようにガラス板が現れ、映像が流れる。

 

封印されたはずのリンドヴルムを白髪赤眼の女が無傷で撃破するという一部始終が確かに映り込み、事の大きさを把握して渋面になってしまう。

 

オヒュカス「この女、映像を見る限りでは本領ではないらしく、もし全霊をかけて攻めてくるとなると……アンドロメダを以てしても敵わないだろうと推測しているようです」

 

ケフェウス「成程な。かつて危機に陥れてくれた悪魔がこうも呆気なく倒されるくらいだからな……尚更捨て置けん」

 

ジェミニの推測を聞くまでもなく、この女こそ間違いなく我々にとって最大の敵であると。既に確信づいていた。

 

それもそうだ。

地球側にこんな隠し玉が存在していたのかと疑念を抱くだろうし、何故もっと早くに知れなかったのかと焦燥してしまうのも、なんら無理はないのだから。

 

オヒュカス「ですが、彼女は基本的に海原の悪魔のサポートに徹しているとの事です。それどころか、我々への対抗は海原の悪魔に一任しているとも取れます」

 

ケフェウス「ならば出し惜しむ必要もないか………オヒュカス。待機している兵と共に転移ポータルに向かいジェミニと合流しろ。そして可能な限り鍵の回収を急げと伝えよ」

 

新たに王命を受け「御意」と一言残して去った直後、突きつけた指から光弾が放たれ、ガラス板は粉砕され霧散するように消失した。

 

ケフェウス「舐められたものだな……」

 

この場に居やしない敵の実力を認めなければならない事実に、少数精鋭で持ってしても容易く攻め落とせない事実に、憤りを禁じ得ずにいた王は吐き捨てるようにそう言った。

 

 

◆◆◆

 

 

二度目の模擬戦を経て、次の朝。

目が冴えるとリヴァイアの寝顔が視界に入った。

 

水希「……ムカつくけど眼福」

リヴァイア「男冥利に尽きるな」

 

寝ても覚めても変わらぬ美貌に見惚れていると、心底嬉しそうにして抱き寄せられ、瞼を開けるリヴァイアと視線が合う。

 

水希「なんだ、起きてたんだ」

リヴァイア「おはよ、水希」

水希「うん、おはよう」

リヴァイア「こんな風にお前と沿い寝するの今までなかったから逆に新鮮なんだよな」

水希「だよね。……でも、悪くない。むしろ安心感すらある」

リヴァイア「可愛いヤツめ」

 

互いに照れくさくなりながら言い合っていた直後、ノックの音がした。

 

『水希、起きてる? 入るわよ』

 

ドア越しから尋ねるお姉ちゃんが、こちらからOKを出す前に入ってこられたが……ぽか~んとした顔を向けながら黙られると反応に困るんですけど。

 

水希「……何? 入ってきて早々固まんないでよ」

あかね「………」

水希「お〜い、もしも〜し?」

あかね「ッ、あぁごめん! 朝ごはん出来たから冷めないうちに下りてきて。リヴァイア君の分も用意してるわよ」

 

その瞬間。寝転がっていた身体を持ち上げられる。

 

リヴァイア「ほら早く行こうぜ水希」

水希「わかった、わかったから下ろして!」

 

用が済んだのならさっさと行けばいいものを。

ニヨニヨと笑いながら「あ、そうそう」と、ついでとばかりに言い放った。

 

あかね「今度お赤飯炊くわね」

水希「余計なお世話だよ!」

 

なんてツッコミを入れたけど、顔赤くなってないよね……?

 

 

 

 

 

 

リヴァイア「お赤飯か、どんな味なんだろうなぁ」

水希「普通に炊いたご飯と大差ないけど、炊きあがった小豆の甘みと食感がアクセントって言えば伝わる?」

リヴァイア「わからん。でも、超楽しみ!」

 

期待を膨らますリヴァイアと会話をしていると、階段を降る直前にスバルが部屋から出てきた。

 

水希「おはよ、珍しく早起きじゃん」

スバル「だって今日、月曜だよ」

 

気怠げに受け答えるスバルから曜日を聞いて納得がいった。

そりゃ確かに嫌でも起きるわな。

 

