戦姫絶唱シンフォギアLBX   作:ドットブレイズ

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装甲娘のサービスが終了してやる気が無くなっていましたが
続きを書いてほしいとの声があったので書いてみました
続くかどうかは今後の気持ち次第ですが温かい目で見てくれると嬉しいです


再び降り立つ英雄

あれから三ヶ月の月日が経ちしばらくの平穏を保っていた

しかしノイズの脅威が完全に去ったわけではなかった

そんな中で人類が最も痛手だと思っていたのは謎の英雄アキレスの消失だった

あの戦いから全くと言っていいほど姿を見せる事はなく

もしかしたら役目を果たして消えてしまったのか

それともあの戦いで完全に壊れてしまいもう動けなくなってしまったのか

理由は定かではないがもう彼が助けに来てくれないのは事実だった

そして奏者達もそれに対して思うところがあったようで

ずっと彼の行方を気にしている様子だった

 

「私まだ・・・お礼も言えてなかったのに・・・」

 

「そりゃあ私もだ・・・」

 

「そんな顔しなくても大丈夫だろ?その内また姿を表すって!」

 

「そうだな・・・あいつは神出鬼没だからな

 おそらく今は体を休めているのだろう」

 

なんとかクリスや翼のフォローがあるお陰で

響達のモチベーションが下がる事もなく日々を過ごせていた

そして肝心のアキレス・・・山野ダンこと俺は何をしているのかと言うと・・・

 

 

 

 

 

「・・・やっべ・・・マジでアキレスが直らないんですけど・・・!」

 

実はあの戦いの後でアキレスⅡは元のアキレスに戻ってしまい

しかも破損状態のままだったのでどうにか修復しようとしているのだが

残念ながら内部のコアパーツまでも破壊されてしまっており

替えのパーツもこの世界には存在していなかった

 

「こういう時に神様もパーツを送ってくれてもいいじゃん!

 はぁ〜・・・おまけにハンターやエンペラーまで動かなくなるし・・・」

 

更に言うのならば何故かあの戦いから他のLBXまでもが沈黙した状態になっており

今の俺にはもうノイズと戦うだけの力は残されていなかったのだ

 

「・・・はぁ〜・・・とりあえず仕事でもしますか・・・」

 

俺はアキレスの修理を諦めて新しく始めた仕事をする事にした

実はあの三ヶ月前の戦いの後でデザイン関係の仕事を始めたのだが

思った以上にこれが成功してしまい今では影の有名デザイナーとなってしまった

 

(まぁ・・・正体を明かすわけにはいかないからね・・・)

 

しかしこのお陰でかなりの資金も集まってきたし

そろそろ家を買おうかと考えてすらいた

 

(でも本当にどうするかな〜・・・このままじゃずっと響ちゃん達に迷惑を掛けるし

 もうそろそろ彼女が来てしまう時期になるんだよな〜・・・)

 

そう言って俺が見ていたニュースは世界的に有名な歌手マリアの来日するというものだった

転生する前の記憶では彼女が来日すると同時に物語は再び動き出す事になる

それまでにはどうにかしてアキレスを元に戻したいと考えていたのだが・・・

 

(結果はこの様・・・なんというか・・・俺って奴は本当に・・・)

 

そんな事を考えてついため息を吐いていると頭上に何かが落ちてきた

 

「痛っ!?なんだよ急に!?・・・ってこれは!?」

 

 

 

 

 

一方その頃、響達はマリアが来日する同日に別の任務があってその説明を受けていた

 

「というわけでだ・・・ソロモンの杖を移送するにあたり二人には警備を頼みたい

 もしかしたらノイズが引き寄せられる可能性もゼロではないからな」

 

「「はい(おう)!」」

 

「なんだか申し訳ないな・・・私らはその日は何も出来ないって言うのに」

 

「何言ってるんですか!?お二人はライブをするんですからこっちの事は心配しないで

 どうかみんなに元気を届けてください!」

 

「そうだぜ先輩!それとも私らだけじゃ不満だって言うのか?」

 

「全く・・・随分と生意気な後輩を持ったものだ・・・」

 

「響くんの言う通りだ!この移送も大事な事だが

 それ以上に今はこの街の人々を安心させる事こそがお前達の役目だ!」

 

「「はい!」」

 

こうして刻一刻とその時が迫っていきいよいよライブ当日・・・

そしてソロモンの杖が強奪させる日になってしまった

マリアはステージで歌を歌い切りそして皆の前で色々と話していた

そんな中で彼女が台本にない事を喋り出しそして・・・ノイズが現れた

 

「そんな!?ノイズだと!?」

 

「まさか・・・貴様が!?」

 

「そうだと言ったらどうするの?貴方達に何か出来るのかしら?」

 

そう言ってマリアはゆっくりとステージの前へと歩いていく

 

「狼狽えるな!」

 

その一声に逃げ惑っていた観客達はステージの前を向いた

そして同じくノイズも完全に動きを止めており奏と翼もその姿に見入っていた

 

「私たちはノイズを操る力を持ってして・・・この星の全ての国家に要求する!」

 

そしてマリアはマイクを上空へと投げると何かを取り出した

それは遠くから見ていた二人ですらもすぐにそれがなんなのかを悟った

 

「Granzizel bilfen gungnir zizzl」

 

そして予想通りに彼女は二人のよく知っている歌を歌い出すと

漆黒に染まっているガングニールを身に纏っていた

 

「私は・・・私達はフィーネ!そう・・・終わりの名を持つ者だ!!」

 

マリアはフィーネを名乗りそして全世界に向けて脅しを掛けた

その言葉に二人は驚いているが同時に何も出来ない自分達を恥じていた

しかし・・・そんな二人を更に驚かせる出来事が直後に襲い掛かった

 

『アタックファンクション!JETストライカー!』

 

突如として何かがライブ会場へと突撃しノイズを一瞬で殲滅してしまったからだ

 

「「「なっ!?」」」

 

これには二人だけではなくマリア自身も驚いていた

あれだけのノイズを一瞬で倒されたのだからそうなるだろう

そしてその何かは空中でその姿を変えるとマリアの前に降り立った

 

「あれは・・・!?」

 

そう・・・彼女達の前に降り立ったのは

新たなる体を手に入れた英雄オーディーン

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