水希「そっか。朝ごはんもう出来てるって」

スバル「……うん」

リヴァイア「いつも通り元気ねぇじゃん。もしかして昨日のことでまだ凹んでんのか?」

スバル「いつも通りは余計だよ」

 

(からか)うリヴァイアに膨れ面で言い返し、みんなそろって1階の食卓に向かい、着席したところで食べ始めた。

 

今朝の献立は、トーストとオムレツとウィンナーの三品に加え、コーンスープまで付いているとは。

 

それをリヴァイアの分まで作るなんて、お姉ちゃんどんだけ気前良いのよ。

 

リヴァイア「ッ〜〜♪」

 

しばらくは黙々と食べ進めていたが、僕の隣に座ってるリヴァイアに視線を向けると、お姉ちゃんが作ってるのもあるんだろうけど心底幸せそうに食べる姿がもうね、眼福の域を越えてるわ。

 

リヴァイア「食事するだけで生きた心地するなんて……人間になれるのってスゲェ良いんだな。レティには頭上がらねぇわ」

あかね「リクエストがあれば何でも作ってあげるわよ」

 

「ホントですか?!」と子供っぽくはしゃいでみせるリヴァイアだが、僕としてはあまり黙ってられるほどのことじゃない。

 

水希「胃袋を掴むのは百歩譲るけどさ、いくらお姉ちゃんでもリヴァイアを盗ったら許さないから」

あかね「おぉ怖い怖い。にしても今の言葉、信武君が聞いたらゲンナリしそうね」

リヴァイア「ですね。まぁだからといって、あんな青二才如きに男として負けるつもりありませんけど」

スバル「はぁ〜、朝っぱらから何話してんだか」

 

聞くに堪えないと、呆れを隠すことなく溜息を溢す。

そんな様子のスバルに話を振った。

 

水希「ところでスバル、学校にはもう慣れた?」

スバル「誰かさんのおかげで波乱万丈だよ……それに」

水希「それに?」

スバル「……き…ほ…かった」

 

俯きながらボソッと呟かれたからよく聞き取れなかったが、次の瞬間やけに真剣な眼差しを向けられる。

 

スバル「今度は負けないから。もっと強くなって一泡吹かせるから」

水希「……じゃあ、昨日よりももっと楽しませてよ? 本気出しても差し支えないと思えるくらいに」

 

その時。僕らの会話に横槍を入れるかのようにインターホンが鳴り響き、席を外した姉がモニター越しに来客対応する。

 

あかね「スバル〜、みんなが迎えに来てくれたわよ〜」

 

お姉ちゃんの呼び掛けに対して、不機嫌度メーターが上がりゆくのが見て取れる。

なにせまだ朝ごはんの途中だしね。

 

だが不機嫌ながらも(せわ)しなく食べ進め、やがて支度を整えてから玄関に向かう。

 

 

ここ数日、色々あって時間が長く感じたけど……通い始めてからまだ一週間程度か。

 

あれから上手くやれているか、少し気になったので後を追おうとするが……その寸前、姉に呼び止められる。

 

あかね「リヴァイア君がさっき言ってた、レティって人……ひょっとしなくても」

水希「協力者だよ。リヴァイアの容姿が変わったのもレティが絡んでるけど、心強い味方だよ」

あかね「……そう」

 

納得はしてくれたけど、どこか複雑そうな面持ちになっているお姉ちゃんに向けて、続けて言った。

 

水希「僕を嫌ってたこと、薄々分かってたよ」

あかね「ッ、聞いてたの?」

 

動揺を隠せない姉に対し、首肯する。

 

水希「知らない所で沢山、我慢させてばかりだったんだよね……。それでも家族として見放さないでくれた。……本当に、感謝してもしきれないよ」

あかね「水希……」

水希「だから、何年かかるとしても、必ず大吾さんを連れ戻す。それ以外に償えることはないから」

 

伝えられることを伝えて、スバルの様子を見に行く。

 

 




レベル1からリスタートのくだりは

○ァイナル○ァンタジー4を参考元にしてます。

それ以外に思い当たる作品を知らないので(汗)

あとマジシャンフリーズの対処法については付け焼き刃の知識で、冬の川が凍りにくい理由をイメージ元に書いてるだけなので、マジレスはやめてもろて。
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